トメナミ

トメナミ

蒼炎の軌跡第22章に登場する敵ユニット。クラスは司祭
パルメニー神殿の司祭長であり、デイン王国の傭兵であった敵将シークコを神殿で匿っていたが、神殿を訪れたクリミア軍に応戦する彼に他の神官共々盾にされ、アイク達と戦うことになる。
顔グラは飾りっ気のない白い司教冠にグレーのベール。握り拳を胸に当てる、祈りのポーズを取っている。
顔は地味だが、鼻がでかい。頭はほぼ隠れているが目の横に前髪が一部垂れており、ハゲてはいない模様。

弱い人間だと思われがちだが、彼は神官全員が人質に取られている状況だからこそ戦っているだけで、シークコの仲間を殺すという内容の言葉にのみ反応しており、自身の命乞いをするような場面はない。

ただし、司祭という立場的には正しいのかもしれないが悲観主義的な発言が目立つ。
シークコのクリミア軍に見つかったら始末されるという言葉には、女神の御心だから受け入れろと返し、散り際の台詞では神を裏切った罰だから受け入れると良くも悪くも足掻かないタイプである。
ユニットとしては間違いなく弱く、武器もライトのみ。明らかに非戦闘員なのでこれは仕方ない。

こういう事情なので、神官全員を倒さずにクリアした場合、女神の杖が貰える。
彼含む武器持ちの司祭は動かないが、目の前に立つと攻撃してくるため反撃で倒さないように注意が必要。
クリア後の会話パターンが多く、全員生存、一人でも倒す、トメナミが死亡、全滅の4パターンがある。
最後の全滅が一番難しい、というか普通にプレイしていれば見ることはないと思われる。
これは杖のみや手ぶらの相手がいる上、遠距離攻撃魔法でしか倒せない位置にいるものまでいるため。
この時点ではほぼ経験値の足しにもならないので、やる意味はないだろう。

なお、パルメニー神殿にはリュシオンリアーネの姉、リーリアが幽閉されていたことがクリア後に判明する。
トメナミが当時の事情を知っていたのか、神殿がデインにおいてどういう扱いなのかなどはあるが、元々シークコを匿っていたことも含めて、彼を単なる戦争被害者で終わらせていいのかは疑問が残る。

余談であるが、全体的にユニークな蒼炎の敵将の中でも、ノシトヒなどと並んで特に風変わりな名前として知られる。
蒼炎敵将はスタッフの名前から取られていると言われており、トメナミは、蒼炎、暁やスーパーペーパーマリオなどのIS作品で音楽を担当した三留尚子氏が由来と思われる。
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最終更新:2024年05月28日 03:21