[メイン] GM : 2d6 (2D6) > 8[6,2] > 8
[メイン] GM : 2d6<=10 (2D6<=10) > 4[1,3] > 4 > 成功
[メイン] GM : てすてす
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : では、シナリオ「新人君とバレンタインチョコ消滅事件」を開始します。
[メイン] GM : 長らくおまたせしました(白目)
[メイン] 野間戸ちはる : 8888888888888
[メイン] 野間戸千秋 : 8888888888888
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : 野間戸千秋は新人の助手として、探偵事務所EAに足を踏み入れることになった。
[メイン] GM : 彼が何故助手になったのか、それは神のみぞ知る。彼は事務所のドアの前で緊張して立っていた。
[メイン] 野間戸千秋 : (みんなジャガイモ、みんなジャガイモ...)(死ぬほど緊張している)
[メイン] 野間戸千秋 : 「...よし」
[メイン] 野間戸千秋 : (ガチャリ)
[メイン] GM : では、事務所のドアを開けると……
[メイン] GM : 目の前をせわしなく行き来する人影が目に入りました。部屋は探偵事務所に似合わず、装飾で満ちています。
[メイン] GM : 天井に折り紙で作った輪っかの帯が掛けられ、「ようこそ、野間」と自分の名前らしき文字が窓に貼られています。
[メイン] GM : これは歓迎パーティーでもやろうとしていたのだろう、と直感することでしょう。
[メイン] 野間戸千秋 : (い、一体何なんだ...ていうか切るとこそこじゃないんだけどなあ...)
[メイン] 野間戸千秋 : 「お、お初にお目にかかります!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「わわたくし、この度EAで探偵としてEAで働くことと相成りました、野間戸と申します!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「よろしくおねがいひましゅ」
[メイン] 野間戸千秋 : (噛んだ)
[メイン] 八幡 : 「ありゃ? 例の新人じゃないか?」
[メイン] 九重 : 「ええっ、もう来たんですか? 所長は昨日だって言ってたんじゃないんですか?」
[メイン] 八幡 : 「あの人、声小さいからなんて言ったか聞き取りづれえんだよな。今日だったのかも、ともかく……」
[メイン] 八幡 : 「俺は探偵の八幡文彦だ、そっちも探偵のヨハン・九重・カールソン」といって手を差し出します。
[メイン] 野間戸千秋 : 「こっこちらこそ!よろしくっおねがいしいます!」
[メイン] 野間戸千秋 : (手を差し出されたのに深々とお辞儀をする)
[メイン] 八幡 : 「ハハハ、まあそう固くなるな! これからお前もEAの仲間入りだからな!」ベシベシお辞儀した背中を平手で叩く。
[メイン] 九重 : 「いやあ、僕も入りたての頃はこんな感じでしたね。はは……」
[メイン] 野間戸千秋 : 「は、はい...早く一人前になれるよう、粉骨砕身、精進してまいります!」
[メイン] GM : 事務所にはどうやら二人しか居ないようだったが、その二人が歓迎パーティーの準備を任せられているようだった。
[メイン] GM : タイミングの悪さにあなたは苦笑しつつも、険悪に扱われては居ないことに安心することだろう。
[メイン] 野間戸千秋 : (パッと見、ブラックな職場じゃなさそう)
[メイン] 八幡 : 「もう面倒だから、ここに居る奴らで歓迎パーティー始めちゃおうぜ?」
[メイン] 九重 : 「そんな勝手なことしちゃって良いんですか?」
[メイン] 八幡 : 「良いの良いの、どうせ他の奴ら依頼で出払って集まらねえし、ぱーっとやっちゃおうぜ!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「わ、私なんかに歓迎パーティーだなんて...恐悦至極に存じます」
[メイン] GM : では、千秋は席に座らせられます。八幡と九重が雑談も交えつつ、食事やらを運ぼうとしたとたん、
[メイン] GM : 事務所の扉がガタンと勢いよく開きます。
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : 三人が開いた扉に目をやると、そこにはセーラー服の少女が立っていました。
[メイン] GM : 顔に焦りを満たし、息が上がっている状態の彼女はこちらを見て、意を決したように胸に当てた手を握りしめます。
[メイン] 柚柚香 : 「す、すみません! 依頼したいことがあるんです……お願いです!」
[メイン] 八幡 : 「あー、見て分からねえかな? 今日は休業ってか、都合が悪いんだが」
[メイン] 柚柚香 : 「どうしてもすぐに解決して欲しいことなんです! 遅れると……その……」
[メイン] 八幡 : 「ちっ、しょうがねえな……」
[メイン] 九重 : 「でも、今日は空いてる探偵はみんな出払っていて、対応できる人間はいませんよ?」
[メイン] 九重 : 「僕と八幡さんも探偵ですけど、パーティーの後に一応依頼が入ってて……本当にタイミングが悪いですね……」
[メイン] 八幡 : 「いつもは俺の仕事も閑職なんだがな、珍しいこった」
[メイン] 八幡 : 「野間戸はまだ助手だから、一人に任せるわけにも行かないが……ああ、そうだ」と思いついたような顔をします
[メイン] 八幡 : 「野間戸、屋上に一人探偵が居るんだ。ユレスナフって奴なんだが、呼んできてくれないか」
[メイン] 八幡 : 「あんなところに居るのはあいつくらいだから、すぐに見つかるはずだ」
[メイン] 野間戸千秋 : 「あっ...はい、承りました」
[メイン] 八幡 : 「この女子高生は応接室に通しておくから、ユレスナフと一緒に来てくれ、じゃあな」
[メイン] 野間戸千秋 : 「失礼します」(前屈ストレッチ並のお辞儀をして立ち去る)
[メイン] GM : では、八幡は彼女を応接間に通し、千秋は屋上へと向かいます。
[メイン] GM : 残された九重は歓迎パーティー用に買った帽子を頭にきょとんと部屋に立ち尽くしていました。
[メイン] 九重 : 「ああ……いつも探偵職ってのはこうなんだ……(ぶつぶつ……)」
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : そうだ、ここでPPを+5しておいてください。
[メイン] GM : シーン終了ボーナスですね。
[メイン] system : [ 野間戸千秋 ] PP : 0 → 5
[メイン] GM : では、ここはEAの屋上。ドアを開けてみると、ビル風が頬を擦る。奥の方に銀髪の少女が立っている。
[メイン] GM : 彼女はデッキから遠くを見つめているようだった。
[メイン] 野間戸千秋 : (よし、今度こそ自然に...噛まないように...笑顔で...)
[メイン] 野間戸千秋 : 「おっ初にお目にかかります私の名前は野間戸千秋ですこの度EAに探偵として働かせていただくことに相成りました至らぬ点も多々あるきゃとふぉもいましゅかろうぞよろあべぼ」
[メイン] GM : ???????
[メイン] GM : では、声を掛けると銀髪の少女は千秋の方に振り返ります。
[メイン] 野間戸千秋 : (やらかした...)
[メイン] GM : 端正美麗な顔ですが、漆喰で塗り固めたかのような無表情が張り付いているのが少し怖い。そんな顔ですね。
[メイン] ユレスナフ : 「……野間戸千秋さん、ですね?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「いや!あの決してからかっていたとかそういうのではなく!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「...は、はひ」
[メイン] ユレスナフ : 「今日来るとは聞いていませんでした。丁度、明日のパーティーに参加しようか、しまいか考えていたところなんです」
[メイン] ユレスナフ : 「パーティーは苦手で……いえ、誤解がないように言うとパーティーが苦手というより……」とそこまで言って言い詰まる
[メイン] 野間戸千秋 : 「い、いえ、一介の新人の歓迎会に無理に参加なさらなくても...いや!えーっと、決して皆様が準備してくださったパーティーを否定しているのではなく...あぅ...」
[メイン] ユレスナフ : 「それで、ここまで来るということは何か私に用件でも?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「あっはい、依頼者の方が急にいらしたみたいで...」
[メイン] ユレスナフ : 「そうですか、もう応接室には通していますか?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「はい、依頼者の方には八幡さんと一緒にお待ちいただいています」
[メイン] ユレスナフ : 「分かりました。それでは行きましょう。彼に任せておくと碌なことが無さそうなので」
[メイン] ユレスナフ : という感じで、一人階段の方に向かっていきます。
[メイン] 野間戸千秋 : 「あ、あの!」
[メイン] ユレスナフ : 「……?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「私、気に障るようなことを申し上げてしまいましたか...」
[メイン] 野間戸千秋 : 「すみません!何だか怒っていらっしゃるように拝察したので...」
[メイン] ユレスナフ : 「……気にしないでください。元からそういう顔ですから」
[メイン] ユレスナフ : 「行きますよ」
[メイン] 野間戸千秋 : 「はい...」
[メイン] 野間戸千秋 : (絶対怒ってるよな...)
[メイン] GM : というわけで、またPPを+5しておいてくださいね。
[メイン] system : [ 野間戸千秋 ] PP : 5 → 10
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : EAの事務所の奥の方に応接室と書かれた扉があった。ユレスナフについていくと、その扉の前で八幡が待っていた。
[メイン] GM : 彼は千秋とユレスナフに気づくと、ひらひらと手を振って、挨拶する。ユレスナフは怒っているんだか、いないんだか分からない顔で彼を凝視していた。
[メイン] GM : 八幡は意図を察したかのように肩をすくめ、へらへらした様子でユレスナフの肩を叩く、まるで千秋がそうされたように。
[メイン] 八幡 : 「まあ、ゆーちゃんもそろそろ助手を持つ時期だろ?」
[メイン] ユレスナフ : 「助手が必要なのは、あなたの方では?」
[メイン] 八幡 : 「あーダメダメ、俺の仕事じゃ食ってけないし、正規探偵に昇格できないだろ」
[メイン] 八幡 : 「ゆーちゃんだったら、学ぶことも多いだろうしな。高校生名探偵って言われてるくらいだし、俺の一兆倍助手してて意味あると思うぜ」
[メイン] 八幡 : 「な、野間戸、そういうわけだ。今日からお前はユレスナフの助手ということだ」
[メイン] 野間戸千秋 : (高校生!?俺の妹とは大違いだ...)
[メイン] 野間戸千秋 : 「い、イエッサー!全力で尽力して玉砕する覚悟です!」
[メイン] ユレスナフ : 「玉砕しないでください」
[メイン] 野間戸千秋 : 「す、すみmません!」
[メイン] 八幡 : 「ガハハハッ! まあ、その意気でやってれば、すぐに『試練』にも合格できるだろ」
[メイン] 八幡 : 「依頼者は中で待ってる。時間が相当おしいようだから、すぐにでも会ってやったほうが良い」
[メイン] 八幡 : 「じゃ、パーティー用のフライドチキンでも食いながら仕事の成功を願ってるぜ」と言いながら手をひらひらさせて去っていきます。
[メイン] ユレスナフ : 「……行きましょう」といって応接室のドアを開いて入っていきます。
[メイン] GM : 応接室の中では、先程のセーラー服の少女がソファーに座ってそわそわした様子で待っていました。
[メイン] GM : それに相対する形でユレスナフもソファーに腰掛けます。
[メイン] ユレスナフ : 「私はEAの正規探偵のユレスナフ・フライヤです」
[メイン] 野間戸千秋 : 「助詞の野間戸と申します!」
[メイン] 野間戸千秋 : (噛んだ)
[メイン] 柚柚香 : 「あ、須藤柚柚香です。私立至徳高校の三年生です……えっと、助詞……?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「あっえっと、樹脂です!」
[メイン] ユレスナフ : 「助手です」
[メイン] 野間戸千秋 : 「...すみません」
[メイン] ユレスナフ : 「それで、依頼というのは?」
[メイン] 柚柚香 : 「えっと、実は……あるものが無くなってしまって……」
[メイン] ユレスナフ : 「具体的には何ですか?」
[メイン] 柚柚香 : 「えっと……その……チョコレートなんですけど……」
[メイン] ユレスナフ : 「なるほど、バレンタインデーに向けて作っていたチョコが消えたと。そういう話ですか?」
[メイン] 柚柚香 : 「……ま、まあ、そうですね」
[メイン] 柚柚香 : と言いつつ、少し頬を赤らめている。
[メイン] 野間戸千秋 : 「えーっと、今から作り直すのは難しいのでしょうか?」
[メイン] 柚柚香 : 「ううん……材料を買うにはお小遣いが足りなくて……このままだと間に合わないんですよ」
[メイン] ユレスナフ : 「なるほど、消えたチョコを取り戻さないと確実に間に合いませんね」
[メイン] 野間戸千秋 : 「最後にチョコを見たのはいつ、どこでですか」
[メイン] 柚柚香 : 「私、家庭科部に所属しているんですけど、昨日放課後調理室を借りて、チョコを作ってたんです。それで……」
[メイン] 柚柚香 : 「冷やしている間、教室に忘れ物をしたのを思い出して、調理室に鍵を掛けないで教室に戻っちゃったんです。それで戻ったら、無くなっていて……」
[メイン] 柚柚香 : 「箱ごと無くなっていたから、まだ食べられてはいないと思うんですけど……」
[メイン] 野間戸千秋 : 「最近何か変わったこととかは...ありますか?例えば、野生動物の活動が活発になったりとか」
[メイン] 柚柚香 : 「えっと……私が通っている学校は私立高校なので警備が厳重なんですよ。多分、動物が外から入ってくることも無いと思います」
[メイン] 野間戸千秋 : 「なるほど...」
[メイン] 野間戸千秋 : (サルやハクビシン、アライグマの可能性を排除するべきではないが、ヤツらの線は薄いのか...?)
[メイン] ユレスナフ : 「さて、これは一回現場に行ってみたほうが良さそうですね」
[メイン] GM : では、他に質問がなければ現場へ行きますねえ
[メイン] 野間戸千秋 : OK
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : はいでは、皆さんは柚柚香の案内で現場である至徳高校の調理室に来ています。
[メイン] GM : 私立とはいえ、あまり公立と変わりない設備に見えます。フツーの調理室ですね。
[メイン] 柚柚香 : 「ここは地上階なんですけど、私の教室は三階にあるんです。そこと行き来している間に消えたんですよね」
[メイン] ユレスナフ : 「ふむ……野間戸さんはどこから調査を始めたほうが良いと思いますか?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「はい!やはり、冷蔵庫に何者かの指紋がついていないかを...」(といいつつ冷蔵庫をベタベタ触る)
[メイン] ユレスナフ : 「一応、簡易的な指紋検出キットはありますが……使いますか?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「ありがとうございます!...ってこれほとんど俺の指紋だ...」
[メイン] 野間戸千秋 : 「ごめんなさい!」
[メイン] GM : 知力ステを減らしてやろうか(違う)
[メイン] 野間戸千秋 : まだドジっ子ということで許される(本当に?)
[メイン] 柚柚香 : 「大丈夫かな……?」ユユカは訝しんだ。
[メイン] system : [ ユレスナフ ] PP : 0 → 10
[メイン] GM : 何か宣言して、能力値判定で振るもよし……
[メイン] GM : スキル使ってなにかするのもよし……
[メイン] GM : 2d6 <= 8 【知力】 (2D6) > 2[1,1] > 2
[メイン] GM : 2d6<=8 【知力】 (2D6<=8) > 7[2,5] > 7 > 成功
[メイン] 野間戸千秋 : 「うーん...」(考え込む)
[メイン] 野間戸千秋 : 2d6<-7 知力 (2D6<-7) > 5[1,4] > 5 > 失敗
[メイン] GM : 成功ですね
[メイン] GM : では、千秋はチョコにまつわる直接的な証拠を一度横において、間接的な点から推理を始めることにします。
[メイン] GM : つまり、「バレンタインデー周りの時期にチョコを盗る動機」という点からです。
[メイン] GM : 考えられることは複数ありますが、柚柚香或いは柚柚香が渡そうとしていた人物との関係にヒントがあるのではないかと思いつきます。
[メイン] system : [ ユレスナフ ] PP : 10 → 15
[メイン] system : [ 野間戸千秋 ] PP : 10 → 15
[メイン] 野間戸千秋 : 「人間関係にヒントがあるのかもしれないな...確かこの学校の生徒に知り合いは...」
[メイン] 野間戸千秋 : 2d6<=8 人脈 (2D6<=8) > 6[4,2] > 6 > 成功
[メイン] GM : では、千秋はちはるの友達の友達がこの学校にいるのだと聞いたことがありました。
[メイン] 野間戸千秋 : 「たしかアイツの友達の友達がいたな...ほぼ他人じゃねーか」
[メイン] 野間戸千秋 : 「ユレスナフ先輩、この学校に知り合いがいるので話を伺ってみようと思います」
[メイン] ユレスナフ : 「分かりました、私はもう少しこの辺りを見て回るので、聞き込みはお願いします」
[メイン] 野間戸千秋 : 「了解しました!」
[メイン] 保々多忍 : 「え? 友達の友達のお兄さんですか?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「はははひ、ご協力感謝申し上げるしだいでしゅ」
[メイン] 野間戸千秋 : (初対面でいつも噛む)
[メイン] 保々多忍 : 「それで何を訊きたいんです?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「(かくかくしかじか)...それで、チョコ紛失についてなにかご存じですか?」
[メイン] 野間戸千秋 : 2d6<=7 運命力 (2D6<=7) > 6[3,3] > 6 > 成功
[メイン] 保々多忍 : 「んー、そうだなあ。チョコが消えるって話自体初耳だけど、柚柚香の渡したかった人ってもしかして結崎君じゃないかなって」
[メイン] 保々多忍 : 「結崎君と柚柚香は幼馴染だけど、付き合ってるとかいう話は聞かなかったけれども仲は良かったと思いますよ。もう三年生だし、告白するタイミングを狙ってたのかも」
[メイン] 保々多忍 : 「私が知ってるのはそれくらいですねえ」
[メイン] 野間戸千秋 : 「なるほどー!柚柚香さんは結崎さんにチョコを渡す可能性が高かったのですね!」(クソデカ大声)
[メイン] 野間戸千秋 : 「ご協力感謝します!」
[メイン] 保々多忍 : 「声が大きい!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「うーん、となると結崎さんにお話を聞くのが手っ取り早そうだ」
[メイン] GM : では、結崎に話を訊きに行きます?
[メイン] 野間戸千秋 : oui
[メイン] 翔 : 「え? 探偵? 探偵が俺になんか用?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「今日は寒いですがいい天気ですね」
[メイン] 翔 : 「……は?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「寒いといえばもう2月も中頃ですが、例年のバレンタインデーはいかがお過ごしですか?」
[メイン] 翔 : 「バレンタインデー? 皆、俺がいっぱい貰うってイジってくるんだけど、実は毎年一個も貰えてないんだぜ」
[メイン] 翔 : 「てか、そんなこと調べに来たのか?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「い、いや、僕もチョコほとんどもらったことなくてtですね...君がモテてそうって知り合いの他人から聞いたもので、秘訣でもあるのかなあ、なんて」
[メイン] 翔 : 「なんか、怪しいな……」
[メイン] 野間戸千秋 : 「いやまあ、そんなことはどうでもよくてですね...私は柚柚香さんという方に探し物を頼まれているんですよ。幼馴染の貴方なら何かご存じかなと思いまして」
[メイン] 翔 : 「探しものねえ、特に思い当たるところはないけど……具体的には何なんだ?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「...ええええっっっとですねえ」
[メイン] 野間戸千秋 : 「手作りの...」
[メイン] 翔 : 「手作りの?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「...そう!手作りの餃子を!噴出してしまったんですよ!」
[メイン] 翔 : 「餃子……それって、家庭科部の料理だろ? 誰かが食べたってことじゃないのか? 探しものにしては変な話だな」
[メイン] 野間戸千秋 : 「ああ、ええっと、まあ、餃子に関しては私の妹の話なんですけど」
[メイン] 翔 : :thinking_face:
[メイン] 野間戸千秋 : 「とにかく、昨今のプライバシーが尊重される時勢を鑑みて無暗に明かせない事情のある彼女のとある大切なものが紛失してしまあべぼ」
[メイン] 翔 : 「べぼ……」
[メイン] 野間戸千秋 : 「...コホン、ええっと、彼女の人間関係におけるトラブルなどはご存じですか?」
[メイン] 翔 : 「特には聞かないな。何かトラブルがあったら、俺が行って解決してやるし」
[メイン] 翔 : 「そろそろ良いか? 部活があるんだけど」
[メイン] 野間戸千秋 : 「ああーっと、最後に一つだけ」
[メイン] 野間戸千秋 : (当事者?に聞きに行ったのはミスだったか...? どうにかして彼から何か有益な情報を得られないだろうか...)
[メイン] 野間戸千秋 : 2d6<=7 運命力 (2D6<=7) > 7[2,5] > 7 > 成功
[メイン] 翔 : 「ああ、そうそう」
[メイン] 翔 : 「この高校、防犯カメラが設置されているところがあるから、それをチェックしてみても良いかもな」
[メイン] 野間戸千秋 : 「なるほど!ご協力感謝します!」
[メイン] GM : ということで、ここで一旦30m休憩を入れます。
[メイン] 野間戸千秋 : 了解
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : それでは、
[メイン] GM : では、千秋はユレスナフたちと合流します。
[メイン] 野間戸千秋 : 「何人かの方に聞きこみをしてみましたが、みなさん具体的な心当たりはないそうで...防犯カメラなどを確認してみるとよいかもしれません」
[メイン] ユレスナフ : 「なるほど、防犯カメラですか……」
[メイン] 野間戸千秋 : 「柚柚香さんがチョコを渡したい人物は結崎さんという方だそうです。どうやら柚柚香さんに世話を焼いてあげているかたのようで」(ギリギリ聞こえないくらいの声でユレスナフに耳打ち)
[メイン] ユレスナフ : 「なるほど、分かりました。ありがとうございます、ただ一つだけ残念なお知らせが」
[メイン] 野間戸千秋 : 「は、はい」
[メイン] ユレスナフ : 「この辺りを見てみたんですが、調理室内外の行き来を映す写角の防犯カメラに相当するCCTV機器は見当たりませんでした。つまり、防犯カメラは当てにならないということです」
[メイン] 野間戸千秋 : 「...」
[メイン] ユレスナフ : 「なかなか厄介な事件ですね……」
[メイン] 野間戸千秋 : 「私が聞き込みをした限りではこれ以上の情報はないです...先輩の方で何かわかったことはありますか?」
[メイン] ユレスナフ : 「こちらも情報を集めたのですが、往来を見かけた人物は須藤さん含めて、居なかったようです。なかなか手掛かりが集まらないですね……」
[メイン] GM : と、そんなところでですね。
[メイン] GM : 調理室の扉がノックされ、ゆっくりと開いていきます。そこには柚柚香と同じ制服を来た女子高生と思しき人物が立っていました。
[メイン] 瑠美 : 「探偵というのはあなた達ですか」
[メイン] 野間戸千秋 : 「こ、こんにちは!EA所属の野間戸と申します!もしよかったら情報提供をしてくださいませんか?」
[メイン] 瑠美 : 「申し訳ありませんが、お帰り頂けませんでしょうか」
[メイン] ユレスナフ : 「どういうことですか?」
[メイン] 瑠美 : 「当校の生徒の個人情報に探りを入れている探偵が居るというのは分かっているんですよ。そういうことをしてもらうのは当校の信用に関わるので」
[メイン] 瑠美 : 「そういうことなので、今すぐこの学校から出ていって貰えますか? まあ、必要とあらば、警備を呼びますが」
[メイン] 柚柚香 : 「委員長……なんでそこまで?」
[メイン] 瑠美 : 「須藤さん、言っているでしょう? 前々から探偵が生徒のことをストーキングしているっている情報は。あなたが探偵を雇っているのだとしても、特別扱いは出来ないんです。申し訳ありませんが」
[メイン] 野間戸千秋 : チョコを作り直す予算より安い探偵の報酬ェ(?)
[メイン] GM : そうなんですかねえ
[メイン] 野間戸千秋 : 「先輩、ああ言われてしまうと我々にできることも限られてしまいますよ...彼女を処すのであれば話は別ですが」
[メイン] ユレスナフ : 「処す……? 力ずくというのは好みませんね。ここは一旦引くことにしましょう」
[メイン] ユレスナフ : 「安心してください。私達にはまだ出来ることがありますから」
[メイン] 野間戸千秋 : 「...はい。事務所に戻りますか」
[メイン] 野間戸千秋 : よく考えたらjk3人に一人だけ新卒男の組み合わせですね
アウェー感よ
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : はい、それでは柚柚香に心配そうな目を向けられながら二人はEAの事務所に戻ってきました。
[メイン] GM : 九重と八幡は仕事を終えたらしくコーヒーを片手に雑談をしていますね。
[メイン] 八幡 : 「よ~ぅ、お二人さん。お疲れ様、仕事はどんな感じだ?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「私の力不足で事件の真相には辿りつけず...」
[メイン] 九重 : 「まあ、そう簡単に答えにはたどり着けませんよ。僕だって今日の事件、調査の殆どが徒労に終わったんですから」
[メイン] 野間戸千秋 : 「必ず解決して見せます...!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「とはいえ先輩、学校出禁になってしまって、これからどうすればいいんですか」
[メイン] GM : では、そう尋ねるとユレスナフは「ちょっとこっちに来てください」といって千秋の腕をいきなり掴んで、引っ張っていきます。
[メイン] GM : 後ろから八幡と九重の憐れみの視線が向けられるのに気づくことでしょう。
[メイン] 野間戸千秋 : 「うわっ」
[メイン] GM : そして、誰も居ない執務室まで引っ張っていかれると、ユレスナフはいつもどおりの無表情でゆっくりと話し始めます。
[メイン] 野間戸千秋 : 「ご、ごめんなさい!」
[メイン] ユレスナフ : 「野間戸さん、探偵の仕事は事件を『解決』することだけではありません」
[メイン] 野間戸千秋 : 「え?」
[メイン] ユレスナフ : 「世間からは探偵は事件を解決する者だと思われていますが、それは手段の一つでしかありません」
[メイン] ユレスナフ : 「手段と目的を履き違えてはいけません。何が言いたいのか、分かりますか?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「探偵が為すべきこと...依頼者を助けることが重要だということですか...?」
[メイン] ユレスナフ : 「そうです、須藤さんの願いはもう理解しているはずです。なら、彼女に決意を持たせればこの仕事は丸く収まるはずです」
[メイン] 野間戸千秋 : 「柚柚香さんの、願い...」
[メイン] 野間戸千秋 : 「わかりました、やってみます」
[メイン] ユレスナフ : 「準備は貴方に一任します。私はこういうことには疎いので……」
[メイン] 野間戸千秋 : 「私もあまり得意ではないですが...全力で尽力して玉砕してみせます!」
[メイン] ユレスナフ : 「玉砕しないでください」
[メイン] 野間戸千秋 : 「あっすみません」
[メイン] 野間戸千秋 : 「先輩にも手伝っていただきたいのですが」
[メイン] ユレスナフ : 「まあ、お手伝いくらいならしますよ。ですが、今回はあなたも主体的に動いてみてください。良い経験になるはずです」
[メイン] 野間戸千秋 : 「もちろんです!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「そうと決まれば早速準備に取り掛からないと!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「八幡先輩ー!九重先輩ー!」(二人のいる部屋へ向かっていく)
[メイン] 八幡 : 「おっ、お説教から戻ってきた」
[メイン] 野間戸千秋 : 「明後日、EA所属の探偵で予定が空いている方をできるだけ多く集めていただけませんか!?よろしくお願いします!!」
[メイン] 九重 : 「いきなりですねえ、どれだけの人間が集まってくれるんだろう……EAの職員って大体イロモノばっかだしな……」
[メイン] 八幡 : 「ま、いいじゃねえか。新人のアイデアだ。乗ってやるよ」
[メイン] 野間戸千秋 : 「ありがとうございます!」
[メイン] 八幡 : 「んで、一体何するつもりなんだ?」
[メイン] 野間戸千秋 : (人物相関図とかが貼ってあったホワイトボードを勝手に消してクソデカ文字を書く)
[メイン] 野間戸千秋 : 「フラッシュモブ大作戦!!ですっ!!」
[メイン] 八幡 : 「フラッシュ……」
[メイン] 九重 : 「……モブ……?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「バレンタイン当日、須藤さんと結崎さんを中央公園に呼び出します。そこに突如現れる謎の女!結崎さんに交際を申し込みます」
[メイン] 野間戸千秋 : 「そこではっきりするんです。二人にとって大切な人は誰なのか」
[メイン] 野間戸千秋 : 「正直一か八かなところはあるんですけど...でも、須藤さんならきっと大丈夫なはずです」
[メイン] 野間戸千秋 : 「そして、周りのモブだと思っていた皆さんが二人を祝福するんです」
[メイン] 野間戸千秋 : 「...どうでしょうか」
[メイン] 九重 : 「なんだか楽しそうですね。きっとEAの連中も興味を持ってくれるはずですよ」
[メイン] 八幡 : 「ああ、後押しするならいい案だが、一つ疑問がある」
[メイン] 野間戸千秋 : 「何でしょうか」
[メイン] 八幡 : 「その、謎の女ってのは誰がやるんだ?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「あっ...」
[メイン] 野間戸千秋 : (ちはるにLINEを送る)
[メイン] 野間戸千秋 : (秒で返信が来て断られる)
[メイン] 九重 : 「野間戸君?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「...そこまで考えていませんでした、どうしよう...」
[メイン] 野間戸千秋 : 「誰かEAの女性で手伝ってくれる方は...」
[メイン] 八幡 : 「ふ~む、困ったもんだなあ~高校生の職員でも居たらいいのにな~あ~困った困った」
[メイン] 野間戸千秋 : 「先輩!」
[メイン] ユレスナフ : 「野間戸さん、私は先程こういうことには拙いと――」
[メイン] 八幡 : 「名案だぜ、いい絵が撮れそうじゃねえか、ガハハハッ!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「探偵が為すべきことは何なのか、私はそれを先程先輩から教えていただきました」
[メイン] 野間戸千秋 : 「須藤さんのために、どうか、よろしくお願いします!!」
[メイン] ユレスナフ : 「......はぁ、そう言われてしまってはしょうがないですね。やりますよ」
[メイン] 八幡 : 「名演技期待してるぜぇ、ゆーちゃんよぅ?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「ありがとうございます!!そうと決まれば早速準備に取り掛かりましょう!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「まずは中央公園の地図と、人員の配置は...」
[メイン] 九重 : 「僕は探偵たちに電話を回しますね。ええっと……」
[メイン] 野間戸千秋 : 【削除】
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : 作戦の準備に盛り上がる千秋と九重をよそに、ユレスナフと八幡はEA事務所の前の通りの建物に背中を預けていた。
[メイン] GM : 街の光に照らされる夜の空、一方で月がこちらを見下ろしている。
[メイン] GM : 八幡はポケットからタバコを取り出すと、火を付け、一口吸う。旨そうに紫煙をくゆらせた。
[メイン] 八幡 : 「良い助手を持ったもんだな、お前」
[メイン] ユレスナフ : 「確かに私だけで仕事をするのが効率的だとこれまで感じてきましたが……」
[メイン] ユレスナフ : 「助手を持つのも楽しいものですね」
[メイン] 八幡 : 「だろ? お前じゃファックスモブだかなんだか知らねえけどあんなの思いつかないからな」
[メイン] ユレスナフ : 「フラッシュモブですよ」
[メイン] 八幡 : 「ああ? そうだったか。まあ同じようなもんじゃねえか」
[メイン] ユレスナフ : 「……八幡さんは、助手を持たないんですか?」
[メイン] GM : そう、ユレスナフが問うた瞬間、八幡の顔に一瞬陰りが見えた。
[メイン] GM : 煙草をもう一口飲んで、紫煙を月に吹き出した。
[メイン] 八幡 : 「俺は閑職だから、助手は持たねえ」
[メイン] ユレスナフ : 「……」
[メイン] 八幡 : 「帰るぞ、外に居ると新人との温度差で風邪引いちまう」
[メイン] ユレスナフ : 「はい」
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : と う じ つ
[メイン] 九重 : 「電話を掛けたら、EAの殆どの職員があつまっちゃったんですけど……大丈夫なんですかね……」
[メイン] 八幡 : 「ま、こいつらお祭り好きだしな」
[メイン] 野間戸ちはる : 「...なんで私まで」
[メイン] ムボ・ヌワコ : 「1990年のクーデターを思い出しますね……いやはや懐かしい」
[メイン] リンネ : 「雇い主様の命を受け、御主人様のお手伝いに参りましたリンネと申します。野間戸様、どうぞお見知りおきを」
[メイン] ユレスナフ : 「いよいよですね」
[メイン] 野間戸千秋 : 「みなさん準備はよろしいですか!?それでは練習通りにお願いします!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「九重さんとリンネさんはベンチで待機、八幡さんは大道芸、ヌワコさんは政治活動、ちはるは...えーっと、適当に遊んでてくれ」
[メイン] 野間戸ちはる : 「ぶち壊してやろうかしら」
[メイン] 八幡 : 「俺このためにジャグリングを覚えたんだぜ。これがまた楽しくてなあ! ハマっちまいそうだぜ」
[メイン] 九重 : 「リンネ、君、この計画のときくらいメイド服以外を着てきたらどうなんだ。僕のスーツ姿と完全に合わないぞ」
[メイン] リンネ : 「これは雇い主様がくださった職務用の服ですので、その要求にはお答えしかねます」
[メイン] ムボ・ヌワコ : 「そう、やはりクーデターだけでは人々は救えない……(ぶつぶつ)」
[メイン] 野間戸千秋 : 「よし、須藤さんと結崎さんがいらっしゃったみたいですね!...先輩、あとは頼みました!」
[メイン] ユレスナフ : 「任せてください。リサーチは完璧、練習も体に染み付くくらいやりましたので」
[メイン] GM : ユレスナフは須藤と結崎の元へと歩いていきます。
[メイン] GM : ユレスナフは結崎の前で一つお辞儀をし、彼と目を合わせます。
[メイン] ユレスナフ : 「はじめまして、結崎さん。私の名前はユレスナフ・フライヤ、EAの高校生探偵です。突然ですが、私と交際して頂けませんでしょうか?」
[メイン] 翔 : 「……えっ?」
[メイン] 野間戸千秋 : (せ、先輩!?)
[メイン] ユレスナフ : 「統計によると高校で交際関係を持たなかった男性の45.8%が、その後の人生において自己肯定感の欠如を体験していると言います。私と交際することは将来的に良い結果をもたらすことになるでしょう」
[メイン] 翔 : 「えっと……」
[メイン] GM : 困惑する結崎の袖先を掴んだのは、柚柚香だった。
[メイン] 柚柚香 : 「あの……あのね……私も……翔君のことが……」
[メイン] ユレスナフ : 「……自己肯定感を高めるには他にも様々な方法があると思われるかもしれませんが、他者の介在は重要なファクターになっているのだと、アメリカの大学の研究では……(延々と続くデータ)」
[メイン] GM : ユレスナフの講釈をよそに柚柚香と結崎はより近い距離で向かい合っていた。あと一歩、皆応援しながら二人を見つめていた。
[メイン] 柚柚香 : 「私、翔君のことが好きです。付き合ってください……っ!」
[メイン] ユレスナフ : 「(良く言えました……あとは返答を待つだけですね?)」
[メイン] GM : 柚柚香の告白を受けて、結崎はなぜだか苦々しい顔になっていた。下唇を噛んで、しばらくやるせない表情になっていたが、ややあって彼は口を開いた。
[メイン] 翔 : 「ごめん、俺、柚柚香とは付き合えないんだ」
[メイン] 野間戸千秋 : (!?)
[メイン] 柚柚香 : 「ど、どうして……」
[メイン] 翔 : 「俺、親の都合で遠くに引っ越すことになったんだよ。大学もそっちのほうで受験して受かってるし、柚柚香はこっちの大学だろ?」
[メイン] 柚柚香 : 「そうだけど……」
[メイン] 翔 : 「これが最後なんだよ。付き合っても中々会えないだろうし、悲しませることになる。だから……ごめんな」
[メイン] ユレスナフ : 「(これは練習になかった展開ですが、どうすればいいんでしょう)」
[メイン] 八幡 : 「(野間戸……どうするかはお前が決めるんだ)」
[メイン] 九重 : 「(野間戸君……)」
[メイン] 野間戸千秋 : 「おい!」(隠れていた茂みから飛び出す)
[メイン] 三人 : 「「「!?」」」
[メイン] 野間戸千秋 : 「すまなかった!これは全部俺が仕組んだことだ。俺は須藤さんに自分の気持ちに向き合ってほしいと思って...金で雇われただけの探偵のただのお節介だ」
[メイン] 野間戸千秋 : 「俺は須藤さんが気持ちを伝えたかったチョコを見つけられなかったし、捜査でもヘマばかり...探偵の何たるかさえ知らなかった。全部俺がきちんと自分の思っていることを伝えられなかったせいだ。こんなの探偵失格だ。いや、大人として失格だ」
[メイン] 野間戸千秋 : 「結崎くん、そんな俺の口からだけど言わせてほしい。須藤さんはきちんと君に本当の気持ちを伝えたんだ。これからも一緒にいたいって。」
[メイン] 野間戸千秋 : 「君は幼馴染としてずっと須藤さんのとなりにいたんだろ?引っ越しして離れ離れになるって言うけど、本当にそれでいいのか?これまで一緒に過ごしてきた須藤さんとの時間を、これで終わらせてしまっていいのか!?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「すまない。他人が口をはさむべきことではないってのはわかってるんだ。これは君が決めるべきことだ。」
[メイン] 野間戸千秋 : 「俺は...俺はただ、気持ちを伝えることを恐れて...気持ちを伝えられなくて後悔するようなことはしてほしくなななあべぼ」
[メイン] 野間戸千秋 : (長文過ぎて呂律が回らなくなった)
[メイン] 翔 : 「そうか、俺は凄い思い違いをしていたみたいだ」
[メイン] 翔 : 「柚柚香のことを考えているようで、逆に自分の独りよがりになるような選択をしていたんだ」
[メイン] 柚柚香 : 「翔君……」
[メイン] 翔 : 「柚柚香、俺決めたよ。お前のそばに居ることにする」
[メイン] 柚柚香 : 「で、でも、大学とか家族とか……大変じゃないの……?」
[メイン] GM : そんな柚柚香の本心でもないような心配を包み込むように結崎は柚柚香に近づいて、抱きしめた。
[メイン] 翔 : 「大丈夫、どうにかなるさ。そんなことよりも今はお前の気持ちに答えたいんだ。俺だって、お前のことがずっと好きだったから……」
[メイン] ユレスナフ : 「(これは……)」
[メイン] GM : > パパパァーン! <
[メイン] 野間戸千秋 : 「みなさん!!」
[メイン] GM : 周りに居た”モブ”たちのクラッカーが鳴り響き、サプライズが始まる。
[メイン] GM : メイドとスーツの変人コンビ、政治演説をしていた謎の黒人男性、そして大道芸のおっさん、そしてその他諸々のEAのメンツが二人を取り巻いて、祝福する。
[メイン] 野間戸ちはる : 「祝宴魔砲 結【マリアージュ】!」(クラッカーに紛れて謎のキラキラエフェクトが降り注ぐ)
[メイン] GM : 結ばれた二人とそれを祝福する者で溢れた講演の場は幸せのムードでいっぱいになっていた。
[メイン] GM : かくして、野間戸千秋の初仕事は大団円で終わることとなったのであった。
[メイン] 野間戸千秋 : 「ふぅ、何とかなりました...これも全て先輩のおかげです!本当にありがとうございます!」
[メイン] ユレスナフ : 「……ちなみに自己肯定感と仕事の作業効率に関わる研究においては、31.14%の人々が……あれ? もう終わってたんですか、まだ自己肯定感に関する興味深い研究の話があるのですが」
[メイン] 野間戸千秋 : 「...先輩、正直最初は怖かったですけど、意外とアレですね」
[メイン] ユレスナフ : 「だから、元からそういう顔ですと言ったじゃないですか」
[メイン] 野間戸千秋 : 「とはいえ、結局チョコの所在はわからずじまいでしたね。一体どこにいってしまったのやら...探偵の為すべきことは果たせたとはいえ、やっぱり事件を解決したかったです」
[メイン] 八幡 : 「よう、色男と名役者。良い感じに仕事を始末できて良かったな」
[メイン] 九重 : 「まったく、途中なんてどうなることやらと思って心臓がバックバクでしたよ」
[メイン] 野間戸千秋 : 「八幡先輩!九重先輩!ご協力本当にありがとうございます!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「あの八幡先輩、ジャグリング、もしかして以前やっていたんですか?とても上手だったなあと思って...」
[メイン] 八幡 : 「あ? 誰が、『前職は大道芸人だったんですか?』だ。いや、そんなことよりも野間戸、耳を貸せ」
[メイン] 野間戸千秋 : 「あっはい」
[メイン] 八幡 : 「チョコを取ってったやつ、知りたいか?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「うーん、チョコ泥棒本人に特段興味があるわけではないですけど...でも人のものを取るのはいけないことですし、そこはやっぱり明らかにするべきだとは思います」
[メイン] 八幡 : 「ふん、殊勝なやつだな。ヒントだけ教えてやるから、あとは自分で考えるんだな」
[メイン] 八幡 : 「結崎の証言に監視カメラの存在を言及するものがあったが、調理室周りに監視カメラはなかった。学校を行ったり来たりする生徒がどこに監視カメラがあるのかくらい覚えてるもんだと思わないか?」
[メイン] 八幡 : 「それに自ら監視カメラに言及しているやつが意識していないわけがない。つまりだ。そういうことだ」
[メイン] 野間戸千秋 : 「...えええええっっっ!!!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「私、結崎くんに体よくあしらわれていたってことですかーー!?」
[メイン] 八幡 : 「まあ、探偵なんてそんなもんだ。終わりよければ全てよし、だろ?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「それは、そうですけど....はぁ、捜査もダメ、推理もダメ...やっぱり探偵失格です」
[メイン] 八幡 : 「お前、来てから一日目だろうが。これから伸びていくんだよ。気長に、『助手』って立場を楽しめ」
[メイン] 野間戸千秋 : 「はい、これからよろしくお願いします、先輩!」
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : 依頼を終え、数日たったある日;
[メイン] GM : 探偵という仕事は必ずしも大きな仕事と対峙するばかりではなく、日常的には取るに足らない仕事をやることもある。
[メイン] GM : 例えば、猫を探したり、無くした家の鍵を探したり……など。
[メイン] GM : そんな腑抜けた日常を送っていた千秋は最初の衝撃的な仕事を忘れつつあった。が、その日、EAの事務所に出勤すると、九重「わっ」となにかを見て驚いているのが見えた。
[メイン] 九重 : 「これ、これ見てくださいよ、野間戸君!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「ん?何ですか九重先輩」
[メイン] 九重 : 「何って君の依頼者! 通常依頼料金+お礼のお気持ちで1000万って、何者ですか!?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「...いやっ私反社会勢力と関わったことなんてないです!」
[メイン] 野間戸千秋 : なおちはるさん
[メイン] 八幡 : 「ああ、その依頼者、至徳学園の奴だろ?」
[メイン] 野間戸千秋 : 「須藤さんが!?一体どういう...」
[メイン] 八幡 : 「至徳高校はそれなりの資本を持っているお嬢ちゃま、お坊ちゃまの高校だからな。お小遣いもそれなりなんだろ」
[メイン] 九重 : 「月、数千万のお小遣いって……」
[メイン] 野間戸千秋 : 「それなりってレベルじゃないですよ!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「やっぱり反社か?」
[メイン] ユレスナフ : 「まあ、金持ちでも心は満たされないという典型だったのかもしれませんね」
[メイン] 八幡 : 「にしても、このお気持ちが所長の財布にがっぽり入るのが気に入らねえぜ」
[メイン] ユレスナフ : 「入るのはEAの内部留保へだと思うんですが」
[メイン] 八幡 : 「同じようなもんじゃねえか」
[メイン] 野間戸千秋 : 「えっ私にボーナスとかないんですか?」
[メイン] 八幡 : 「あ? ねえよ、そんなもん。欲しいんなら、所長にカステラでもねだるんだな」
[メイン] 野間戸千秋 : 「初任給でエクストラホイップパンケーキ食べようと思ってたのに...」
[メイン] GM : では、そんな風に歓談していると事務所の扉がきゅいと音を立て、開きますね。
[メイン] ユレスナフ : 「おはようございま……あら」
[雑談] : ヌワコ
[雑談] : tashikani
[雑談] : ちなみにム『ポ』(Mpho)だぞ!!!!!!!!
[雑談] : (ヌワコ警察)
[メイン] GM : 皆が、ユレスナフの語末が気にかかり、開いた扉の方に顔を向ける。そこには……
[メイン] 翔 : 「お久しぶりです」
[メイン] 野間戸千秋 : 「結崎くん!」
[メイン] 野間戸千秋 : 「久しぶりだね。ようこそEAへ」
[メイン] 九重 : 「珍しい来客ですね。また依頼ですか?」
[メイン] リンネ : 「いえ、九重様。彼は先にお伝えしていた新人の方です」
[メイン] 八幡 : 「新人? そりゃどういうことだ?」
[雑談] : は?
[雑談] : まあいいよ
[雑談] : naruhodo
[メイン] 野間戸千秋 : 「とりあえずコーヒーでも淹れ...へ?」
[メイン] 翔 : 「俺、大学と引っ越しに付いていくのを止めるって言ったら家から勘当されちゃって、一人で生活することになったんですよ」
[メイン] 翔 : 「ただ、柚柚香に生計頼りっきりじゃ情けないから、働き口を探してたんです。そしたらEAの所長さんが、俺を助手として雇ってくれるって」
[メイン] リンネ : 「――とのことを雇い主様が言っておられました」
[メイン] 野間戸千秋 : 「なんか本当に申し訳ない」(土下座)
[メイン] 八幡 : 「おう、野間戸の歓迎パーティーもなんか中途半端だったし、ここらでいっちょ結崎と合わせてでっかく盛り上がるなんてどうだ?」
[メイン] 九重 : 「良いですねえ。リンネ、準備を頼む」
[雑談] H・S・ヌワコ3世 : ヌワコ警察警視総監のHerbert Stanley Nwako IIIです
[メイン] リンネ : **お辞儀をして、その場を静かに去る**
[メイン] 野間戸千秋 : 「結崎くん...その、あの、君の人生を狂わせてしまったようで....何と言ったらいいのか...」
[メイン] 翔 : 「良いんですよ。その代わりに一番身近で大切な人に気付けたんだし、今じゃこれだけ仲間もいる」
[メイン] 翔 : 「不足なんて無いですよ」
[雑談] H・S・ヌワコ3世 : H・S・ヌワコ3世はヌワコの母がサンシティで働いている時に生まれた不貞の子だよ
[メイン] 野間戸千秋 : 「そ、そうか...」
[雑談] H・S・ヌワコ3世 : サンシティはボプタツワナに属していて南アフリカの憲法が及ばないと言う程だったから、白人が黒人とセック寿司に行くリゾート地だったんだ
[メイン] 野間戸千秋 : 「まあそれなら、同期としてよろしくやっていこうな!」
[雑談] H・S・ヌワコ3世 : (何の話?)
[メイン] 翔 : 「はい!」
[メイン] GM : ユレスナフは新人の二人を無表情のまま見つめている。しかし、その瞳には何か温かい微笑みのようなものを感じた。
[メイン] GM : ----
[雑談] H・S・ヌワコ3世 : p-
[メイン] GM : シナリオ「新人君とバレンタインチョコ消滅事件!」 Good End
おめでとうございます!
[メイン] 野間戸千秋 : 888888888888888888888
[雑談] H・S・ヌワコ3世 : 人が死ぬようなbad endってあるの?
[メイン] 野間戸ちはる : 888888888888888888888
[雑談] H・S・ヌワコ3世 : true - truegood - good?
[雑談] H・S・ヌワコ3世 : 一任おばさんきらい