バラチェ・ダムラク
生年月日 Sint.1628年1月15日
出生地 グロスクロイツ領メヒテオン
没年月日 Sint.1698年13月13日
死没地 モンタク
惑星ヌカム
ムルート
出身校 グリッセン・スローム大学
称号 真のベリオン戦士
前職 ベリオン共和国中央総軍総司令官

 バラチェ・ダムラクは17世紀末のベリオン共和国ベリオンの首相、軍人。ダーケフオス危機におけるベリオン共和国経済の立て直しを図り、グロスクロイツ・ベリオン戦争を主導した。ベリオン民族の悲願であったメヒテオン星系、バーラム星系の獲得を達成した人物としても知られ、真のベリオン戦士という別名でも知られる。


主な功績

 ダムラクはダーケフオス危機でベリオン国内の失業率が増加した1679年にベリオン共和国首相に就任した。
 当時のベリオン情勢は、グロスクロイツリーエスとは歴史的対立のために孤立しつつあったが、グロスクロイツのゲルデン航宙公社国際化に伴い、ベリオン政府はエルミア政府マーカス政府と共に出資・協力を行っていた。特に経済危機の煽りを受けてインフレーションが進行しつつあったベリオンにとって、ゲルデン航宙公社の利益は外貨獲得の貴重な資金源となっていたが、エルミア企業の相次ぐ撤退でゲルデン航宙公社が経営難に陥り、見かねたグロスクロイツの書記長セント・カディーン・イェッジカワードはゲルデン航宙公社の純粋国有化を実行。そのため、ベリオン経済は急激に崩壊し、失業率は35%に達し、社会不安状態に突入した。

 ダムラクはボルガード宙域の中立惑星ゾラックへの介入を実行し、経済開発を行った。これには、公共事業によって失業者を減らす目的と自国の景気回復、そしてゾラックを自国領土に組み込み、ベリオン経済に刺激を与える狙いがあった。しかし、このことは国際社会の不興を買い、1680年連合総会では大宇宙連合会議ゲルデン宙域安全保障理事理事会エドガー・フィッツジェラルド最高理事に名指しの制止通告や、ゾラック星の自治を支援していたグロスクロイツ政府に「不当な支配である」という旨の非難声明が発表された。
 しかし、ベリオン政府とダムラクは「自国の権益を守るための致し方のない犠牲」としてゾラック介入を継続。続く1682年の8月13日にはグロスクロイツとゾラック星代表政府との結びつきを断つために、ゾラックの一部の将校に支援しクーデター工作を行い、8月クーデターが起こった。ゾラック星代表政府の防衛軍の武装は一世代前のヴァルエルク製兵器であったが、反乱将校たちの最新鋭ベリオン製兵器の前には衆寡敵せず、鎮圧に失敗し政治機能を失った。反乱将校の代表者たちはゾラック星全土を版図とし、軍政ゾラックを樹立する。

 この話を聞いたグロスクロイツ社会主義共和国連邦セント・カディーン・イェッジガワード書記長は1682年大宇宙連合臨時総会の開催を要請しベリオンを公然と非難する演説を行った。その後14月1日には再三の非難、改善要求等に関わらずベリオンがゾラック介入を断行したとして「14月禁輸」を発表。グロスクロイツ政府はベリオンに対する食料輸出を全面的に禁止するとの方針を打ち出した。ベリオン国内の食料生産の2割をグロスクロイツに頼っていたベリオン経済は失業率の高さに加えて食糧危機という重篤な問題を抱えることとなり、戦争は不可避なものとなった。

人物

アンドロイド観

 ダムラクは第三国を通じてマーカス連邦アンドロイド開発に対して金銭的な支援していた。その理由は、「軍事技術の発展」とし、あくまでも兵器としてのアンドロイドとしてだった。ダムラクには「兵士は人間でなけれなならない」という信条があり、アンドロイドの兵士転用は「神聖な戦場に相応しくない」と考えていた。

不死観

 「ベリオン戦士は名誉の死を遂げなくてはならない」としつつも、不死技術は「統治者や研究者には適用すべき」という考えを持っていたようである。


生い立ち

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最終更新:2020年10月26日 20:54