大宇宙言語における罵倒では、大宇宙諸言語における罵倒について記述する。


概要

 罵倒には文化が反映される。
 「毛唐」という言い方は毛色の違う外国人に対する罵倒*1だが、これを英語に訳して "strange hair-colours" と言っても意図は伝わらないだろう。これはやはり、日本が置かれた歴史的状況がその言語に与えた文化的背景と言うことが出来る。
 大宇宙諸国の言語においても、容易に理解することが難しい罵倒語が存在する。本項では、そのような罵倒語を認知し、大宇宙諸国の人々の文化を理解し、接触する際の参考とすべくまとめ記事として立てられた。

諸言語における罵倒語

リパライン語

浮かぶどんぐり(belarxte)

 リパライン語で、水に浮かぶどんぐりを表す "belarxte"(ベラーシュテ) は「役たたず」を表す。これはリパラオネ人が食用や鞣し用にどんぐりを利用することに由来する。渋抜きの作業の前にどんぐりの虫食いを水の中に投入することで見ることが出来るが、浮き上がってくるどんぐりはやはり捨てられる。これにより、使えない人間を指すときにこの語が使われるようになったのである。
 しかし、原義は単なる「水に浮かぶどんぐり」である。料理のレシピなどで拾ってきたどんぐりを使うよう指示されている場合はこの単語が書かれているときがあるが、「水に浮いてきたbelarxteを捨てます」という文章を見て、人間を溺死させて道端に捨てることの無いようくれぐれも注意されたい。

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最終更新:2022年03月30日 02:15

*1 というより差別語だが