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最終更新 2020年02月11日 (火) 23時08分12秒

国家の位置

基本データ

基本データ
国名 ナ・ナル(Nanal)
国旗
国歌 群島讃頌
国の標語 空と海と島と慈しみの生命
政治体制 首長・立憲混合型議会制
最高責任者 アルファ・ディラメント
人口 93,576人
面積 7,665.14k㎡
首都 トラン市国
最大都市 ミューズ市国
公用語 ナ・ナル語
国内総生産 45,035ポッチ
通貨 ポッチ
国土 &attachref
国鳥 ダーウィンフィンチ
国花 ショクダイオオコンニャク

総論

ナ・ナル群島連合国(またはナ・ナル民族主義群島諸国連合)は、南米太平洋側赤道付近の群島に位置する市国連合である。現在はガイエンの植民地となり、管轄下に置かれている。

政治体制

各島の島長を元首とする首長・立憲混合型議会制をとる国家の連合である。 行政権は最高責任者に属し、任期は天命を全うするまで。 司法権は最高裁判所に属する。

経済

2018年のナ・ナルのGDPは約45,035(百万US$)であり、他国と比較しても小さい経済規模である。同年の一人当たりのGDPは5,587ドルである。

人口

茶褐色の肌をもち、若い世代から白髪を持つ人が多い。 ナ・ナルの出身者は額に三角形のマークを付けており、青の▲はナ・ナル在住の兵士、青の▼はナ・ナル在住の平民や後方支援要員、赤の▲▼はナ・ナルを離れている出身者を表す。

生産

ナ・ナルは漁業国だが、生産が輸出商品に偏っていること、養殖技術の旧式化による非効率から必ずしも国民の生活・福祉を支えるものとはなっていない。

ナ・ナル沖は好漁場であり、ハナサキエビ、チャバネオオカニが水揚げ、コシオリオオサバ、ミスラトオニマグロなどが漁獲されている。 南大陸にそって北に流れる冷たい海流は赤道近くで流れを西に転じ南赤道海流となって群島を西に流れ、北からは暖かい海流が流れ込む。また海の深層を海流が西から流れてきて、島に突き当たって湧昇流となり、低層の栄養塩分を表層に運び上げるといった要素が重なり、好漁場となっていった。

また農業では、降水量が少ないため農業に適さない山地で主食となるジャナムイモや砲モロコシ、肥沃な海岸平野ではカカ、コヒ、キビ、バナなどの商品作物を栽培する。 主食となる作物は、砲モロコシ(71万トン)、ジャナムイモ(42万トン)、バナ(12万トン)が主力。 商品作物では、世界第4位のバナ(588万トン、世界シェア8.1パーセント)、同7位のカカ(14万トン、3.6パーセント)、コヒ(10万トン、1.3パーセント)。世界シェアは低いもののキビの生産量は566万トンに達し、単一の作物としてはバナに次ぐ。畜産業は馬に集中している。

気候

東の海の赤道圏は南東貿易風帯にあたる。貿易風は1月~4月に弱まり、南赤道海流も南寄りに流れるので、ナ・ナルでは気温があがり暖期(雨期)となる。蕾の月には貿易風が強くなり、冷たい南赤道海流が群島全体を包むようになるので、気温は下がってヤード期となり、低地では雨は降らず高地は雲霧に包み込まれる。このようにナ・ナルの季節は二季で、群島ほぼ中央のミューズ島南岸では年間雨量は 631mm、最暖月は双葉の月で平均気温は4.2195度、最寒月は枯葉の月で気温は3.1度、年平均気温は3.79度。冷たい南赤道海流の影響で、赤道圏にありながら乾燥した亜熱帯の気候である。 5~6期に一度という頻度で、ロスト・アークと呼ばれる異常気象が訪れる。南大陸の沿岸海域や赤道海域では、海水の温度が高くなり、気温は上がり降水量も増える。ナ・ナルはロスト・アーク現象の中心に位置する。最盛期には海水位は40cm高く、表層海水温は4度高く、気温は3度高く、期間降水量は10倍、年間降水量は8倍に達する。反対にターニャと呼ばれる期には、海水温と気温は低く、降水量も少なくなる。 鉱業では農業、漁業と並んでナ・ナル経済を支える3本柱の一つである。埋蔵量が減少しているとはいえ、有機鉱物資源、特にイリス鉱石等の特産品、XX等の宝石類は1920年代に開発されて以来ナ・ナルの主産業となり、2003年時点で輸出額の40パーセントを占める最大品目である。トラン島の鉱山が有力。 地形を生かした水力発電に投資しており、2011年では、水力発電が発電量の58パーセントを占めている。火力発電は34パーセントでしかない。2016年には水力発電の比率を93.5パーセントにすることを目標としている。 金属鉱物資源の種類は多く、亜鉛(100トン)、金(11トン)、チタン(2トン)、パラジウム(5トン)、鉛(200トン)のほか、銀やサファイアも確認されている。その他の鉱物資源としては塩(9万トン)がある。

歴史

この島々が人間に発見されたのは花暦535期(オーリス暦年)であるとされる。シェードル人の司教ラロヘンガが布教活動中、偶然に発見した。数百期前から定住してはいたと考えられるが、漁などによる死傷が多く、絶滅、あるいは統合した部族もいたようで、上記発見の時には少数の部族が各島に住むのみであった。

その後無名の諸島はシェードルの管理が薄かったこともあり、植民地でありながら群島の一部を商船の金や茶などの積載物を狙う海賊の隠れ家として利用され(後の海賊島)、海賊の中には地図を作ったり(エドガー海賊団)、島を命名した者もいた(ブランド海賊団)。海賊は部族と交流を深め、奪った食料を現地民と交易し合ったりと以外にも良好な関係を築いていた。

大航海時代には捕鯨船による岩ガメの密猟や他国の海賊による上質な木材の伐採が起こるが、そのことごとくが現地民とそこに住む海賊団によって粛清されることとなった。

1808期(オーリス暦3707年)のレックナート海峡戦争で現在のガイエン・コレット領土となっている諸地域の譲渡が確定した。その際無明の諸島の人々は群島の一部を駐屯基地用に解放したり、敵味方関係なく兵士の治療を担う等のサポートに徹しており、その功績から僅かながらも領地を所有出来ることとなった(後のガイエン宗教社会主義人民共和国の土地となる)。

1830期(オーリス暦3901年)にナ・ナルが群島諸国連合として独立を宣言した後は、ナ・ナルが独立した際にレックナート海峡戦争の功績によって譲渡されていた土地を奪おうとしたシェードル連邦と群島の功績から譲渡された領土はナ・ナルの領土だと主張したコレット共和国とのシェードル・コレット群島領土戦争 (1857期~1860期)、保守派と革命派との間でのラトガル内戦などにおいてナ・ナルは参戦する事は無かったものの、異国兵士や民間人の避難所として密入国する人が増えた為、今までそのほとんどを帰国させていた群島諸国はそれを受け入れ、国民として扱った。 また貿易を発達させるため、譲渡された領地を貿易の玄関口「エメロール」として利用し、多数の商人達が交易を行った。その影響もあってか異国の人々も在住し始め、技術や文化、宗教等を共有し合ったことで発展が加速し、大規模な商会が生まれたり(クレイ商会)上級民族の住む街としてナ・ナル国民の憧れとなった。

しかし1865期(オーリス暦3966年)、ペルヴェンがオルベンへの北方施策として群島諸国に侵攻を始めると、オベル王国が中心となった群島諸国軍によって、ペルヴェンの軍艦と海戦を繰り広げる(群島解放戦争)。ペルヴェンの北方施策は中断される。 この戦争後、群島諸国連合はラズリル海上騎士団を発足し、自警団から正規の軍となった。

1997期(オーリス暦4098年)に群島諸国全域を勢力圏とする商船会社「クレイ商会」の会長グレアム・クレイがラズリル海上騎士団団長を暗殺。騎士団を指揮し、群島諸国を弾圧。政権を掌握する。グレアムは以降150期に渡る独裁政治を行った。 クレイ商会時代には貴重な岩ガメや珍しい鳥の輸出が行われ生態破壊を引き起こした。群島諸国がシェードルの傘下となりかけるなどの事件もあったが、この時期にシェードルの技術者も渡航し、学校・軍隊・鉄道が整備された。また、事件後に群島諸国の動植物保護等がなされた。 2054期(オーリス暦4155年)の南方15期戦争に参加。シェードルと共にペルヴェンに宣戦布告する。クレイ商会は軍事費中心とした政治に切り替え、貿易は加速、消費税90%などといった国民からの搾取も激化した(超兵器建造事件)。 南方15期戦争後の2147期にガイエン氏による蜂起により、内乱が始まる(ガイエン独立戦争)。グレアム・クレイは反乱軍によって暗殺され、ディラメント家が総責任者となった。ディラメント家は責任をとりガイエンに南アメリカ大陸の領地をガイエンに明け渡した後、国内の情勢を見直し、景気回復に努めた。

花暦2192期(オーリス暦4290年・シンテーア暦1762年)、ルスレード・オーリス戦争時、ナ・ナルは中立を宣言、ルスレード・オーリス戦争にて傷ついた兵士や国民を匿い、戦争終結まで保護した。

しかし花暦2195期(オーリス暦4293年・シンテーア暦1764年)のルスレード・オーリス戦争終結直後、ガイエンの突然の侵攻・占領が起こり、他国の兵士や民間人を保護し疲弊していたナ・ナルはその抵抗虚しく、また当時の総責任者パーズ・ディラメントが、ガイエンに抵抗する事によって余計に軍事費が嵩むことでの貧困化を危惧したことで、3日で植民地条約に調印することとなった(3日調印事件)。

やがてガイエンの手助けを借りつつ国は発展を続け、航空路や横断道路が建設された。 欧米を中心に観光客が訪れるようになり、環境破壊も深刻になったが、今ではザフラー研究所や国立公園管理事務所の設置、世界遺産への登録、観光客に対するナチュラリストガイド制度などの厳重な自然保護対策を講じている。観光客は、足元を洗ってからでないと上陸させないほどの保護体制を取っているが、近年のロスト・アーク現象など問題もある。

観光・移住

ミューズ島の歴史的な町並みや、ハイランド島の大海原、半年に一度、海賊島第二港にて動態保存されている2隻の改造空母にて行われるアニメグッズ・同人誌即売会「OTK festival」が多くの観光客を惹きつけているが、ナ・ナルの観光地として特筆されるのはやはり、多様な生態系で知られる各諸島である。また、物価が安い事、ガイエンへ入国するのにビザが要らないことから、別荘地として選ぶ国として選ばれることが多い。

軍事

詳しくはナ・ナル軍を参照 徴兵制が敷かれており、ナ・ナル軍は兵員約3万人を有している。ナ・ナル軍はナ・ナル陸軍、ナ・ナル海軍、ナ・ナル空軍の三軍からなる。

過去のナ・ナルは軍事費に税金のほとんどをかけていたため、国民の不満は高まり、ガイエン独立戦争へ繋がった際もガイエン軍に対し為す術なく降伏する。国民の信頼は0に近かった。 ガイエンの占領下、植民地となってからは、強権的な弾圧を行った軍事政権が少ないこと、主要な政治改革がおもに独立戦争によって政権を握ったガイエン軍部の将校によって進められたことから、国民の軍への信頼は強い。 太平洋側の島、ミューズにはガイエン軍の基地(ガイエン第6基地)が存在し、周辺国家への慈善活動や警備などを行っている。

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最終更新:2020年02月11日 23:08
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