【アルステル強襲】

年月日:
場所:アルステル星系
結果:オーリス新国際連盟の勝利
交戦勢力
オーリス新国際連盟 レゼイル共和国連邦
アトロワ連邦
オルベン連合王国
デュンゼル帝国
レーフィル連邦
指導者・指揮官
アトロワ連邦
オルベン連合王国
デュンゼル帝国
レーフィル連邦
メガ・ファン大佐
ビープ・マダス中佐
コペルニクス=スティーブン=ゲルガッチャ=ニコス=ヴィル=メイ=トロウ=ジャクソン3世中将
ガガ・シャウラ少将
戦力
オーリス新国際連盟 レゼイル共和国連邦
新国連第3遠征団
エーフェックス級バトルシップ1隻
イダ級クルーザー2隻
ペロル級デストロイヤー5隻

新国連レミニス宙域警備隊
オセロー級コルベット5隻
チッタ級カッター12隻
航宙軍第2連合戦闘団
イザナ級スターバトルシップ4隻
イクタ級スタークルーザー7隻
ヤリス級スターデストロイヤー5隻
損害
オーリス新国際連盟 レゼイル共和国連邦
イダ級クルーザー1隻
ペロル級デストロイヤー2隻
チッタ級カッター4隻
航空機少数
イザナ級スターバトルシップ3隻
イクタ級スタークルーザー4隻
ヤリス級スターデストロイヤー3隻

概要

アルステル強襲は、Erca.4,290年2季12日にアルステル星系で発生したオーリス新国際連盟とレゼイル共和国連邦の戦いである。新国際連盟の物資調達の要であるアルステル星系を、共和国連邦が占領しようと侵攻した。新国連はこの戦いに勝利し、捕虜となった共和国連邦兵士からの情報により、今後の戦局を大いに変えることとなった。

1,761年末のレゼイル採掘船撃沈事件により、これに異議を唱えた共和国連邦であったが、新国連は無許可で採掘をしていたことを理由に異議を受け入れなかった。これに憤りを感じた共和国連邦は新国連が他の銀河系と貿易をしていることを指摘。新国連は公認の上で貿易をしていると主張したが共和国連邦はそれを聞き入れず、新国連の貿易の要であるアルステル星系を潰し、今後の戦況を共和国連邦に有利になるよう目論んだ。

Erca.4,290年2季11日、共和国連邦はコペルニクス=スティーブン=ゲルガッチャ=ニコス=ヴィル=メイ=トロウ=ジャクソン3世中将、ガガ・シャウラ少将率いる航宙軍第2連合戦闘団をアルステル星系へ派遣。アルステル星系を警備していたビープ・マダス中佐率いる新国連レミニス宙域警備隊のチッタ級カッターがノイズを検知、共和国連邦が襲撃してきたことを司令部へ伝達した。艦隊の接近にいち早く気付いた新国連は、フィランディア連邦の管轄星系にて駐屯していたアトロワ連邦の宇宙軍よりメガ・ファン大佐率いる新国連第3遠征団を結成・派遣。Erca.4,290年2季12日、レミニス宙域にて航宙軍第2連合戦闘団と激突、艦隊戦となった。

メガ・ファン大佐の機転により共和国連邦の裏を突き見事勝利をおさめ、共和国連邦の兵器と数百人に及ぶ捕虜、今後の戦争における重要な情報を手に入れることとなった。

戦闘

新国連第3遠征団・新国連レミニス宙域警備隊は惑星レミニスを背に単縦陣で構え、航宙軍第2連合戦闘団を迎え撃った。航宙軍第2連合戦闘団は複縦陣かつ前方の縦陣が下側に後方の縦陣が上側に位置する斉射で決着をつける攻撃的な陣であった。

メガ・ファン大佐は直属の部下を呼び、カッター12隻を後方へ迂回させ奇襲するよう命じた。カッター12隻は密かに正面の航宙軍第2連合戦闘団を迂回して翌日の夜明けには航宙軍第2連合戦闘団の要であったイザナ級スターバトルシップを後方より奇襲した。イザナ級スターバトルシップは、数多の星系を強襲・占領するために製造された強襲艦であったが、奇襲の成功により派遣された艦は全て無力化される。これによって、新国連第3遠征団・新国連レミニス宙域警備隊はアルステル星系の防衛という第一目的を果たした。さらに敗走しようとしていたクルーザー・デストロイヤーに対し新国連第3遠征団・新国連レミニス宙域警備隊は追撃の手を緩めず、派遣された航宙軍第2連合戦闘団の全てを奪取、または破壊することに成功した。新国連は共和国連邦の暗号装置から暗号を解析、アルステル星系での戦闘が長引いている等と虚偽の情報を流し続け、共和国連邦の機密情報を大量に入手することができた。

このアルステル強襲によって共和国連邦の動きは、情報が洩れていると判明するまで筒抜けとなり、戦局は新国連側に大きく傾くこととなる。

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最終更新:2020年03月13日 00:24