祝:金融経済歴史まとめwiki創設10周年
祝:金融経済歴史まとめwiki 創設10周年!
当wikiは、2013年の前身wikiの開設以来、10年以上の歴史を歩んできました。創設当初は、
経済学の本
や
マクロ経済学
、
行動経済学
など、経済・金融分野に特化したコンテンツを作成してきました。
現在では、1日あたり約100人の訪問者に支えられながら、さらなるコンテンツ拡充を目指して更新を続けています。
当wikiの特徴
1. 幅広い経済・金融分野の電子ノート
当wikiは、管理人が日々学んだことを記録する「電子ノート」として機能しています。たとえば、
経済学の本
、
中学公民の教科書
、
財務・簿記
など、多岐にわたる分野の情報を収録しています。
2. 歴史や趣味に基づいた独自のコンテンツ
「
三国志演義訓読
」や「
漢文法基礎
」のような歴史や文化に関連する記事も豊富です。趣味を交えながら、専門的な知識をわかりやすく解説しています。
3. 誰でもアクセス可能な情報共有プラットフォーム
wikiのすべてのページは誰でも閲覧可能で、情報のオープン化を大切にしています。この公開方針により、多くの読者と知識を共有する場を提供しています。
今後の目標
未完成部分のコンテンツを順次拡充
新しい分野(例:デジタル経済や環境経済)の記事追加
読者フィードバックを活用した記事の改善
2024年も、引き続き「金融経済歴史まとめwiki」をどうぞよろしくお願いいたします。
金融経済学教科書まとめサイトwiki
金融経済勉強まとめサイトwiki
当サイトは 経済まとめwiki(経済まとめ@wiki)の最新のwikiです。
掲示板
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私の(経済)世界観
はじめに
このページでは、私のまだ確立されていない世界観、特に経済観についてまとめたいと思います。この内容はあくまで仮のものであり、今後変化していく可能性も大いにあります。このページが、このwikiの方向性を理解する上での一助となれば幸いです。
1. (経済)世界観の概要
私の世界観の根底には、
「人生の8割は土台である」
という考えがあります。([橘怜>#]氏の言葉を引用)
土台とは: 世の中は法則で成り立っており、その法則に従わざるを得ない部分を指します。
* 例:人は必ず死ぬという絶対的な法則
残りの2割: 法則に縛られない、自由な領域を指します。
法則の重要性: 法則を理解し、実践することが最も効率的で合理的な生き方だと考えています。
* 健康を維持するための食欲・睡眠欲のコントロール
* 現代社会(資本主義社会)における経済的基盤の確立(家計の重要性)
正しい世界観の構造:
* 正しい世界観 → 法則 → 法則の実践
* (例)仏教的世界観 → 法則 → 修行 (→悟り)
* (例)経済観 → 経済学・会計学 → 仕事(法則の実践)
2. (経済)世界観の構造
宇宙と進化: この宇宙は統計によって説明できると考えており、生命は確率によって生まれ、進化も確率によって進んだと考えています([中立進化説>#])。
* 中立進化説は、運の良さ(確率)と適者生存を包含した進化論です。
* ダーウィンの進化論のような決定論的な自然淘汰とは異なる。
偶然性の重視: 宇宙や人間の存在は、たまたまであるという考え方。
資本主義社会の落とし穴: 競争(適者生存)に偏りすぎると、地震、テロ、自然災害、環境天変地異などのテールリスクに対応できない。
* 例:恐竜の絶滅
3. このwikiについて
このwikiは、私が日々勉強したことを電子化・データ化していくノートとして更新しています。
コンテンツ例:
* [経済学の本>#] の書評
* [[経済学入門>economics-introduction]]
* [[財務・簿記>accounting]]
* [[中学公民の教科書>social-studies]]
公開の方針: 誰でも閲覧可能(デジタルタトゥーのリスクも考慮しつつ)
理由:
* 思考の痕跡を残すことの重要性
* 記憶容量の電脳化、デジタル化、電子化
* 理想とするwiki:[セキュリティアカデメイア>#] のようなもの。([ブラスの隠れ宿>#] のようなサイトからの影響も。)
* (注:セキュリティアカデメイアは2021年3月にwikiを辞めてブログ形式に変更)
4. 世界観の重要性と社会科学の限界
このwikiの更新事項は、私の興味や必要性のみによって書かれています。
興味の中心:
* 経済学とファイナンス
* アカウンティング
* 世界経済
なぜ経済なのか:
* 資本主義経済の下で生活する以上、経済的基盤は非常に重要
* 経済的基盤がないと、日常生活以外のことを考える余裕がなくなる
* 価格と儲けのカラクリ([書籍名>#])から、消費者が搾取されている現状を認識
世界経済への関心:
* 米中経済戦争の現状([通貨の未来>#] 参照)
* 中国の独裁的な政治への懸念
* (注:ソ連の例や香港、ウイグルの問題も指摘)
社会科学の限界:
* 経済学は重要だが、社会科学には限界がある
* 思想と科学の違い([東浩紀氏とひろゆき氏の対談>#]を引用)
* 社会実験の再現性の低さ([ジョージソロス>#]氏の言葉を引用)
経済学の目的: 「欲>資源」の状態を「欲=資源」に近づけること。
現実的な制約: 地球の資源は有限、人間の欲望も無限には充足できない。
* 食欲を節制しないと肥満や糖尿病になる
* 睡眠不足は健康を害する
* 人間の寿命は有限
欲を減らすという考え方: 仏教やヨーガのように「満足=物質的充足度÷欲求」とし、欲求を限りなくゼロにすることで満足を得るという考え方。
社会の変化: 物質的世界観の充足から、ネット社会を中心とした精神的世界への充足へと移行している。
5. 残り2割について
個人的な趣味:
* ネットの歴史
* 漢文法基礎
* 三国志演義訓読
共産趣味の過去: 資本論全巻読破への夢
資産への考え方: 「[ホリエモンの多動力>#]」を参考に、資産に縛られずやりたいことに集中する(一部共感)
橘玲氏の幸福の資本論と3つの資本
概要
作家・橘玲(たちばな あきら)氏は『幸福の「資本」論』や『シンプルで合理的な人生設計』で、人間の幸福を「3つの資本」で分析するフレームワークを提唱している。
人生の幸福はお金だけでなく、能力や人間関係など複数の資本のバランスで決まるとする。
人生は土台で決まる
- 人生の8割は「経済的・社会的・生物学的」な土台で決まる。
- 土台の例:
- 生物学的法則:人は必ず死ぬ、老いる、病気になる
- 社会的法則:人間は社会的動物であり他者なしには生きられない
- 経済的法則:現代は資本主義経済が前提
- 土台が弱いと自由な選択ができなくなるため、まず経済的基盤を整えることが出発点となる。
3つの資本
資本 |
定義 |
具体例 |
金融資本 |
経済的基盤を支える資産や収入源 |
貯蓄、株式、債券、不動産、年金 |
人的資本 |
能力や経験、知識を使って稼ぐ力 |
専門スキル、資格、健康、職務経験 |
社会資本 |
信頼できる人間関係やネットワーク |
家族、友人、職場仲間、地域コミュニティ |
3つの資本の特徴と推奨戦略
- 金融資本:
- 自由を獲得するための基盤
- 推奨:長期・分散・低コストの資産運用(例:インデックスファンド積立)
- 人的資本:
- 自己実現と生存力の源泉
- 推奨:競争を避け、ニッチ分野で好き・得意を活かす
- 社会資本:
- 精神的幸福や困難時の支え
- 推奨:ギブ(give)の姿勢、価値を与える人になる
- テイカー(奪うだけの人)との関係は断つ
3資本の相互関係
- 金融資本が高い → 人的資本の構築に時間や自由を使える
- 人的資本が高い → 金融資本を早く形成できる
- 社会資本が豊か → 精神的安定と長期的幸福につながる
- 偏りすぎるとリスクが高まるため、複数資本をバランス良く高めることが重要
人生8パターン(3資本の有無による分類)
- 貧困:全ての資本が不足
- プア充:社会資本はあるが、金融・人的資本が弱い
- ソロ充:人的資本はあるが、金融・社会資本が弱い
- 孤独なお金持ち:金融資本はあるが、人的・社会資本が乏しい
- リア充:人的+社会資本が豊か、金融資本は少なめ
- ソロリッチ:金融+人的資本が充実、社会資本は少なめ
- マダム:金融+社会資本が豊か、人的資本は限定的
- 超充:3資本すべてを豊富に持つ理想的状態
実践の結論(『シンプルで合理的な人生設計』より)
1. 金融資本:インデックスファンドと投資信託の長期積立
2. 人的資本:競争を避け、ニッチ分野で好き・得意を活かす
3. 社会資本:与える人(ギバー)になり、危険な人物は切る
FP・銀行員分野での応用
- ライフプラン提案時は金融資本だけでなく人的資本・社会資本も考慮
- 人生のステージごとに3資本のバランスを見直す
- 退職後も人的資本(経験・知識)と社会資本(人間関係)が幸福度を左右する
結語
私の世界観は未だ未完成ですが、このページを読んで、このwikiの方向性をなんとなく理解していただけたかと思います。興味が湧いた方は、ぜひ他のページも覗いてみてください。
最終更新:2025年08月19日 21:56