「救国者」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
救国者 - (2020/01/26 (日) 01:00:11) の編集履歴(バックアップ)
セイヴァー
製造国 |
エスペラント王国 |
設計・製造 |
王宮科学院装備開発室(ラベレーオ区工房) |
仕様 |
口径 |
7.62mm |
銃身長 |
約490mm |
使用弾薬 |
7.62mm弾 |
装弾数 |
6発 |
全長 |
950mm±40mm |
重量 |
4kg前後? |
銃口初速 |
750m/秒 |
有効射程 |
300m以上 |
概要
ダグシルド率いる
アニュンリール皇国魔帝復活管理庁復活支援化支援係の策謀により亡国の危機に陥っていたエスペラント王国を救うべく、岡 真司の技術的助言を得ることで開発された7.62mm口径のリボルビングライフルである。
解説に入る前に、そもそもリボルビングライフルとはなんぞや?と言う人も多いだろう。
時は18世紀中盤、まだ小銃は実用性のある連射式は物はなく、連射は大きな課題だった。
そしてある時誰かが思いついた。「拳銃に使われているリボルバーの回転機構を小銃にも採用すればいいんじゃないか?」と。
早速作ってみた所、見事に連射できるようになり、コルト社などの大手も参入した。
が問題発生。
シリンダーギャップから出る発射ガスにより手を火傷するという致命的な欠点を抱えおり、常に支える手には皮手袋をしなければいけなかった。
また当時の技術の未熟差もあって整備性も悪く、最悪片手が吹き飛ぶほどの暴発も起きたらしい。
それでも暫くは貴重な連射式小銃として使われており、コルト社に至っては自社のコルトM1858を自費を叩いて米軍に専用の連隊を作ったほど。
しかしその天下も長くは続かず、安全で使い安く精度の高いボルトアクション式が登場するとあっという間に衰退した。
以上が地球のリボルビングライフルの説明。
そして本編。
2500℃まで耐えうる新型炉によって生成されたステンレス鋼にライフリングを刻んだ銃身、水圧プレス機や蒸気機関式の旋盤によって製作されたリムド型薬莢と雷酸水銀の雷管、そしてシングルベース火薬を用いた7.62mm弾薬を使用する自動回転式リボルバー機構により構成されている。
給弾は弾倉のスイングアウトにより行うことができ、ドワーフの優れた加工技術のおかげでガタつきも少なく、優れた耐久性を持っている。試作銃と並行してスピードローダーも開発され、給弾時間の更なる短縮に成功している。
全体的なシルエットは実際の設計や製作を担当したセイやランザルが理想とした
89式小銃に外見だけでも近づけるため、アサルトライフルと同じくグリップとストックを別々に備えており、全体が艶消し黒色で塗装されている。
人間、エルフ、ドワーフ、獣人およびその混血からなる多種族国家であるエスペラント王国らしく、開発時から種族による体格差を考慮して全長を変えたバリエーションが用意されている。
作中の活躍
開発着手からわずか10日で試作銃を完成させた後すぐに量産に移行、15日ほどで約700挺、実弾約6万発という凄まじい速度で急造される。
この生産速度は、鉄を確保するために不要になった鎧を溶かして再利用したり、本来はインフラ整備に用いる人員まで動員して量産する等、間近に迫った決戦に備えるため、かなり無理をして組まれた生産体制により実現したものである。
扱う人員についても、銃士や近い役目の弓兵だけでなく畑違いの騎士や剣士まで実技試験で有望な人員を選抜、自衛隊式の訓練を施すことで短期間で慣熟させ、さらに騎士団の編成もこの銃の配備を前提としたものに変更している。
その努力は報われ、エスペラント王国に押し寄せた7万5千もの魔獣軍の進撃を
F-2が来援するまで食い止める原動力となり、岡が願いを込めて付けたその銘に恥じない活躍を見せた。
随時加筆願います
※既存のコメントに返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。
過去のコメント
ここを編集
〔最終更新日:2024年02月06日〕