”魔光弾”という呼び名からエネルギー弾のように思えるが、飛翔魔法と爆裂魔法を注入した物理的なコアがあるので、実体弾の一種になる。
コア自体に飛翔魔法が施されていることから、地球製誘導弾の様な槍状ではなく球状の弾体と思われる。
地球製と同様、製造コストは高い。
狙った目標に正確に命中するこの兵器は異世界に誘導弾の概念を確立させており、圏外国の住民でも
日本製誘導弾の特性をすぐに理解していた。
技術的限界で開発に手間取っていたが、日本の技術・運用情報を参考にした事で、艦載用の対艦型と対空型の実用化に成功した。それぞれ
ウルティマⅠ型、
クウ・ウルティマⅠ型と呼ばれる。
第6巻での説明から、少なくとも
ハープーンや
90式艦対艦誘導弾に匹敵する対艦魔光弾を保有し、威力も
ラ・カサミ級戦艦を一撃で撃沈可能。ただし、レーダー回避の為の低空飛行は行わない為、容易に迎撃可能と思われる。
対空用も存在し、こちらは海自が保有する対空誘導弾に匹敵する。
恐らくは米国やロシアと同様の長距離巡航用も保有しているだろうが、こちらに関しては現在不明。
クルセイリース大聖王国が
空中戦艦パル・キマイラから使用した
古の魔法帝国の対艦魔光弾は、VLS方式で垂直に発射された後そのまま弾道飛行しながら目標へ飛翔することが判明した。そのため、
ハープーンや
90式艦対艦誘導弾といった水平飛行する通常の対艦誘導弾より中国人民解放軍等が使用している対艦弾道ミサイルに近い兵器だと思われたが、その後の描写から対艦魔光弾はウルティマI型と同様に低い放物線を描く軌道を亜音速程度の速度で飛翔することが判明した。水平飛行も弾道飛行もしないある意味中途半端とも言える飛翔をする理由は不明ながら、護衛艦からの対空ミサイルで迎撃され、10発による飽和攻撃も実施するもそれも全て迎撃されている。しかし、護衛艦からの電子戦によるソフトキルは1発も発生していない点から、対艦魔光弾の対電子戦能力に関しては現代の地球と比較してもの遜色がない可能性が高い。また射程に関しては70km以上と思われる。
描写はされていないが、ミリシアル以上に発展している為より高性能な魔光弾の保有が考えられる。
魔帝製の誘導魔光弾が残されており、通称「神の炎」の名でパル・キマイラに搭載されている。
※既存の[[コメント]]に返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。
最終更新:2023年11月24日 19:39