はーぷーん
解説 A view of an RGM-84 surface-to-surface Harpoon missile, immediately after leaving a canister launcher aboard the cruiser USS LEAHY (CG-16), near the Pacific Missile Test Center, Calif.
日付 1983年4月1日
この画像ファイルはアメリカ合衆国海軍に属する者が職務上作成したものです。これはアメリカ合衆国連邦政府が業務上作成した著作物と見做されるため、この画像ファイルもパブリックドメインとなります。
諸元(RGM/UGM-84D)
全長 |
4,630mm(ブースター付) 3,850mm(本体のみ) |
全幅 |
914mm |
直径 |
343mm |
重量 |
690.0kg(ブースター付) 540.0kg(本体のみ) |
動力 |
A/B44G固体燃料ロケットブースター+ J402-CA-400ターボジェットエンジン |
中間誘導 |
慣性誘導 |
終末誘導 |
アクティブ・レーダー誘導 |
性能
最大速度 |
1,086km/h(M0.85) |
射程距離 |
140km(推定) |
概要
ハープーン(Harpoon)はマグドネル・ダグラス社(現ボーイング社)により開発されたアクティブ・レーダー誘導対艦ミサイルであり、世界的ベストセラー対艦ミサイルのひとつである。
愛称は英語で「捕鯨用の銛」を意味しており、元々航空機から浮上した潜水艦を攻撃する兵器として開発されていたことに因んでいる。
最初に開発されたのは艦載型のRGM-84だが、派生型として航空機搭載型のAGM-84、潜水艦搭載型のUGM-84も開発されている。
弾頭重量は220kg。SSM-1Bとは異なり、RGM-84やUGM-84の安定翼や操舵翼は折り畳み式で、発射後に格納していた翼が展開される。
海上自衛隊は全ての型のハープーンを導入しており、RGM-84Dを
こんごう型護衛艦以前に建造された
はたかぜ型護衛艦、
あさぎり型護衛艦等、AGM-84Dを
P-3C、UGM-84Dを
おやしお型潜水艦や
そうりゅう型潜水艦に搭載している。
但し、RGM-84は国産の
90式艦対艦誘導弾、AGM-84も
91式空対艦誘導弾に更新されており、更にSSM-1Bは
17式艦対艦誘導弾、ASM-1Cは哨戒機用新空対艦誘導弾が後継として開発されている。
しかし、UGM-84については国産の潜水艦搭載用対艦ミサイルがないため、2015年5月に中間誘導にGPS誘導を追加して限定的な対地攻撃能力を追加したUGM-84LハープーンBlock2 48基の輸出を
アメリカ合衆国議会が承認している。
納期は2018年とされているので、早ければ2020年3月に就役したそうりゅう型潜水艦11番艦「おうりゅう」あたりから搭載している可能性がある。
後継
ハープーンは1970年代に原型が開発された最初期の対艦ミサイルであり、随時アップデートは行われているものの旧式化は否めないため、後継として
AGM-158C「LRASM」の開発・配備が進められている。
LRASMはステルス弾体に折り畳み式の主翼と尾翼を備えた長射程空対地ミサイルであるAGM-158B「JASSM-ER」をベースに開発された空対艦型で、将来的には水上艦艇のMk.41 VLSからの発射にも対応する計画である。
因みに、LRASMとJASSM-ERは航空自衛隊でも
F-15JSI用として導入が決定していたが、F-15JSIの改修費用削減のためLRASM導入が中止され、代替措置として、
12式地対艦誘導弾能力向上型空発型の開発と
F-2の搭載改修が決定されている。
作中での活躍
これらの戦いで数十発を射耗していると思われるが、上記のUGM-84Lは転移により導入が不可能になっているので、射耗分を補給するには、在庫のUGM-84Dを元にしてコピーまたはSSM-2の潜水艦搭載型を開発する必要がある。
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〔最終更新日:2021年11月03日〕
最終更新:2021年11月03日 09:06