田中 一久

たなか かずひさ

日本国外務省職員。本名:田中一久
キャリア官僚。実家は横浜市の高級住宅地で名家出身。既婚者で子どももいる。
日本の転移直後、哨戒機が発見したクワ・トイネ公国(当時はまだ国名すら日本は把握していない状況であったが)と国交を結ぶべく、『いずも』に乗り組んで派遣された。

そしていずもは、クワ・トイネ公国海軍所属の軍船『ピーマ』および船長ミドリらとの接触に成功。
つまり彼と、一緒にいた自衛官らは、この世界の人類とファーストコンタクトした日本人ということになる。

さらにはかねてからの、クワ・トイネおよびクイラ王国と、ロウリア王国との間の緊張もあって、クワ・トイネ首相カナタとの会談にまで漕ぎ着け、公国に、日本への使節団を派遣させるまでに至った。

その後は使節団の案内役として行動。なかなかどうして八面六臂の活躍である。
ちなみに、その際使節団に対して、日本には魔法はまったく存在しないという(使節団にとっては)国家機密級の事実を、さらっと明かしている。

使節団帰国後はそのまま駐クワ・トイネ大使に就任。ロウリアによる侵攻と、それに付随する食料輸出差し止め勧告を受ける事になる。
その後に、Web版と書籍版では明記されていないが、ギム陥落後に自衛隊派遣の準備があることを伝えている*1

幼少期に、東遺艦隊所属の軍人だった曾祖父から異世界の存在を聞かされていたが、おとぎ話と思っていた。
しかし、ロウリア戦後に長期休暇で実家に帰った際、祖父から改めて曾祖父の話を聞いた際に、クワ・トイネで聞いた太陽神の使者の伝承を思い出し、この話が真実であると確信を持つ。
そして曾祖父達が異世界を命がけで守ったことが、日本の今を繋いでることに気づき、職務を頑張ろうと決意を新たにする。

グラ・バルカス帝国編にて、久々に登場。この頃にはクワ・トイネから日本に帰国していた模様。
カバル皇子との交渉を担うこととなる。

漫画版では、眼鏡とネクタイの典型的な日本のサラリーマン的スタイルで登場。
名刺を渡すしぐさは、まさにそれらしい。
なお、第5話で使用している自転車は、在クワ・トイネ日本大使館の公用車とのこと。
*2

関連項目
人物日本国ヤゴウ

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過去のコメント
  • ファンタジー世界だから魔法があると頭では解りますが、実際に見れば驚きます。 -- 名無しさん (2017-12-25 23:18:26)
  • 名前がクワ・トイネ首相と回文になってるのはなぜでしょう。 -- 名無しさん (2018-04-25 15:15:34)
  • 外伝で派遣部隊の子孫である事が判明 - ドリフ提督 (2020-01-13 18:06:50)
    • 電書で買って読んでみたけどどこにも書いてなかったのれす… - 名無しさん (2021-04-25 15:19:48)
  • Web版では使節団の案内人は「田上」という人物が担当でしたが書籍版では「田中」に変更されていました。出番がここ以外に無かったので書籍にする時に統合したのかもしれませんね。名前も似てるし。 - 名無しさん (2023-07-24 19:52:04)

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〔最終更新日:2020年11月28日〕

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最終更新:2020年11月28日 14:19