みすりるきゅうまどうせんかん
前級 |
ゴールド級 |
次級 |
オリハルコン級 |
全長 |
不明(200~220m?) |
速力 |
最大30kt? |
兵装 |
主砲 口径:38.1cm 最大射程:34km 魔力探知レーダー照準射撃可能 |
三連装2基 6門 |
副砲 |
三連装1基 3門 |
対空魔光砲 |
連装26基 52門(推定) |
装甲 |
強化シークエンス:約18秒 |
※砲門数に関しては要検証。描写から前部二基が主砲で後部一基が副砲と思われるが、三基すべてが主砲ではないかとの意見もある。
Web版と書籍版で大幅に仕様変更されている。
また、魔導レーダー照準と原始的な射撃補正魔法を使用することで30km前後の長距離ながら、第二斉射で命中弾を叩き込める火器管制能力をも持つ。
水上戦闘の認識が第一次世界大戦レベルでとどまっているため、対空能力は高くない。
対艦砲戦能力の充実さや対空砲の数に比べ、旧軍の九五式射撃指揮装置のような一括制御も可能な武器管制システムが対空兵器に採用されておらず、砲側機銃手の経験頼み目視照準の模様。同等の敵との戦闘経験がないためスキルも高いとはいえず、殆どの海戦でまともな防空能力を発揮していない。
装甲は他列強で使用される対魔弾鉄鋼式装甲を発展させた帯魔性装甲材を使用している。ちなみにこの合金に何を使用しているかを明示したのが、魔導戦艦における実質的な艦級となっている。
帯魔性装甲材は魔法により硬度を強化でき、装甲が纏った魔法障壁の属性を可変させることで榴弾や徹甲弾など、さまざまな弾種への防御能力を自在にコントロールすることが可能。
強化する範囲を限定するほど硬度が増すようだが、鉄壁かというとそうでなく集中防御でようやく超弩級クラスになる可能性が高い。
現にバリア出力を見誤った可能性があるとはいえマグドラ沖海戦では250kg爆弾で後部主砲塔が大破しているほど。なので地球の基準だと同じく38cm砲を搭載したレパルスのような巡洋戦艦の枠組みになるかもしれない。
コールブランド
第零式魔導艦隊旗艦。四巻冒頭カラーページに描かれている艦。
訓練中に
グラ・バルカス帝国東征艦隊に襲撃される。砲撃戦では
オリオン級戦艦『プロキオン』の機関部に決定打を与える好戦果を挙げ、自身の損害は小破にとどめた。しかしその後の航空攻撃には手も足も出ず、急降下爆撃でのダメージに続き
魚雷7発を喰らい大破。左舷からの浸水に耐えられず転覆し、弾薬の魔力が暴走して爆発、沈没してしまった。
帝国の軍事力の象徴でミリシアル軍は『不沈艦』を自称していたが、本編ではあまり活躍の場に恵まれなかった。
Web版での艦名は『エクス』。書籍版艦名の元ネタはアーサー王伝説でお馴染みの聖剣エクスカリバーの異称。
クラレント
第零式魔導艦隊所属。
こちらもグ帝東征艦隊と交戦する。砲撃戦は特に問題なくこなしていたようだが、その後の航空攻撃で撃沈された。
Web版での艦名は『カリバー』。書籍版艦名の元ネタはアーサー王の息子モードレッドの自身の父を殺めた剣クラレント。
カレドヴルフ
第1魔導艦隊旗艦。
バルチスタ沖大海戦で別動隊として活躍する。
戦いの最中、
雷撃機に狙われる局面があったが乗組員はこれを「水平爆撃」と判断し、敵が
海中に爆弾を棄てたことを訝しがっていた。…残念ながら
マグドラ沖海戦での詳細情報は伝わっていなかったらしい。幸い見張りが雷跡に気づいたため、間一髪のところで魚雷の回避に成功する。しかし避けた魚雷が
進む先には…
その後、
超兵器に獲物を奪われる、潜水艦隊に翻弄される等の不運に見舞われるも、最終的にグラ・バルカス帝国艦隊との砲撃戦まで生き残り、帰還したと思われる。
web版での艦名はロト。書籍版艦名の元ネタはエクスカリバーのウェールズの伝承内での異名、もしくは存在その物の原型となった剣カレドヴールフ。一説では、ケルト神話の英雄であるフェルグス・マック・ロイが所持していた、数多の聖剣と魔剣の原型になったと言われる、虹の魔剣カラドボルグのウェールズ名であるとも。
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最終更新:2023年08月09日 04:26