「命ある限り、使命を果たすぞ!人間として生まれ、人間を護る——それこそが、陽光聖典だ!」
ニグン・グリッド・ルーイン
イラスト |
メインデータ |
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名前 |
ニグン・グリッド・ルーイン |
種族 |
人間種 |
分類 |
現地人 |
異名 |
人徳者 |
役職 |
陽光聖典隊長 エ・ランテル駐留部隊隊長 |
住居 |
エ・ランテル |
サブデータ |
年齢 |
? |
性別 |
男 |
登場 |
Web 書籍 オバマス |
声優 |
子安武人 |
概要
ニグン・グリッド・ルーインとは、スレイン法国の特殊工作部隊「陽光聖典」の隊長である。
同じ陽光聖典の
イアン達を率いてエ・ランテルで復興活動に勤め、ニニャからは「人徳者」として名前が挙げられている。
性格
部下の統率力に優れ、状況に応じた冷静な判断が下せる優秀な隊長。
所属に『信仰心の厚さ』を要求する陽光聖典において、隊長を務めているため信仰も厚い。そのため、王国や帝国、果てには異種族と協調しろという指令を受けた当初は、教義に反している『――――ふざ、けるなッ!!!!』と感情を表していた。しかし、すぐに自制して分析を開始、合理的な判断だと認めて教義を解釈、
罅の異変を「神の教えを解しない愚者であろうと、教え、諭し、導いて、その上で異種族さえ、利用する強かさを身に着け、苦難を乗り越えてみよ」という神の試練として、任務に意欲的な姿勢を見せた。
隊長らしく腹芸も熟せ、
混沌の記憶/ニグン・グリッド・ルーインでは、ニンブルに対して、帝国のメリットを提示しつつ、部下の負担が軽減されるような施策を提案するなどして『なかなか交渉がお上手』と言われていた。他、法国から使者、陽光聖典隊長としての立場からの発言も多く、内心と表立っての言動を意図して使い分けているシーンも多い。
その意識もあってか、神官長補佐の
エンヘラからは、法国の民にしては柔軟かつ合理的に真に「人間」が生き残る道を考え、実践している節があり、他種族を忌避感なく「利用」できる性質を持っていたと評価されている。
作中の動向
人間至上主義を標榜するスレイン法国で、亜人の村落の殲滅などを基本的任務として担当する部隊を率いており、王国や帝国を『神の教えを知らぬ愚かな堕落者』と蔑んでいた彼だったが、
罅の異変をきっかけに自体が急変。陽光聖典を率いてエ・ランテルで復興支援に参画、スレイン法国の現場責任者として三国同盟(後に四国になる)に関わっていくことになる。
当初は王国や帝国、果てには異種族と協調することに納得を示しつつも、内心では感情的に受け入れづらい様子を見せていたが、
第一部・第十五章『罅割れゆく世界』では王国民の命を救うため身を捨てて殿を請け負い、
九曜に喰われる最後まで抵抗。
第一部・第十八章『人類の救済』では、
罅の汚染により理性を失ってしまった妖巨人(トロール)達の殺害を『やむを得ない』と発言し、内心で『陽光聖典隊長の会話とは思えんな、全く』と自嘲した素振りを見せた。
イベントストーリーでは街内の行事に参加したり、魔導国が販売したチョコを買ってたりと、結構馴染んでる様子が伺える。
アイテム
一度だけ予め込めた魔法を使用できるアイテム。ニグンが法国から貸与されたものは威光の主天使(ドミニオン・オーソリティ)を召喚できるもので、
第一部・第十章『崩壊序曲』、
第一部・第十五章『罅割れゆく世界』の2回使用された。第十章ではラキュースや武王達が
混沌獣の指揮個体に接近するための道を切り拓き、第十五章では、他天使達と共に
九曜を引き付け、ニグンの意図しない形ではあるが
主人公達の窮地を救った。
【神の代行者】ニグンの奥義でも使用されている。奥義名は威光の主天使(ドミニオン・オーソリティ)の代名詞である善なる極撃(ホーリースマイト)……ではなく聖なる極撃(ホーリー・スマイト)で、何故か微妙に名前が違う。
その他
未編集
キャラクター
関連項目
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最終更新:2025年05月17日 19:33