初手はどこから手をつければいいか


結論から書くと「角」から開けるべし。

確率の考え方


爆弾の確率は「爆弾の個数 ÷ マス目の数」で計算できます。

この画像の場合、残り爆弾は1個、残りマス目は2マスなので1/2。つまり50%の確率で爆弾となります。

それではこの画像の場合

初級を選んだところですが、初級の爆弾は10個、マス目は9×9の81マスなので10/81=0.123。つまり12.3%の確率で爆弾となります。
カスタムではこの数字を密度と表現しています。

基本的に数字に隣接していないマスは「1 - 密度」が爆弾ではない確率と言えます。

確率をもとに初手を考える


初手にやるべきことは何より空白マスを開けることです。空白マスを開けないといつまでも論理で解くことができないため、なるべく早く空白マスを開ける必要があります。

それでは空白マスを開けるために必要なことを確率で考えていきます。

この画像の赤のマスをクリックした場合、周囲のオレンジのマスがすべて爆弾ではない場合に空白マスとなります。

初級の場合の確率計算
角:70/80×69/79×68/78=66.6%
辺:70/80×69/79×68/78×67/77×66/76=50.3%
中:70/80×69/79×68/78×67/77×66/76×65/75×64/74×63/73×62/72=32.6%

密度によりこの数値は前後しますが、中より辺、辺より角の方が空白マスが出る確率は高いです。

以上を理由に初手は角から開けるのが定石と言えます。

例外と備考


上に書いたのはあくまで習熟やストリーク向けの安定プレイ用の戦法です。
例えば速度や高難易度を目的とするなら角より空白マスでのきっかけが多くなる辺や中から開けていくという方法もあります。効率なら四隅の角すべて開けてからプレイする方がよりいい成績を出しやすくなります。


また初手で1が出た場合、残り爆弾は9個、残りマス目は9×9-4の77マスなので、緑のマスの爆弾の密度が12.3%から11.6%に変化しています。2手目以降の確率は常に変動するということも知っておいた方がより安定につながります。

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最終更新:2023年07月30日 21:21