wikipedia
等
たしざん +
ひきざん −
かけざん *
わりざん /
下線を引いた箇所は特に不正確なおそれがある記述です。
CPS
Clicks Per Secondの略で、秒間クリック数を表している。
3BV/sと違いCPSはタイムに直結しないことに注意が必要だが、CPSをある程度以上の値にしないとタイムが頭打ちになる。
タップではなくクリックなのはPCゲームだった頃の名残。
Ops
Openingsの略。
空白マス群の個数のこと。連結した空白マスたちを1群と数える。
Opsが少ないと高効率が狙いやすい。
IOE
Index of efficiencyの略。ここでのindexは「指標」の意。
IOE=3BV/クリック数 で表される。
%で表示される効率と同様、NFでは1.000が最大値となる(マインスイーパー界隈では、小数点以下3桁まで計測されるしきたりがあるらしい)
IOEを%表記に直す(IOEの値を100倍する)と、マインスイーパーオンライン上での「効率」が計算できる。(小数点以下四捨五入)
例えばIOE0.741なら効率74%である
ThrP
Throughputの略。IT用語で、「単位時間で送信できるデータ量」のことで、Mbpsとしてよく使われているらしい。スループットと読む。
ThrP=3BV/アクティブクリック数 で表される。
ミスクリックなしでの効率を計算している。
効率については
FAQ
効率について
ヘルプ→ガイドブック 「効率入門」(Lemonさん著)
などを参照いただきたい。
Corr
Correctness (正しい、の名詞形) の略。正確さの意。
全体のクリック数のうち、超過クリックではないクリック数の割合を表している。
ThrP*Corr=IOEが成り立つ。
ZiNi
後出のH.ZiNiと区別のためG.ZiNiと表記することもある。Greedy ZiNi、greedyは「欲深い」の意。
ZiNiというのは、おそらく考案者のElmar ZimmermannさんとChristoph Nikolaus Marxさんからとったものだと思われる。
盤面の爆弾位置が全て把握できている場合の、最短クリア手数のことで、いわゆる理論値のこと。
マインスイーパにおいて最小クリック数を出すアルゴリズムを作るのは巡回セールスマン問題と同様の特徴を持っており、NP完全であるので相当に難しい。
(Wikipediaによると、巡回セールスマン問題とは、都市の集合と各2都市間の距離が与えられたとき、全ての都市をちょうど一度ずつ巡り出発地に戻る巡回路のうちで総距離が最小のものを求める問題のこと。)
このZiNiも毎回理論値を正確に計算できているわけではない。下に初級効率世界2位の例を示す。
ZiNi、H.ZiNiともに10だが、9クリックでクリアできてしまっている。
ZiNiについて詳細な定義
爆弾マスの位置は全て把握できているものとする。
このとき、次の操作を行う。
①全てのマスについて、premium値を定義する。
この盤面を例に解説する。
赤マスについて考えると、
(ⅰ):赤マスと周り8マスを全て左クリック(NF)で開けるときの所要クリック数
(ⅱ):赤マスを開いて下のマスにに旗を置き、ダブル(コーディング)して開けるときの所要クリック数
を比較した際、(ⅰ)=8,(ⅱ)=3となる。
(
(ⅰ)-(ⅱ)の値について正負を調べ、
正となるマス(0を含む)はダブルを実行する
負となるマス(0を含まない)はそこを放置し、空白マスに隣接していないマスの中で左上にあるマスを開ける。
また、(ⅰ)-(ⅱ)の値が正の範囲で大きいほど、ダブル(コーディング)が有利となる。
例に示した盤面の場合、
黒いマスは、premium値>0なので開ける。すると、
次に、
次に、premium値=0となる黄マスをダブル(コーディング)で開ける。
緑色の2マスはpremium値=-1だから、左クリック(コーディングしないほう)で開ける。
クリック数なので、自然数で表される。 関連→3BV、H.ZiNi
H.ZiNi
(書いてほしそうな雰囲気を察知)
Human ZiNiの略で、人力で実現可能な範囲の理論値の指標である。
(それでも不可能に近いと思うのだが…)
ZiNiではpremium値が高いものから始めていたが、H.ZiNiでは空白マスを最初に開けるよう定義されている。
(ⅰ)空白マスを全て開ける
(ⅱ)ZiNiと同様の計算をしてpremium値を求める。
(ⅲ)premium値最大のマスの中から左上に近いマスを確認し、ダブルを実行する。
(左上の定義はあいまい)
考案者の投稿によると、
長所:単純でわかりやすく、実践的
短所:最適解が見つかるとは限らない
とのこと。
ZNE
ZiNi Efficiencyの略で、ZiNiと比較した効率を表す。
ZNE=ZiNi/クリック数 で表される。
HZNE
H.ZiNi Efficiencyの略。ZNEのH.ZiNiバージョン。
HZNE=H.ZiNi/クリック数 で表される。
ZNT
ZiNi ThrPの略で、超過クリックを無視したZNEと考えることができる。
ZNT=ZiNi/アクティブクリック数 と表せる。
HZNT
H.ZiNi ThrPの略で、超過クリックを無視したHZNEと考えることができる。
HZNT=H.ZiNi/アクティブクリック数 と表せる。
RQP
速度の指標の一つ。
RQP=(タイム+1)/(3BV/s) で表される。
言い換えると、(タイム)*(タイム+1)/3BV である。
IOS
速度の指標の一つ。
IOS=log 3BV/(log(タイム-1)) で表される。
言い換えれば、logタイム-13BVに等しい。
対数を使用している故、クリアタイムが2秒以下だと表記されなくなる。
最終更新:2024年06月01日 23:14