壁を感じるあなたへ
筆者は20年近く上級60秒の壁の前であがいています。このウィキの管理人さんとかはあっという間に越していったので、人によって感じる壁は違うものと思います。
壁を前に「どうやったらこの壁の向こうに行けるのだろう」と考え続けた男の、上級タイムアタックへのアプローチ方法を記載します。
手前にはいくつか壁を感じましたがここまで乗り越えられない壁はなかったので、もしかしたら私の限界なのかもしれません。そんな限界値の低い私の理論ですが一読いただけると幸いです。
マインスイーパクリアまでのフローチャート
クリックする⇒反射的に解けるか?(YESなら最初から)⇒論理で解けるか?(YESなら最初から)⇒運ゲーする(爆弾を踏まなければ最初から)
このような流れを繰り返し、爆弾マス以外をすべて開けるとクリアします。このウィキを見ている人でどうやってプレイしてどうやったらクリアなのかがわからないという人がいるとは思えませんが、あえてわざわざこれを書いたかというと、それぞれで時間短縮を考えられないかと思ったからです。
エイムとクリック
安全(かもしれない)マスがわかったらできるだけ素早く対応します。速さを求めるためには2種類の方法が考えられます。
①とにかく最速で処理する
②効率的に処理する
これら二つの解説をするだけで一つの記事になるので、時間のあるときに書きたいと思います。
どちらにしても必要となる技術は「エイム」です。自分の意図しない動きでミスすることないよう(時にはマウスなどの道具にもこだわって)エイム力を鍛えていきましょう。
反射神経
反射神経という神経はないそうですが、言葉としては存在します。
陸上競技ではスタートの合図の0.1秒以内にスタートした場合、合図後にもかかわらずフライングとなります。それは人間の反射神経では0.1秒以内で反応することができないというところからそうなっているそうです。
0コンマ何秒というミクロの世界で勝負する人たちはその限界に近づくよう反射神経を鍛え上げています。プロゲーマーなどは0.15秒という反応をするそうです。
ちなみに一般人の反射速度は0.2秒から0.25秒ほどです。
私が初級を10回プレイして操作時間を除いた時間をクリック数で割ってみました。0.243秒でした。一般人の中でも遅いほうですね。初級で論理的に解くことはあまりないですし、10回のプレイ中もほぼなかったと思うのでそれが私の反射速度です。この反射神経は年齢ごとに衰えていきます。例えば車の運転では30代後半から40代ごろに能力の衰えを実感し始めるそうですorz
手間がかかるので初級の実験は10回しかやってなく、大雑把な計測なので正確ではありませんが、タイムの約70~80%が操作以外の時間でした。つまりこの時間を短縮できればタイムの向上が目指せるということです。
仮に私の上級の記録60.941秒で、反射速度0.243秒からプロゲーマーの0.15秒になったとしたら40秒台前半になります。そうか…自分に足りないのはこれだったのか…
論理から反射へ
反射神経の話が続きます。
マインスイーパ愛好家もはじめはあらゆる場面で論理的(単純に数を数えることを含む)に解いていたはずです。それがだんだん頭で考えなくても「ここに爆弾がある」「ここは安全マス」というのがわかるようになってきたでしょう。わかるようになったどころか自動的に体が動いているはずです。
それが脊髄反射です。もはや我々は脳を介さずマインスイーパをプレイしているのです。
ということは、いまだに脳を使って論理可能かどうか判断しているとしたら、そのパターンが伸びしろということになります。
どのような場面で考えなくてはならなかったかをチェックし、脊髄反射でプレイできるようにしましょう。
運ゲー
これは私の記事以外にも誰もが書いていることですが、なるべく早く判断しましょう。これしか言えません。
最終更新:2022年05月29日 22:36