ヒントの数字はどうやって算出しているの?

手詰まりになったときヒントを使うと数字が出てきます。これはそれぞれのマスの爆弾の存在確率です。数字の大きい方が爆弾の確率が高く、少ない方が安全マスである確率が高くなっています。当然「確率」なので1%でも爆弾があるときはあります。そしてこの数字はあくまで今現在の数値なので、いくらか先に進んだ後「たしかここは爆弾の確率10%だったから」みたいな考えは危険です。その時点では数値が変わっていますので、盤面が変わった後再度確率計算をしたほうが安全です。

さて、この数値はどうやって出しているのでしょうか。普通に簡単な盤面なら人力でも計算することが可能です。


この盤面を例として説明します。残り爆弾数は3です。

この盤面において爆弾が存在するパターンをすべて出します。(このパターンが多くなればなるほど人力で計算することが困難になります)

そしてそれぞれのマスの爆弾の数を数えます。これを分子、パターンの総数を分母にすると、ヒントで出現する数値と同じになります。

安易に進めてはいけない

残り一手でクリアまで進める場合は確率通りの手を打ちましょう。ここで「なんかこっちの方が爆弾な気がする」みたいなことを思って実際にたまたまその通りだったとしても、長期的にみると確率通りに収束していくはずなので、クリアする確率の高い方を選択し続けるべきです。

二手以上かかる場合はさらなる確率計算が必要です。クリアがすぐそこに見えている場合(日本語チャットで月始めに定期的に行われているmark.tさんのコリナークイズがこれです)は厳密に確率計算をするべきですが、まだクリアが見えないくらいのときは「どこを開けたら次進めやすいか」という視点で考えましょう。

クリアがすぐそこに見えている場合の考え方を書きます。先ほどの例で出した盤面で考えます。


まず確率が一番低かったこのマスについて考えます。
2/8の確率で爆弾、つまり75%の確率で安全マスですが上のパターンを見てください。数字は「1」しか出ないのがわかります。まだまだ運ゲーは続きます。一つ下は1/3の確率で爆弾になります。(全パターンから右上が爆弾だったパターンを除いてみたらわかります)あとはパターンを見たらクリア確定だとわかります。つまり6/8×2/3=1/2で50%のマスだったことになります。


数字的にはここも同じ確率ですが、1/2で出る「1」か「3」が出たらクリア確定、「2」が出ても2/3でクリアになることがわかります。つまり(6/8×1/2)+(6/8×1/2×2/3)=5/8で62.5%の確率でクリアできるマスでした。

このように二手以上かかる場合は見えている数字だけを信じないよう気をつけましょう。(他のマスの確率計算は省略します)

ちなみに数式を使いましたが、単純に残ったパターンの数をパターンの総数で割るだけでOKです。ということは爆弾が存在するパターンを「すべて」出せるかどうかが確率計算において最も重要だといえます。

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最終更新:2022年06月29日 18:55