本当に50%??
マインスイーパをプレイしているとよく50:50の状況に出合います。成功50%失敗50%。どちらも50%のはずなんだけど、どう考えても50%じゃないと思いませんか?絶対失敗の方が多いよって思いますよね。
この現象についてGMに突撃した勇者へのGMの反撃がこちら
「ああ!?てめえ俺らが確率操作してるとでも言ってんのか!?何のために?お前の盤面を?そんなくだらねぇことやるわけねーだろ!!俺らのことを信用できないつーなら無料のマインスイーパなんてそこいらじゅうにあんだから、ここからとっとと出てけ!!」
超意訳ですごめんなさい(笑)
つまり確率が50%に限らず、何%だろうが確率に偽りはありません。1%だろうが爆弾があるときはありますし、99%でも開けれるときは開けれます。
じゃあどうして失敗が多い気がするの?
成功したときに感じる得したと思う感情と、失敗したときに感じる損したと思う感情が釣り合っていないから、失敗する確率が実際の確率より多いと感じます。行動経済学のプロスペクト理論に基づき、人間は損することにより敏感で、確率に対して正確に判断できないという特徴があります。
面白い話で「ファイアーエムブレム」というゲームでは実効命中率という、実際の確率数値ではなく、人間が感じる確率をもとにした確率計算を導入していたりします。
このように実際の確率と感覚的な確率とは違うんだよということは頭に入れておきましょう。そうしないと「右上の角に嫌われている」とか「流れが悪い」とかオカルトなことを言い始めて、確率の悪い方を開け続けることになります。始末の悪いことにそういう時に限って運よく進めたりするから、確率を軽視することになりがちです。
最終更新:2022年06月20日 12:06