澪「だーめ」
律「いいじゃん!澪のけち、なぁたったの一ヶ月だぞ?」
澪「駄目ったら駄目なんだ!」
律「じゃあ、3週間、いや2週間ならどうだ?」
澪「・・・・やだ」
律「くぅー、よし、1週間!」
澪「一週間も・・?嫌だよ律ぅ」グスッ
律「・・・じゃあどのくらいなら平気なんだ?」
澪「一日くらいなら・・」
律「よしわかった。一日だな。って、一日じゃ行って帰っても来れないし!!」
澪「・・・この間・」
律「ん?」
澪「この間律が家族旅行で3日間いなかったろ?」
律「うん、そんときは沢山電話したな。」
澪「その時な、声は聞こえても直ぐに会いに行けない事がこんなに辛いと思わなかったんだ」
律「確かになかなか電話切れなかったもんなー。それがロンドン東京間になったらと思うと・・。」
澪「だから律・・」
律「いや、本当は1年行こうと思ったんだ。でもそしたら大学休学しなきゃならないし、
夏休みの間だけロンドンでドラムの勉強をするんだ。これはHTTの為でもあるんだぞ?」
夏休みの間だけロンドンでドラムの勉強をするんだ。これはHTTの為でもあるんだぞ?」
澪「律のバカ!わざわざロンドンまで行く必要なんかないし、そのままでもHTTのドラムは律しかできないってわかってくれたはずだろ!?」
律「澪のバカ!私がレベルアップして困る事なんかないだろ?澪ならわかってくれると思ったのに!」
澪「そそ、それに、一ヶ月も離れたら、私が浮気するかもしれないだろ?心配じゃないのか?」
律「その点についてはまったく心配してないんだなーこれが」
澪「う、う、うぬぼれるのも大概にしろ!私だって、私だって例えば、えーと・・・もしかしたら唯と!」
唯「ゲホッ!私を巻き込むのはやめてくだせえ・・」
澪「えーと、そしたらムギと!」
紬「あの~」
澪律「なんだ?」
紬「二人で行けばいいんじゃないかしら」
澪律「・・・・・・・」
澪「しかたないな・・我が儘な恋人をもって苦労するよ」
律「なんだと!?た、た、頼んでないし!」
澪「嫌なのか?」ウルウル
律「いいえ、むしろ、よろしくお願いします。」
澪「えへへ・ねえ律、これって新婚旅行とかかなあ?」♪~
澪「あ、そうだ。ママに電話しておこう。」
律「え//」
澪「あ、そうだ。ママに電話しておこう。」
律「え//」
唯「女心と秋の空、か。」フゥ
律「こんにちは」
澪ママ「いらっしゃい!りっちゃん久しぶりね~。ごめんなさいね、澪いなくて」
律「はぁ・なんか急にレポート提出がとか言ってましたけど・・。私だけでよかったんでしょうか。」
澪ママ「そうね、むしろ好都合よ。りっちゃんにお願いしたい事があったの」
律「なんでしょう。まさか、澪との交際に反対とか・・」
澪ママ「それは無いんだけど、この辺りで恋のライバルとか出現した方がいいんじゃないかなーと思うわけ」
律「はい?」
澪ママ「だって、澪とりっちゃんってなんて言うか、その間に割って入る隙がないっていうか、完全な夫婦っていうか。いっつも甘甘のバカップルでつまらないと思うの。」
律「え、つまらないとか言われても・・澪を他の人に渡す気はありませんから・・」
澪ママ「二人でロンドンに新婚旅行に行くんでしょ?だから、この機会に澪をハラハラさせて絆を深めるイベントを考えたんだけど、どうかと思って。」
律「・・・・一応聞きますけど・・」
澪ママ「最初はりっちゃんが浮気をするパターンね、その現場を澪が目撃するのよ。」
澪「律、キスしてた・・」
律「あれはしたんじゃなくて、されたんだ!」
澪「人のせいにするんだ?卑怯者!」
律「くう!澪!この手のひらを屈んで見て!そしたら目をつぶるんだ!」
澪「なんで?」
律「いや、なんでっていうか・・・え?」(もしかしてこんなてに引っかかった私ってバカなんだろうか・・・)
澪「・・・律、この手の隙間のぞいてみて」
律「うん・・」背伸び
澪「そしたら目をつぶって」
律「うん・・」
チュ
澪「ほんと、すぐ騙されちゃうんだな」
律「ーーーーー!!澪!」
律「あれはしたんじゃなくて、されたんだ!」
澪「人のせいにするんだ?卑怯者!」
律「くう!澪!この手のひらを屈んで見て!そしたら目をつぶるんだ!」
澪「なんで?」
律「いや、なんでっていうか・・・え?」(もしかしてこんなてに引っかかった私ってバカなんだろうか・・・)
澪「・・・律、この手の隙間のぞいてみて」
律「うん・・」背伸び
澪「そしたら目をつぶって」
律「うん・・」
チュ
澪「ほんと、すぐ騙されちゃうんだな」
律「ーーーーー!!澪!」
澪ママ「なんてね。どうかしら」
律「それ、めぞん●刻じゃ・・古いですね・・。」
澪ママ「なによー、萌えるのに!」
律「私としてはですね」
律「いまから私がロンドンジョークを言うからな。どれが嘘か当てるんだぞー」
澪「また変な遊びだな。わかったよ」
律「今日澪は私の知らない人とデートしてた」
澪「・・・・」
律「だけど、私の事が気になってデートが楽しめなくて悩んでいる」
澪「・・・・」
律「その人からプロポーズされた」
澪「・・・・・」
律「何個、嘘があった?」
澪「・・・一個」
律「で、プロポーズの返事はどうするんだ?」
澪「OKに決まってるだろ?律がずっとソワソワしてるから途中までデートが楽しめなかったよ」
律「ごめんな、でも澪。私と結婚してくれたら精一杯幸せにするよ」
澪「また変な遊びだな。わかったよ」
律「今日澪は私の知らない人とデートしてた」
澪「・・・・」
律「だけど、私の事が気になってデートが楽しめなくて悩んでいる」
澪「・・・・」
律「その人からプロポーズされた」
澪「・・・・・」
律「何個、嘘があった?」
澪「・・・一個」
律「で、プロポーズの返事はどうするんだ?」
澪「OKに決まってるだろ?律がずっとソワソワしてるから途中までデートが楽しめなかったよ」
律「ごめんな、でも澪。私と結婚してくれたら精一杯幸せにするよ」
律「なんちゃって!なんちゃってー!!」デへへ
澪ママ「つまんない。」
律「バッサリだな!」
澪ママ「で、本題なんだけど、私が恋のライバルとか、どう?」
律「お断りします」
おわり
- でたーwww -- 名無しさん (2012-03-30 16:19:20)