時計の両針が頂点で重なって。
天の川、なんてロマンチックな単語が行き交う夜。
私は、恋人を味わっていた。
「りつー?」
私に、上に乗られた恋人は甘い声で答えた。
「‥なに?」
私に、上に乗られた恋人は甘い声で答えた。
「‥なに?」
私は、左手で恋人の右手を誘った。
「‥ココ」
「‥ココ」
右手で促し恋人を、抱き起こした。
頬を赤くした恋人に向かって
「‥ぎゅって、して?」
頬を赤くした恋人に向かって
「‥ぎゅって、して?」
もとめた。
ぎゅってしてくれた恋人は、そのまま右手のナカユビを入れて。
たくさんたくさん、かきまわして。
たくさんたくさん、かきまわして。
たくさん…私は、気持ち良くなって。
‥ほしいな、と私が言うと。
恋人はヒトサシユビも、入れてきた。
恋人はヒトサシユビも、入れてきた。
私は身体を震わせながら、時折恋人を抱き締めて。
恋人は私のそんな様子を見て、微笑んだ。
恋人は私のそんな様子を見て、微笑んだ。
かきまわされながら
私は、恋人の右手に左手をあてた。
私は、恋人の右手に左手をあてた。
………自家製のソースが、たくさん出てきた。
はぁ‥はぁ‥
私は頬を赤く染めて、恋人を見つめた。
「‥ん?」
悪戯っぽく、恋人は私を見た。
私は
「…かけて、イイ?」
聞きながら、かけた。
「あっ‥」
慌てる、恋人の白い胸元に。
左手に少し溜まった
―――――自家製の、ソースを。