「おーいみんなもうすぐ年明けだぞ〜。…って寝てるし!!」
「ちょ…肝心な時に寝てどうすんだよ!?」
「あ…年明けた」
ってな具合にカウントダウンはグダグダに終わってしまった。
まっ、いっか。みんな気持ちよさそうに寝てるし。
澪も私もまだ眠くなかったから炬燵に入り、しばらくは今年の豊富や宿題の話など他愛ない話をして過ごした。
「ちょ…肝心な時に寝てどうすんだよ!?」
「あ…年明けた」
ってな具合にカウントダウンはグダグダに終わってしまった。
まっ、いっか。みんな気持ちよさそうに寝てるし。
澪も私もまだ眠くなかったから炬燵に入り、しばらくは今年の豊富や宿題の話など他愛ない話をして過ごした。
「あっ、忘れてた」
「何を?」
「明けましておめでとう。今年もよろしく律」
そうだった。何となく明けてしまったから言うのを忘れてた。
「こちらこそよろしくな澪」
軽音部のみんなで交わすはずだった挨拶を先に澪と二人で交わした。
何だかおかしくて二人で笑いあった。
「何を?」
「明けましておめでとう。今年もよろしく律」
そうだった。何となく明けてしまったから言うのを忘れてた。
「こちらこそよろしくな澪」
軽音部のみんなで交わすはずだった挨拶を先に澪と二人で交わした。
何だかおかしくて二人で笑いあった。
「ふわぁ。そろそろ寝るか」
「そうだな」
私達は向かい合って横になった。
澪が私の顔を見てクスリと笑う。
「なんだよー」
「いや、律の顔見て寝たらいい夢見れそうだなって思って」
「ははっそりゃそうだろ。私の顔には御利益がっていたぃ」
澪に調子に乗るなって小突かれた。
「…私も澪の顔見ながら寝たらいい夢見れそう」
目があって、微笑みあう。
どちらかともなく手を取る。心地いい体温が掌を伝って全身に行き渡る。
途端に急激な眠気に襲われる。
目が半分も開かなくなってきたけど、今思っている事を言葉にして伝えた。
「澪の手は安心するよ。澪の優しさが伝わってくる。大好きだよ」
「どうしたんだ急に」
「こんな時しか言えないかな?って思って」
「そっか…律の手も沢山優しさ伝わってくるよ。私も好きだよ」
私は澪の柔らかい声を聞きながら澪の初夢には私が登場しますようにと祈り、眠りについた。
「そうだな」
私達は向かい合って横になった。
澪が私の顔を見てクスリと笑う。
「なんだよー」
「いや、律の顔見て寝たらいい夢見れそうだなって思って」
「ははっそりゃそうだろ。私の顔には御利益がっていたぃ」
澪に調子に乗るなって小突かれた。
「…私も澪の顔見ながら寝たらいい夢見れそう」
目があって、微笑みあう。
どちらかともなく手を取る。心地いい体温が掌を伝って全身に行き渡る。
途端に急激な眠気に襲われる。
目が半分も開かなくなってきたけど、今思っている事を言葉にして伝えた。
「澪の手は安心するよ。澪の優しさが伝わってくる。大好きだよ」
「どうしたんだ急に」
「こんな時しか言えないかな?って思って」
「そっか…律の手も沢山優しさ伝わってくるよ。私も好きだよ」
私は澪の柔らかい声を聞きながら澪の初夢には私が登場しますようにと祈り、眠りについた。