ローム・ボスフォレームス・ハイラル とは、【ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド】のキャラクター。
ローム・ボスフォレームス・ハイラル |
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他言語 |
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別名義 |
【ハイラル王】 | |
性別 |
男 | |
職業 |
【王様】 | |
初登場 |
【ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド】 |
歴代最後となる【ハイラル王】。大厄災で命を失い、魂のみが存在している。
良くも悪くも厳格な王として描かれており、遺物研究に勤しむ【ゼルダ】に対して「現実逃避している場合か」と封印の巫女としての修業に専念するよう厳しく接している。
ただし、国民の中に彼女のことを「無才の姫」と心無い陰口を叩く者がいることを心苦しく思っており、彼女自身に封印の力が目覚めなければハイラル王家そのものの存続に関わることもあって、父としても王としても厳しく接することしかできなかったという事情があり、決して彼女を悪く思っていたわけではない。
ハイラル城に残された日記によると、最後の泉での修業がうまくいかなかった際には休養を兼ねて遺物研究の再開の許可を出すつもりだったらしいのだが、結局その直前に厄災ガノンが覚醒。
さらにあろうことがゼルダ主導によって発掘されたガーディアンや神獣といった遺物たちが全てガノンに乗っ取られてハイラルに牙を剥くというあまりにも皮肉な形で大厄災が勃発し、それに巻き込まれる形で命を落とした。
本編における出番としてはチュートリアル担当であり、フードを被った妙にガタイの良い老人として登場する。
始まりの台地の様々な場所でリンクに焚火の使い方や木の切り方等を教えてくれる。
しかしながら、設定上はリンクの行く先々に現れているはずなのだが、本作はオープンワールド形式でほぼ全てのマップが繋がっているため、ハイラル王が移動しているのではなく、マップ上に複数のハイラル王を配置することで、あたかもリンクの知らないうちに先回りしているような演出をしている。
そのためある場所にいるハイラル王を、別の場所のハイラル王出現地点までどついて移動させればハイラル王が二人並ぶというシュール極まりない光景になる。
また、基本的には安全地帯にいるため、彼の側にいれば敵に襲われることはないが、コログのうちわ等を活用して強引に【ボコブリン】等を彼の元まで運ぶと、ちゃんと専用のモーションが用意されており情けない悲鳴を上げながら全力逃亡するこれまたシュールな光景が拝める。
プレイアブルキャラの1人。「ハイラル王」表記。
本編同様厳格な王で、遺物研究を続けるゼルダに厳しく接しているが、本作では憑依ガノンとアストルの干渉によって本編より早く大厄災が勃発。
城内から逃げ遅れたゼルダを逃がすために自ら剣を取り、リンクに「娘を頼むぞ」と言い残して、無数のガーディアンらに立ち向かった。
しかしながら、【コーガ様】率いるイーガ団の活躍によって後に生存が確認される。
偶然所有していたゼルダが研究していた用途不明の遺物研究品が作動してガーディアンのレーザーを防いでくれたおかげで、ガーディアンの群れをやり過ごすことに成功していたことが発覚する。
結果的にゼルダの遺物研究によって命を救われたこととなり「誰かの助けになりたいというお前の心に儂は救われたのだ」「真に己の責務から逃避していたのは儂の方だったのかもしれぬ」と謝罪。
ゼルダからも「御父様はどんな時でも私のことを想ってくれました」と親としての彼の想いが伝わっていたことをきちんと述べた上で無事和解を果たす。
プレイアブルキャラとしては本編で正体を隠していた時のフード姿と王の姿を切り替えながら戦うタイプで、前者はスピードに優れ雑魚戦における殲滅力が、後者はパワーに優れ火力及び隊長格以上のウィークポイント削りに勝る。
どちらの形態も癖がなく使いやすく、強攻撃中に姿を切り替えることで別のコンボに繋げられる。
現役の王自ら剣を取ってバリバリ戦うのはある意味無双シリーズを最も体現しているともいえるかもしれない。
本編でボコブリンから全力逃亡してたのがウソのような逞しさである。