ヒンバス とは、ポケットモンスターシリーズのキャラクター。
ヒンバス |
||
![]() |
他言語 |
Feebas(英語) |
---|---|---|
全国図鑑 |
0349 | |
ホウエン図鑑 |
140 | |
分類 |
さかなポケモン | |
高さ |
0.6m | |
重さ |
7.4kg | |
初登場 |
【ポケットモンスター ルビー・サファイア】 | |
前のポケモン |
【アーマルド】 | |
次のポケモン |
【ミロカロス】 |
汚い水でもぜんぜん平気なタフな【ポケモン】。でもボロボロでみすぼらしいので人気はない。
ステータス |
|||
タイプ |
みず |
タマゴ |
ドラゴン すいちゅう1 |
---|---|---|---|
とくせい |
すいすい どんかん |
隠れ特性 |
てきおうりょく |
HP |
20 |
とくこう |
10 |
こうげき |
15 |
とくぼう |
55 |
ぼうぎょ |
20 |
すばやさ |
80 |
119番道路で釣れるのだが、釣れるポイントは表IDに依存しており、ムロタウンの流行語が変わる度にポイントも変化する。
しかもその釣れるポイントは僅か6マスしかなく、この世代ではこれ以外の入手方法が無いため幻のポケモンに近い存在になってしまっており、あまりの希少性からヒンバス漁業組合情報局というヒンバスのための個人サイトが設立、独自研究されるほどの人気を博した。
IDに依存しているため、同じ流行語にしても釣れるポイントが同じになるわけではない。ただし他者とレコードを混ぜて流行語が同じになった場合は釣れるポイントも同じになるとの事で、これを利用してヒンバスが釣れるポイントを共同で捜索する事も可能であった。
釣れるポイントの変化は日替わりではないため、不定期とは言え数日間の猶予がある。
現在はソフト本体の内蔵電池が軒並み切れてしまっているため、釣れるポイントさえ見つけてしまえば、内蔵電池を交換しない限りは同じポイントで釣り放題と化す。
(しかし内蔵電池が切れている=ゲーム内の時間要素が機能しないので、きのみを育てて増やせない上、ゲーム内のNPC達からはそれぞれ一度だけしかきのみが貰えないなど、ヒンバスの進化に必要なポロック作りにおいて無視できないほどのデメリットを抱える事となる。)
現在はポイントを特定するツールサイトも存在しており、これを使えば楽に入手可能。(参照)
図鑑説明では大してレアでもなんでも無いようにしか書かれていないのに、何故こうなってしまったのだろうか……。
タマゴが作れるポケモンなので1匹持ってさえいれば釣らなくても量産が可能になるのがせめてもの救いか。
トレーナーの手持ちとしては119番道路の【つりびと】が使ってくる。戦闘前には「なみのりしながら釣り上げたポケモンで~」と、ヒンバスの入手方法を示唆するかのようなセリフを喋る。
ルネシティジムにいる【だいすきクラブ】の女性が使うようにもなった。
テンガン山のB1Fにある広い湖で釣れる。ただし釣れるポイントは日替わりでたったの4マスしかない。
ただし、縦に4区間に区切られたエリアにそれぞれ1箇所ずつ配置される仕様なので偏って配置される事はなく、上段か下段から横一直線に総当りしていけば長くても2~3時間ほどで釣れるため、一日で一気にやる場合は『ルビー・サファイア』『エメラルド』ほど無謀という訳でもない。
更にニンテンドーWi-Fiコネクションが使用可能な間はインターネットを介した通信交換やGTSでも入手できたので、当時はそれほど貴重でもなかった。
実は釣れるポイントがテレビコトブキのくじの番号と連動されており、日にちが変わるとつれるポイントも変化する。
そのため、DS本体の時刻を巻き戻してしまえば釣れる場所が変更されない。ただし面倒なことには変わりはない。
トレーナーの手持ちとしては『ダイヤモンド・パール』では222番道路の【ふなのり】が使ってくる。スルー出来ない位置に突っ立っているのでシンオウ図鑑の見逃し対象になる事はない。
ポケウォーカーの「しずかどうくつ」で出現。このコースを出すには10万ワットを稼ぐ必要がある。
テンガン山を彷徨うよりは確実性があるので第四世代では一番楽な入手法ではある。出すまでが面倒だが。
本作ではこの方法でしか入手できないので、当時はヒンバスをガンテツボールに入れる事は出来なかった。
1番道路で釣れる。魚影の場所なら高確率。
本作を境に、ようやく超レアポケモンから卒業したといえる。
『ルビー・サファイア』からレア度だだ下がりの優しい仕様になっており、晴れた昼に119ばんどうろの橋の下で釣りをすると高確率で釣れるようになった。
せせらぎの丘の主の間以外で釣れる。ただし出現率はやけに低く、泡がある場所でも5%でしか釣れない。
泡で釣れる確率が10%に増えた。
2番道路で釣れるが出現率は1%とかなり低く、釣るのは難しい。
冠の雪原では巨人の寝床・巨人の靴底のシンボル、ボールレイクの湖畔の釣りでも出現するが、やはり低確率。ボールレイクの湖畔のみ5%で釣れるので釣るならそこで狙う事となる。
マックスレイドバトルに出る事もあり、カンムリ雪原であればそこそこ高確率で出現するが、固定シンボルの【ミロカロス】を捕まえてタマゴを作った方が楽かもしれない。
原作同様にテンガン山の地下で釣れる。
釣り方も原作と同様だが、「ボロのつりざお」が釣りにくくなっている事と、特性「ねんちゃく」と「きゅうばん」の「ポケモンが釣りやすくなる」効果が仕様ミスにより適用されないため、上位のつりざおを使った方が良い。
地下大洞窟には出て来ないため、【Pokémon HOME】の解禁まではこれか交換で手に入れるしかない。
今回もテレビコトブキのくじに連動しており、発売数日後に解析ツールサイトが公開。こちらにくじのIDを入力する事で位置の特定が可能。(参照)
DLC「ゼロの秘宝 前編・碧の仮面」のアップデート後から転送可能。
キタカミの里では、鬼が山に出現。てらす池の隠された洞穴から行ける場所にある、【ドジョッチ】が出る地中湖のみの出現となる。
★2・3のテラレイドバトルにも出てくる。
赤の救助隊のみ、滝壺の池のB16~B19Fに登場。【コイキング】と対の扱いで出現率は低く、仲間にするのは少々難しい。
青の救助隊で仲間にする場合はふしぎなメールが必要。
たまにいけすの中に出現。タップするとコイキングにパワーを分けてくれる。
第21話「最強のコイキングと最も美しいヒンバス!」で、サブタイトル通り最も美しいヒンバスが登場する。
ルビーの手持ちとしてMIMIと名付けられた個体が登場。
ある貴重なポケモンを釣り上げて一儲けしようとしていたかいぱんやろうのヒデノリを手伝うことになったルビーが、たまたま釣りポイントを一発で引き当ててしまい「まさかこの貧相なポケモンではないだろう」と捨てては釣り上げ捨てては釣り上げ…を繰り返しているうちに懐かれてしまい、そのままルビーの手持ちとなる。
美しさに拘っていた当時のルビーは絵でしか見たことのないミロカロスに憧れを抱いており、あまりにも見すぼらしいこのポケモンの扱いに困っていたものの、父との戦いを通して「美しいポケモンで美しさ部門を勝ち抜いたとしてもそんなの当たり前。だがこのヒンバスで勝ち抜いたら誰もが驚く」という思いからあえて醜い見た目のMIMIをコンテストの美しさ部門担当とした。
狙い通り、コンテストに出場した際にはその容姿からは想像できない華麗な技の数々で観客を魅了する等、ルビーの期待に応える活躍をしていたが、当のルビーはというと【ミクリ】に美しさ部門の野良コンテスト勝負を挑むことになった際には、MIMIに重要な勝負を任せるのはまだ心もとないと別の手持ちを出す等、内心ではどこか軽んじた扱いをしていた。
それでもコンテスト自体は上手くやっていたものの、暗躍するマグマ団とアクア団の被害、親しくなりつつあったサファイアとの諍い、かつてのトラウマから忌避していたはずの戦いに順応していることから来る自己嫌悪等を通じて、精神的に不安定になったルビーが、カイナシティで開催された美しさコンテストで飛び入り参加者に敗北した際、焦りから来る苛立ちのあまり
「やっぱりキミなんかメンバーに入れるんじゃなかった!もっとコンテストに会ったポケモンを探してから出ればよかったんだ!」
と怒りをぶつけてしまい、MIMIはショックのあまり泣きながらどこかへ逃げ去ってしまう。
飛び入り参加者の正体であったミクリに先日の野良コンテストの一件を含めて「どうして自分の手持ちをもっと信頼してやらないんだ」と叱責されるも、己の過ちにようやく気が付いたルビーはただ泣きながら立ち尽くすばかりだった。
そしてこの一件を含めて「馬鹿な自分のせいでもうMIMIは帰ってこないだろうけどそれでも困ってる人たちのために戦うしかない」と真になすべきことを自覚したルビーは戦いへの迷いを捨ててマグマ団・アクア団との決戦へと向かうのだった。
そしてルネシティにおけるマツブサとアオギリとの最終決戦ではグラードンとカイオーガを食い止めるために【センリ】と【ダイゴ】が犠牲に、人質を取られたミクリも無力化され、まともに戦えるのは残されたのはもはやルビーとサファイアのみという絶体絶命の場面にて、MIMIが再登場。
マツブサ達に立ち向かっていくも蹴散らされた挙句何度も踏みつけられてボロボロにされてしまった。
驚きながらも心配して駆け寄ったルビーに対して、ボロボロになりながらも笑顔で再会を喜んでくれるMIMIを目の当たりにしたルビーは、
酷い言葉を掛けた自分を変わらず慕ってくれた健気さと、敵わぬ相手と知りながらもルビーの為に立ち向かったその勇敢さから
「本当の美しさは心の美しさだ!誰かを愛し想いやる心そのものなんだ!!」
とMIMIこそが自分の求めていた真の美しさを持つポケモンであったことを理解し、ミクリから授けられたコンテストリボンをMIMIに付ける。
その瞬間、MIMIの身体が発光すると同時に進化を果たし、ルビーはMIMIがかつて憧れていたミロカロスであったことを知り、そのままサファイアと共にマツブサ達との最後の戦いに臨み、見事勝利を収め、ホウエンを救った。
その後、サファイアとの約束の期日に緊急で開催されたマスターランクコンテストで他のルビーの手持ちと共に参加し無事全員コンテストをマスターランクまでコンプリート。ルビー曰く「バツグンに美しいMIMIもいたし楽勝だった」とのこと。