【ボッチアーニ】

ボッチアーニ とは、【マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!】のキャラクター。

プロフィール

ボッチアーニ

他言語

Reclusa (英語)

初登場

【マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!】

表情が映された電子モニターのような顔と、腕のような形をした太いケーブルを持つ生物。
ケーブル状の花をそこら中に咲かせ、その花をHMDのように人に被せて楽しい夢の幻覚映像を見せる能力を持つ。
これにより世界中の人々の繋がりを断って生活を成り立たせなくさせ、孤独化による世界の滅亡を目論む。

真っ黒なタマゴに負のエネルギーを注ぐことによって誕生し、世界が滅んだ後は再びタマゴに戻って別の世界の滅亡に向かい、様々な世界を滅ぼしてきたらしい。
更にタマゴの状態でも他人の心に付け入って操ることもできる。

一人称は「ボクチン」。「キュラララ~」や「キャラララ~」といった特徴的な笑い方をする。

作品別

【マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!】

本作の黒幕でありラスボス。【コトゼット】を洗脳して【ゾケット】に変質させ、コネクタルランド中から負のエネルギーを集めて復活を企んでいた。
序盤は名前すら出てこないが、中盤辺りからゾケット陣営の話に入るとタマゴが映るようになり、キニオン海域の大灯台島のメモで名前が登場。ゾケット要塞でのゼツエンクッパとの戦闘後には、オムスビ島でゾケットや【オムスビ】から存在が語られる。
もちろん【マリオ】【ルイージ】はその復活を阻止するために再度ゾケット要塞へと突入するのだが、ゾケットを倒した所で間に合わずに復活。
圧倒的な力でゾケット要塞をシャダーンツリーへと作り変え、更にコネクタルランドの各地に白い花を大量に咲かせる。

【船島】に戻ったマリオ達だが、その前には笑顔の電子映像が浮かぶ花を被せられて宙吊りになっている人たちが並ぶ不気味な光景が並ぶ。
どうやらこれを被せられている者達はボッチアーニが「夢」(幻覚映像)を見せているらしく、世界中の人々をこの状態にして孤独化させ、生活を成り立たせなくして幾多もの世界を滅ぼしてきたらしい。
ボッチアーニ自身は孤独を好んでいるようだが、人の繋がりがないと世界が成り立たずに滅んでしまう事を分かっている上で孤独化させており、世界の滅亡を見て楽しんでいる破滅願望のような持ち主でもある。孤独を好む故に世界を滅ぼしてきたのか、滅ぼすために孤独を押し付けているかのどちらなのかは不明。
この世界崩壊までの流れを「ゼツボッチ計画」と名付け、コネクタルランド滅亡後はキノコ王国も滅ぼすかのような示唆で挑発した後、シャダーンツリーにバリアを張って引き篭もってしまう。
マリオ達はそれを阻止するため、今まで出会った住民達からキズナを集めてキズナの力でバリアの突破を試みる。

ボッチアー二の復活後は一部の島(オムスビ島とチッサ島)とボッチアー二直属のモンスター(【ゼツボッチへい】【ボッチーノ】【タネボッチ】)を除くモンスターがゼツエンモンスターへと変化しており、以前低レベルだったゼツエンモンスターもLv.40付近まで底上げされて大幅に強化されてしまう。

キズナを集めて無事にシャダーンツリーへと突入したマリオ達だが、中層まで進んだマリオ達は突然キノコ王国へと転移してしまう。
なんと、マリオとルイージが花に捕まって幻影の映像を見せられてしまったのである。
しかし幻影のキノコ王国の違和感に気付いた【タップー】の助言もあって自力で脱出し、花から解き放たれる。
幻覚に囚われないマリオブラザーズに対してボッチアーニは苛立ちを募らせ、自らの手で倒すことを宣言する。そんな事せずとも花に包まれている状態の間に物理的な攻撃を加えれば一方的に2人を倒せそうな気はするが……。

今度は大勢の直属のモンスターを率いて物量でマリオ達を追い詰めるが、そこに【クッパ】と部下たちが乱入。戦艦の砲撃で直属のモンスターは全滅してしまった。クッパはゾケットを倒すつもりでまた乗り込んできたらしく、ゾケットの名を出す毎に【カメック】から「ボッチアーニです」と突っ込まれる。

そしてバトルに入るといきなりタップーの作った巨大プラグに乗って突撃するシューティングステージから始まる。
【ダークフラワー】の攻撃をファイアとアイスで避けつつ、ブラザーボムを喰らわせればクリア。
ここのシューティングを成功させるといきなり怯んだ状態で戦闘が始まる。まだ前座の形態ためHPは低く、「れんぞくアタック」などのバトルプラグを使って強力な攻撃を叩き込めば瞬殺可能。

倒すとシャダーンツリーの中に入って【ダークゼツボッチ】に変化。圧倒的な力でマリオ達をダウンさせるが、【コネッタ】が駆け付けてこれを回復させる。
ダークゼツボッチの中に入って【ゼツボッチコア】を倒すと、再びボッチアーニとの最終決戦へと入る。
ラスボスらしく様々な状態異常や連続攻撃を行い、追い込まれると諦めるように叫びながらヤケクソな攻撃をしてくることもある。
また、ゼツボッチコアの解析による耐性を引き継いでいるため不得意なブラザーアタックが多いと攻めるのに苦労することになる。その関係か、最終決戦で負けるとゼツボッチコア戦からやり直しになる。

この姿では宙を浮いているため(気絶していても同様)、ハンマーアタック・ミドリこうら・フラッシュクロックの3種は当たらない。その際はコネッタのような顔に変化して煽られる

倒すと反省したフリをしてから悪あがきをするものの、キズナのチカラを込めたマリオブラザーズのハンマー攻撃で4桁ダメージを連発されて遂に倒れる。

倒れた後はコネッタから孤独も大事だが繋がりが最も重要であると説かれた後、悔しがりながら消滅。シャダーンツリーは崩壊し、コネクタルランドに平和が訪れるのであった。

おもなセリフ

  • ボッチアーニ「いいねいいね~つながることなんてめんどくさい!自分が楽しいと思うことを自分だけの世界で楽しむ!それがイチバンだよね!」
    ボッチアーニ「みんなはいまボクチンが用意した楽し~い夢を見てるんだよ~」
    ボッチアーニ「やがて世界は静かになる…ひとりひとりが自分だけの世界にひたる…」
    ボッチアーニ「孤独こそ至高!」
    ボッチアーニ「こうやってボクチンはみんなのつながりをブチ壊してきたんだ~♪いろんな世界でね!」
    タップー「くッだれかの支えなしで生きていくなんて…」
    ボッチアーニ「そう!できませ~ん!キュラララ~」
    ボッチアーニ「待っているのは緩やかな終焉!終わる世界はゾクゾクするね~♪」
    覚醒後に船島にて立体映像でマリオ達と相対した時の台詞。
    この手の孤独を愛するキャラにありがちな「生きていく上では他者は不要」というスタンスではなく、 「他者との繋がりがなければ人は生きていけない」ということを理解した上で人々を孤独に導き、無数の世界を滅ぼして嘲笑ってきた という、『マリオシリーズ』のみならず様々なフィクション作品で見ても異例の存在である。
    もちろんこんな相手に話し合いの余地などなかった。

関連キャラクター

コメント

  • まさかマリオで無限月詠が始まるとは思わなかったわ - 」 (2024-12-30 11:16:34)
  • コイツはアンパンマンのブラックノーズとかより達が悪いだろう。 - 名無しさん (2025-02-12 00:15:45)
  • 他者との繋がりを嘲笑うくせに、当人は他人の力がなければ動くことすら出来ないのがなんとも皮肉 - 名無しさん (2025-02-20 01:22:51)
  • これゲドンコよりやばそう・・ - 名無しさん (2025-03-07 19:08:43)

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最終更新:2025年02月02日 22:36
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