マリオ とは、マリオシリーズのキャラクター。
マリオ |
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他言語 |
Mario (英語) |
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性別 |
男 | |
職業 |
大工 配管工 |
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所属 |
キノコ王国 | |
声優 |
『スーパーマリオ64』:チャールズ・マーティネー(*1) 『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』以降:ケビン・アフガニ 『ピーチ姫救出大作戦!!』:古谷徹 攻略ビデオ:大竹宏 CM:青野武 ドラマCD:佐々木望 『魔界帝国の女神』(吹き替え):富田耕生 『HOTEL MARIO』:マーク・グラウェ 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(吹き替え):宮野真守 |
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役者 |
『魔界帝国の女神』:ボブ・ホスキンス CM:板垣吾郎、岡村隆史、二宮和也、Buff Dudes、平祐奈 |
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初登場 |
【ドンキーコング(ゲーム)】 |
Mの文字が書かれた赤い帽子がトレードマークの男性。
大きな団子鼻と山なりにカットされたヒゲを持つ。
『ドンキーコング』で操作キャラとしてデビューし、後に【スーパーマリオブラザーズ】など数多くの作品の主役を務めた。
作品によって細かな設定が異なる。
服装は赤いシャツに青いオーバーオールを着込んだもので、白く大きいグローブを身に着けている。
作品によって半袖を着たりオーバーオールの色が異なる場合がある。
産まれは不明。【スーパーマリオワールド】などではイタリア人と記載されている事もあったが、現行作品でははっきりと定められていない。
ただし現在でも英語だけでなくイタリア語を叫ぶ事もある。
任天堂のゲームソフトの大半の主人公と同じく、基本的には無口。作品によっては掛け声などを出したり、普通に喋る。
【スーパーマリオランド2 6つの金貨】で国を持っている事が判明したが、【スーパーマリオRPG】以降はキノコ王国かその付近の家に住んでおり、【ルイージ】と二人暮らししている事もあれば一人で住む作品も多く存在する。
一人称は「ボク」。年齢はおよそ26歳前後。【スーパーマリオサンシャイン】での【ポンプ】のお客様登録情報によると、好きな食べ物は「スパゲッティ」(スパゲッティが好物というのは、【スーパーマリオ64】での寝言でも確認可能)で、嫌いなものは「毒キノコ」。身長は不明で体重は秘密、父親と母親の名前は知らないようだ。
2006年に有限会社ジービーエフより販売された等身大フィギュアでは身長155cmが設定として使われているが、これの数値が以降の作品でも生きている設定なのかは不明。
種族は【人間】であると思われるが、2014/08/06にゲームライターであるblake j. harrisが公開した内部資料のキャラクターガイドでは「Homo Nintendonus」なるジョークのような種族名が記述されている。(参照)
ゲーム内では一度も使用されていない名称のためほぼボツ設定だが、【スーパーマリオ オデッセイ】?では【ニュードンカー】と明確に違う等身で描かれている事から、一般的な人間とマリオ(とマリオ世界の人間)は異なる生き物という設定自体は今も存在しているとも取れる。
長らくチャールズ・マーティネーが声優を務めていたが、2023/08/21にマリオの声優から引退し、マリオ親善大使への就任が大々的に発表された。
【スーパーマリオブラザーズ ワンダー】以降はケビン・アフガニが新たに担当する。
主人公である事がほとんど。しかし、最初期で既に悪役も担当しており、その後もゲスト出演で脇役として長きに渡り任天堂のソフトの顔と化して行った。
デビュー作。当時は【救助マン】や「ジャンプマン」、「ミスター・ビデオ」(この名称は、現在では「ビデオゲーム(テレビゲーム)の代表者」というような意味も持っている)と呼ばれる。
この頃は『スーパーマリオブラザーズ』以降の身体能力をまだ持っておらず、ジャンプ力は控えめでタルを飛び越えるのがやっと。敵を踏んで攻撃する事も出来ない(どう見ても踏めなさそうな敵だらけだけど)。
高所(鉄骨2段分以上)から落ちるとワンミスとなるなど、今のマリオよりもアクションに不自由な点が多い。
無敵のハンマーを持つと攻撃が可能。
殆ど設定らしい設定もないが、公式設定としては「鉄骨を舞台に戦う」「オーバーオール姿」から職業は大工だったらしい。
二作目の時点でまさかの悪役へと転向。【ドンキーコング(初代)】を連れ去ったラスボス。
マリオの名前が付いたのは本作が初でデモ画面の「GET KEY FROM MARIO.SAVE YOUR PAPA!」で初めて名前が出てくる。
まさか後のゲーム界を代表する主人公の名前が、悪役の時に付けられたとは中々興味深い話である。
鞭を振るってスナップジョーや【ニットピッカー】などの手下を【ドンキーコングJR.】にけしかける。
最後はドンキーコングと共に高所から落下させられる。
AC版では落下しても大したダメージを受けず、その場を後にするドンキー親子を追いかけるが親のドンキーに蹴り飛ばされてしまい、ずこずこといずこかへ逃げ去ってしまう。
FC版では前作のミス時同様、落下のダメージで意識を失ってその場でダウンする。
一方でドンキーの方はJR.に受け止めてもらってノーダメージで済んでいる。
当時の北米で放映されていたAtari版のCMでは、ドンキーコングJR.に対してバナナを食べながら罵るという、現在のマリオのイメージでは到底不可能な姿を見せていた。(参照)
今作で初めてタイトルに自分の名前が入るようになり、弟のルイージが初登場した。
配管工を営んでおり、下水のパイプから出てくる化け物達を蹴散らしていく。
ゲームのルールの都合上、【カメさん】を直接踏む事はできず、下からパンチしてひっくり返してから蹴らなければならない。
なお、土管に囲まれた舞台で戦い続うことに関しては、社長が訊くによると「当時は漫画などの影響で土管に入ることに対してなじみがあった」「会社の帰り道の住宅地にあるコンクリートの壁から排水用の土管がいくつも突き出していたのをみてこれは使えると思った」とのこと。
AC版のチラシやFC版の説明書には配管工を営んでいるという記述は無く、当時の時点で正式な配管工設定があったのかまでは諸説分かれる。
少なくとも1994年に発刊された「パーフェクト版 マリオ キャラクター大辞典(20P)」の時点で配管工を営んでいた事が記述されており、2003年に発売された『マリオ&ルイージRPG』ではゲーム内にも反映されている。
1993年に公開された『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』で公言した事によって定着したという説もある。
G&W版ではルイージと共に荷物をベルトコンベアに乗せている。
ルイージと共にセメント工場で働く姿が見られる。
迷彩服を着て戦場で爆弾を運搬するというマリオ最大の黒歴史の姿が見られる。
爆弾を仲間の下へと合計5個運ぶと敵兵を爆破してクリアとなるが、もし敵の攻撃を受けて運んでいる最中の爆弾に火を付けられるとそのまま爆発してしまう。
ドンキーコングを調教している唯一の姿を確認できる。
1Pキャラ。2Pのドンキーコングとホッケーで戦う。
主人公。ハンマー片手にビルの解体を行った。本作では帽子ではなくヘルメットを被っている。
この作品は黎明期ではないのだが、デビュー作の『ドンキーコング』の流れを汲む作品なのでここに記述する。
主人公であり、ストーリーも『ドンキーコング』と同じ。100mをクリアしてエンディング…かと思いきやドンキーが復活してポリーンをさらってしぶとく逃げる事で、本格的にゲームスタートとなる。
本作はアクションパズル的にアレンジされており、コース内でどうやってカギを扉まで持っていくかを考えるゲーム性となっている。
初期の頃のように鉄骨2段分の高さですぐミスになるという事はさすがに無いが、本作でも高い所から落ちるとミスになるというシステム自体は健在である。
身体能力は『ドンキーコング』とは比べ物にならないほど上昇しており、逆立ち状態になることでタル等の落下物を受け止めたり通常ジャンプより高く跳ね上がったり、敵を持ち上げて投げ飛ばしたりと、変身形態こそないもののできることはかなり多い。
そのため冒頭の『ドンキーコング』の25m~100mステージはかなりあっさり攻略可能。
操作キャラが複数いる作品の場合は、ジャンプ力やダッシュ速度などが平均的になるか、各能力が彼に合わせられる。
『ファミリーコンピュータ』(ファミコン)を代表する、世界的な有名作品。
マリオの大活躍は実質的に、ここから始まったといっても過言ではない。
「キノコ王国の【ピーチ】姫を助けるために大魔王【クッパ】を倒す」という、今のマリオの立ち位置が今作で決定付けられる。
敵を踏んで倒す、キノコやファイアフラワーを取ってパワーアップする、速いダッシュと高いジャンプで軽快なアクションをこなす、とアクション面においても現在のマリオとほぼ同等。
前作とほぼ変わらない。ピーキーな性能となったルイージに対し、デフォルト性能のキャラ。
ドット絵が一新され丸みを帯びたデザインとなった。
物をつかめるようになった他、飛行アクションを持つしっぽマリオ、ハンマーを投げるハンマーマリオなど幾多の変身が登場。
ゲームボーイにも第一弾から参戦。全体的なミニサイズに合わせ、『スーパーマリオブラザーズ1~3』からかなり縮小している。
【タタンガ】に捕らえられた【デイジー】姫を救出する為、サラサ・ランドへ向かった。
今作ではスーパーボールという武器を扱う他、【マリンポップ号】と【スカイポップ号】という潜水艦と戦闘機が登場した。
本作ではデイジー姫との対面時に表示されるメッセージに「OH! DAISY」という文章があり、デイジー姫自身が「OH! DAISY」と言う事はありえないので、極めて珍しいマリオのセリフという事になる。
また、このセリフがゲーム中に明確に表示されているため、デイジー姫はピーチ姫のように日本国内と日本国外で名前が異なるという事は発生しなかった。
ルイージ・ピーチ姫と共に旅行中にピーチ姫をさらわれてしまう。飛行アクションはマントマリオ。
今作から【ヨッシー】に乗る事が増え、スーパーファミコンの間は定番化する。
スピンジャンプも習得している。
【夢工場ドキドキパニック】におけるイマジンの代替ポジションとして登場。
全ての能力が高く、癖のないキャラクター。
ただし逆に言うと全ての能力が平均的であり、ジャンプ力はルイージに劣り、ダッシュと野菜引き抜きの速度は【キノピオ】に劣り、空中移動距離はピーチに劣る。
ゲームシステムの変更により、全キャラクターでゲームクリアをする必要が無くなったため、ステージによって得意なキャラに切り替えれば良いので、通しでクリアする分には使いやすかったイマジンと異なりマリオを使う利点があまり無く、やや不遇気味。
今作ではマリオランドという国を持っていた事が判明する。
『スーパーマリオランド』の出来事の間に、【ワリオ】に国と城を乗っ取られてしまう。
自分の国を取り戻すためにマリオランド中を冒険する事となる。
『マリオシリーズ』全体でもかなり珍しく、マリオが自分のために冒険するストーリーとなっており、女っ気が無い。公式ガイドブックでは「男の戦い」と称されていた。
基本アクションは『スーパーマリオワールド』がベース。白黒画面のためか、ファイアマリオに羽根がある。
新たな変身して「バニーマリオ」が登場。本作のパッケージを飾っている。
「マリオランド3」と冠していながらエンドロールにしか登場しない。スカイポップ号のような飛行機に乗りながら黄金像だけ取って帰るというワリオよりズルい端役。ワリオ側の視点から見たら悪役とも言える。(マリオとしては、盗まれた黄金像を取り戻しているだけなので正当な行為である)
一応、『マリオシリーズ』である事の表現なのかパッケージやカートリッジのシールではブイサインをしている。
横スクロールアクションでは始めてチャールズ・マーティネーの声が付いた。
本作などに収録されているGBA版『マリオブラザーズ』には4色のマリオが登場する。2Pは
緑のマリオ
なのでルイージがタイトル画面にしか出ていないのも特徴。ブラザーズ要素はどこ行った
性能がルイージと少し異なっている。
「コースカード」モードでは性能がルイージと少し異なっている。
久々に2Dアクション新作に戻った。
ヒップドロップや壁キックといった3D作品由来の技を使えるようになり、以降はデフォルト化される。
巨大マリオ、コウラマリオ、マメマリオが初登場。今作では珍しく空を飛べる変身などが無い。
基本的に前作とほぼ同様。プロペラキノコの登場で「プロペラマリオ」になって飛べるようになった他、アイスフラワーで横スクロールアクションでは初の「アイスマリオ」になりアイスボールも投げられるようになった。ペンギンスーツを着た「ペンギンマリオ」もある。
ゴールドマリオが初登場。復活したしっぽマリオで空を飛べる。
オープニングではルイージと一緒にしっぽで空を飛んでコインに夢中になっている隙を突かれ、【クッパ7人衆】にピーチを誘拐されてしまう……。
ムササビマリオが初登場。
オープニングではクッパの【飛行船】のアームハンドに掴まれ、ルイージ/【きいろキノピオ】/【あおキノピオ】と一緒にピーチ城から投げ飛ばされてしまう。
オープニングのムービーに、帽子だけが登場している。
追加プレイヤーキャラの【トッテン】や【キノピコ】なども1Pキャラとして操作できるので、彼を全く操作せずに冒険を進める事も出来る。
ビルダーマリオとしてメインビジュアルに登場。
キャラマリオとしてのマリオも複数ある。
ビルダーマリオでステージを攻略できるようになっただけでなく、スーパーボールマリオにまでなれる。
基本キャラクター。彼とルイージは、最初はチビ状態で始まる。
『スーパーマリオブラザーズ』のシステムとマップを利用したバトルロイヤルなので、当然主役として登場。
35人のマリオ(条件を満たせばルイージ)が生存を賭け、各自のマップを駆け抜ける。
直接に攻撃しあうわけではなく、倒した敵を対戦相手のマップへ送り込むという戦い方が新機軸。
基本キャラクター。本作では多数の操作キャラクターが登場するが、他のキャラクターたちの基本性能が全てマリオと同等のものに整えられている。代わりに「バッジ」が登場し、それを装備する事で他キャラの固有アクションだったものや新アクションをマリオでも行えるようになった。
新たな変身では、ゾウマリオという衝撃的な姿が登場。他にもアワマリオとドリルマリオも登場した。
各コース内でもダッシュなどで表情を変えたり、土管の出入りでアクションをとったりもする。
本作の映像の初公開時にはワンダー時の無茶苦茶な現象が原因でガンギマリオ呼ばわりされていた。
3D化され、本格的な声が付いた。今作では陽気な外国人としてのイメージを確立させる。
ゲーム性が大きく変わったためスーパーマリオ化はしないものの最初から8ポイントのライフを持つ。本作では強風などで帽子が外れてしまう事があり、帽子を被っていない間は受けるダメージが増えてしまう。
パンチや走り幅跳びなどのアクションも使用できる。高所から落下してそのまま地面などに着地するとダメージを受けてしまう。溶岩に当たってもダメージを受けつつ跳ね上がるだけで即ミスにはならない。
はねマリオなど変身パターンも大きく様変わりした。本作でのメタルマリオは変身という扱い。
南国が舞台のためシャツが半袖に変えられている。オーバーオールはそのまま。シャインを集めていくとサングラスやアロハシャツを借りる事も出来る。
島中を汚した偽物の【ニセマリオ】のせいで罪の疑いをかけられ、島を掃除して罪を晴らすのが今作の主な目的。
本作は、スーパーヒーローであるはずのマリオが裁判にかけられ有罪になり牢屋にぶち込まれるという、衝撃的なオープニングイベントで本作は始まるのである。
ポンプを使った放水アクションを使用できる。代わりにパンチなどの格闘技は使えなくなった。
一部のプロフィールが判明している。最大HPは本作でも「8」。
本作以降、マリオはVサインをほぼ行わなくなった。ほぼ日刊イトイ新聞によると、子供向けを意識しすぎているので宮本茂自ら取り止めにしたらしい。
ルイージやワリオと共にキノコ城に向かったが、【ボムキング】に3人まとめて3秒でボコボコにされて捕まる。このため、本作は明らかにマリオのアクションゲームでありながら最初はマリオがいない。その出来事により、本作最初の操作キャラはヨッシーになっている。
おこりんぼクリキングをクリアして鍵を手に入れれば使用可能になる。
特殊アクションは風船マリオとはねマリオ。
ちなみに、本作のラスボスの方のクッパと戦えるのは基本的に彼だけである。
【チコ】と共に冒険へ。様々な変身が登場するが、コースをまたいで使えるものは一切ない。
おなじみのファイアフラワーが3Dマリオでは初登場するが、コースギミック扱いであり変身にも時間制限があるため、2Dマリオでの印象とはだいぶ異なる。
ライフの最大値は「3」になった。高所から着地した時の落下ダメージは無い。
前作とほぼ同様。本作での相棒は【ベビィチコ】。変身パターンが増えた(雲マリオなど)。ヨッシーもいる。
しかし変身と同様ヨッシーもコースをまたいで連れまわすのは不可能であり、コースギミックとして必要な所に配置されている。
今回はスーパーこのはでタヌキマリオになる。ただし見た目こそタヌキスーツだが、実質的な性能は しっぽマリオに近い。
本作では他にも強化版のタヌキ形態が複数あったり、敵にもしっぽを生やしたバリエーションがいたり、ロゴにもしっぽが生えていたりと、しっぽが妙にフィーチャーされている。
もちろんおなじみファイアマリオにもなれるし、ブーメランを投げる変身なども登場している。
また前転アクションが登場して、水平方向のブロックを破壊できるようになった。
ネコマリオが初登場。ダブルチェリーで増える事も。
本作は『スーパーマリオUSA』と同様の能力差が付けられており、やはりマリオは全ての能力が高く平均的である。
プロローグではクッパの飛行船の上でクッパと戦って敗北し、帽子の国 カブロンまでふっとばされてしまう。
【キャッピー】の力でキャプチャーを行える。
鼻にサボテンのトゲが刺さる等の痛々しい描写もある。
本作はマリオの変身が一切ないどころか、キノコ系アイテムすら一切登場しないという珍しい作品となっている(ゲームシステムの変更により、残り人数の概念がないので「1UPキノコ」がなく、『スーパーマリオギャラクシー』に登場した「ライフアップキノコ」をわざわざ「ライフアップハート」に差し替えるという徹底ぶり)。
最大HPは、通常は「3」、おたすけモードでは「6」(+自動回復付き)。
フューリーワールドでは【クッパJr.】と協力し、暴走する【フューリークッパ】を止めるため動く。
ネコシャインを集めてギガベルの力を取り戻すと「ギガネコマリオ」になることができ、フューリークッパへの唯一の対抗手段となりうる。
中量級=バランス型という性能の関係で主役なのに凄まじく地味である。特に初期作では細かい性能差に恵まれず最弱候補になっていることが多い。まるで【リュウ】のような扱いである
最も標準的な性能という意味ではいつも通りなのだが、本当に標準そのものであり、全体的に高いといった調整ではないという点が足を引っ張っているのかもしれない。
尚、現時点で隠しドライバーとして登場した事は無い。
最高速度と重量と旋回が2位、初期加速が軽量級寄りの3位と、基本性能を重視した標準性能タイプ。
しかし、何故か後期加速と半数以上のダート耐性が最下位のため、ちょっとしたミスでも命取りになりやすい。
CPUが操作する際は2周目以降にアイテムとしてスターを使うので、敵に回るとうざったい。
中量級キャラの一人。
本作の中量級は、軽量級に加速と旋回と最高速度で劣り、重量級には後期加速と重量で劣る。要するに最弱の重量。
一応中量級同士だとルイージよりも重く、ダートで劣るという関係のため、最弱キャラの座はルイージに譲って(?)いる。
中量級。過去2作の反省からか、全てにおいて平均的な性能になった。
…が、本作ではルイージの曲がりやすさが凄まじいことになっている。つまりマリオはルイージの下位互換となってしまった。
中量級。スペシャルアイテムは5つに分裂して進む「ファイアボール」。地味に「クッパこうら」を弾くことが可能。
所有カートは【レッドファイアー】。前作に続いて平均的な性能だが、加速が平均以下なのが少々気になるところ。
軽量級でないため最強カートの【タルポッポ】には乗れないが、それに次ぐ強さの【スーパーパレードカート】には乗れるため、今までのシリーズよりは幾分かマシ。
中量級。カートは【スタンダードMR】、【Bダッシュ】、【シューティング・スター】。
ドリフト以外の全性能がルイージを下回るためまたしても下位互換…と思いきや、本作では誰でも【エッグ・ワン】などに乗れるためキャラ格差がほぼ無くなっており、今までのシリーズでは一番恵まれた扱い(?)となった。
中量級。キービジュアルでバイクに乗っている。
キャラ性能はおもさ+2、かそく+1、ハンドリング+1、ドリフト+1と、主役らしく扱いやすさを重視している。
対戦では肝心のスピード補正が無いのでやや厳しいが、かそく補正もドリフト補正も無い連中よりはマシ。
中量級。性能配分の関係で、かそくとおもさの性能が平均寄りになりやすい。
さらに【メタルマリオ】が別のドライバーとして参戦した。
中量級。ステータスはルイージ/【イギー】/【ルドウィッグ】/【Mii】(中型)と共有されている。
DLC第1弾を購入していると、タヌキマリオも選べるようになるが、そちらは性能が違い、【むらびと】(男の子)と共有されている。
『マリオカート8』と同じ。ステータスはルドウィッグやMii(中型)と共有されている。
タヌキマリオは初期ドライバーになった。そちらはむらびと(男の子)やボーイと共有。
Ver.2.3.0のバランス調整に伴って、トルネードが大幅に強化されたことで「マリオトルネード」という『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』のワザ名のような組み合わせが環境にも通じるようになった。
メタルではない素のマリオとして環境で検討されるのは非常に珍しい。
サービス初期から実装されているドライバーの1人だが、なんとチュートリアルで入手できるキャラではない(最初に使えるのはキノピオかキノピコ)。
レアリティはレアで、スペシャルスキルは「ファイアフラワー」。
同スキル・レアリティのルイージとは得意コースが異なる。
レアリティの関係で複数入手可能でレベルアップしやすく、得意コースが他のドライバーと分散しており、マリオVSルイージツアーが開催される毎にマリオ側を選べば確実に1人入手可能と、いわゆる「限界突破」で強化されるソーシャルゲームの本作では入手難易度の低さによりかなり使いやすい。
Ver.2.10.0以降では、新規プレイヤー向けのボーナスとしてグランドスターを5個集めると手に入るようになった。
今までの『マリオカートシリーズ』扱いから一転し、主役らしい凄まじい数のバリエーションが登場しており、『マリオカートシリーズ』内でも相当優遇された扱いとなっている。
ちなみに、バリエーションの衣装は『スーパーマリオ オデッセイ』からの流用が多い。
+ | バリエーション |
マリオセットでは実物のラジコンカーにマリオが乗っている。
Ver.2.0.0までは他のキャラクターを操作できなかったため、この作品の影響で『マリオカートシリーズ』の皆勤賞がマリオとルイージのみになってしまった時期があった。
多数の衣装バリエーションがあり、中には過去のシリーズの衣装を再現したものもある。
標準性能タイプ。専用アイテムはルイージと同じ「ファイアボール」、「ハンマー」、「スター」、【ワンワン】、「ブロック」、「コイン」。
標準性能タイプ。「スター」は全キャラ共通の無敵アイテムとなった。
バランスタイプ。きせかえバリエーションが2種類存在する。
赤ん坊で出る事がほとんどだが、大人でも出てくる。
赤ん坊で登場。「今度のマリオは赤ちゃんだ!」とCMでも宣伝された。
今作では守るべき対象となる。【ベビィマリオ】を参照。
【どかんさん】としてヨッシーたちを影からサポートした。クッパを倒してスタッフロールが終わると、土管から出る。
操作キャラ。トレーをくるくる回す。
FC版ではシェフ姿で、他の版はいつものオーバーオールで登場。
レバーでクッキーを操作する。FC版以外ではヨッシーと協力してクッキー作りをしている。
ラウンド10クリア後のエンディングでしばらく放置すると珍しく喋り、SFC版ではその際に電子音声のボイスがある。
FC版/GB版のタイトル画面では、クッキーを食べようとクッキーの箱を持ってきたが、箱が開けられず途方に暮れる。
その後、箱をハンマーで叩き割ろうと思いつきクッキーの箱をその場に置いたままハンマーを取りに行ってしまったため、クッキーの箱から離れている隙に現れたヨッシーにクッキーを箱ごと食べられてしまう。
戻ってきたマリオは箱ごと食べてしまったヨッシーを見て、クッキーの箱を叩き割るために使おうとしたハンマーを振りかざしたまま追いかけた。
その後クッキーの箱を取り返すも、中を見ながら途方に暮れてとぼとぼと去って行くのであった……。
この際、箱の中身がどのような状態になっているのかは不明だが、唾液でベトベトになっているか中身が既に食べられているかのどちらかである事は容易に予測できる。
後ろに乗ってスーパースコープで敵を撃ち落としている設定。普段は画面に映らず、リザルト画面や会話画面で登場する。
本作ではヨッシーに敵や敵の弾(とマリオが撃った弾)が当たるとダメージというシステムだが、ヨッシーに乗っているマリオに対しては敵や敵の弾が当たるという事はない。
いわゆる無言系主人公なので掛け声以外は喋らない。
主人公。クッパにさらわれたピーチを助けに向かい、クッパ城でクッパを撃破するものの、突然降ってきた【カリバー】の衝撃で家に帰還させられる。クッパ城に再度向かうとカリバーに吹き飛ばされてしまい、橋が壊されてクッパ城に入れなくなったので止むを得ずキノコ城へと向かう事に。
そこからは成り行きでマリオワールド中を冒険して行き、マロや【ジーノ】との出会いを経てスターピースを集める事となる。
無言キャラだが、ジャンプでリアクションを取るというマリオらしい形が採用されている。
他のキャラクターに変身したりジェスチャーを繰り返したりといった小芝居で物事を伝えようとする場面も多いが、これに対して住民たちからよくわからないという身も蓋もない返答をされるケースもある。
本作の世界は「マリオワールド」と呼ばれているのだが、本作オリジナルキャラクター達の中にはマリオの存在を知らない住民もそこそこいる。(【マルガリータ】等)
「ジャンプで有名なマリオ」という噂により、それなりに知名度はあるらしい。
【トイドー】に「マリオはクッパに弱い」と言われ、子供相手に手を上げてガチギレしかける大人げない珍しい場面もある。
本作は3人パーティ制なのだが、主人公特権なのか、彼だけは戦闘から外すことができない。
クッパやジーノに比べると素のステータスが低いので一見地味に見えるが、ピーチ同様装備の上昇値が高いのでステータス自体は高い。
隠し武器の「ひまんパタこうら」はピーチのフライパンに匹敵する本作最強の武器で上昇値そのものは高く、純粋な物理攻撃力はトップクラスになる。
ただしピーチのフライパンにも言えることだが、ダメージのムラが非常に激しく80ダメージもブレてしまう点に注意。
それでも入手困難とはいえ専用装備のジャンパースカーフを加味すると(しない場合でも)、最終的な攻撃力はパーティ最大になることが殆ど。
スペシャル技は全て属性が付いている。
スーパージャンプ・ウルトラジャンプはアクションコマンドを成功させる毎に威力が12.5%増加する強力な技。しかし15回目以降は入力猶予3Fとかなり厳しくなるため慣れが必要。
特にウルトラジャンプは明らかに途中で成功タイミングの猶予がズレるため「一定のタイミングでリズムを取ってボタンを押す」というやり方では確実にミスを誘発するような作りになっている。
スーパーの時点でもタイミングこそ厳しいがコマンド入力さえ成功すればボス相手にも100回ジャンプを決めて4桁ダメージを与えることも可能なので、理論上は最強火力キャラとなる。
…そこまで神経すり減らして火力を求める必要があるゲームかというと微妙な所だが。
隠し仕様としてただのジャンプは使用回数をカウントしてまほうのつよさが内部で増加して行き、最終的には威力が150近くまで上昇する。ここまで威力の高い技は他に無く、低燃費かつ強力な技と言える。
ファイア系はまほうのつよさが20ずつ上がるだけであまり強くない。一部ボスの弱点を突く程度の考えで良いだろう。
まとめるとパーティメンバー内でも単体火力に特化したキャラクター。外せないという弊害こそあるが、常時使っていくことに何ら問題はない性能をしている。
しかし使い勝手の良い全体攻撃を持たない上に微妙に足が遅く、中盤以降のザコ戦ではジーノに一歩譲る。
なかまボーナスは「アクションゲージ」。
『スーパーマリオ64』でマリオの陽気なイメージが確立されて既に26年近く経った後の作品だが、SFC版同様に無言系主人公を貫き通しており、ご丁寧にボイスまで無い。
ジャンプでリアクションを取ったり、変身してジェスチャーしたり、トイドーにキレかけたりするシーンもそのまま。
その一方、『スーパーマリオサンシャイン』以降のイメージに合わせるためか勝利ポーズが帽子を取るものへと変更されており、ピース(Vサイン)を一切取らなくなっている。
そのため、【モンスターばあさん】にスターピースの説明をする際には両手を上げてV字を表現するという明らかに無理があるジェスチャーに変わっている。
相変わらずパーティメンバーから外すことが出来ない。
ピーチ共々元々装備品に恵まれていたからか、性能的なテコ入れはない。
ジャンパースカーフを装備すれば相変わらずトップクラスの物理火力を誇るものの、育成と装備の仕方によっては新武器装備のジーノとクッパに攻撃力を僅差で抜かれるようになった。
スーパージャンプは成功回数がカウントされるようになったため、回数チャレンジの目安を図りやすくなった一方で、踏みつける度に敵が喰らいモーションを取るようになったことで、SFC版とはやや感覚が異なる。
主人公。最初のバトルで、スターのつえにより攻守共にパワーアップしたクッパに敗北してしまう。
そこからクリ村へと流れ着き、紆余曲折を経て【星の精】を集めるために各地を冒険する。
性能面では本作で唯一のカスタマイズできるキャラクターとなっており、バッジという装備品を付け替えて能力や技を変える事ができる。
ジャンプ・ハンマー・アイテム・星のせいでどんな敵にも対応できる。ステージごとにバッジを付け替えて対応しよう。
『スーパーマリオRPG』と異なりほとんどインフレしないゲーム設計のため、そちらと比べると窮屈な感は強くなっているものの、やれる事は非常に多い。
本作ではなかまがアイテムを使えないため、クリオのチャージ軸でボスを瞬殺する場合は補助に回る事も多い。
主人公。ピーチからゴロツキタウンに呼ばれ、謎の組織メガバッテンと対立しつつスターストーンを集める事となる。
【ペラ魔人】から授けられる新能力……ではなく呪いによって紙を活かしたアクションを多用する。
今回は体を奪われたり問答無用でゲームオーバーになったりと、マリオ自身がショックを受けている場面が多い。
ウーロン街では「グレート・ゴンザレス」という肩書きを付けられる。それにより仲間の【チビヨッシー】からは「ゴンザレス」と呼ばれている。
クリスチーヌ等の女性キャラにやたらとモテており、加入女性キャラ全てにキスされている。
性能は『マリオストーリー』とほぼ同様で、新しいハンマーとブーツを手に入れるたびに攻撃力が1ずつ伸びていく。
今回はレベル及びBPの上限が大幅に上昇し、複数入手可能なバッジが増えたこと等から、バッジ編成の自由度が大幅に広がったために、そちらでは無縁だったインフレを感じさせる箇所が随所に見られる。
バッジだけでなくスペシャル技も全体的にインフレしており、特に「ムキムキボディ」が異常なほど高性能なため中盤以降は非常に強い。
単純に「パワープラス」や「モロハノヤイバー」といった攻撃力アップ系バッジを複数付けるだけでも強いが、【レベーラ】でHPを調整して「ピンチデガンバル」などのピンチ系バッジで身を固める事で、俗に言う「HP5マリオ」という恐ろしい状態の構築になり、ザコを「ツギツギジャンプ」や「ジシーンアタック」等の適当な全体攻撃ワンパンで蹴散らし、ボスは「レンゾクジャンプ」で瞬殺する最強のアタッカーとして暴れ回る事もできる。
レベルアップでHPのステータスを上げ続けるとラスボスの最大HPを上回り、HPを最大(200)まで上げた場合は(バッジの補正無しで)【ゾンババ】と並ぶ。
GC版よりもサムズアップなどのリアクションやボイスを放つシーンが増えた。
GC版同様の理論上の高火力は健在だが、「レンゾクジャンプ」の猶予フレームが短くなり、ボスに対する成功回数も減少したことでやや使い勝手が悪くなった。
有志の検証によると、「レンゾクジャンプ」全体の猶予Fが難しくなっているわけではないのだが、4の倍数回のジャンプの際にのみ猶予が1Fまで減少するとのこと。エクセレントまで行けるかはほぼ運ゲーである。
その一方、流石に何らかの調整が入るかと思われたHP5マリオだったが、意外なことにピンチ系バッジの価格が上がった程度で未だ健在であり、バフを盛りまくれば相変わらず「レンゾクジャンプ」による超火力で既存ボスたちを粉砕することが可能。追加ボス達も通常の攻略で倒せる範囲のギミックボスとして設計されているため、「ピンチデガンバル」を付けまくって攻撃力を60前後まで盛ればあっさり倒せる。戦いを楽しみたいなら封印しよう。
なお、マリオ自身の変化というわけではないが、本作は
仲間キャラ含めてフィールド上のNPCのほぼ全てにハンマーで殴られた時のリアクションが追加されている
という謎に凝った仕様があるため、プレイヤーによっては
道行く人をとりあえず殴って反応を見ようとする危険人物
と化す場合も……
現在、声優はケビン・アフガニが担当するようになっているのだが、本作ではGC版や『マリオvs.ドンキーコング(Switch)』と同様に、チャールズ・マーティネーが担当している。
主人公。相変わらず喋らない。固有アクションは次元ワザで2Dと3Dを行き来する。次元ワザはマリオでしか使えない。なお、3Dに切り替えている時に彼以外のキャラにチェンジすると、強制的に2Dに戻る。
攻撃力が高いクッパやルイージが強すぎるため戦闘では表に立つことは少ないが(ただカード補正などで敵に与えるダメージがインフレする為最終的に大差なくなる)、移動速度や謎解きでは彼が活躍する。
カードのランクは当然星3で番号はNo.221。ウラ100部屋ダンジョンの2周目をクリアすることで手に入る一点物。
持っていると攻撃力が2倍になるだけでなく次元ワザが無制限に使い放題になるが、ウラ100部屋ダンジョンは隠しダンジョンに位置付けられており、基本的に終盤かクリア後に挑戦するため、このカードの出番はあまりない。
主人公。ルーシーに振り回され気味。
今回はアイテムとペパライズを使って切り抜けるためマリオらしい活躍は少ない。
尚、本作のバトルでは彼と一緒に戦ってくれる仲間がいない。ルーシーは一応バトルスロットでサポートしてくれるが……。
主人公。【ペンキー】と共に、イロドリアイランドの色を取り戻しに行く。
ペンキーの能力を借りて、ペンキハンマーやキリトリが使える。
彼も体力が減っていくとそれに比例して白い部分が増えていく。体力を回復させるとその分の色も戻る。
本作のバトルも彼1人で敵と戦うのだが、敵カードを使用すると召喚したキャラに援護してもらえる。ボス戦など一部のバトルでは敵カードで呼び出した途端に逃げ出してしまうが……。
主人公。喋らないが、序盤の展開では珍しく弟思いの一面が見られる。
専用の魔法陣とオリビアの力で、カミの手が発動できる。
本作の雑魚敵とのバトルでは、様々な武器を使い分けて一撃で敵をまとめて蹴散らしていく事となる。
ボス戦では彼が衝撃的な姿になったり、敵を衝撃的な姿にする事もある。
主人公。魔女【ゲラゲモーナ】に奪われたピーチの声(実際はピーチ姫に変装した【キャサリン】の声)を取り戻すため、クッパと共に【カメジェット】に乗り込んでマメーリア王国へ冒険に向かう。
ルイージと協力し、体を張ったブラザーアクションやブラザーアタックを繰り出せる。リトルキノコにて「むてきキノコ」でダウンする場面も。ルイージを救助する為に単独行動する事もある。
ステータスはPOWとSPEEDが高い速攻アタッカーとなっており、ジーンズの組み合わせによってはルイージも速攻キャラにする事ができる。
本作ではブラザーアタックはマリオとルイージで繰り出せるものが違う。装備品もマリオ・ルイージ専用のものと共通装備がある。
主人公。子供の頃の自分と対面。ルイージに比べてあやし上手である。
本作のストーリーではベビィのほうが活躍しがちなため少々不遇な扱いも受けることに。
ブラザーアタックの代わりに「ブラザーアイテム」を使って攻撃する。ルイージと使えるものが共通しているため専用技はなくなった。
装備品も専用ではなくなり、ルイージと共通した装備を使用する。
ベビィ兄弟がいない時はハンマーが使用できない為、ベビィ兄弟抜きで頭上にトゲや炎がある敵とのバトルでは、ブラザーアイテムで攻撃するか逃げよう。
主人公。クッパに吸い込まれた。クッパの体内と外の世界を行き来しながら、ルイージや【イエロースター】と一緒に冒険を進める。
ブラザーアタックの代わりに「スペシャルアタック」が登場。今回も使える技はルイージと共通している。
主人公。夢世界では【ユメルイージ】や【ユメップ】と一緒に冒険を進める。夢世界での戦闘は彼にユメルイージが憑依して戦う。
久々にブラザーアタックが共通ではなくなり、マリオとルイージによって使えるものが変わっている。
ただしマリオのものはルイージよりも使いにくいものが多く、本作でマリオ不遇と言われる所以にもなっている。
普通のマリオとペーパーマリオが登場。
普通のマリオはいつも通りで、ペーパーマリオの方は紙耐久だが体をコピーして身代わり・攻撃数増加にするという変わった特徴を持つ。ペーパーマリオのジャンプ防御は少しの間浮遊できる。
ペーパーマリオは紙であるためか、マリオ・ルイージとは装備アイテムが別になっている。着けるものは『ペーパーマリオシリーズ』のバッジはなく、本作オリジナルの紙っぽい装備品である。
ブラザーアタックは『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』から2つ流用しているが、新しいものが3つある。
3人で繰り出す「トリオアタック」はペーパーマリオからしか使用できない代わりに非常に強力。
フィールドではブラザーアクションの代わりに、3人で繰り出せるトリオアクションが可能となった。ブラザーアクションと異なり全て通常のマリオから起動する。
ペーパーマリオのランクアップボーナスは、マリオやルイージのものと少し異なっている。コピー上限+2(2回)やクイックコピーは早めに取得しておくとバトルが楽になる。
リトルキノコでマメ熱にかかった理由が、【クリボー隊長】がキノピオに渡した毒キノコを食べたからという事に変更された。
「クッパ軍団RPG」には登場しない。
「クッパJr.RPG」ではクエスト「マリオ&ルイージ」に登場し、クッパJr.と【カメック】に会っている。
【オムスビ】の力でコネクタルランドへ飛ばされる。そしてオムスビ島で目を覚ます。オムスビ曰く、コネクタルランドに平和を取り戻すには、彼とルイージの絆が必要だったようだ。
ゲーム内グラフィックと公式アートワークが乖離しがちというこれまでの『マリオ&ルイージRPGシリーズ』の難点を本作では解消しており、公式アートワーク通りに描かれたアニメ寄りのグラフィックのマリオが機敏に動き回るのが特徴。表情の変化やリアクション芸も相変わらず多い。
ブラザーアタックは今回もルイージと別のものを使うが、装備品は共通。アダップルがルイージの足のサイズを測定して特注したというブーツでもそれは変わらず、マリオも普通に装備できる。
作中ではルイージがオムスビに「選ばれし者」としてプッシュを受けている中、マリオには特にそういった話が持ち上がらないため、ストーリー上の扱いとしては不遇。
とはいえ本作のフィールドは完全にマリオが主導権を握っており、ルイージは自動操作で動くという補助の役割が大半を占めるため、無言系主人公としての立ち位置が強くなったとも取れる。
また、戦闘では従来通りにPOWとSPEEDがルイージより上がりやすいこともあり、敵の攻撃が熾烈で先手を撃って早急に潰した方がいい『マリオ&ルイージRPGシリーズ』共通のゲームバランスに合致しているという点は変わらない。
ルイージとの兄弟愛がやけにウェットに描かれており、ルイージが行方不明になった際には幻覚や幻聴を見るほどに落ち込んでいる。
『マリオ&ルイージRPG』でピーチを助けるために女装ルイージをゲラゲモーナに押し付けたのが嘘のようである。
オープニングの手を繋ぐ演出などは『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を彷彿とさせるが、開発者に訊きましたによるとたまたま被っていただけで、映画を見てびっくりしたらしい。(参照)
操作キャラクターとして選択可能。
アイテムは「キノコ」を好む。
あらすじではテーマパークに「マリオランド」と名付けようとするが、他5人が自分の名前を付けようとして争いになるというしょーもない展開の発端となる。
が、本作のストーリーは実は「マリオランド」の従業員達が行った演劇という設定であるため、彼がテーマパークの主のようである。
ミニゲーム「マリオジャンケン」ではAボタンで出せる。クッパには強いが、ピーチには弱く、ハートで倒されてしまう。
アイテムは「スーパーキノコ」を好む。
おはなしモードでは「ゆうき」のスタンプを担当。
デュエルマップにおける初期のおたすけキャラは何故か【ノコノコ】である。
アイテムは「デカキノコ」を好む。
タッグマッチでピーチとチームを組んだ時のチーム名は「ベストカップルズ」になる。
デイジーとチームを組んだ時のチーム名は「ナイスカップルズ」になる。
【ミニクッパ】とチームを組んだ時のチーム名は「ミニライバルズ」になる。
オープニングで「そうだ!スターのちからをかりよう!」という専用のセリフが存在する。マリオパーティシリーズの中でマリオにセリフがあるのはこれが唯一。
マリオ以外が操作キャラクターの場合はマリオを仲間にするという事ができるが、やはりその時も喋らない。キノピオが解説をしてくれる。
操作キャラの1人。本作では操作キャラが多く減少しているが、流石にマリオはメインキャラのままであった。
プロローグではストーリーモードの主人公として話が進んでいく。当然操作キャラによってその後の展開が変わるが、最初にひかるピースを発見するのは誰を選んでもマリオである。
操作キャラの1人。
本作のメインモード(キノピオパレード)は操作キャラクターがキノピオ固定なので、なんと仲間(サブキャラ)として登場する。他のモードでは操作キャラクターとして選択可能。
操作キャラの1人。
操作キャラの1人。
プレイヤーキャラの1人。
ジャンボリーフレンドとしても登場。効果は出た目にランダムで3~8プラスする。
『スーパー マリオパーティ』の時と同様、本人にセリフはなくキノピオが代理で喋る形となる。
タイトルには入ってないが主人公。
今回も主人公。
4人対戦プレイでは全員が色違いのマリオを操作する。そのため本作にはルイージがいない。
1Pキャラ。ピーチをキャディーに付けている。
ちなみに本作の日本国外版は『NES Open Tournament Golf』というタイトルなので、日本国外では『ゴルフJAPANコース』と同上である。
飛距離は270Y、弾道は高いドロー。珍しくパワーキャラ。
1人用では最初からは使えず、キャラゲットでハリーの次に登場する。
性能はマリオゴルフ64と同じ。育成はできない。
操作キャラクターの一人。かつてモバイルアダプタGBで10円でダウンロードできた。性能は『マリオゴルフGB』と同じ。
弾道がストレートに変わり、主人公らしく癖がない性能となった。
『マリオゴルフ ファミリーツアー』と同様。
今回もストレート。
当時では珍しくルイージと性能が差別化されていた。
オールラウンドタイプ。癖がないキャラクター。
プレイヤーキャラの1人。最初から使える。
本作の設定では雲の上の国に住んでいるという設定で、アイランドオープン優勝後に飛行機で向かう。
オールラウンドタイプ。スペシャルショットは「アイアンハンマーショット」と「スピンジャンプレシーブ」。
ゲーム開始直後、他のマリオキャラクターを率いて仮面などをつけて主人公の属するアカデミーに殴り込みをかけ、一度は敗れたアレックスに逆襲することに成功している。
その場面は実際に目にすることはできないが、のちにその正体がマリオたちであったことが判明する。
ゲーム内では相変わらずセリフらしいセリフがなく、「マンマミーヤ」「オウ、ノー」などの掛け声でのみ会話する。
オールラウンドタイプ。
オールラウンドタイプ。ストーリーモードではストーリーがあるテニスゲームで初めて主人公になった。
テニスウェアの他、オンライン体験会の特典でいつものオーバーオールも使用できる。
キャプテンの一人。
キャプテンの一人。
プレイヤーキャラの1人。テクニックタイプでシュートが強め。
オールラウンドタイプ。スペシャルショットは「ファイアシュート」。
【キングテレサ】の罠にかかり、肖像画にされてしまった。
屋敷のあちこちに彼の落とし物が5種類あるので全て集めておこう。
またも絵画にされてしまうが終盤までその事が分からない。
本作でもキングテレサの手で絵画にされてしまった。ルイージのおかげで他の仲間と共に絵画から出られたが、キングテレサ戦の開始直前に、再度絵画にされる。
デザインは『ルイージマンション3』ベースになった。「チャールズ・マーティネー」氏のボイスが流用されている。
主人公。おもちゃこうじょうから奪われた【ミニマリオ】を取り返すためにドンキーコングを追いかける。
オープニングでは工場に「MARIO TOY COMPANY」なる文字が書かれているが、本作では関連性は不明だった。
『ドンキーコング(GB)』のリブート的な作品のため、アクションもそちらに準拠しており、敵を踏んで倒せずに持ち上げて投げつける、鉄棒で大車輪を行う等、当時のマリオでは珍しくなったアクションを多用する。
ムービーではドンキーコングを指を指してあざ笑うというマリオらしからぬ場面も。
2010年代以降のマリオのイメージに合わせたのか嘲笑う場面などが変更されている。
発売時にはマリオの声優がケビン・アフガニに変わっていたが、本作はチャールズ・マーティネーのボイスをそのまま使用している。
一応主人公。
マリオ・トイ・カンパニー(恐らく『マリオvs.ドンキーコング』に出たMARIO TOY COMPANYと同じ)の社長だったことが唐突に明かされた。説明書内でも一貫して「マリオ社長」と書かれている。
「スーパーミニマリオワールド」を建設したが、ドンキーコングがポリーンをさらって立てこもってしまったので助けに向かうという筋書き。社長なんだから部下にやらせときゃいいのに…
久々にポリーンと再会した作品だが、「マリオのともだち」以上の説明は無い。
本作ではミニマリオに指示を出す役目のため直接は戦わない。
一応主人公。今回もマリオ・トイ・カンパニーの社長。「ミニランド」のグランドオープンの日に新商品【ミニポリーン】を先着100名に販売するが、101人目の客であったドンキーコングが買えなかったため、腹いせにポリーンがさらわれるのでそれを助けに向かう。
今回もミニマリオに指示を出す役目なので戦わない。
一応主人公。今回はドンキーコングに何も騒ぎを起こしていないので、一緒に「ミニミニカーニバル」を開催した。
一応主人公。いきなりドンキーコングにさらわれたポリーンを追いかける。
が、最後でさらった理由がポリーンと協力してマリオをパーティに招待するためであったと判明する。
ストーリーがないため一切登場せず、遂に主人公ですらなくなったが、マリオの【amiibo】には対応している。当然、読み込むとミニマリオになる。
【ドクターマリオ】として登場している。
OPに登場。サウンドクリエイトモードでは走って演奏する。
操作キャラの一人。速度は標準的。
主人公。ピクロスでは以降のシリーズも探検服を着ている。この服は後に『スーパーマリオ オデッセイ』にも採用された。
マリオのピクロスを担当。珍しくセリフがあり、現在のイメージとは異なって終始敬語で喋る。
ワリオのピクロスが解禁されると、「残念ながら、「ワリオのピクロス」が遊べるようになってしまいました。つらいゲームですが、遊んでやってください。」など辛辣な一言を喋る。
マリオのピクロスを担当。
いまモードに登場。
ファイア、【オクトパス】、【オイルパニック】の操作キャラ。
いまモードに登場。
【パラシュート】、【ヘルメット】、『ドンキーコング』の操作キャラ。
【ボール】でもスキンの一つとして登場。
いまモードに登場。
『マリオブラザーズ』の操作キャラ。
【タートルブリッジ】ではキノピオにアイテムを渡す役目。『ドンキーコングJR.』はゲーム&ウオッチ版通り、この時期にしては珍しく悪役としての登場。
本作の公式ホームページではルイージと共に大迷言を残している。
いまモードに登場。
『ファイア』、【レインシャワー】?、『マリオズセメントファクトリー』、【ドンキーコング3】の操作キャラ。
『ドンキーコングJR.』ではやっぱり悪役。
主人公。Mマークが描かれたヘルメットを被る。
クッパが「むてきのアジト」を国中に立てて日陰だらけにしてしまったため、『レッキングクルー』の戦いで使用した「ひでんのハンマー」を取り出し、再び日を照らすためにアジトを破壊する冒険に出る。
ハンマーのデザインは『レッキングクルー』のパッケージ版ではなく、ゲーム内の青いハンマーを参考にしたようだ。
対戦モードやトーナメントモードでは最初から使用可能。
球体化する。ピンボールのように転がって体当たりするのが本作のアクションである。
顔グラフィックスで選べるキャラの1人。
CPUとして出た場合の初期順位は7位。攻めも守りも得意な万能タイプ。
マリオが麻雀牌を打つというかなり珍しいアートワークがある。
主人公。ミュージックオーブを封印するため、ダンスでキセキを起こす旅に出る。
なんと、クッパらの手によって捕まえられてしまう。クッパを倒すまで助け出されない。
エンディングでは帽子の中から花束を取り出すという大道芸を披露。一応シリーズ主人公の面目を保った。
第1弾にて、2,000円分のプリペイドカードで販売された。
主人公。ドロップの力を使ってクッパにさらわれたピーチを助けるため、ドロップを使った冒険に出る。
リーダーキャラクターとしてルイージ共に様々なパワーアップ状態に変身できる。
主人公。メインはブラスター、サブはハンマー。メンバーから外せない。
マリオのフィギュアと合体したラビッツ、「ラビッツマリオ」も登場する。
主人公。タイプはオールラウンダー。メンバーから外せるようになった。
全作品で初期ファイターとして登場している。
初期キャラクター。性能は標準的で、初心者にも扱いやすい。重量は「100」。
グラフィックが『スーパーマリオ64』を元にしているためか、大半のワザのモーションがそちらからの流用になっている。通常ワザはリーチが短いが全体的に隙が少なめで、飛び道具(「ファイアボール」)も1種類ある。
下必殺ワザの「マリオトルネード」を実行中に、Bボタンを連打すると上昇する。
キャラランク的には中位クラス。
モデル替えキャラクターのルイージも参戦している。
初期キャラクター。64版からシステムがガラリと見直された本作でも挙動が素直なバランスタイプで、スマブラに初めて触れる人が操作に慣れるのにはうってつけ。
横スマッシュ攻撃が「ファイア掌底」、前空中攻撃が「メテオナックル」、後空中攻撃が「ドロップキック」に変更された。横必殺ワザに「スーパーマント」が追加された。
ダメージソース(%稼ぎ)自体は豊富なのだがこの手のバランスキャラの宿命として決め手に欠けている感じは否めない。
「メテオナックル」は発生までの隙が大きい上に真下に飛ばすメテオという癖の強いワザ。後隙の無さから様々なコンボに繋げられる優秀な空中攻撃ではあるのだが、『DX』ではメテオで吹っ飛ばされてもしばらくすると空中ジャンプまたは上必殺ワザが発動できるテクニック、通称「メテオ返し」があったので、メテオとしてはあまり機能しなかった。
横必殺ワザの「スーパーマント」は吹っ飛ばすことはおろか怯ませることすらできないが相手の向きを反転・飛び道具を跳ね返すことができるという非常にトリッキーな必殺ワザ。
挙動そのものは素直なのだが前述の「メテオナックル」と「スーパーマント」の癖が強く、『ストリートファイターシリーズ』のリュウのような「スタンダードな技を一通り抑えており、あらゆる局面に対応できる万能キャラクター」と言うよりは「接近戦から飛び道具・搦手までこなせるオールラウンダー」といったキャラとなった。
その結果、「初心者でもわかりやすいキャラ」でありながら「性能をフルに引き出せる上級者でないと安定して勝てないキャラ」という二つの側面をもっている。
初期キャラクター。
下空中攻撃が「マリオトルネード」、下必殺ワザが「ポンプ」に変更されている。最後の切りふだは「マリオファイナル」。重量は「98」と僅かに減少した。
ファイアボールの飛距離が落ち、通常攻撃のリーチがさらに低下という弱体化がなされた為、接近戦を得意とするというか接近戦で頑張らざるを得ないキャラになってしまった。
また、発売前のPVで話題となったマリオファイナルも見た目の派手さとは裏腹に「吹っ飛ばすのではなく継続ダメージを与えて外に押し出す」という癖の強いもので、威力は低い、発射前にカス当たり判定がある、ヒットストップずらしで抜けられやすい、とはっきり言って低性能。
変更された下必殺ワザについても【メタナイト】を始めとして上位キャラの復帰力のインフレが起きている中、本作から下空中攻撃に移ったマリオトルネードによる移動距離稼ぎの没収はかなり痛く、元から高いとは言えなかった復帰力がさらに低下するという憂き目にあっている。
代わりに下必殺ワザとして選ばれたポンプは「ダメージは一切与えられないが当てた相手を外に押し出すことができる」というこれまた癖の強いながらに復帰阻止等で使いどころも多い必殺ワザではある。
全体的に弱体化が目立つが明確な強化点として「スーパーマント」がキャラクターの向きだけではなく操作そのものを反転させるようになった。
以上のように、元々際立って高いとは言えなかった立ち回りが弱体化され、総合的にはお世辞にも高性能なキャラとは言い難い。
そして新要素・強化点はいずれもトリッキーな要素が目立つため「初心者向けのキャラクター」の側面がどんどん薄まっていた。むしろ、彼よりルイージの方が初心者向けと言われる事もある。
タイマンにおけるキャラランクは下位キャラではあるものの最弱には程遠いレベルではあるのだが、デデデの悪名高きお手軽下投げ連永パに引っ掛かるうちの1人だったため、大会で使用するユーザーは皆無であった。
「亜空の使者」では最初から使用可能なキャラクターの1体で、最初にマリオか【カービィ】のどちらかを選択してゲームを開始する。
亜空軍のプリムなどを全て倒した後に、【ボスパックン】の繰り出す砲弾に当たって「天空界」まで吹っ飛ばされてフィギュアになり、【ピット】に救出された。
「湖畔」では誤解により【リンク】やヨッシーと戦う事になるが、戦闘後に和解する。
その後は他の仲間と共に【エインシャント卿】を追いかけたり、「渓谷」で【マルス】たちと合流する。
「亜空間突入口」の最後で【タブー】のOFF波動を受けてまたフィギュア化してしまった。その後は「亜空間(上)」にて任意で救出可能。
ストーリー開始時からしばらくは操作できる機会が多い一方、【戦艦ハルバード】や亜空間工場には関わりを持たないため中盤からは合流メンバー共々空気化してしまう。
ちなみにムービー途中での選択肢によって、フィギュアになる(戦闘不能)回数が一番多いキャラクターとなる。
シナリオ上での扱いは悪く、任天堂はおろかゲーム業界全体を代表する主人公キャラと言っても過言ではないにもかかわらず、任天堂キャラ総集結の本作シナリオの中でこれといった活躍シーンがない。
一応フォローしておくと、この頃の『マリオシリーズ』のマリオはプレイヤーのアバターのような立ち位置が基本であるため、【Miiファイター】が参戦していない本作でもプレイヤーのアバターとして見られていたとも取れる。
初期ファイター。本作から、向きによってモーションが左右反転するようになっている。
前作の「何でもこなせるオールラウンダーのようで実際には器用貧乏で何か出来そうでできない」という性能が大幅に見直され全体的に高水準なハイスペックキャラへと生まれ変わる。
「リーチが短く吹っ飛ばし力にやや欠ける」という欠点は据え置きのまま、攻撃の発生が全ファイターの中でもトップクラスに早いという大幅な強化を受けており圧倒的ラッシュ力からのコンボ火力が凄まじい尖りまくったキャラとなった。
特に大きいのが空上「エアスラッシュ」の変化。
ダメージ量こそ減少したものの吹っ飛ばしベクトルが75度に上昇した事で非常にコンボに使いやすくなっており、敵を運びつつコンボに繋げてダメージを稼いだり、
そのまま外に運んでメテオナックルで撃墜したり、戦場のような運びやすい足場があるステージではエアスラッシュで上に持って行った後に上Bに繋げることで上空バーストも可能……と、強力かつスタイリッシュに攻めることが可能に。
また、ポンプの出力も前作から大きく上がっており、剣士キャラにありがちな上方向にしか復帰できない系統のキャラ達の復帰をほぼ詰ませることが可能。
見掛け倒し感が否めなかったマリオファイナルも「上手いこと当てれば状況次第で倒せないこともない」から「まともに当てれば倒せる」レベルまで強化されている。
以上のように間違いなくタイマンにおける強さは上位格。
ただし強いことは強いのだが「初心者が適当に技を振っているだけでもある程度力を発揮できる」というタイプの強さではなく、今まで同様きっちりコンボを覚えて、相手にアドリブで対応してこそ強さを発揮できるコンボキャラであり、その強さを引き出すにはやはりやり込みとプレイヤー自身の腕前が必要になってくる。
ゲームスピードが高い対戦アクションゲームであるスマブラにおけるオールラウンドキャラではあるのだが「任天堂代表キャラ」として見ると操作のハードルは高い。正直な所初心者キャラとは言い難い。
余談だが、本作ではライバルのクッパも大きく強化され、乱闘はもちろんのことタイマンでも他のキャラに見劣りしない性能となったのだが、あちらはコンボなど気にせずとも持ち前の高いパワーでゴリ押すだけでもダメージソースもフィニッシュソースも豊富なので、コンボキャラのマリオよりあちらの方がよっぽど初心者向けキャラっぽくなっている。(タイマンのキャラランクでは流石にマリオの方が上と見なされることが多い。)
特設リングでの通り名は「ミスタービデオゲーム」。元ネタは、マリオの名前が決まる前に呼ばれていた「ミスター・ビデオ」と思われる。
初期ファイター。『スーパーマリオ オデッセイ』の要素が少し入っている。
弱攻撃1が「ジャブ」、下スマッシュ攻撃が「ブレイクスピン」(「ウィンドミル」の動作)、前投げが「ふり抜き投げ」に変更された。ダッシュ攻撃「スライディング」のモーションが変更された。上アピールや横アピールも変更されている。
前作のハイスペックスピードキャラ路線は続いているが、前作で猛威を振るった投げからのコンボが一部繋がらなくなり、理不尽めいた火力は失われた。
その代わりステップ(地上でスティックを横に弾き入力することで、ダッシュモーションに移行する前に一歩横に踏み出すこと)からの弱・強攻撃のコンボ等の新しい武器が増え、ファイアボールや横強・空中下といった元々優秀だった技がさらに強化されており、前作の尖りまくっていた部分をマイルドにした代わりにオールラウンダーとしての強さを底上げしたような性能となった。
発売間もない頃は「強いことは強いが前作程警戒する相手ではない」と見なされていたのだが、海外の大会で海外の強豪マリオ使いが数々の有名日本人プレイヤーを悉く打ち負かしていったことで、改めて対策必須の強キャラとして再評価されたという経緯がある。
また、アップデートでマリオファイナルが攻撃力・攻撃範囲共に強化され、モロに当たると70%は食らう破格の威力となった。
下投げから確定で繋がるため、30%程度あれば相手は掴まれた時点で高確率で即死確定という掛け値なしに強力な技へと変貌しており、『X』時代のガッカリ切りふだの面影はない。
「灯火の星」では他のファイターと共に【キーラ】に立ち向かおうとしたが、キーラの光線を受けてフィギュア化してしまった。
ゲームスタートしてすぐ最初に助け出されるファイターとなるため、カービィに次いで序盤から頼りになるファイターとなる。前述の通りスタート地点付近の進行ルート上にいるので、彼は必ず解放される。
ちなみに、「最終決戦」の方のキーラ単体を倒すと流れるバッドエンドムービー「闇に覆われる」では、ファイターの中で唯一登場している。
ファイタースピリットのアートワークは、オリジナルが『マリオパーティ10』、ビルダー版が『スーパーマリオメーカー』、ウェディングスタイル版が『スーパーマリオ オデッセイ』のもの。
また、アタッカースピリットやサポータースピリットが幾つか存在する。
参戦ムービーではもはや任天堂を代表する新規キャラへの接待役か何かかと言うほど不憫な扱いで、【リドリー】に刺されるわクリーパーに爆破されるわ【セフィロス】にセルフパロディで宙づりされるわと亜空の使者に負けず劣らず散々な目に遭っていた。
しかし締めくくりである【ソラ】の参戦ムービー「【スマブラSP】最後のカギ」では全てのファイターがフィギュア化してる中でただ一人ファイターとして動き出し、炎の中からキーブレードを実体化させソラを召喚し、最後には二人で握手を交わすという非常に印象的な活躍を果たした。
外部出演はサードパーティ作も含めてかなり多い。本人は登場しないものの、イラストやコスチュームなどが登場している作品もある。
本体の起動画面に登場する。ルイージと一緒に銀色のバーのようなものを叩いたり追いかけっこしたりして遊んでいる。
ポスター等では宇宙服を着たマリオがイメージキャラクターとして描かれている。
この衣装は後に『スーパーマリオ オデッセイ』や『マリオカート ツアー』で拾われている。
本体の起動画面に登場する。Nロゴを使って様々なアクションを取ってくれる。
モデルは『スーパーマリオ64』の物。
審判を務めている。
ボーナス面にいる。【レディ】もいる。
AC版では背景に登場し、FC版ではレフェリーを務めている。
対戦プレイのリザルト画面に登場。1P側。
結果表示画面でルイージと一緒にぴょんぴょんジャンプする。マリオは両足を大きく広げながら跳ねる。
マラソンやパズルに登場。
マラソンでは『スーパーマリオブラザーズ』と『スーパーマリオブラザーズ3』のデザイン、パズルでは『ヨッシーのクッキー』のデザインでの登場である。
GB版でUSA MODEのW-BEARSに選手として登場。MARIO表記。北米版ではパッケージに描かれている。
ゲームスタート時にパドルに乗り込んでいる。ゲームオーバーになると慌ててパドルから飛び出す姿が見れる。
ボーナスステージでもブロックでマリオを象った物がある。
リザルト画面に登場。本作の衣装と似ている服が『スーパーマリオ オデッセイ』で拾われた際には驚かれていた。
GB版にて、コース6でレースが始まる直前に登場する。レースを完走すると彼が旗を振る。
パッケージに描かれており、【フォーミュラカー】?の選択カーソルとなっており、恐らく乗っているのもマリオだと思われる。
ピットインやレース開始時には大量のマリオのような人物たちがピットを行っている。これが全員マリオなのかどうかは謎。残り人数なのかもしれない。
パッケージ等のイラストではマリオとルイージが車に乗っている事になっているが、ゲーム中はほとんど画面に映らない。最も活躍する場面はリタイア回避のために車を修理する場面(この時は車から出てきて修理をするので画面に映る)であり、地味。
チラシの漫画にのみ登場。この漫画自体は他の青ディスクカードのもののセリフ改変なのだが、よりによって高難易度の恋愛シミュレーションである本作のキャンペーン宣伝に使われてしまったため、マリオが恋愛シミュレーションを頑張ってクリアし、【中山美穂】?のグッズが当たって大喜びするというシュールすぎるセリフを拝める。
GB版の主人公はマリオのようで、日本国外版のパッケージにはマリオの後ろ姿が描かれている。
民家に彼らしき肖像画が飾られている。
ハイラル城の中庭から内部を見ると絵が飾られている。アートワークは『スーパーマリオ64』のもの。
【ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D】には存在しない。
【しあわせのお面屋】がマリオのお面を持っている。リンクが身に着けたらどうなることやら……。
「はるかぜとともに」のマウントデデデのデデデリング、「かちわりメガトンパンチ」の観客にいる。また、ストーンの変身でランダムで黄金のマリオ像になる。
こちらでも前作同様デデデリングとかちわりメガトンパンチ、そしてストーンの変身として登場。
ストーンやスマブラ(能力)で変身した時、超低確率で黄金のマリオ像になる事がある。
主に【ナインボルト】のニンテンドーのプチゲームに登場。
「ドンキーコング」「スーパーマリオBROS.」「マリオクラッシュ」で操作する。「ウルトラマシン(ボス)」ではプレイボールとゲームセットの審判を務める。
ワリオの「ナンデモアリ」のプチゲームにもパロディで登場しており、基本的には敵扱い。
「ワリオブラザーズ」では『マリオブラザーズ』のドット絵になっており、レベル2以降でCPU操作キャラとなり、コインを取られるとミス。
「ジャンケン」ではジャンケンの対戦相手を務める。
「モンタージュ」にはマリオの顔のパーツがハズレとして混ざっている。
「ちびワリオ」では『スーパーマリオランド』のドット絵で登場し、マリオにキノコを取られるとミス。キノコを取るとゲラゲラ笑い始める。
主にナインボルトのプチゲームに登場するが、ワリオマンのプチゲームでも登場する。その内容はワリオとマリオが和解の握手をするものだが、レベルが上がると手を動かして握手をしづらくする。
ワリオのイメージの中のマリオはこういう風に思われているんだろうか
プチゲームの「スーパーマリオブラザーズ3」、「スーパーマリオボール」、「パンチアウト!!」、「ペーパーマリオ オリガミキング」、「マリオブラザーズ」、「スーパーマリオ64DS」に登場する。
「スーパーマリオブラザーズ3」ではしっぽマリオになって、レベル1ではしっぽをふり、レベル2では足場に着地、レベル3ではキラーにやられないようにする。
「スーパーマリオボール」では敵に3回攻撃を当てるとクリア。
「パンチアウト!!」では審判役。
「ペーパーマリオ オリガミキング」ではカミの手を使ったギミックが元になったゲーム。
「マリオブラザーズ」ではレベル1ではカメさんを下から叩いて、レベル2ではカニさんをひっくり返し、レベル3では緑のファイアボールを避けながら下からカメさんを叩くとクリア。
「スーパーマリオ64DS」はスライダーが元になったゲーム。ゴールのところにはレベル1は『ゲームボーイアドバンス』、レベル2では『Wiiリモコン』2本、レベル3では『ニンテンドーDS』がある。レベル2はさむいさむいマウンテンのスライダーが元でショートカットまで再現されている。ただし、ゴール直行ではなくゴール手前に変更されている。声はケビン・アフガンのものが使用されている。
前編一話二章、【りんご】のおじいさんが物々交換で手に入れた物のひとつとして黄金のマリオ像が登場する。
おじいさんは異国の神様の像と認識する一方で「変な物と交換してしまったものじゃ・・」とやや後悔していた。
FANTANIAの帽子とつけヒゲに彼の帽子とヒゲをモチーフにしたMワッペン帽子とつけひげMがある。
またマリオキャラのamiiboを読み込むとマリオ関連の型紙が貰える。
キャラカードとして収録されているキャラの1人。
マリオのフィギュアが登場。
タイトル通り、操作キャラクターとしてゲスト出演。
こちらもタイトル通り、操作キャラクターとしてゲスト出演。
キャラクターの1人として登場。珍しく日本語でテキストがある。やけに自分がスターである事を意識したセリフが多く、「ボクはマリオだから~」等の迷言が知られている。
マリオのオーバーオールであろう「漢のツナギ」というアイテムがあるが、コラボアイテムとして出たのかただのパロディなのか判断がつかない。なおPS3移植版『テイルズ オブ グレイセス f』ではカラーリングだけ変えた「真っ黒なツナギ」に変わっている。
マリオのコラボコスチュームが登場。
amiiboコラボ機体としてF-22にマリオの絵柄が描かれる。
ルフィのamiibo衣装として登場。
マリオの服と帽子が登場。ファイアボールを投げられる。
「スーパーマリオ マッシュアップ」でスキンとして登場。通常のマリオ以外にも、【ドクターマリオ】、ファイアマリオ、タヌキマリオ、コウラマリオ、プロペラマリオ、ネコマリオもある。
また、【ヤマネコ】がネコマリオに変化する。
Switch版にマリオの柄の車が登場する。
基本的には主人公。【スーパードンキーコング】など、本来は登場しない作品にも主役として出る事がある。
真面目で優等生な性格だが女関係はズボラ気味で、色んな女性に手出しした後に嫉妬したピーチにお仕置きされるパターンが多い。
マリオシリーズ以外も題材にしている上にゲームに忠実な戦闘形式を行う事が多いため、『クイックス』や『アレイウェイ』などのゲームを漫画風にアレンジして真面目に奮闘するややシュールな姿も。
基本的には主人公。熱血漢だがバカでアホでマヌケという、コロコロコミックのスタンダード的なキャラクター。
ボケを担当する事が多いが主役なので他のボケキャラにツッコミを行う事もあり、コマの端っこで腕だけ出して人差し指を伸ばし、「すなー!!!」と叫んでツッコむのは様式美。(文字だけでは分かりにくいため一応解説しておくと「そういう事をするな」的な意味)
ギャグ漫画のため、強そうな敵を相手にすると1コマでズタボロにされたり逃げ出したりするが、弱そうな相手だと凄まじく強気になる。
大抵のパターンでは一度ボコボコにされた後、何かしらのアイテムや助っ人の力でパワーアップして一撃で相手を粉砕するのがお約束。
『スーパーマリオメーカー』ではキャラマリオとして、作中のマリオが登場。お馴染みの「すなー!!!」をポーズで披露してくれる。
マリオ漫画の中では唯一2010年代を超えても連載している作品のため、一時期マリオの二次創作ではこのマリオがマリオのキャラ付けのベースとなっていた(一人称が『俺』で粗野な性格)。
『マリオカートDS』のルイージとのカートのステータス差を反映したのか、純粋な実力ではルイージに先を譲るが、クッパの度重なる妨害を乗り越えるアドリブ力と切り札の「トリプルドリフト」で上位を狙うという主人公らしい味付けをなされている。
恐らく本作の連載時期的には反映できなかったと思われるが、奇しくも『マリオカートDS』のWi-Fi対戦で良く見られていた直線ドリフトvsアイテム無限チートの直線ドリフト側を再現した形となった。
弟のルイージと共にGROCERY(食料雑貨店)を営む男性。声優はなんと古谷徹。
深夜にファミコンに熱中していると画面からピーチ姫が飛び出してきて一目惚れするが、その後に出てきたクッパにボコボコにされる。
翌日、ピーチが落としたペンダントを持って捜索している所で【キビダンゴ】に出会い、きのこの国へと辿り着く。
そこで出会った【きのこ仙人】の助言に従い、ルイージと共に「3つのパワール」を探すべく冒険に向かう。
パワールを見つけ出してクッパを倒したものの、キビダンゴの呪いが解けて【ハル王子】へと戻り、ピーチはハル王子と結ばれてしまうのであった……。
作中ではギャグ描写が目立ち、クッパ戦では突然出てきたマリオふりかけに気を取られている隙に形勢逆転されてしまう。
ニューヨークで暮らす中年男性。フルネームは「マリオ・マリオ」。珍妙な名前ではあるが弟と二人でマリオブラザーズと名乗っていることを考えるとセカンドネームがマリオになるのも当然と言えば当然である。
【ダニエラ・ポリーン・ベルダッチ】という恋人がいる。
本作とはルイージと義理の兄弟という関係で、2人で配管工「マリオブラザーズ」を営んでいる。
経営状態は芳しくなく、事務所の家賃は数か月滞納した状態だが、配管工としての技量には強い自信があり、「いかなる時も工具を所持するべき」という信念を持つ。
ブラザーズの名を関してこそいるものの、年齢差もあってルイージからは育ての親として慕われている。
若者らしく好奇心旺盛で前向きなルイージに対して彼は父親のようなポジションとなっており、彼の行方を見守ったりサポートする描写が多い。
異世界ダイノハッタンに辿り着いてしまった際にも、異世界にワクワクしていたルイージとは対照的に厄介ごとを避けようとばかりしていたものの、持ち前の機転と行動力を活かしてクッパ軍団を翻弄する。
トードの助けもあってグンバ達から入手した逆進化銃でクッパをアメーバ状の原始的生物にまで退化させて撃破し、地上世界の侵略を防ぐことに成功。
そして善良だった先代国王であるデイジーの父も救われたことで、図らずも二つの世界に平和をもたらした。
地上世界帰還後はダニエラと結婚。経営状態も上向きになったのか身なりもよくなり、妻とルイージとの三人で暮らしていた。
彼とルイージの功績は地上世界でも知れ渡り「冷酷な独裁者の侵略を食い止めたヒーロー
『スーパーマリオブラザーズ』
」と称えられている。
そして今生の別れを果たしたと思ったデイジーがまた新たなトラブルに巻き込まれて助けを求めてくるのだが、「信じて貰えないと思うけど……」と語るデイジーに「俺は信じる!信じるとも!」と意気揚々と協力を申し出て、地下世界の騒動を経てヒーローとして成長したマリオとルイージが新たな冒険に出かける場面で幕を降ろす。
身体能力は完全にごく普通の中年男性なため、ゲームでおなじみの高いジャンプは再現されない……とのだが、ビッグ・バァサからもらったジェット付きジャンプシューズで疑似再現している。
しかもこのジャンプシューズ、燃料シリンダーを挿入して起動させるのだがそのシリンダーがどう見てもキラーそのもの。
クッパとの戦いではボム爆弾(見た目はボム兵)を使用したり、先ほど述べた逆進化銃は見た目が完全にスーパースコープだったりする。
「マリオの実写化」という見た目の際物ぶりばかり目立ちがちだが、変わった形でゲーム版のギミックをしていた。
なお、ストーリーがある作品では明確にマリオの職業を配管工として描いた最初期の作品であり、これまでは『マリオブラザーズ』でしか触れられていないような設定だった。任天堂も当時はニンテンドーオンラインマガジン等で「デザインから逆引きする形で大工という職業が決められたが、映画では配管工だった」と述べている程度だったのだが、あまりにもハマっていたせいか自然と配管工設定が浸透し、気が付けば公式設定になった。
クッパとは違い本人は登場しないが、フィリックスがパーティ中にインターホンが鳴った際「きっとマリオだよ!」と名前があげられる。
いつも遅れてやってくるらしい。あちらの世界でもヒーローと言われており、かなりの有名のようだ。
主役。吹き替えは宮野真守が担当する。
本作ではニューヨークのブルックリンに住んでおり、そこから異世界のキノコ王国へと向かうという流れでキノコ王国のことは全く知らない状態から始まる。
当初はルイージと共に元の会社から独立して配管工事会社を起業し、全財産を投げ打って「マリオブラザーズが悪徳業者からブルックリンを守ります!」と訴えるCMを作る等、新事業に意欲を燃やしていた。
しかしながらどうにもやる気が空回りするタイプであり、元上司のスパイクには無能と馬鹿にされ、起業して初めて引き受けた仕事では家中を水浸しにする手痛い失敗をしてしまい、
実家では父親に「せっかく就職した会社をやめた挙句、弟を自分の我儘に巻き込むなんて」と叱られる始末。
ルイージは「僕は兄さんに巻き込まれただなんて思ってない」とはっきり述べるなど、兄弟愛は非常に強い。
そんなある日、マンハッタンが配水管破裂事故で水浸しになる事故が発生し、「これは配管工の腕を振るうチャンス」とルイージと共に事故現場に向かった所、土管を通じてマリオはピーチが統治するキノコ王国に、ルイージは大魔王クッパが支配するダークランドに落ちてしまう。
このままルイージをダークランドに放置すれば命が危ないため、そんな弟を救うべく異世界の冒険に身を投じることとなる。
繊細でやや落ち込みやすい面はあるが、普段は明るく前向きでおだてに乗りやすいお調子者。
なんと
キノコ嫌い
であり、母が作ったパスタに入っているキノコをルイージの皿に押し付けたり、パワーアップアイテムとして渡されたスーパーキノコを食べるのもかなり嫌がったりしていた。
産まれも育ちもごく普通の人間なのだが、ピーチが貸したアスレチックコースの特訓を何度も繰り返すことで、ゲームさながらのアクロバティックなアクションが出来るように成長する。
純粋な実力においては、キノコ王国で昔から鍛えられたピーチや、ジャングル王国の無敵のチャンピオンドンキーコングには劣るものの、アイテムを使って変身した際には高い順応性と持ち前の行動力で変身形態のスペックをフルに引き出し、ド派手なアクションを駆使して敵を撃破する。
なお変身してない状態でも異様にタフであり、ドンキーにマウントポジションを取られてボコボコにされてもあっさり立ち上がり、そのドンキーを蹴散らすパワーの持ち主のクッパに数十m殴り飛ばされても生きている程。
ピーチからはその不屈の精神と前向きな性格から憎からず思われており、マリオも彼女をデートに誘うなど、付き合った時間は短いながら、良好な関係を築いていた。
現実のブルックリンにまでなだれ込んだ最終決戦では、他を寄せ付けない圧倒的実力を見せつけるクッパに心が折れそうになるも、偶然入り込んだ廃墟となったカフェで自分が打ち出した会社のCMで「ブルックリンを守ります!」と訴えている己の姿を見て再起。
激戦の末にルイージと共にクッパの元からスーパースターを奪取して大幅にパワーアップし、クッパ軍団を瞬く間に蹴散らし、その勢いのままクッパを撃破。
異世界からの侵略者を撃破したマリオはブルックリン中の住民から称賛されかつて自分を馬鹿にしていたスパイクからも
「スーパーマリオブラザーズの誕生だ!」
と称えられた。
冒険終了後はルイージと共にキノコ王国に移住し、配管工業を頑張っている様子。
「現実世界で暮らしていた平凡の一般人のマリオ兄弟が、ひょんなことから異世界に紛れ込んでクッパ一味と戦いを繰り広げる」と言う点は上記の映画2本と似ており、
特に『魔界帝国の女神』とは、
・元々はブルックリン在住で仕事がうまくいかず周りから馬鹿にされるしがない配管工
・図らずも現実世界と異世界の両方をクッパの手から救ったことでブルックリンの住民から『スーパーマリオブラザーズ』と称えられる
という点まで共通しているが、これは元々「影の設定」として、『ドンキーコング』や配管工時代のマリオ達はニューヨークに住んでおり、土管がたくさんあるニューヨークの地下からキノコ王国へと繋がっているという世界観が最初期から決まっていたとの事らしい。(参考:ファミ通.COM)
司会で進行役のネコマリオとして登場。ネコピーチのキャラが濃すぎるため常識人的なポジション。
しかし、「熱血! ニャニャニャ学園」と「教えて! DJネコマリオ」では一転してボケキャラへと変貌している。
ゲームの紹介をする際、ネコピーチが出てきてネコマリオが出ない作品を解説すると酷くショックを受け、ネコピーチの代名詞の「ウソでしょ!?」を叫ぶ事も。
高いジャンプ力を持ち、『スーパーマリオ64』以降では格闘戦やヒップドロップをデフォルトで行える事もある。
アイテムを取ると様々な姿に変身し、姿に応じたアクションを使用できる。
詳細は【マリオ】/能力・武器を参照。