ぼくらの昭和オカルト大百科

ノストラダムス wiki : ノストラダムスの大事典内検索 / 「ぼくらの昭和オカルト大百科」で検索した結果

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  • ぼくらの昭和オカルト大百科
     『ぼくらの昭和オカルト大百科』は初見健一の著書。2012年に大空出版の大空ポケット文庫の1冊として刊行された。 【画像】 カバー表紙 内容  「70年代オカルトブーム再考」という副題が内容を端的に示している。序章にあたる「00」と、「01」から「05」までの章で構成されている。 01 終末 02 UMA 03 超能力 04 UFO 05 心霊 ノストラダムス関連  「01 終末」は当時の終末ブームを再考するもので、中心的に扱われているのは五島勉の『ノストラダムスの大予言』である。上に掲げたカバー表紙自体が、そのパロディとなっている。 コメント  当「大事典」の性質上、ノストラダムス論に絞ってコメントしておく。  著者の初見健一は1967年生まれであり、実際に1973年から74年にかけてのブームを体験した世代の証言としては、一定の価値を持つだ...
  • 昭和・平成オカルト研究読本
     『昭和・平成オカルト研究読本』は、2019年にサイゾーから刊行されたASIOSの著書(Amazonでの発売日は6月29日、ほかは7月2日。奥付の上での刊行日は7月15日)。  執筆を担当をした20人(インタビューを含めれば21人)のうちおよそ半分が外部参加者である。平成から令和への転換期にあたり、昭和・平成のオカルト(通俗的な意味での広義のオカルト)を幅広く回顧・検証している。  2020年11月に増刷された。 【画像】カバー表紙 構成 第1章 後世に影響を与えたオカルトの源流竹内文書、日猶同祖論、日本ピラミッド、宇宙友好協会(CBA)、M資金が扱われている。 第2章 昭和・平成のオカルトブームを振り返るUMA、失われた大陸、スプーン曲げ、水子供養、ノストラダムス、心霊写真、UFO、六星占術の各ブームが扱われている。 第3章 昭和・平成のオカルト事件大本事件...
  • 世紀末オカルト学院
     『世紀末オカルト学院』は、2010年7月から9月にテレビ東京系で放映されたテレビアニメ。学研が発行するオカルト雑誌『ムー』が公式監修した。 【画像】完全生産限定版 Blu-ray第6巻 概要  1999年の日本が舞台である。  タイトルにもなっている「オカルト学院」とは、長野県の皆神山にある私立ヴァルトシュタイン学院の通称で、その学長に就任した前学長の娘神代マヤ(くましろ まや)と2012年から過去に来た内田文明(うちだ ふみあき)が、未来の破局を回避しようと、『ノストラダムスの鍵』と呼ばれるアイテムを捜し求める物語である。 世紀末オカルト学院 オフィシャルアーカイブ(ポストメディア編集部) 派生 漫画 『世紀末オカルト学院』戸流ケイ 漫画 『世紀末オカルト学院Plus』森見明日 短編小説集 外部リンク 「世紀末オカルト学...
  • 日本の関連書刊行年順
    ...) 3.初見健一 『ぼくらの昭和オカルト大百科』 大空出版(2012) 4.と学会 『トンデモ本の新世界 世界滅亡編』 文芸社(2012) 5.飛鳥昭雄・五島勉 『予言・預言対談 飛鳥昭雄×五島勉』 学研マーケティング(2012) 6.ASIOS・菊池聡・山津寿丸 『検証 予言はどこまで当たるのか』 文芸社(2012) 2013 1.アマーリエ 『スピリチュアルメッセージ集30 ノストラダムス』 新日本文芸協会/星雲社(2013) 1.善内美景 『いまさらノストラダムス1』KADOKAWA(2013) 2.並木伸一郎監修 『衝撃の未来予言 - 2013年地球を揺るがす七大危機』 竹書房(2013) 2014 1.石垣ゆうき 『新世紀黙示録MMR Resurrection』 講談社コミックス(2014) 2.高田勇・伊藤進 『ノストラダムス予言集』 岩波書店(2014)...
  • 関連書一覧 (日本)
    ...6) 初見健一 『ぼくらの昭和オカルト大百科』 大空出版(2012) と学会 『トンデモ本の新世界 世界滅亡編』 文芸社(2012) 飛鳥昭雄・五島勉 『予言・預言対談 飛鳥昭雄×五島勉』 学研マーケティング(2012) アマーリエ 『スピリチュアルメッセージ集30 ノストラダムス』 新日本文芸協会/星雲社(2013) 並木伸一郎監修 『衝撃の未来予言 - 2013年地球を揺るがす七大危機』 竹書房(2013) 善内美景 『いまさらノストラダムス1』KADOKAWA(2013) 善内美景 『いまさらノストラダムス2』KADOKAWA(2014) 石垣ゆうき 『新世紀黙示録MMR Resurrection』 講談社コミックス(2014) NHK「幻解!超常ファイル」取材班 『NHK幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー』 NHK出版(2014) 川﨑順平 『アン...
  • ノストラダムスの2020年予言
    2019年予言―2020年予言―2021年予言  ノストラダムスの予言に2020年と明記されたものは存在しない。  ノストラダムスの予言として2020年について語られることはある。しかし、それらはいずれも時期の明記されていない予言をこじつけているか、さもなくば単なる偽作に過ぎない。 【画像】 2020 NOSTRADAMUS 新型コロナウイルス  2020年初頭から、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)が広まると、ノストラダムスはそれを予言していたと言い出す手合いが増えた。  しかし、2019年末までの時点で、2020年に起こるであろう主要な災いとして、何らかの病気の世界的流行を挙げていた解釈者はいなかった。  詳しくは新型コロナウイルスの記事を参照のこと。 ジーン・ディクソンとの関連  かつては、何らかの世界的危機が...
  • 山口敏太郎
     山口敏太郎(やまぐち びんたろう、1966年 - )は、作家、漫画原作者で、(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。  放送大学大学院 文化科学研究科 文化科学専攻 総合文化プログラム 文化情報学群 修士課程修了(学位請求論文は「インターネット時代における異界観」)。  妖怪、都市伝説などに関する著書が多数あり、テレビ出演のほか、妖怪関連の町おこしのプロデュースなども行なっている(*1)。  著書に『未確認生物 超謎図鑑』『大迫力! 日本の妖怪大百科』などがある。 【画像】『大迫力! 日本の妖怪大百科』 ノストラダムス関連  ノストラダムスについては、予言関連のコンビニ本やムックなどでいくらか取り扱われたことがある。その認識はウィキペディアをはじめとする幾つかのインターネットサイトを基にしたようなものだが、情報源を正しく読み取らずに一知半解に...
  • スチュワート・ロッブ
     スチュワート・ロッブ(Stewart Robb)は、イギリスのノストラダムス解釈者。オックスフォード大学とマニトバ大学を卒業したという(*1)。 ノストラダムス関連 ナポレオン、ヒトラー、現在の危機に関するノストラダムス(Nostradamus on Napoleon, Hitler and the Present Crisis, Charles Scribner s Sons, NY, 1941) ノストラダムスについての手紙と雑録集(Letters on Nostradamus and miscellaneous writings, Maranatha Publishers, 1945(*2)) ノストラダムスによる世界の諸事件に関する予言集(Prophecies on World Events by Nostradamus, New York, 1961) ナポレオンに関する...
  • ノストラダムス関連のコンビニ本の一覧
    ノストラダムスを扱ったコンビニ本の一覧  ここでいう「コンビニ本」とは、コンビニエンスストアなどに置かれているような500円前後の廉価なペーパーバックのコミック、ムックなどを指す。こうした文献のうち、オカルトや予言を扱ったものには、ある種の賑やかしのような形でノストラダムスにも数ページ程度割かれていることがしばしばある。  それらの情報には、ウィキペディアをはじめとするネット上の情報を適当に拾い集めただけのチープなものも少なからず存在している。  関連書一覧に逐一載せていくにはあまりにも瑣末な情報だが、その一方で、ブームが完全に沈静化した21世紀日本でのノストラダムスの扱われ方を考える一助にはなると思われるので、このページにまとめておく。  なお、一部、コンビニ本の定義に当てはまらないような雑誌の増刊の類も含める。*は漫画。 2006年 『PSY-サイ- 人智を超...
  • 原田実
     原田実(はらだ みのる、1961年 - )は、広島県出身の歴史研究家。龍谷大学卒業。八幡書店勤務、広島大学研究生、昭和薬科大学文化史・心理学研究室助手などを経る。元・市民の古代研究会代表、と学会およびASIOSのメンバー(*1)。  偽史・偽書に関する著書のほか、超常現象を含むサブカルチャー関係の著書などが多数ある。 【画像】『トンデモ日本史の真相』 【画像】『日本化け物史講座』 ノストラダムス関連 『正論』1999年6月号に 「ノストラダムス『1999年人類絶滅説』の欺瞞と罪悪」 を寄稿した。 『と学会レポート 原田実の日本霊能史講座』(楽工社、2006年)では、日本の新宗教に「別のもの」が与えた影響についての言及がある。 【画像】『と学会レポート 原田実の日本霊能史講座』カバー 『オカルト「超」入門』(星海社 発行/講談社 発...
  • ASIOS
     ASIOS (アシオス) は、2007年に設立された日本の懐疑主義者団体である。ASIOSとは Association for Skeptical Investigation of Supernatural (超常現象の懐疑的調査の会) を略した団体名で、会長は本城達也。 会員  2024年4月時点でのメンバーは以下の通り(一部を除いて五十音順)(*1)。 会長・運営委員 本城達也(オカルト好事家、一般社団法人超常現象情報研究センター会員) 運営委員 蒲田典弘 (ロズウェル事件研究家) ナカイサヤカ (翻訳者・通訳) 横山雅司 (作家・イラストレーター) リサーチ会員 石川幹人 (心理学者、明治大学情報コミュニケーション学部教授) 小山田浩史(奇現象研究家) 加門正一(光情報工学者) 志水一夫 (作家・科学解説家)【故人】 羽仁礼(一般社団法人超常現象情報研究センター所長)...
  • ノストラダムス関連商品の一覧
    ノストラダムス関連商品の一覧  この項目では、書籍、映像作品、音楽作品、ゲームなどに分類されない雑貨などを取り扱う。なお、ゲーム 『ノストラダムスに聞いてみろ♪』、アニメ 『世紀末オカルト学院』のような二次的な創作に関連するグッズは、それらの記事に関連させる形でまとめる予定なので、この項目には含めない。 服飾 ノストラダムス大人用コスチューム♪ハロウィン♪ ノストラダムスマスク ハルマゲドン・ブラトリンプがかつて発表した試作品のブラジャー(*1)。 占い・オカルト 詩百篇タロット クリスタル・マニ『ムー』1994年9月号に広告が掲載された水晶玉。「ノストラダムスの予言が、今ここに」 という小見出しで紹介文が書き始められていた(*2)。 食品 ノストラダムス伝説札幌の千秋庵製菓が1999年のバレンタインデー向けに発売した、ノストラダムスの肖像が描かれたチョコレー...
  • ハインズ博士「超科学」をきる
     『ハインズ博士「超科学」をきる』は、1995年に刊行されたテレンス・ハインズの著書。井山弘幸訳で、(株)化学同人から刊行された。 内容  1988年に刊行された原書の一部が訳出されたもので、占星術、UFO、心霊現象、古代宇宙人飛来説、バミューダ・トライアングル、ヴェリコフスキー、いかさま療法など、様々な分野について、反証可能性を軸に批判的に検証を行なっている。  なお、省略された章は『ハインズ博士「超科学」をきる Part II』(化学同人、1995年)で訳出されることになる。 ノストラダムス関連  第4章「予言はあたったか? ノストラダムスの大予言」(pp.73-102)が該当する。もっとも、ノストラダムスの予言を直接的に扱っているのは章の冒頭部(pp.74-79)のみで、残りはジーン・ディクソンやタマラ・ランドといった他の予言者・占い師に割かれている。 ...
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  • フランクフルト
     フランクフルト(Frankfurt)はドイツの都市。普通は単にフランクフルトといえば、ドイツが誇る商業と金融の都フランクフルト・アム・マイン(人口66.4万)を指す。『ミシュラン・グリーンガイド ドイツ』、『ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』のように、そちらでしか項目が立っていない文献もある。他方、ドイツにはオーデル川沿いの歴史ある都市フランクフルト・アン・デア・オーデル(人口8.5万)も存在する。フランス語ではフランクフォール(Francfort)、区別する時には前者が Francfort-sur-le-Main で、後者が Francfort-sur-l Oder となる。  フランクフルトの語源は、いずれもフランク族の渡河点を意味する(*1)。 フランクフルト・アム・マイン  フランクフルト・アム・マインはマイン川下流域に発達したヘッセン州の都市。古代ローマ時代...
  • イアンブリコス
     イアンブリコス (Iamblichos) は3世紀半ばから4世紀前半の新プラトン主義哲学者。シリアのカルキスの出身で、後年、独自の学派(シリア派とも呼ばれる)を創設した。  日本語文献ではしばしばヤンブリコスとも表記される(*1)。フランス語ではジャンブリック(Jamblique)。 生涯  『ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』、『日本大百科全書』では生年は250年ごろ、没年は330年ごろとされているが、新プラトン主義協会の会長を務めた堀江聡は、ポルフュリオスの『プロティノス伝』に見られる間接的言及から、240年から245年の生まれと推測しており、没年については偽ユリアヌスのイアンブリコス宛の書簡や弟子の動向から320年から325年と見積もっている。  「イアンブリコス」は「彼は王である」ないし「彼が王たらんことを」を意味し、カルキスでも高貴な家柄の出身であっ...
  • 直撃!人類滅亡超真相
     『直撃!人類滅亡超真相』は、2000年に秋田書店から刊行された漫画作品。山本弘作、寺嶋としお画。『週刊少年チャンピオン』誌に不定期連載された読みきりをまとめたもので、少年チャンピオンコミックスの一冊として刊行された。 内容  オカルト情報を何でも鵜呑みにし、傍迷惑な行動に出る高校生の少年、宇野見信治 (うのみ しんじ)が、幼馴染の天才少女、元村しいなの手助けによってオカルト情報の真相を知るというものであり、雑誌連載時には、3つのテーマがそれぞれ前後編で掲載された。 「直撃!ノストラダムス超真相」『週刊少年チャンピオン』1999年第22・23合併号、24号 「直撃!UFO 宇宙人超真相」『週刊少年チャンピオン』1999年第41合併号、42号 「直撃!地球大異変超真相」『週刊少年チャンピオン』2000年第19号、20号 ノストラダムス関連  上記の題名リストから明らかな...
  • トップページ
    「ノストラダムスの大事典」にようこそ。  このwikiは、ノストラダムスに関する様々な情報を集めた百科事典として成長させることを目指しています。情報に責任を持つ観点などから、今のところ、管理者が単独で編集・管理をしています。  なお、このwikiの管理者(sumaru)は、共著『検証 予言はどこまで当たるのか』などの書籍でノストラダムス関連の項目を担当したほか、ノストラダムスを主題とする人文学研究により修士(学術)の学位を取得しました(*)。 (*) 学位論文「ノストラダムス『予言集』校訂のための序論的考察―文学史上の位置と校訂をめぐる議論とを中心に」(放送大学大学院 文化科学研究科 文化科学専攻 人文学プログラム、2021年度)により、修士(学術)の学位を取得。  なお、当サイトについて、各種メディアで「ノストラダムス大事典」「ノストラダムスの大辞典」と呼ばれる...
  • 超ミステリーの嘘99
     『超ミステリーの嘘99』 は、双葉社が2009年に刊行したコンビニ本 (コンビニなどで売られたペーパーバック版) である。編者は東京怪奇現象研究会。表紙には 「写真210点収録!! 徹底検証で暴かれたヤラセ捏造疑惑!!」 とある。 【画像】 『超ミステリーの嘘99』 表紙 内容 第1章 UFO エイリアンミステリーの真相 (30項目) 第2章 未確認動物UMAの真相 (17項目) 第3章 「歴史を変えるタブー」 オーパーツの真相 (13項目) 第4章 超能力・終末予言の真相 (17項目) 第5章 日本史ミステリー 秘密結社の真相 (12項目)  基本的に見開きの2ページ分で1項目が解説される形式になっているが、1ページ目が解説、2ページ目が画像になっているので、各項目の掘り下げはそれほど深いとはいえない。 ノストラダムス関連  第4章の最初の項目が 「...
  • ノストラダムス関連の小説・漫画などの一覧
     ノストラダムスを主題とするフィクション、およびノストラダムス本人かノストラダムス予言に作品の主要部分もしくは主要キャラクターが触発されている作品の一覧。  また、内容的な関連性がなくともタイトルに「ノストラダムス」やそれに準ずる名称が含まれていれば、リストアップしている。  *印がついているのは、成人向け作品。 海外の小説・演劇の脚本など  刊行年順になっている。 Jacques Bienvenu, Comedie facecieuse et tres plaisante du Voyage de Frere Fecisti en Provence, vers Nostradamus (1599 / 1829) (Eustache Le Noble), Entretiens de Rabelais et de Nostradamus (1691) Eustache L...
  • Nostradamus Maya 2012
     『ノストラダムス・マヤ・2012』(Nostradamus Maya 2012)は、2009年にバルセロナのロビンブック出版(Ediciones Robinbook)によって刊行されたスペンサー・カーター(未作成)の著書。エルネスト・フレルス(Ernesto Frers)によってスペイン語訳された文献だが、原著に当たる英語版などはないようである。2011年にペーパーバック版が出版された。 【画像】ペーパーバック版の表紙 内容  全編カラーページで、豊富な図版が挿入された三部構成になっている。  第一部「世界終末の予言」(La profecía del fin del mundo)で、ノストラダムス、聖マラキの予言、ホピ族の予言、チラム・バラムの予言などが扱われている。  第二部「謎の起源」(Un origen enigmático)では、アトランティスなど...
  • 衝撃の未来予言 - 2013年地球を揺るがす七大危機
     『衝撃の未来予言 - 2013年地球を揺るがす七大危機』 は、2013年1月に竹書房から刊行された著書。いわゆる「コンビニ本」に分類されるようなペーパーバックで、監修者は並木伸一郎。 【画像】 表紙 ノストラダムス関連  表紙にはノストラダムスの肖像が使われ、見出しのひとつに 「ノストラダムスの予言を新発見」 とある。また、第6章は 「ノストラダムスの復活と衝撃の未来予言」(pp.165-191) となっており、一見するとそれなりに扱いが大きいかのようである。  しかし、第6章の中で実際にノストラダムスに触れられているのはほんの数ページであり、そこでいう 「新発見予言」 は例によってクロケットの四行詩とノストラダムスの予言絵画である。  前者については「ふたつめの千年紀」(当『大事典』の訳では 「二の千年紀」) という、かつて西暦2000年と解釈され、実際...
  • ヘンリー・C・ロバーツ
     ヘンリー・C・ロバーツ(Henry C. Roberts, 1889年-1966年(*1))は、アメリカの出版業者。20世紀半ばにニューヨークのカナル・ストリート380番地(380 Canal Street)で「ノストラダムス出版社」(Nostradamus Inc.)を営んでいた。彼の著書にはオカルト関係の「第一級の権威」であると紹介されているが(*2)、懐疑的な論者はもとより、ジョン・ホーグのような信奉者からも大して評価されていない。  彼の著書『ノストラダムスの全予言』(The Complete Prophecies of Nostradamus)は1947年に初版が出された後、1949年、1962年、1964年、1966年、1968年と版を重ねた。第二版(1949年)が出されてからしばらくの間、彼はラジオやテレビに出演することが何度もあったようである(*3)。また、ジェイ...
  • アグド
     アグド (Agde) はフランス南西部、エロー県(県庁所在地モンペリエ)の港町。『コンサイス外国地名事典』第3版、『ブリタニカ国際大百科辞典・小項目電子辞書版』、『ミシュラン・グリーンガイド フランス』には記載がない。  ただし、地名の由来は古く、ストラボンはアガテ (Agathê)、プリニウスはアガタ (Agatha) として言及していた(*1)。 ノストラダムス関連  ノストラダムス『予言集』では、古称のアガテ(アガタ)で1回、現在名のアグドで1回、それぞれ登場している。 詩百篇第4巻94番(未作成)(Agath.) 詩百篇第8巻21番(Agde) ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • 並木伸一郎
     並木伸一郎(1947年 - )は、東京都生まれの奇現象研究家。早稲田大学社会科学部卒業。電電公社(現・NTT)勤務を経て日本フォーティアン協会を設立し、同協会会長となる(*1)。  オカルト関係の著作が数多くあり、21世紀に入ってからは『2012年地球は滅亡する!』(竹書房文庫、2008年)を著したほか、そのスピンオフのマンガ『日本人が地球滅亡を救う!!』(竹書房、2008年)の監修などを行っている。 【画像】『2012年地球は滅亡する!』 文庫版カバー表紙 【画像】『新・世界驚愕ミステリー99』 ノストラダムス関連  並木のノストラダムス関連の言及で当「大事典」が確認している最初のものは、『週刊プレイボーイ』1973年12月18日号に載った五島勉 『ノストラダムスの大予言』についての一言コメントである。それは 「みんなこじつけみたい。でも面白...
  • 深野一幸
     深野一幸(ふかの かずゆき、1942年- )は、福岡県出身のニューサイエンス研究家、工学博士(東京工業大学)。  1970年代には博士論文「シリカゲルへのビニルモノマーの放射線グラフト重合」(1978年6月提出)や共同論文「放射線グラフトによる膨潤度の小さい高速液体クロマトグラフィ用充填剤」(『東洋曹達研究報告』第19巻第2号、1975年)など、普通の工学者としての研究業績が見受けられる。  のちにニューサイエンスやオカルト方面の研究に傾倒し、「21世紀研究所」を設立。所長として多くの関連書を出版している。 【画像】『謎の超科学書「カタカムナ」の謎』 ノストラダムス関連  ノストラダムス関連書には、池田邦吉の解釈を「本物」として紹介した『ノストラダムス恐怖の開示録(未作成)』(徳間書店、1996年)がある。  ほかに、『世紀末地球大変動』(廣...
  • シャルル・ニクロー
     シャルル・ニクロー (Charles Nicoullaud, 1854年 - 1925年) はフランスの作家、占星術師。フォーマルハウト(Fomalhaut, フランス読みだと「フォマロ」)という筆名を用いることもあった。  占星術関連の著作に『球面・判断占星術論』(Traité d Astrologie sphérique et judiciaire) などがある。なお、それは1897年に刊行されたものだが、当時、太陽系で最も遠いとされていた海王星よりも更に遠くに惑星があり、それは冥王星 (Pluton) と命名されるであろうという見通しが含まれていた。この見通しは1930年の冥王星発見で実現することになる (ただし、言うまでもなく、2006年からは準惑星と再定義されている)(*1)。 ノストラダムス関連  ノストラダムス関連では ノストラダムスの神託 (Oracles ...
  • 詩百篇第2巻53番
    詩百篇第2巻 53番* 原文 La grande peste1 de cité maritime Ne cessera2 que mort3 ne soit vengée4 Du iuste sang5, par pris6 damne7 sans crime, De la grand dame8 par feincte9 n outraigée10. 異文 (1) peste Peste 1672Ga (2) cessera ceffera 1716PRa (3) mort Mort 1672Ga (4) vengée vangée 1590Ro 1716PRb (5) sang snng 1627Di (6) par pris par prix 1627Ma 1627Di 1644Hu 1650Ri 1653AB 1665Ba 1...
  • ノストラダムスが予言していた『2020年中国滅亡』の戦慄
     「ノストラダムスが予言していた『2020年中国滅亡』の戦慄」は、『週刊大衆』(双葉社)2013年11月18日号に掲載された2ページの記事である(*1)。執筆した記者などの名前はなく、内容的にかなり杜撰なものではあるが、1999年に向けたブームどころか、2012年すら過ぎてから、オカルト本などではない週刊誌に掲載されたこと自体が日本では珍しいといえる。 【画像】 『週刊大衆』 2013年11月18日号 内容  2013年10月28日に中国の天安門広場で起きたテロ事件について、習近平体制崩壊の予兆とする見方があることに触れ、それを補強する材料としてノストラダムスの予言が引き合いに出されている。百詩篇第10巻75番、百詩篇第4巻50番、さらには百詩篇第10巻72番を引き合いに出しつつ、「考古学研究員」「中国ウォッチャー」といった実名が出されていない人物たちのコメントと重ね...
  • La Grand' Pronostication novvelle avec Portentevse prediction
     『1557年向けの大いなる新占筮と驚異の予言』(La Grand Pronostication nouvelle avec Portenteuse prediction, pour l An M. D. LVII.)は、ノストラダムスの暦書のひとつ。1557年にパリのジャック・ケルヴェールによって出版された。 【画像】『1557年向けの大いなる新占筮と驚異の予言』の扉(*1) 正式名 La Grand Pronostication novvelle avec Portentevse prediction, pour l An M. D. LVII. Composée par Maistre Michel de nostre Dame, Docteur en Medecine de Salon de Craux en Prouence.Contre ceulx qu...
  • Prophetie, ou Revolution Merveilleuse des quatre saisons de l'an (1568)
     『予言あるいはその年の四季の驚異の転回』(Prophetie, ou Revolution Merveilleuse des quatre saisons de l an)は、1568年にリヨンのミシェル・ジョーヴによって出版されたミシェル・ド・ノストラダムス(ノストラダムス2世)の著書。前年に出された版の再版である。 【画像】扉(*1) 正式名 PROPHETIE, OV REVOLVTION, MER-ueilleuse, des quatre saisons de l an,Et apparition des grands tres-horribles Signes, Comettes, Estoilles, tremblement de terre qui pourront aduenir depuis l an present iusques en ...
  • 1970年代までの日本のノストラダムス現象
    日本のノストラダムス現象 1970年代まで  この項目では、1970年代までの日本のノストラダムス現象について述べる。この時期については五島勉の『ノストラダムスの大予言』(1973年) の前後ではっきりと区切ることが出来る。 『ノストラダムスの大予言』まで  日本で最初にノストラダムスの予言に言及したのは、カミーユ・フラマリオン『此世は如何にして終わるか』(改造社、1923年)とされる(*1)。しかし、それは、ノストラダムスと無関係な形で創作された詩篇の紹介にすぎなかった(2038年の項を参照)。  ノストラダムス本人については、戦後になって紹介が行われた。仏文学者の渡辺一夫が『人間』1947年11月号に寄稿した論考「ある占星師の話 - ミシエル・ド・ノートルダム(ノストラダムス)の場合」において、時代背景を適切に踏まえる形で紹介したのが最初のようである。  その...
  • 百詩篇第4巻25番
    原文 Corps1 sublimes2 sans fin3 à l oeil4 visibles5 Obnubiler viendront6 par ses7 raisons Corps,front8 comprins,sens,chief 9 inuisibles, Diminuant les sacrées10 oraisons11. 異文 (1) Corps Cors 1589Me (2) sublimes sublimés 1557B 1568I, sublimez 1589PV (3) fin fln 1568B (4) à l oeil a l oeil 1588-89 1649Xa, à loeil 1605 (5) visibles vsibles 1627 (6) viendront viendrons 1588-89...
  • 飛鳥昭雄
     飛鳥昭雄(あすか あきお、1950年4月16日 - )は、大阪府出身の漫画家。自身は「サイエンスエンターテイナー」という肩書きも用いている。著者名義は漢字表記の「飛鳥昭雄」、ひらがな表記の「あすかあきお」の二通りあり、後者は漫画作品や子供向けの著書にしばしば見られる。本人によれば、それらの名義での著書やDVDは2009年5月の時点で127点にのぼるという(*1)。  ほかの名義がいくつかあることも仄めかしているが、少なくとも小説家の「千秋寺亰介」 (せんしゅうじ きょうすけ) が自身の別名義であることは公表している(*2)。  「おれはMr.フリスビー」で小学館の漫画賞である第4回藤子不二雄賞(1982年)に佳作入選した(*3)。1980年代には『ザ・超能力』という、超能力などのトリック暴きをテーマにした漫画を連載していた(*4)。  「サイエンス・エンターテイナー」と...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』(Les Prophéties de M. Michel Nostradamus)(以下、この記事中では『予言集』と略記)は、ノストラダムスの主著といえる四行詩集で、現在「ノストラダムスの予言」として引用される詩句・散文のほとんどが収められている。『諸世紀』と呼ばれることもあるが、この訳語は不適切である。  かつてはオカルト関連書として「信じる価値がある/ない」という次元でしか扱われていなかったが、20世紀以降、フランス・ルネサンス期の他の詩作品との関連が検討されるなど、文学作品としての評価・検討の対象にもなりつつある。 概要  『予言集』は、主に「詩百篇集」(百詩篇集)と呼ばれる四行詩から成っている。生前に刊行されたのは642篇の四行詩と息子に宛てた序文のみである。死後、さらに国王アンリ2世に宛てた献辞(第二序文)と300篇の四行詩...
  • ノストラダムスの大予言II
     『ノストラダムスの大予言II』は1979年に出版された五島勉の著書。  『ノストラダムスの大予言』シリーズの第2弾で、1980年度のベストセラーランキング総合第3位(*1)。  公称発行部数は1991年の時点で100万部(*2)、1997年の時点で92万部(*3)とされていた(数値が不自然なようだが、出典のママ)。 【画像】カバー表紙 内容  まず、サブタイトルにもなっているグランド・クロスについて、それをとりあげたテレビ番組を引き合いに出しつつ紹介している。  その際に、1999年8月18日に太陽系の惑星が地球からの見かけ上、十字に並ぶことが説明され、さらにフランク・スタッカートの説の紹介として当時のヨーロッパでは太陰暦が使われており、当時の暦でいう1999年7月は現在の暦の1999年8月だと指摘されている(第1章)。  そして、このグランド・クロ...
  • 『ノストラダムスの大予言』の各版の違い
     五島勉の『ノストラダムスの大予言』(祥伝社ノンブック)は1973年の刊行後、カバーが赤から青に変更されたことが知られている(細かいことを言えば、ノンブックのカバーデザインが一律で変更された後に、青から水色に変わっているので、青版にも2色ある)。  その変更がカバー色にとどまらず、内容も改訂されていたと初めて指摘したのは志水一夫『大予言の嘘』(1991年)であった。  ただし、志水は、赤版と青版とで内容が「こっそり改訂されていた」としており、カバー色の変更に伴い内容が変わった(=赤版の内容と青版の内容の2種類しかない)と見なしていた。  しかし、当「大事典」管理者が、『昭和・平成オカルト研究読本』で「実際に刊行された各版を見比べると、もっと小刻みな変更が77年頃まで繰り返されていたことが分かる」と指摘した通り、内容の違いは「赤版か青版か」と単純に二分できるものではない(も...
  • 1980年代の日本のノストラダムス現象
    日本のノストラダムス現象 1980年代  この項目では1980年代の日本のノストラダムス現象について扱う。 概況  田窪勇人は日本のノストラダムス現象の第二期を1979年からとしている(*1)。この区切り方は妥当なものであるが、その幕開けとして位置づけられている五島勉の『ノストラダムスの大予言II』は、1979年の年末 (奥付では12月5日) となっているので、実質的な影響力の伝播は1980年以降のことであろう。『ノストラダムスの大予言II』の公称発行部数は少なくとも90万部以上となっており、以降のシリーズも含め、一定以上の影響力を持ったことは疑いない。  別のものに関するゆがんだ受容が広まったのもこの時期であり、新興宗教での利用にもつながっていく。新興宗教ということでいえば、のちにオウム真理教にも影響を及ぼす川尻徹がデビューし、旺盛に関連書を刊行したのは1980年代半ば...
  • MMR マガジンミステリー調査班
     『MMR マガジンミステリー調査班』は、1990年代に『週刊少年マガジン』で不定期連載された石垣ゆうきの漫画作品。  単行本(少年マガジンコミックス)全13巻。  2014年4月にその続編に当たる単行本 『新世紀黙示録MMR Resurrection』 が刊行された。これは前年に刊行されていた電子書籍版 『MMR復活編(1)』 の内容を含んでいる。 【画像】 『新世紀黙示録MMR Resurrection』カバー  また、2016年3月には『新生MMR迫りくる人類滅亡3大危機』が刊行された。 【画像】 『新生MMR迫りくる人類滅亡3大危機』カバー 概要  「マガジンミステリー調査班」は『週刊少年マガジン』の編集者たちによって結成された超常現象調査のグループで、様々な取材によって驚くべき結論を (特に隊長のキバヤシが) 導き出すという構成...
  • 黙示録の十字
     黙示録の十字ないし大黙示録十字は、1999年のグランド・クロスを指す言葉として、占星術師のフェニックス・ノアなどが提唱していた名称である。ただし、当「大事典」の調査の範囲では、伝統的な占星術に基づいているという裏づけが全く取れていない。 【画像】 羽仁礼 『図解 西洋占星術』カバー表紙 概要  グランド・クロスは太陽系の「惑星」(占星術の術語なので太陽、月を含む) が、地球を中心に十字型に並ぶ星位のことである。  1999年8月18日前後に起こるグランド・クロスを、フェニックス・ノアは「黙示録の十字」と呼んだ。  彼は『ヨハネの黙示録』の以下の箇所に1999年のグランド・クロスが予言されていると主張した。 玉座の前は水晶に似ている、玻璃の海のようであった。玉座の中央、また玉座のまわりには、前にも後にも目が一杯ついている四頭の生き物がいた。第一の生き物...
  • 新型コロナウイルス
     2020年初頭から新型コロナウイルスSARS-CoV-2による感染症COVID-19の流行が拡大していく中で、ノストラダムスの予言を持ち出すオカルト系のメディアも散見されるようになった。  しかし、少なくとも日本では、以前の新型コロナウイルスによる SARS(サーズ、重症急性呼吸器症候群)(2002年~2003年)、 MERS(マーズ、中東呼吸器症候群)(2012年) のいずれの場合にも、「ノストラダムスがSARSを予言していた」とか「ノストラダムスがMERSを予言していた」とする定説化した解釈は登場しなかった。  だから当然、それらの流行を踏まえても、近未来にまた新たなコロナウイルスが流行するという解釈は見られなかった。  2020年になって新型コロナウイルスが…と言い出しているのは、あくまでもとってつけたような後付け解釈にすぎず、今後の動向を推測する...
  • 検証 予言はどこまで当たるのか
     『検証 予言はどこまで当たるのか』はASIOS、菊池聡、山津寿丸の著書で、2012年10月に文芸社から刊行された。  ASIOSからの参加者は五十音順に秋月朗芳、蒲田典弘、羽仁礼、原田実、藤野七穂、本城達也、皆神龍太郎、山本弘の8名で、外部参加の菊池、山津をあわせて全10人による共著である(山津は7年後にASIOSに加入)。  当「大事典」管理者sumaru (山津寿丸) にとっては、初の著書である。  神田神保町の書泉グランデでは、発売された週 (9月30日 - 10月7日) の週間ベストセラーで文芸書ランキング第1位になった(*1)。 【画像】『検証 予言はどこまで当たるのか』カバー 内容  全5章の構成で、巻末には座談会が収録されている。  第1章「海外の予言」では、2012年に関連するマヤ暦の話題や太陽のスーパーフレア、ピラミッドの予言、水瓶座...
  • sumaru
     sumaru (すまる)は当「ノストラダムスの大事典」およびブログ「ノストラダムスの大事典 編集雑記」の運営者。修士(経済学)および修士(学術)。  取得学位のうち、修士(学術)はノストラダムスを主題とする研究により取得した。  ノストラダムスを主題とする学術論文(学会誌や大学紀要の掲載論文)を執筆したり、ASIOSの複数の著書でノストラダムス関連の項目を担当したりしている。  学術論文や学会発表などでは本名を使うが、一般向け出版物や、テレビ・ラジオ番組などでの情報提供(トップページ参照)の際には、山津寿丸(やまつ すまる)という名義も使っている。 所属団体 学会(日本学術会議協力学術研究団体) 日本フランス語フランス文学会(2021年~) 一般社団法人・任意団体など 一般社団法人 超常現象情報研究センター(旧・潜在科学研究所)(2015年~)...
  • 諸世紀
     『諸世紀』(しょせいき)は、ノストラダムスの主著『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』の日本における俗称。五島勉の『ノストラダムスの大予言』によって、広く人口に膾炙した。単語の意味からただちに誤訳といえるわけではないが、本来の文脈からすれば明らかに不適切な訳である。 日本での受容の経緯 前史  『予言集』の主要部分は各巻ごとに Centurie (サンチュリ)と名付けられた四行詩集であり、その複数形 Les Centuries(レ・サンチュリ)は、『予言集』そのものを表す通称としても用いられている。フランスの代表的な百科事典『ラルース百科事典』などでも、その意味での項目が立てられている。  Centurie の語源はラテン語のケントゥリアで、フランス語の「サンチュリ」(Centurie)はそこから派生したものである。サンチュリの本来の意味は「百の集まり」であり、各巻に詩が...
  • ノストラダムス百科全書
     『ノストラダムス百科全書』は、日本語訳されたピーター・ラメジャラーの著書。1998年に東洋書林から出版された。田口孝夫(未作成)・目羅公和(未作成)共訳。 【画像】『ノストラダムス百科全書』カバー表紙(クリックするとAmazonのページに飛びます) 内容  1997年に出版されたThe Nostradamus Encyclopediaの忠実な翻訳である。ただし、本書に収録されているのは、そのうち第1部、第2部、第4部のみである。残りの部分は『ノストラダムス予言全書』に回された。  実質的に伝記、書誌など背景知識に関わる要素が多く収録されている。 コメント  翻訳は丁寧で、地名・人名辞典などもわざわざ五十音順に並べ直されている。ノストラダムスを時代背景から丁寧に読み解こうとする場合、本書の膨大な情報が大いに役立つだろう。 書誌 書名 ノストラダ...
  • 世界ミステリー事件ファイル すべては捏造だった!
     『世界ミステリー事件ファイル すべては捏造だった!』は2011年に宝島社から刊行された「別冊宝島」の1冊で、オカルトや陰謀論などを主に懐疑論的視点から扱った文献である。  2012年に『世界ミステリー事件ファイル すべては捏造だった! みんな騙されていた!!』として、コンビニ本のようなペーパーバックの単行本として再刊された。 【画像】2011年版の表紙 内容  捏造事件、歴史上の怪人物、陰謀論、ニセ科学などを主に懐疑論的視点から扱った著書である。 ノストラダムス関連  「ノストラダムスの予言集」(pp.42-45。2012年版では pp.82-89) という節で扱われている。ノストラダムス関連については、2012年の再刊でも、基本的に内容上の変更点はない。 【画像】2012年版の表紙 コメント  当「大事典」の性質上、ノストラダムス関連...
  • ノストラダムスの2024年予言
    2023年予言―2024年予言―2025年予言 この項目ではノストラダムスの2024年予言について扱う。  毎年のことではあるが、ノストラダムスの『予言集』には、2024年と明記された予言はない。 目次 以前の解釈例ヴライク・イオネスク マリオ・レディング 前年からこの年にかけての解釈例(雑誌など)『実話ナックルズGOLDミステリー』vol.12(大洋図書、2023年10月25日) 『ムー』2024年3月号(ワン・パブリッシング、2024年2月8日) 『週刊ポスト』2024年4月12/19日号(小学館、2024年4月1日) 前年からこの年にかけての解釈例(ウェブサイト) 以前の解釈例 ヴライク・イオネスク  ヴライク・イオネスクは『ノストラダムス・メッセージII』(1993年)などで、彼の解釈のピークの一つである「大君侯」(Grand Monarque...
  • 百詩篇第6巻14番
    百詩篇第6巻 14番 原文 Loing de sa tetre1 Roy perdra la bataille2, Prompt eschappé ponrsuiuy3 suiuant4 prins Ignare prins soubz la doree maille, Soubz fainct habit l’ennemy5 surprins. 異文 (1) tetre 1557U terre T.A.Eds. (sauf Terre 1650Ri 1672) (2) bataille Bataille 1672 (3) ponrsuiuy 1557U poursuiuy T.A.Eds. (4) suiuant saiuant 1628 (5) l ennemy l Ennemy 1672 校訂  1行目 tetre はこの場...
  • 詩百篇第10巻11番
    詩百篇第10巻 11番* 原文 Dessous Ionchere1 du dangereux passage Fera passer2 le posthume3 sa bande, Les monts4 Pyrens5 passer6 hors son bagaige De Parpignam7 courira8 duc9 à tende10. 異文 (1) Ionchere Ioncbere 1653AB 1665Ba (2) passer passe 1653AB, Passer 1716PRb (3) posthume postume 1627Di 1981EB (4) monts Monts 1672Ga (5) Pyrens pyrenes 1590Ro, Pirens 1611B 1627Di 1644Hu 1650Ri 166...
  • シャルトル
     シャルトル(Chartres)はパリの南西約100 km に位置するウール=エ=ロワール県の県庁所在地。 歴史  古代ローマ時代にはアウトリクム(Autricum)ともキウィタス・カルヌトゥム(Civitas Carnutum)とも呼ばれた。前者はアウトラ川(現・ウール川)にちなむ名称で、後者はオルレアネ地方に住んでいたガリア人のカルヌテス族(Carnutes)にちなんでいる。後者のカルヌトゥムが転訛してシャルトルになった(*1)。  中世に伯爵領となり、のち公国の首都となった。聖母マリアの衣が納められているとされるノートルダム聖堂は古くから巡礼の対象となり、12世紀に建造されたゴシック様式のノートルダム大聖堂はユネスコの世界遺産リストにも登録されている(*2)。 【画像】馬杉 宗夫 『シャルトル大聖堂』 ノストラダムス関連  ノストラダムス自身の生...
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