フェニックス・ノア

ノストラダムス wiki : ノストラダムスの大事典内検索 / 「フェニックス・ノア」で検索した結果

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  • フェニックス・ノア
     フェニックス・ノアは、日本の占星術師。本名、生年月日などは不明。  米国占星学者連盟(AFA)、ニューヨーク国際占星学研究協会などに所属し、1980年代初頭には東宝学園文化教室や産経学園関内教室などで占星術の講師をしていた(*1)。  雑誌『ムー』で「今月の星占い」にあたるコーナー「ミステリー・アストロロジー」を担当していたこともあった。 ノストラダムス関連 『神の計画』(日新報道、1974年) 『黙示録の大予言』(日新報道、1980年) 『ノストラダムスと大黙示録』(日新報道、1981年) 『ノストラダムスの すでに日本の未来は決められている』(投資ジャーナル、1983年)  ほかに五島勉の『ノストラダムスの大予言II』で、電話取材に応じる形でのコメントが掲載されている。1999年のグランドクロスは『ヨハネの黙示録』で予言されていたという、いわゆる「黙示録の十字」説は、フ...
  • フェニックス
     フェニックスは伝説上の鳥の名前である。ギリシア語のポイニクス (Phoînix) に由来し、ラテン語ではポエニクス (Phoenix)、英語でフィーニクス (Phoenix / Phenix)、フランス語でフェニックス (Phénix)、スペイン語でフェニックス (Fénix)、イタリア語でフェニーチェ (Fenice)と呼ばれる。日本ではフェニックスやフェニクスと表記され、不死鳥と意訳されることもある。 【画像】15世紀末のニュルンベルク年代記に描かれたフェニックス(*1) 伝説  フェニックスに関しては、500年生きたあとに積み上げた薪の山に自ら身を投じて焼け死に、その中から蘇るという伝説が有名である。しかし、この伝説はポンポニウス・メラの『地誌』(西暦43年?)が初出であるとも言われており、それ以前には初出とされるヘロドトスも含め、フェニックスを金や赤の羽毛の...
  • グランド・クロス
    ...いてだが、占星術師のフェニックス・ノアは1999年8月のものだけは別格と位置付けていたものの、グランド・クロス自体は数十年単位で起こるものだとしていた(*3)。  宇宙科学研究所の吉川真によれば、13年に一度くらいおこりうるという(*4)。その算定はどの宮に入っているかを考慮しておらず、十字形になっていても四つの宮に集約されていない事例が含まれるので、実際の頻度はもう少し落ちるだろうが、占星術師であるフェニックス・ノアのコメントと大筋で一致しているとは言えるだろう。  ちなみに厳密に言えば、1999年8月18日頃のグランド・クロスは冥王星が不動宮に入っていない。フェニックス・ノアは冥王星だけが別になることで特殊な影響を及ぼすとしていたのだが(*5)、後にグランド・クロスとノストラダムス予言を結びつけた論者たちからは、こういう細かい点は無視された。  このように特定の感受点...
  • Les Vrayes Centuries de Maistre Michel Nostradamus (Richard Schikowski, 1969)
    ...の他  日本では、フェニックス・ノアの『神の計画』(日新報道、1974年)で初めて言及された。 名前 コメント
  • ノストラダムスの大予言II
    ...スについて占星術師のフェニックス・ノアに電話取材した内容が紹介され、ノアの話として1999年のグランド・クロスは一部の占星術師からは「黙示録の十字」と呼ばれて恐れられていることが示されている(第2章)。  五島は次に『ブロワ城の問答』という史料からの要約として、ノストラダムスがカトリーヌ・ド・メディシスに恐怖の大王の正体は姿の見えないもので、それが降った後にすべてが変わり果てている情景が見えたと語ったと紹介している(第3章)。  第4章から第7章では、ノストラダムス予言と聖書の解釈結果として、1980年代以降に起こるであろう出来事が述べられている。  その筋書きは、ヨーロッパの統一と独裁者ヘンリー・Cの誕生のあと、1986年のハレー彗星接近の頃に第五次中東戦争が勃発、ソ連軍・統一ヨーロッパ軍・中国軍の相次ぐ参戦によって戦火が拡大しつづけ第三次世界大戦になだれ込むとい...
  • 百詩篇第7巻43番
    ...星術的意味を評価したフェニックス・ノアなどのように本物と見なして解釈した論者もいないわけではないが、例外的な存在である。 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • 人名一覧
    ...している(例えば、「フェニックス・ノア」は「は行」に掲載)。  なお、ノストラダムスの一族のうち、細かすぎる項目はノストラダムス一族の方に、出版業者のうちノストラダムス本人と関連性が薄い人物は出版業者の一覧の方に、それぞれ記載しているので、そちらを参照されたい。  名前の後の括弧は大まかな職業やグループわけを示している。斜線が引かれている場合、その前が職業などを指し、後ろがノストラダムス関連の立ち位置などを指す(「その他」とあるのは、専門的な研究者や信奉者的な解釈者と分類しづらい人物を示す)。 あ 明石三世(インテリアデザイナー、翻訳家/関連書の訳者) 秋津邦彦(解釈者) 浅利幸彦(歯科医師/解釈者) 飛鳥昭雄(漫画家/解釈者) アブー・マアシャル(イスラーム科学者) アポカリプス21研究会(未作成)(解釈者) ロベール・アマドゥ(未作成) ハーヴェイ・アムスターダム...
  • 黙示録の十字
    ...葉として、占星術師のフェニックス・ノアなどが提唱していた名称である。ただし、当「大事典」の調査の範囲では、伝統的な占星術に基づいているという裏づけが全く取れていない。 【画像】 羽仁礼 『図解 西洋占星術』カバー表紙 概要  グランド・クロスは太陽系の「惑星」(占星術の術語なので太陽、月を含む) が、地球を中心に十字型に並ぶ星位のことである。  1999年8月18日前後に起こるグランド・クロスを、フェニックス・ノアは「黙示録の十字」と呼んだ。  彼は『ヨハネの黙示録』の以下の箇所に1999年のグランド・クロスが予言されていると主張した。 玉座の前は水晶に似ている、玻璃の海のようであった。玉座の中央、また玉座のまわりには、前にも後にも目が一杯ついている四頭の生き物がいた。第一の生き物は獅子のようであり、第二の生き物は牡牛のようであり、第三の生き物は...
  • 詩百篇第9巻16番
    ...れを踏まえた五島勉、フェニックス・ノアのように、Ribiere をリヴィエラと解釈し、戦時中にナチス、イタリア、スペインがリヴィエラで会談したものの、期待するような支持を取り付けられなかったイタリアの大使が不満に思ったことを予言したとする解釈である(*6)。  もう1つは、Ribiere をファランヘ党の創設者プリモ・デ・リベラ(*7)(Primo de Rivera)と見なし、ファランへ党を大きく発展させ独裁を築いたフランコだけでなく、創設者のプリモ・デ・リベラまでが予言されていたとする解釈である。これは、ジェイムズ・レイヴァー、エリカ・チータム、ジャン=シャルル・ド・フォンブリュヌ、セルジュ・ユタンなどが採っている(*8)。 同時代的な視点  エドガー・レオニ、ジャン=ポール・クレベール、ピーター・ラメジャラーらは、いずれもカステルフランコを地名、特にカステルフラ...
  • 関連書一覧 (日本)
    ...書店(1975) フェニックス・ノア 『神の計画』 日新報道(1974) 松本利昭 『オカルトな子どもたち 悪魔・心霊・四次元・超予元』 久保書店(1974) 山本杉広 『終末のスター(大予言・超能力・コックリ)をつく』 大盛堂書店出版部(1974) 山本佳人 『キリスト宇宙人説』 大陸書房(1974) スチュワート・ロッブ 『オカルト大予言』 大陸書房(1974) 渡辺一夫 「ノストラダムスの「魔法鏡」の話」 (『群像』所収、講談社)(1974)『渡辺一夫著作集14』(1977)*に収録 ヘンリー・C・ロバーツ 『ノストラダムス大予言原典・諸世紀』 たま出版(1975) 安居香山 『予言と革命』 探究社(1976) アンガス・ホール 『大予言と謎』 学習研究社(1977) 三木野吉 『ノアの箱舟 第II部』 主婦の友出版サービスセンター(1977) 澁澤...
  • 日本の関連書刊行年順
    ...社(1974) 4.フェニックス・ノア 『神の計画』 日新報道(1974) 5.山本杉広 『終末のスター(大予言・超能力・コックリ)をつく』 大盛堂書店出版部(1974) 6.山本佳人 『キリスト宇宙人説』 大陸書房(1974) 7.松本利昭 『オカルトな子どもたち 悪魔・心霊・四次元・超予言』 久保書店(1974) 1975 1.ヘンリー・C・ロバーツ 『ノストラダムス大予言原典・諸世紀』 たま出版(1975) 2.高木彬光 『ノストラダムス大予言の秘密』 角川書店(1975) 1.武智鉄二 『邪馬台の詩』 白金書房(1975) 2.白川まり奈 『吸血大予言』 曙出版(1975) 1976 1.安居香山 『予言と革命』 探究社(1976) 1977 1.三木野吉 『ノアの箱舟 第II部』 主婦の友出版サービスセンター(1977) 1.アンガス・ホール ...
  • 六行詩53番
    六行詩集 53番* 原文 Plusieurs mourront auant que Phoenix1 meure, Iusques2 six cens septante est sa demeure, Passé3 quinze ans, vingt vn4 trente neuf5. Le premier est subiet6 à maladie, Et le second au fer, danger de vie, Au feu à l eau7, est subiect8 à trente-neuf9. 異文 (1) Phoenix phœnix 1627Ma 1627Di (2) Iusques Iusques a 1600Au (3) Passé Passe 1600Mo 1627Di (4) vingt vn ving...
  • 1970年代までの日本のノストラダムス現象
    ...が刊行されているし、フェニックス・ノアが占星術的スタンスからの解釈書『神の計画』を刊行したのも同じ年である。  また、『ノストラダムス大予言原典・諸世紀』の刊行は1975年のことだが、この『原典』が、(その原文校訂の拙さ、訳文の問題点などにもかかわらず) のちの日本人解釈者たちに重宝がられたのを除けば、この時期の関連書で、のちの論者に影響を及ぼしたと思われる文献は見られない。  田窪勇人は、1973年から1978年までの関連書籍が少なかった理由として、「日本ではノストラダムスの実体がまだよく理解されていなかったこと、彼に関する資料が不明だったことを意味している」(*6)と指摘している。  1979年末には、五島勉の『ノストラダムスの大予言II』が刊行された。奥付は1979年12月5日となっており、実質的に1980年代のノストラダムス現象の幕開けとなった文献といえる。...
  • 六行詩25番
    六行詩集 25番* 原文 Six cens six, six cens neuf1, Vn Chancelier gros comme vn bœuf2, Vieux comme le Phœnix3 du monde4, En5 ce terroir6 plus ne luyra7, De la nef8 d oubly9 passera, Aux champs Elisiens10 faire ronde. 異文 (1) Six cens six, six cens neuf Six cens six ou six cens neuf 1600Au, Mil six cens six ou neuf 1600Mo (2) bœuf beuf 1627Ma 1627Di, Bœuf 1672Ga (3) Phœnix phœnix...
  • 六行詩48番
    六行詩集 48番* 原文 Du vieux1 Charron2 on verra le Phoenix3, Estre premier dernier des fils4, Reluyre5 en France, d vn chascun6 aymable, Regner long temps7 auec tous les honneurs8 Qu auront9 iamais eu ses10 precesseurs11 Dont il rendra sa gloire memorable. 異文 (1) vieux Vieux 1600Mo (2) Charron Caron 1600Au (3) Phoenix phoenix 1627Ma 1627Di 1644Hu (4) des fils 1605sn 1628dR 1649C...
  • Presages pour treize ans
     『1583年まで歴年続く13年間の予兆集』(Presages pour treize ans, continuant d an en an, iusques à celuy de mil cinq cens quatre vingts trois)は、1571年にパリのニコラ・デュ・モンによって出版されたノストラダムス2世の著書。実質的に『20年間の予言集』の再版である。 【画像】扉(*1) 正式名 PRESAGES POVR TREIZE ANS, CONTINVANT d an en an, iusques à celuy de mil cinq cens quatre vingts trois où sont prognostiquees choses merueilleuses de grande consideration, selon le seig...
  • Propheties de Maistre Noel Leon Morgard
     『ノエル・レオン・モルガール師の予言集』(Propheties de Maistre Noel Leon Morgard)は、おそらく1610年代に刊行されたノエル=レオン・モルガールの著書。ノストラダムスに帰せられた六行詩集を盗用したパンフレットである。  わずか15ページのパンフレットで、フランス国立図書館に現存するが(*1)、ジャック・アルブロンが2002年に紹介と復刻をするまで、ノストラダムス関連文献とは認識されていなかった。 題名  現存する伝本に標題紙は付いておらず、本編の冒頭に以下の題名がある。 PROPHETIES DE MAISTRE Noel Leon Morgard, professeur és[sic.] Mathemati- ques presentees au Roy Henry le Grand, pour ses estr...
  • 百詩篇第2巻81番
    原文 Par feu du ciel1 la cité2 presque aduste3 L Vrne4 menasse5 encor Deucalion6 Vexée7 Sardaigne8 par la Punique9 fuste10 Apres que11 Libra lairra son Phaëton12. 異文 (1) ciel Ciel 1649Xa 1649Ca 1650Le 1668A 1672 (2) cité Cité 1672 (3) presque aduste pres qu aduste 1649Ca 1650Le 1668 1672 (4) L Vrne 1555 1627 1644 1650Ri 1672 1772Ri 1840 L vrne 1557U 1568 1590Ro 1597 1605 1610 16...
  • 詩百篇第8巻27番
    詩百篇第8巻 27番* 原文 La voye auxelle1 l’vne2 sur l’autre fornix Du muy3 deser4 hor mis5 braue genest6, L’escript7 d’empereur8 le fenix9 Veu10 en celuy11 ce qu’à12 nul autre n’est13. 異文 (1) voye auxelle voix auxelle 1650Mo, voye Auxelle 1672Ga (2) l’vne l’vn 1605sn 1611 1649Ca 1649Xa 1650Le 1667Wi 1668 1672Ga 1840 1981EB (3) muy mey 1772Ri (4) deser desert 1611B 1627Ma 1627Di 1644...
  • 六行詩39番
    六行詩集 39番* 原文 Le pouruoyeur1 du monstre2 sans pareil, Se fera veoir3 ainsi que le Soleil4, Montant le long5 la ligne6 Meridienne7, En poursuiuant8 l Elephant9 le loup10, Nul Empereur ne fit11 iamais tel coup, Et rien plus pis à ce Prince n aduienne. 異文 (1) pouruoyeur Pourvoieur 1672Ga (2) du monstre demonstre 1600Mo, de Monstre 1672Ga (3) veoir voir 1600Au 1600Mo 1611B 1627Ma...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ジャック・ルソー、1590年)
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は1590年にカオールのジャック・ルソーによっても出版された。 【画像】第一部の扉(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS. Dont il y en a trois cens qui n ont encores iamais esté imprimées. Adioustées de nouueau, par ledict Autheur. A CAORS, Par Iacques Rousseau. 1590. ミシェル・ノストラダムス師の予言集前述の著者によって新たに加えられた未刊の300篇を含む。 カオールにて、ジャック・ルソーによる。1590年。 第二部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS.Ce...
  • 用語集
    ここではノストラダムスに関連する用語を扱う。 目次 予言詩の用語アルファベット順 日本語 数字 ノストラダムス関連書の用語 予言詩の用語  主にノストラダムスの詩百篇集や予兆詩集を読む上で必要になる用語の解説を行う。  用語の見出しを原語で立てるか訳語で立てるかの基準は、辞書に載っているかどうかと、訳語を見て理解できるかである。  例を挙げると、voquerという単語は現代フランス語辞典には載っていない。しかし、その意味「呼ぶ、祈る」は何も難しいものではない。こういう場合は原語で立てている。  逆に、例えば「トロイアの血」(sang troyen) は、それぞれの原語sangもtroyenも辞書に載っている。しかし、それが何の喩えとして使用されているのかは、背景の知識がないと理解できない。こういう場合に単に「トロイアの血」と訳したところで、訳と...
  • ノストラダムスの大予言・地獄編
     『ノストラダムスの大予言・地獄編』は、五島勉の著書。1994年に祥伝社から出版された、『ノストラダムスの大予言』シリーズの9巻目である。  日販調べでの1994年ベストセラー「新書(一般・教養)」部門で第10位にランクインした。 内容 前書き北朝鮮の核の脅威という地獄、大不況という地獄、環境問題という地獄に加え、第四の地獄があると述べている。 1章「一九九九年、未知の『地獄の王子』が来る」ノストラダムスが空から来る恐怖の大王だけでなく、地の底からの「地獄の王子」の出現も予言していたとされる。 そして、長女マドレーヌとの対話や、『予言集』第二序文(アンリ2世への手紙)の一節が、傍証として引き合いに出されている。 2章「東京を襲った怪現象とノストラダムス」「地獄の王子」に関わる怪現象として、1993年12月に東京で観測された蜃気楼が取り上げられる。 そして、詩百篇第...
  • 百詩篇第2巻78番
    百詩篇第2巻 78番 原文 Le grand1 Neptune du profond2 de la mer3 De gent4 Punique5 sang6 Gauloys7 meslé8, Les Isles9 à sang, pour10 le tardif11 ramer12 Plus13 luy14 nuira que l occult15 mal celé. 異文 (1) grand Grand 1772Ri (2) du profond de profond 1716 (3) mer Mer 1656ECLb 1672 (4) De gent De Gent 1656ECLb, De gens 1716, de Gent [sic.] 1772Ri (5) Punique l vnique 1588-89, bunique...
  • この世紀のいずれかの年のための驚くべき予言
     「この世紀のいずれかの年のための驚くべき予言」(Prédictions Admirables pour les ans courant en ce siècle)は、1605年版『予言集』で初めて登場した詩集である。  1605年版を偽年代版とみなす論者は、1611年のピエール・シュヴィヨ版を初出と見なしている。  四行詩で構成される詩百篇集や予兆詩集と異なり六行詩58篇で構成されていることから、その詩形に基づき単に「六行詩集」(シザン、Les Sixains / Sizains)と呼ばれることが多い。 概要 表題と献辞  表題と献辞については六行詩集の表題と献辞を参照のこと。 来歴  六行詩集に当初添えられていた献辞によれば、ノストラダムスの甥に当たるアンリ・ノストラダムスが保管していたものであるという。しかし、甥どころか孫などまで含めても「アンリ」という名...
  • カディス
     カディス (Cádiz) はスペイン南部アンダルシア地方カディス県の県庁所在地。  フランス語ではカディクス (Cadix) で(*1)、古代ローマ時代にはガデス (Gades) といった。 歴史  その歴史は前11世紀にフェニキア人が建設した商港から始まるとされ、カディスの名はフェニキア語の「城壁、囲い」に由来するという。前501年にカルタゴ、前201年からはローマの支配を受けた。  一時期衰退を経験するが、イスラームの進出によって再び繁栄し、レコンキスタによってキリスト教徒が奪取すると、その重要な拠点として機能した。  その後、大航海時代以降は、特権を付与されたアメリカ大陸との貿易で繁栄した。  スペインのアメリカ大陸植民地の相次ぐ独立などの影響もあって衰退したが、19世紀にはいわゆるカディス憲法制定の地となるなど、歴史的に重要な役割を演じた。  いまな...
  • リュクレース・ド・ノートルダム
     リュクレース・ド・ノートルダム(Lucrèce de Nostredame, 1554年 - 1596年以降)は、ベルトラン・ド・ノートルダムの娘で、ノストラダムスの姪にあたる。  1554年7月15日にサン=レミ=ド=プロヴァンスで、代父ピエール・ド・リスプらの立会いのもと洗礼を受けた。リスプの息子は後にリュクレースの姉カトリーヌと結婚した。  1577年2月17日にアルルのブルジョワであるジャン・ドモンド(Jean Demonde)と結婚したことがわかっているが、それ以外のことは不明である。1596年のベルトランの遺言書でも言及があるので、少なくともその時までは生きていたらしい(*1)。 名前 ...
  • Poenus
     百詩篇第6巻99番にフランス語化されない状態で登場しているラテン語。ポエヌス(poenus)はラテン語で「フェニキア人の、カルタゴ人の」を意味する。ピーター・ラメジャラーはこの意味に理解している。  しかし、エドガー・レオニ、マリニー・ローズ、ブリューノ・プテ=ジラール、ジャン=ポール・クレベールらは、ペニン・アルプスのラテン語名アルペス・ポエニナエ(Alpes Poeninae)と理解している(*1)。その形容詞形はポエニヌス(Poenninus)なので、それの語中音消失と理解できるか。 登場箇所 百詩篇第6巻99番 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ニコラ・ビュフェ未亡人)
     パリのニコラ・ビュフェ未亡人は『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』を1561年に出版した。この版は2010年9月まで存在自体が全く知られていなかった。 【画像】扉(*1) 正式名 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADA-mus. Dont il y en a trois cents qui n ont encores esté imprimées, Reueues additionnées par l Auteur pour l An Mil cinq cens soixante un, de trente huict articles à la derniere Centurie. A Paris, pour la veufue N. Buffet, pres le College de Reims, 1561 未刊であ...
  • コルシカ島
     コルシカ島 (Còrsica) はフランス南部の島であり、オート・コルス県、コルス・デュ・シュド県の2県を構成する。フランス読みはコルス (Corse)、島民のことは小文字の corse で表すのだが、日本での慣例およびノストラダムスの時代の扱いなどを踏まえて、当「大事典」では (地方行政単位としての呼称を除いて)「コルシカ」 と表記する。 【画像】『コルシカ島の美しい歌』(CD) 概要  面積8,680 km2で、広島県よりやや大きい程度の島である。ポルト湾周辺の切り立った断崖と青い海がおりなす景観は、自然美や地質学的価値が認められてユネスコの世界遺産リストに登録されている。  古代フェニキア時代からの歴史を持ち、14世紀からジェノヴァ領、1768年以降はフランス領となっているが、伝統的にイタリア文化の影響が濃い。古くから農牧畜業が盛んである。  ...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1644年~1665年リヨン)
     1644年頃から1665年頃にかけて、リヨンでは様々な出版・印刷業者達が『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』を刊行した。ジャン・ユグタン、オラース・ユグタン、クロード・ラ・リヴィエールらが刊行年を記載せずに出版した版も、その時期に属すると推測されている。 【画像】刊行年の記載のない版の一例。ユグタンによる第一部の扉(左)とラ・リヴィエールによる第二部の扉(右)(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS,Dont il y en a trois cens qui n ont iamais esté imprimées. Adioustées de nouueau par ledit Autheur. ミシェル・ノストラダムス師の予言集。前述の著者によって新たに加えられた未刊の300篇を含む。 第...
  • SEXT.
     SEXT. あるいは SEX. は、ノストラダムスの生まれたサン=レミ=ド=プロヴァンス近郊の遺跡グラヌム(未作成)に残る碑文から抜粋された言葉のようである。 実証的な読み方  グラヌムの遺跡に残る「ユリウス家の霊廟」(Mausolée des Jules)には、こういう碑文が残っている。  SEX. L. M. IULIEI C. F. PARENTIBUS SUEIS  現代では「ユリウスの息子たち、セクストゥス、ルキウス、マルクスから両親へ」と解釈される。しかし、セザール・ド・ノートルダムの証言によれば、ノストラダムスは「ユリアの夫セクストゥス・ラエリウスが両親のためにこの円柱を立てた」と解釈していたらしい(*1)。  SEX. あるいは SEXT. はこの碑文の冒頭部分に触発されたものだろう。これは、エドガール・ルロワが指摘し、エドガー・レオニ、ピ...
  • リスボン
     リスボンはポルトガルの首都。  ポルトガル名はリズボア (Lisboa) で、日本での慣例的な呼称リスボンは英語 (Lisbon) である。フランス語名はリスボンヌ (Lisbonne)。 【画像】DVD 一度は訪れたい世界の街19 リスボンの旅/ポルトガル 概要  都市名の由来はフェニキア語で良港を意味する Alis-ibbo とされる(*1)。  その由来が示すように、古代フェニキア人の植民都市から始まったとされる歴史ある都市で、古代ローマ人、モール人などに属した時期もあった。 古代ローマ時代にはオリシポ (Olisipo) と呼ばれていた。  1147年にアフォンソ1世が領土におさめ、1256年以降はポルトガル王国の首都となった。  テージョ川の河口に発達した港湾都市で、大航海時代には新大陸への玄関口として繁栄し、その頃の栄華を伝えるジェロニモ...
  • ムー・スーパー・ミステリー・ブックス
     ムー・スーパー・ミステリー・ブックスは、学習研究社(未作成)(学研)が出版している新書版の叢書。「ムー・ブックス」とも略されることもある。  雑誌『ムー』の創刊3周年を記念して刊行されることになったシリーズで、超古代文明論、UFO、UMA、超能力、心霊、予言などの話題を扱う叢書として、多くの関連書を出版してきた。 ノストラダムス関連  ノストラダムスを主題とするものは以下の3冊だけである。 藤島啓章『ノストラダムスの大警告』(1989年) 飛鳥昭雄、三神たける(未作成)『預言者の謎とノストラダムス(未作成)』(1998年) オッタービオ・チェーザレ・ラモッティ『ノストラダムス新世紀予言』(1999年)  予言を包括的に扱ったものや、他の話題とともに断片的に語られるケースなら、 高橋良典(未作成)『大予言事典・悪魔の黙示666』(1982年) 飛鳥昭雄、三神たける(未...
  • サルデーニャ島
     サルデーニャ島 (Sardegna) はシチリア島に次ぐ地中海第2位の面積を持つ島であり、イタリアのサルデーニャ自治州を構成している。フランス式にはサルデーニュ (Sardaigne)。  紀元前16世紀ごろから作られたヌラーゲの住居跡は石造の防衛機構で、ス・ヌラーゲ・ディ・バルーミニの名でユネスコの世界遺産リストに登録されている。  紀元前7世紀にはフェニキア人が入植し、のちにローマ人たちも入植した。  6世紀以降ビザンティン帝国の支配下にあったが、のちにピサ、ジェノヴァといった都市国家の支配を受けるなど、様々な国の支配を受けた。  1861年にイタリアに統一。  最高峰プンタ・ラ・マルモラ (1834 m) をはじめとする山がちな地形で、古くから農牧畜業が主産業となってきた。  特に牧畜は、料理をはじめとする郷土文化とも深く結びついている(*1)。 ...
  • ミシェル・ノストラダムスの予言集 (ジョリ、1815年)
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は、1815年にアヴィニョンのジャン=アルベール・ジョリによっても出版された。 正式名 PROPHETIES DE MICHEL NOSTRADAMVS,Dont il y en a trois cens qui n ont iamais esté imprimees ; Trouuees en vne Biblioteque laissee par l Autheur. NOUVELLE EDITION, d après un Exemplaire trouvé dans la Bibliothèque du célèbre PASCAL. AVIGNON, Chez J.-A. JOLY, IMPRIMEUR-LIBRAIRE, 1815. ミシェル・ノストラダムスの予言集。決して出版されなかった300篇を含み、 著者の残した蔵書の中か...
  • シクストゥス5世
     シクストゥス5世は第227代ローマ教皇(在位1585年-1590年)。 【画像】シクストゥス5世の肖像画(*1) 生涯  世俗名はフェリーチェ・ペレッティ(Felice Peretti)で、1521年12月13日にアンコーナのグロッタンマーレ(Grottammare)に生まれた。彼が極貧の境遇で育てられ、豚飼いをしていたという若いときの話には疑問の余地がある。若くしてフランシスコ会修道院に入り、すぐに説教者、弁証家としての類まれなる才能を発揮した。  1552年頃に修道会の庇護者であるカルピ枢機卿をはじめ、ギスリェリ(Ghislieri, のちの教皇ピウス5世)、カラファ(Caraffa, のちの教皇パウルス4世)らの目にとまり、将来の栄達は約束された。のちにピウス5世(在位1566年-1572年)が教皇になると重用され、1570年には枢機卿に任命された。 ...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ボネ兄弟、1793年)
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は1793年にアヴィニョンのボネ兄弟によっても出版された。 【画像】扉(*1) 正式名 LES PROPHÉTIES DE M. MICHEL NOSTRADAMUS, DIVISÉE EN DIX CENTURIES. Nouvelle Édition imprimée d après la copie de la premiere Édition faite sous les yeux de CÉSAR NOSTRADAME son fils en 1568. A AVIGNON, Chez les Freres BONNET, Imprimeurs-Libraires, au Puits-des-Bœuf. 1793. 十巻の百詩篇に分けられたミシェル・ノストラダムス師の予言集1568年に息子セザール・ノストラダーム...
  • ノストラダムスの予言した第三次世界大戦
     『ノストラダムスの予言した第三次世界大戦』は、レニ・ノーバーゲンの著書。Invitation To A Holocaustの翻訳で、パシフィカから中山善之訳で1980年に刊行された。 【画像】カバー表紙 内容  1980年から1995年に米ソが連合軍を形成し、中国・アラブの侵攻に対抗する形で第三次世界大戦が行われるというもので、264篇の四行詩を使い、その戦況を全9章で描き出している。 第一章 戦争への序章 第二章 核戦争と東方勢力の最初の進撃 第三章 イタリア征服 第四章 フランスとスペインに対する攻撃 第五章 フランスの敗北 第六章 最後の抵抗=ヨーロッパ崩壊 第七章 分岐点=米ソ両軍、反撃に転ずる 第八章 解放 第九章 最終戦=中東における戦い コメント  四行詩を山ほど引用しつつ、そこに少しだけの解釈をつけて大災厄や戦争のシナ...
  • 詩百篇第1巻67番
    詩百篇第1巻 67番* 原文 La grand1 famine que ie sens2 approcher3, Souuent4 tourner, puis estre vniuersele, Si grande5 longue qu on viendra arracher6 Du bois7 racine8, l enfant9 de mammelle. 異文 (1) grand grande 1611B 1627Di 1716PRb 1981EB (2) sens vois 1672Ga (3) approcher, approcher ! 1594JF (4) Souuent Souuant 1590Ro, Aouvent HCR (5) grande grand 1605sn 1649Xa 1716PRc (6) arr...
  • Les Vraies Centuries et Prophéties de Michel Nostradamus (Reynaud-Plense)
     『ミシェル・ノストラダムスの真の百詩篇集と予言集』(Les Vraies Centuries et Prophéties de Michel Nostradamus)は、シャルル・レノー=プランスの著書。1940年にサロン=ド=プロヴァンスのアンプリムリー・レジョナル(Imprimerie régionale)から出版された。表紙に「1939」とある版と「1940」とある版の二通りがある。 正式名 Les Vraies Centuries et Prophéties de Michel Nostradamus Médecin-Astrologue et conseiller ordinaire des Rois Henri II, François II et Charles IX (1503-1566).Le Grand Voyant de Salon. Colligées de...
  • Nostradamus ou l'éclat des Empires
     『ノストラダムスあるいは諸帝国の閃光』(Nostradamus ou l éclat des Empires)は2011年に出版されたパトリス・ギナール(未作成)の著書。ブックス・オン・デマンド出版(Éditions Books on Demand / Books on Demand GmbH)という版元から出版されたが、奥付によると自身でページ組みなども行ったようなので、自費出版に近いのかもしれない。 【画像】扉 内容  パトリス・ギナールが Corpus Nostradamus で公表していた1568年版『予言集』同士の原文比較を踏まえ、詩百篇第8巻に含まれる100篇(補遺篇を含まない)の完全解明を試みている。前書きでヴライク・イオネスクらに敬意を表しているように、その方法論は信奉者的なものである。  巻末付録ではその解釈を年代順に並べているが、ごくわずかな例...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (マルニオル、タンチヨン)
     17世紀のリヨンでは、ピエール・マルニオルとエチエンヌ・タンチヨンによっても『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』が出版された。第7巻43番、第7巻44番の初出時期を考える上で重要な版だが、研究者によって刊行年が大きくずれている。 【画像】第一部扉(左)、第二部扉(中央)、第三部扉(右)(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE Me. MICHEL NOSTRADAMVS. Dont il y en a trois cens qui n ont encores iamais esté imprimees, Adioutees de nouueau par ledict Auteur. A LYON, PAR PIERRE MARNIOLLES. Auec permission ミシェル・ノストラダムス師の予言集前述の著者によって新たに加えら...
  • Lorvarin
     ロルヴァラン(Lorvarin)は、ロレーヌ(Lorraine)の不完全なアナグラムと理解されるのが一般的である。  ジャン=エメ・ド・シャヴィニーが指摘して以来、アナトール・ル・ペルチエ、エドガー・レオニ、マリニー・ローズ、ベルナール・シュヴィニャールなどが、(無条件であれ疑問符付きであれ)支持してきた。  信奉者側の異説としてはマックス・ド・フォンブリュヌが主張していた「ロレーヌの5世」(Lorrain V)のアナグラムとする説がある(*1)。 登場箇所 予兆詩第86番(旧76番) ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • 百詩篇第5巻55番
    百詩篇第5巻 55番 原文 De la felice1 Arabie2 contrade, Naistra3 puissant4 de loy5 Mahometique6 Vexer l’Espaigne7 conquester8 la Grenade, Et plus par9 mer à10 la gent lygustique11. 異文 (1) felice Felice 1591BR 1597 1600 1605 1610 1611 1627 1628 1630Ma 1644 1649Xa 1650Ri 1716 (2) Arabie arabie 1627 (3) Naistra N’aistra 1867LP, Naistre 1649Ca 1650Le 1668, Maistra 1672 (4) puissant puissa...
  • ジョーム・ド・ノートルダム
     ジョーム・ド・ノートルダム(Jaume de Nostredame, 1470年頃 - 1547年頃)は、ノストラダムスの父。アヴィニョンとサン=レミで、商人、公証人などとして活動した。  ジョメ・ド・ノートルダム(Jaumet de Nostredame)、ジャック・ド・ノートルダム(Jacques de Nostredame)、ジャック・ド・サント=マリー(Jacques de Sainte-Marie)などとも記録され(*1)、ラテン語名はヤコブス・デ・ノストラ・ドミナ(Jacobus de Nostra Domina)である(*2)。 生涯  ジョームは1470年頃にアヴィニョンで生まれた(*3)。父ピエールの死は1485年頃で、ジョームが15歳頃にあたっている。ジョームは当初父の職をついでアヴィニョンで商業と貸金業を営んでいたが、1495年5月14日にプロヴァンス州サ...
  • 百詩篇第6巻67番
    百詩篇第6巻 67番 原文 Au1 grand Empire2 paruiendra3 tout4 vn autre5 Bonté distant6 plus7 de felicité Regi8 par vn issu non loing du peaultre9, Corruer regnes10 grande infelicité. 異文 (1) Au Du 1840 (2) Empire empire 1557B (3) paruiendra par viendra 1672 (4) tout tost 1650Le 1650Ri 1668 (5) autre autres 1672 (6) distant distans 1589PV 1620PD (7) plus plees 1672 (8) Regi Re...
  • 百詩篇断片・1番
    シャストゥイユが伝えた百詩篇 1番 原文 Par les Espaignes SILADMER1 retourner Passer les Gades et les monts Pyrénées D’Hano2 punique le culme3 destorner Guillac4, Carces5 a Toulouse6 emmenées7. 異文 (1) SILADMER SILADMCV (Ruzo) (2) Hano Arno (Ruzo) (3) culme Calpre (Ruzo) (4) Guillac Guilhac (Ruzo) (5) Carces carcas (Ruzo) (6) Toulouse Toutouse (Ruzo 1975) (7) emmenées emmenée (Rollet) ...
  • 百詩篇第5巻68番
    原文 Dans le Dannube1 du Rin2 viendra boire3, Le grand Chameau4 ne s en5 repentira Trembler du6 Rosne7 plus fort8 ceulx9 de loire10 Et pres des Alpes11 coq12 le13 ruïnera14. 異文 (1) Dannube damude 1588Rf 1589Rg, danube 1589Me 1611A (2) du Rin Rhin 1589Me, du Rhein 1627, le Rhine 1672 (3) boire beire 1665 (4) Chameau chameau 1627 1644 1650Ri 1653 1840, chnmeau 1665 (5)...
  • 百詩篇第5巻85番
    百詩篇第5巻 85番 原文 Par les Sueues lieux circonuoisins,1 Seront en guerre2 pour cause3 des nuees4 Camp marins5 locustes6 cousins7, Du Leman8 faultes9 seront bien desnuees. 異文 (1) circonuoisins, circonuoisins’ 1668P (2) guerre querre 1627, guerres 1644 1649Ca 1650Le 1665 1668 (3) cause choses 1716 (4) des nuees desnuées 1716, de nuees 1981EB (5) Camp marins 1557U 1557B 1568A 1...
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