ミシェル=クロード・トゥシャール

ノストラダムス wiki : ノストラダムスの大事典内検索 / 「ミシェル=クロード・トゥシャール」で検索した結果

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  • ミシェル=クロード・トゥシャール
     ミシェル=クロード・トゥシャール(Michel-Claude Touchard, 生年未詳)は、フランスのジャーナリスト。日本では「ツシャール」と表記されたこともあるが、綴りからすれば「トゥシャール」の方が妥当であろう。  「古代エジプト専門のジャーナリスト」(*1)とのことで、日本語訳された著書には『ピラミッドの秘密』(M.C.ツシャール著、酒井傳六訳、社会思想社、1979年)があるが、詳細な経歴はよく分からない。 ノストラダムス関連  『ノストラダムスあるいは隠された予言者』(Nostradamus ou le devin cache(未作成), Paris, 1972)を出版した。ロベール・ブナズラが「興味深い伝記」(*2)と評したように、なかなかに手堅い伝記を中心とした著書である。日本では千葉茂隆(未作成)訳で『大予言者ノストラダムスの謎(未作成)』(大陸書房、1...
  • 人名一覧
    ...ローヌ(出版業者) ミシェル=クロード・トゥシャール(ジャーナリスト) ロレンツ・トゥッベ(法学者/ノストラダムスの知人) 當間健一(電気工事業者/解釈者) と学会(団体) ジャン・ドラ(未作成)(詩人) アンリ・トルネ=シャヴィニー(キリスト教聖職者/解釈者) エルヴェ・ドレヴィヨン(歴史学者) な 中村惠一(社会心理学者/解釈者) 中山茂(科学史家/関連書の訳者) 中山由佳(日本語教育学者/関連書の訳者) 中山善之(翻訳家/関連書の訳者) 並木伸一郎(作家/解釈者) シャルル・ニクロー(占星学者/解釈者) ネロ(古代ローマ皇帝) ノストラダムス ノストラダムス協会(団体) ノストラダムス2世(偽ノストラダムス) ノストラダムスの甥 ノストラダムスの弟子 アンリ・ノストラダムス(自称「ノストラダムスの甥」) シーザー・ノストラダムス(音楽講師/解釈者) ダニエル=ジョン・エゼキエ...
  • 逢い引きを見抜いた話
    ...明らかにしていない。ミシェル=クロード・トゥシャールやピーター・ラメジャラーも触れてはいるが、初出については何も語っていない。  志水一夫はピエール=ジョゼフ・ド・エーツを初出として挙げているが(*4)、エーツの伝記にはこのようなエピソードは見られないので(*5)、何らかの誤認と判断せざるをえない。  ジャン=エメ・ド・シャヴィニー(1594年)、テオフィル・ド・ガランシエール(1672年)、バルタザール・ギノー(1712年)、ウジェーヌ・バレスト(1840年)、ヘンリー・ジェイムズ・フォアマン(未作成)(1940年)らの伝記にも見られない。また、ジャン・ムーラ(未作成)とポール・ルーヴェ(未作成)による伝記(1930年)にも載っていないという(*6)。  当「大事典」として未確認で初出の可能性がある文献としては、著者不明『ノストラダムスの生涯と遺言』(1789年)...
  • ミシェル=ベルトラン・ド・ノートルダム
     ミシェル=ベルトラン・ド・ノートルダム(Michel-Bertrand de Nostredame, 1578年 - 1637年以前)は、ノストラダムスの甥であるクロードの息子。一族で最も有名な大伯父「ミシェル」(ノストラダムス)と、プロヴァンス総督の従者を務めた祖父「ベルトラン」の名を与えられた男児だが、ベルトランが築き上げた名家としての地位と財産を潰してしまった不肖の孫である。 生涯  1578年11月1日にサン=レミ=ド=プロヴァンスで洗礼を受けた。姉トミーヌの時と同じく、代父は伯父(または叔父)でもあるピエール・ダルメランがつとめた。代母はクローズ領主(sieur de Crozes)の夫人シルヴィ・ド・ブランケ(Sylvie de Brancquais)である。なお、シルヴィの夫ポール・ミストラル・ド・モンドラゴンの一族の邸宅は、現在、サン=レミのアルピーユ博物館になっ...
  • シクストゥス5世
    ...いなかった。しかし、ミシェル=クロード・トゥシャール(1972年)はジェノヴァ周辺、クルト・アルガイヤー(1982年)はミラノ、エリカ・チータム(1990年)はアンコーナと、論者によって出会った場所がずいぶん異なっている(*8)。  また、時期についてフォアマンは放浪期間(1530年代~1544年頃)の間としており、多くの論者が同じ見解を示しているが、トゥシャールのように1548年頃のイタリア小旅行とするものもある。 コメント  日本では黒沼健が『謎と怪奇物語』(1957年)、『予言と怪異物語』(1964年)、『天空人物語』(1968年)などで度々紹介していたので、比較的早い段階から知られていたものと思われる。なお、それらでは、出会いがミラノであったことと、ペレッティのフルネームがフェリックス・ペレッティになっているという共通点がある。後者は、英仏語では確かにそう表記するの...
  • クロード・ド・ノートルダム (ベルトランの子)
     クロード・ド・ノートルダム(Claude de Nostredame)は、ベルトラン・ド・ノートルダムとトミーヌ・ルースの息子で、ノストラダムスの甥にあたる。  1568年に父ベルトランがしたためた最初の遺言書で「30に満たない年齢」とされていることから、1538年から1543年の間にサン=レミで生まれたと考えられている(*1)。もっとも、ベルトランの結婚が1540年頃とされているので、もう少し狭められるのかもしれない。  妻の名はビエル・ダルメラン(Bielle d Alméran)ないしビエローヌ・ダルメラン(Biellone d Alméran)で、彼女はジョーム・ド・ノートルダムが一時代理を務めた貴族アントワーヌ・アルメランの娘と考えられている(*2)。ジョームは、アントワーヌ・アルメランの息子ジャック・ダルメラン、ピエール・ダルメランらと仲が良かったらしい(*3...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (クロード・ラ・リヴィエール、1651年)
     1644年頃から1665年頃にかけて『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』を何版も刊行したクロード・ラ・リヴィエールは、1651年にも単独で『予言集』を出版していた。 【画像】第一部の扉(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS,Dont il y en a trois cens qui n ont iamais esté imprimées. Adioustées de nouueau par ledit Autheur. A LYON, Chez CLAVDe LA RIVIERE, rue merciere à la Science. M.DC.LI. ミシェル・ノストラダムス師の予言集。前述の著者によって新たに加えられた未刊の300篇を含む。 リヨン、メルシエール通りの「科学」(の旗印を持つ...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (クロード・ガルサン、1643年)
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は、1643年にマルセイユのクロード・ガルサンによっても2種類出版された。2種類の版は題名も内容も異なるが、いずれも第二部まで収められているにもかかわらず、二部構成を採用しなかった初めての版である。 【画像】扉に使われている木版画(*1) ミシェル・ノストラダムス師の予言集 正式名 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS.PRINSES SVR LA COPIE IMPRIMEE à Lyon, par Benoist Rigaud.1568. A MARSEILLE, Chez CLAUDE GARCIN, Imprimeur de la Ville à la Loge. M. D. C. XXXXIII. ミシェル・ノストラダムス師の予言集1568年にリヨンで出されたブノワ・リゴーの...
  • 出版業者の一覧
     ノストラダムスに関連する出版業者の一覧。原則として姓をカタカナ表記した際のアルファベット順に並べている。「ド」などを姓に含むかどうかは、外国語文献の索引に準じて個別に判断している。  ノストラダムス関連書を出版したことのある業者、特に16世紀から19世紀までの業者の情報を網羅することを目指している。  出版業者の情報はさしあたり次の2点で有益と考える。  ひとつめは、刊行年の特定されていない関連書について、出版業者の活動歴から刊行年を絞り込める可能性が出てくることである。  ふたつめはノストラダムス現象を従来とは別の視点から裏付けていくことにある。 例えば、ピエール・ルーやクリストフ・プランタン(未作成)など、出版業者の中には活動し始めて間もない頃にノストラダムス関連書を出版している事例がしばしば見られる。これは単なる偶然の場合もあるだろうが、その一方で「売れるブラン...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1558年)
     1558年版の『予言集』は、実在した可能性が指摘されている仮定上の版。実在したのだとすれば、予言集の最初の完全版か、第2部(アンリ2世への手紙、百詩篇第8巻、第9巻、第10巻)のみを含む版だったと推測されている。  出版を手がけた業者として名前が挙がるのはジャン・ド・トゥルヌ(1世)やブノワ・リゴーらであるが、確証があるわけではない。  実在を支持する主要な論者にはロベール・ブナズラ、ピエール・ブランダムール、ベルナール・シュヴィニャールなどが、非実在を支持する主要な論者にはミシェル・ショマラ、ブリューノ・プテ=ジラールなどがいる。この版の実在・非実在を巡る議論は、『予言集』第2部の真贋論争とも関わってくる点で極めて重要である。  過去、1558年版に基づいたとする版や1558年版を確認したとする証言なども見られたが、いずれも決定打と言えるものではなく、何らかの誤...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (フランソワ・ブシャール、1695年)
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』(Les Prophéties de M. Michel Nostradamus)は、1695年にメスのフランソワ・ブシャールによっても出版された。18世紀末までにメスで出版されたノストラダムス関連書はこれ一冊である。 【画像】ブシャール版の扉に使われた木版画 (*1) 正式名 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMUS. Centuries VIII. IX. X. Qui n ont encores jamais été imprimées. A METZ, Chez FRANCOIS BOUCHARD, Imprimeur Marchand Libraire, sur la Place S. Jacque, à la Bible d or.1695. ミシェル・ノストラダムス師の予言...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1644年リヨン)
     1644年頃から1665年頃にかけて、リヨンでは様々な出版・印刷業者達が『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』を刊行した。ジャン・ユグタン(4世)とクロード・ラ・リヴィエールが1644年に出版した版は、その中でも最も初期のものと推測されている。 【画像】ユグタンによる第一部の扉(左)、ラ・リヴィエールによる第二部の扉(右)(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS,Dont il y en a trois cens qui n ont iamais esté imprimées. Adioustées de nouueau par ledit Autheur. A LYON, Pour IEAN HVGVETAN, en ruë Merciere, au plat d estain. ミシェル・ノス...
  • 『ミシェル・ノストラダムスの生涯と遺言』の伝記
    ...ない。言い換えると、ミシェル=クロード・トゥシャールによる伝記などでも引用され(*3)、日本でも相応に知られていると思われる 「小さな占星術師」 のエピソードは、エーツの丸写しの中に、唐突に、かつ何の裏づけもなしに紛れ込んだものなのである。  現代の実証的な研究でもノストラダムスの少年期については、何の史料も発見されていない。その状況で、この何の裏づけもないエピソードを史実と信ずべき理由は何もない。  なお、「彷徨う星々」は語源的に考えるなら惑星のことだが、文脈からするならば、おそらく彗星を指している。  しかし、彗星が大気の上層で燃える存在という見解は、アリストテレスが提唱したものであり、古くからよく知られたものであった。この定説を覆したのはティコ・ブラーエたちで、ノストラダムスの死から10年ほど経った1577年の大彗星の観測時に、視差を利用して、彗星が惑星群と同等の距...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1644年~1665年リヨン)
     1644年頃から1665年頃にかけて、リヨンでは様々な出版・印刷業者達が『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』を刊行した。ジャン・ユグタン、オラース・ユグタン、クロード・ラ・リヴィエールらが刊行年を記載せずに出版した版も、その時期に属すると推測されている。 【画像】刊行年の記載のない版の一例。ユグタンによる第一部の扉(左)とラ・リヴィエールによる第二部の扉(右)(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS,Dont il y en a trois cens qui n ont iamais esté imprimées. Adioustées de nouueau par ledit Autheur. ミシェル・ノストラダムス師の予言集。前述の著者によって新たに加えられた未刊の300篇を含む。 第...
  • ノストラダムス一族
    父方の先祖・親類 アストリュージュ・ド・カルカソンヌ(ノストラダムスの五世祖) ヴィタル・ド・カルカソンヌ(ノストラダムスの高祖父) アルノートン・ド・ヴェロルグ(ノストラダムスの曾祖父) ヴァンゲソンヌ(ノストラダムスの曾祖母) ピエール・ド・ノートルダム(ノストラダムスの祖父) トリスタン・ド・ヴェロルグ(ノストラダムスの大叔父) ブランシュ・ド・サント=マリー(ノストラダムスの祖母) ジョーム・ド・ノートルダム(ノストラダムスの父) フランソワ・ド・ノートルダム(ノストラダムスの叔父) アルルのピエール・ド・ノートルダム(ノストラダムスの叔父) カトリーヌ・ド・ノートルダム(ノストラダムスの叔母) バルトロメ・ド・ノートルダム(ノストラダムスの叔母) マルグリット・ド・ノートルダム(ノストラダムスの叔母) 母方の先祖・親類 ジャン・ド・サン=レミ(ノストラダムスの母方の曽祖父...
  • ミシェル・ショマラ
     ミシェル・ショマラ(Michel Chomarat, 1947年11月23日- )は、フランスの出版業者、書誌学者。ノストラダムスに関する数千点に及ぶ資料を収集しており、その他の古版本、古版画、フリーメイソン関係、出版史関係を含めた約45000点の膨大な資料は、ミシェル・ショマラ文庫(未作成)(Fonds Michel Chomarat)としてリヨン市立図書館(未作成)に所蔵されている。ノストラダムスの学術的書誌研究の分野では世界的な権威。  ミシェル・ショマラ出版社(Editions Michel Chomarat)を経営する傍ら、出版史や書誌学に関する研究を行っている。書誌学上の研究としては『17世紀フランスにおける刊行書の書誌的総覧・第8巻(ローヌ・アルプ)』(*1)がある。これは多くの書誌学者が分担執筆しているシリーズの1冊である。他に、『18世紀トレヴーの印刷の虚実』(...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1665年リヨン)
     1644年頃から1665年頃にかけて、リヨンでは様々な出版・印刷業者達が『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』を刊行した。ジャン・バラン(未作成)やクロード・ラ・リヴィエールが1665年に出版した版は、その中でも最も遅い時期のものと推測されている。 【画像】業者名の記載されていない第一部の扉(左)、バランによる第二部の扉(右)(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS,Dont il y en a trois cens qui n ont iamais esté imprimées. Adjoustées de nouueau par ledit Autheur. A LYON. M.DC.LXV. ミシェル・ノストラダムス師の予言集。前述の著者によって新たに加えられた未刊の300篇を含む。 リヨン...
  • ジャン・ド・トゥルヌ
     ジャン・ド・トゥルヌ(Jean de Tourne, 1504年 - 1564年9月7日)は、16世紀フランスの印刷・出版業者。1540年から1564年までリヨンで出版事業を行い、リヨンの文学活動の発展に大きく寄与した。ラテン語式にはヨアンネス・トルナエシウス(Joannes Tornaesius)と名乗り、モットーには自身の名をアナグラムした「神の内の技芸」(Son art en Dieu)を用いた。 生涯  1504年にリヨンの金銀細工師の息子として生まれた。若い頃、リヨンの出版業者トレクセル兄弟(Gaspard et Melchior Trechsel)やセバスチャン・グリフのもとで下積みを行ったが、このグリフの工房での下積み時代の同門にはエチエンヌ・ドレがいた。トゥルヌは1540年から独立して事業を営み、当初はドレが手がけた作品の再版などを多く行った。また、1547年から...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ピエール・リゴー、1650年頃)
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は、1650年頃にもリヨンのピエール・リゴーの名義で出版された。 【画像】第一部の扉(左)と第二部の扉(右)(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS. Dont il y en a trois cens qui n ont encores iamais esté imprimées. Adioustees de nouueau par ledict Autheur. A LYON, Chez PIERRE RIGAVD, ruë Merciere, au coing de ruë Ferrandiere, à l ensaigne de la Fortune. AVEC PERMISSION. ミシェル・ノストラダムス師の予言集前述の著者によって新たに加えられ...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1627年リヨン)
    リヨンでは、1627年に『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』が複数の業者の手によって出版された。それらは木版画、構成が全く同じものであり、版が共有されていたとされる。第7巻43番、第7巻44番が収録された版のうち、年代が明記された版としては最も古いものである。 【画像】ユグタン版の第一部扉(左)、第二部扉(中央)、第三部扉(右)(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE Me. MICHEL NOSTRADAMVS. Dont il y en a trois cens qui n ont encores iamais esté imprimees, Adioutees de nouueau par ledict Autheur. A LYON, PAR IEAN HVGVETAN. M.DC.XXVII. ミシェル・ノストラダムス師の予言集前...
  • クロード・ファブリ
     クロード・ファブリ(Claude Fabri, 生没年未詳)は、16世紀フランスの医師・占星術師。プレル=アン=アルゴンヌの生まれで、主としてディジョン(未作成)で活動した。  医師としての著作には、『ペスト治療の逆説』(Paradoxes de la cure de la peste, 1568年)、『ペストに対する解毒と確実な経験』(Les contrepoisons et expériences certaines contre la peste, 1580年)がある。なお、このうち前者はブノワ・ティクシエが1551年に刊行したペスト論の盗作と指摘されている。  占星術師として占筮や暦書をパリ、ルーアン、リヨンなどで何度も刊行していたとされるが、現在確認されているのは、『1552年向けの新たなる真の占筮』(アジャン、1552年)、『1572年向けの暦』(パリ、157...
  • ミシェル・ジューヴ
     ミシェル・ジューヴ(Michel Jouve)は、16世紀リヨンの出版業者。ミシェル・ジョーヴ(Michel Jove)とも表記されていた。また、ラテン語式にはミカエル・ヨウィウス(Michael Jovius)である。  1556年から1580年まで活動し、国王の御用書店(Libraire du Roi, 1574-1580)、市の御用書店(1575-1580)、リヨネ地方府の御用書店(Lib. du gouvernement du Lyonnais) などを歴任した。1580年に歿したのではないかと推測されている。ジャン・ピユオット1世は娘婿に当たる(*1)。 ノストラダムス関連  ノストラダムス本人の著作は出版せず、敵対者や便乗者の著書を出版した。  1558年に匿名の批判書『エルキュール・ル・フランソワ殿の最初の反論』を刊行し、そのあと、ノストラダムス2世...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』(Les Prophéties de M. Michel Nostradamus)(以下、この記事中では『予言集』と略記)は、ノストラダムスの主著といえる四行詩集で、現在「ノストラダムスの予言」として引用される詩句・散文のほとんどが収められている。『諸世紀』と呼ばれることもあるが、この訳語は不適切である。  かつてはオカルト関連書として「信じる価値がある/ない」という次元でしか扱われていなかったが、20世紀以降、フランス・ルネサンス期の他の詩作品との関連が検討されるなど、文学作品としての評価・検討の対象にもなりつつある。 概要  『予言集』は、主に「詩百篇集」(百詩篇集)と呼ばれる四行詩から成っている。生前に刊行されたのは642篇の四行詩と息子に宛てた序文のみである。死後、さらに国王アンリ2世に宛てた献辞(第二序文)と300篇の四行詩...
  • テオドール・ブーイ
     テオドール・ブーイ(Théodore Bouys, 1751年-1810年5月18日)は、フランスの数学者。本名はジャン=テオドール=クロード・ブーイ(Jean-Théodore-Claude Bouys)だが、自著では単にテオドール・ブーイと名乗っていた。  ヌヴェール(Nevers)に生まれ、父フランソワ=テオドール=クロード=ルイ・ブーイ(François-Théodore-Claude-Louis Bouys)から選挙管理委員長(Président de l’election)の職を引き継いだが、フランス革命によってこの職を失った。1800年にニエーヴル県の中央学校(l’école centrale)の数学科教授となり、その後中等学校でも教鞭をとった(*1)。 ノストラダムス関連  ブーイのノストラダムス関連書は『神託、シビュラ、予言とりわけノストラダムスに関して...
  • 予言集一覧
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』の初版(1555年)から現在までに出版されている版の一覧。 1815年までの版 一段下げてあるのは特定の版の復刻版 1555年初版 1555年アヴィニョン版 1556年シクスト・ドニーズ版 1557年アントワーヌ・デュ・ローヌ版Michel Nostradamus mester próféciái melyek közül háromszázat eddig még sohasem nyomtattak ki., 2004 1558年版 1561年頃バルブ・ルニョー版 1561年ニコラ・ビュフェ未亡人版 1568年ブノワ・リゴー版 1588年ニコラ・ロフェ未亡人版 1588年ラファエル・デュ・プチ・ヴァル版 1589年ピエール・メニエ版 1589年シャルル・ロジェ版 1589年ラファエル・デュ・プチ・ヴァル版 1590年ジャック・ルソー...
  • ローラン・ヴィデル
     ローラン・ヴィデル(Laurens Videl, 生没年未詳)は、16世紀フランスの医師・占星術師。当時有名になっていた同業者のノストラダムスを批判した人物として知られている。 生涯  ローラン・ヴィデルは、1558年に『プロヴァンス州サロン・ド・クローのミシェル・ノストラダムスの誤謬・無知・煽動の告発』を出版している。また、1559年と1560年に占星術師クロード・ファブリと共同で暦書を出版したことも、ローヌ県立古文書館(未作成)に現存する特認記録から明らかになっている (*1)。しかし、これ以外の伝記的事実は全く不明である。  同時代の書誌学者ラ・クロワ・デュ・メーヌの書誌でも、ヴィデルはノストラダムスを批判する書を出した人物としか触れられていない。  19世紀のミショーの人名辞典では、ルイ・ヴィデル(Louis Videl)の項目に「ノストラダムスに反対する...
  • ミシェル・ノストラダムス師の真の百詩篇集と予言集 (ジャン・ヴォルケ、1689年)
     ケルンの出版業者ジャン・ヴォルケは、『ミシェル・ノストラダムス師の真の百詩篇集と予言集』を1689年に出版した。現ドイツ領内で出版された18世紀以前の『予言集』は、この1冊だけである。 【画像】第一部の扉(*1) 正式名 第一部 Les Vrayes Centuries et Propheties de Maistre Michel Nostradamus,Où se void representé tout ce, qui s est passé, tant en France, Espagne, Italie, Alemagne, Angleterre, qu autres parties du monde. Revëues corrigées suivant les Editions imprimées à Lyon l an 1644. à Am...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1698年リヨン)
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は1698年にもリヨンで出版された。リヨンでは初版以来連綿と『予言集』が再版され続けてきたが、これを最後にリヨンでの再版は1984年まで途絶えることになる。 【画像】第一部の扉(左)と第二部の扉(右)(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMUS,Dont il y en a trois cens qui n ont jamais esté imprimées. Ajoustées de nouveau par ledit Autheur. A LYON. M. DC. LXXXXVIII. ミシェル・ノストラダムス師の予言集。前述の著者によって新たに加えられた未刊の300篇を含む。 リヨン。 1698年 第二部 LES PROPHETIES DE M. M...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1561年)
     1560年ないし1561年に出版された『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は、パリの業者バルブ・ルニョーが手がけたものである。 伝聞  この版は現存しない。確認できる範囲での最も古い言及は、19世紀の書誌学者ブリュネの『書肆と愛書家の手引き・補遺』第2巻に見ることができる。 内容に関する研究  ダニエル・ルソ、ミシェル・ショマラ、ロベール・ブナズラといった代表的なノストラダムス書誌学者は、いずれもこの版が1588年から1589年に相次いでパリで出された版の元になったと推測している。  そのため、正式名はそれらと同じく Les Propheties de M. Michel Nostradamus ;Dont il y en a trois cents qui n ont encores esté imprimées, lesquelles sont en ...
  • クロード・ラ・リヴィエール
     クロード・ラ・リヴィエール(Claude La Rivière)は、17世紀リヨンの出版業者。彼が手がけた印刷物ではしばしばクロード・ド・ラ・リヴィエール(Claude de la Rivière)とも綴られた。  1642年頃から1667年頃までリヨンで出版事業を営み、1667年頃に歿したと推測されている(*1)。 ノストラダムス関連  『予言集』1644年版を皮切りに、単独で、もしくはジャン・ユグタン、オラース・ユグタン、ジャン・バランらと組んで、1665年までに次々と予言集を出版した。この期間は彼の活動時期ともほぼ一致している。 名前 ...
  • クロード・ガルニエ
     クロード・ガルニエ、通称ソピケ(Claude Garnier dit Saupiquer)は、16世紀トロワ(未作成)の出版業者。書誌学者コラール・ド・ブルバンの調査では、活動時期は1576年から1588年となっているが、書誌学者ジョルジュ・ルプルーの調査では1563年から1588年となっている。青本の出版で知られた業者だった(*1)。 ノストラダムス関連  ノストラダムスの『ペスト予防法』を1575年頃に出版した。  また、ノストラダムス2世の『最も記憶されるべき諸事件の予言集』トロワ版も出版した。これは従来1571年頃の刊行とされていたが、コラール・ド・ブルバンが示す活動時期とは一致しないので、そちらが正しい場合、1576年以降に出版されたものかもしれない。 ...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1605年)
     1605年版の『予言集』は、出版社名も出版地も記載されていない版だが、内容上は非常に重要である。 【画像】第一部の扉(*1) 正式名 第一部 Les Propheties de M. Michel Nostradamus.Reueues corigées sur la coppie Imprimee à Lyon par Benoist Rigaud.1568. ミシェル・ノストラダムス師の予言集1568年にリヨンで出されたブノワ・リゴーの版に基づき校正・改訂された版 第二部 Les Propheties de M. Michel Nostradamus.Centuries VIII.IX.X. Qui n auoient esté premierement Imprimees sont en la mesme edition de 156...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ランドリオほか、1792年)
     18世紀末頃にはリオンのランドリオが度々 『予言集』 の出版に携わった。そのうちルセ、ボヴェールと組んだものは、ランドリオが出版した版の中で唯一刊行年が明記されている。 【画像】第一部扉と第二部扉(*1) 正式名  二部構成であり、それぞれの扉に記載されているのは以下の通りである(*2)。 第一部 LES PROPHETIES DE MICHEL NOSTRADAMVS, Dont il y en a trois cens qui n ont iamais esté imprimees ; Trouuees en vne Bibliotecque laissee par l Autheur. NOUVELLE EDITION, D après un exemplaire trouvé dans la Bibliothèque du célèbre ...
  • クロード・カステラール
     クロード・カステラール(Claude Castellard / Chastellard)は、17世紀リヨンの出版業者。1609年から1634年まで出版事業を営んだが、手がけた作品の多くは瓦版(canard)や庶民向けの作品などであったことから、大半は失われてしまったようである(*1)。 ノストラダムス関連  1627年に、ほか何人かの業者と共同で『予言集』を出版した。 名前 コメント
  • ベルナール・シュヴィニャール
     ベルナール・シュヴィニャール(Bernard Chevignard, 1947年8月2日- )は、フランスの歴史家。ブルゴーニュ大学の教授を務め、主にブルゴーニュの地方史について研究を行っている。  著書に『ミシェル・サン=ジョン・ド・クレヴクール』(*1)、『ブルゴーニュ地方ボーヌのシュヴィニャール一族』(*2)などがある。また、ブルゴーニュ大学で開催されたシンポジウム『ジェファーソンの時代におけるブルゴーニュの旅行と観光』が単行本になった際には、ミシェル・バリドンとともに取りまとめ役になっている(*3)。 ノストラダムス関係  『ノストラダムスの予兆集』(Présages de Nostradamus, Seuil, 1999(未作成))を出版した。これはノストラダムスの予兆詩集および1550年分から1559年分までの散文体の予兆に関する唯一の校訂版である。 ...
  • フロラン・ド・クロー
     フロラン・ド・クロクスあるいはフロラン・ド・クロー(Florent de Crox, 生没年未詳)は、16世紀フランスの占星術師である。ノストラダムスに便乗して、自著の著者名に「故ミシェル・ノストラダムス師の弟子」という肩書きを常につけていたが、ノストラダムス本人との接点は確認されていない。 【画像】フロラン・ド・クローの肖像画(『1570年向けの暦』扉の木版画)(*1)  著作  この人物による著作は現存しないものも含めて5冊確認されているが、すべて暦書である。 『1570年向けの暦』(Almanach, Pour l An M.D.LXX.) 『1574年向けの暦』(Almanach pour l an 1574) 『1583年向けの暦と占筮』(Almanach et Pronostication pour l an 1583.) 『1586年向けの暦書...
  • イエール諸島
     イエール諸島 (Îles d Hyères) はトゥーロンの南東に浮かぶポルクロル (Porquerolles)、ポール=クロ (Port-Cros)、ルヴァン (Levant) などの島々の総称。  古代ローマ時代にはストエカデス (Stoechades) と呼ばれていた。  5世紀にはレランス諸島から来た修道士たちが入植したというが、12世紀にはイスラーム信徒が占拠した。  のちにフランスが奪還し、フランソワ1世の時代に要塞が作られた。その頃には、太陽の照り返しの美しい岩々から「黄金の島々」の異名でも呼ばれたという。  最大の島であるポルクロルは、2つの要塞と海水浴場などがある観光地となっている。  ポール=クロは周辺の海洋環境の素晴らしさからフランス最小の国立公園 (ポール=クロ国立公園) に指定されている。  ルヴァンはその9割が海軍の軍用地となっている...
  • ミシェル・ノストラダムスの予言集 (ノストラダムス出版社)
     『ミシェル・ノストラダムスの予言集』は1800年頃にサロンの「ノストラダムス出版社」という名義でも出版された。 【画像】扉(*1) 正式名 LES PROPHÉTIES DE MICHEL NOSTRADAMUS, DIVISÉE EN DIX CENTURIES. Nouvelle Édition, imprimée d après la copie de la première Edition faite sous les yeux de CÉSAR NOSTRADAMUS son fils en 1568. A SALON, Chez l Imprimeur de NOSTRADAMUS. 十巻の百詩篇に分けられたミシェル・ノストラダムスの予言集1568年に息子セザール・ノストラダムスの監修で作成された初版本に基づいて印刷された新版。 サロン、 ノストラ...
  • クロード・ガルサン
     クロード・ガルサン(Claude Garcin, 1691年3月7日歿)は、17世紀マルセイユの出版業者。1641年から1691年まで活動し、マルセイユ市の御用業者(imprimeur ordinaire de la ville, 1642-1666)、国王の御用業者(impr. ord. du Roi)、コレージュの印刷業者(impr. du collège)などを歴任した(*1)。 ノストラダムス関連  1643年に『予言集』を2種類出版した。 名前 コメント
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ジャック・ルソー、1590年)
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は1590年にカオールのジャック・ルソーによっても出版された。 【画像】第一部の扉(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS. Dont il y en a trois cens qui n ont encores iamais esté imprimées. Adioustées de nouueau, par ledict Autheur. A CAORS, Par Iacques Rousseau. 1590. ミシェル・ノストラダムス師の予言集前述の著者によって新たに加えられた未刊の300篇を含む。 カオールにて、ジャック・ルソーによる。1590年。 第二部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS.Ce...
  • オラース・ユグタン
     オラース・ユグタン (Horace Huguetan, 1613年 - 1677年) はリヨンの出版業者。ジャン・ユグタン3世の子で、4世の弟。1649年から1665年まで出版業者として活動し、活動開始にあたって、それまでジャン・ユグタン (4世?) が使っていた「不死鳥」(Le Phoenix) の旗印を使うことになった。 ノストラダムス関連  ジャン・ユグタン、アントワーヌ・ボードラン、クロード・ラ・リヴィエールらと共同で予言集を出版したことが何度もあった。 ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1644年~1665年リヨン) ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (アントワーヌ・ボードラン) 名前 ...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1649年頃の偽版)
     『国王シャルル9世の侍医にして不世出の卓抜な天文学者の一人であったミシェル・ノストラダムス師の予言集』(Les Propheties de M. Michel Nostradamus. Medecin du Roy Charles IX. l un des plus excellens Astronomes qui furent iamais.)は、1649年頃に出されたと推測されている『予言集』の版のひとつである。  出版社名の記載が無い一方、出版地は全て「リヨン」になっている。表示されている刊行年は「1568年」「1611年」「1649年」の三通りがある。これらはその表示に関わらず、いずれもパリまたはトロワで出版されたと推測されている。  共通してジュール・マザランを陥れようとした政治的な偽の詩篇(第7巻42番、第7巻43番)が織り込まれている。通常マザリナード(...
  • ミシェル・ノストラダムスの予言集 (ランドリオ)
     18世紀末頃にはリオンのランドリオが度々 『予言集』 の出版に携わった。そのうち初期のものは単独での出版だった。 正式名  二部構成であり、それぞれの扉に記載されているのは以下の通りである(*1)。 第一部 PROPHETIES DE MICHEL NOSTRADAMVS, Dont il y en a trois cens qui n ont iamais esté imprimees ; Trouuees en vne Bibliotecque laissee par l Autheur. NOUVELLE EDITION, D après un Exemplaire trouvé dans la Bibliothèque du célèbre PASCAL. AVEC LA VIE DE L AUTEUR. A RIOM, DE L IMPRIMER...
  • ミシェル・ノストラダムス師の真の百詩篇集と予言集 (ジャン・リブー、1668年)
     『ミシェル・ノストラダムス師の真の百詩篇集と予言集』(Les Vraies Centuries et Prophéties de Maistre Michel Nostradamus)は、1668年にパリのジャン・リブー(未作成)によっても出版された。 【画像】1668年パリ版の口絵と扉(*1) 正式名 LES VRAYES CENTVRIES ET PROPHETIES DE MAISTRE MICHEL NOSTRADAMVS.Où se void representé tout ce qui s est passé, tant en France, Espagne, Italie, Allemagne, Angleterre, qu autres parties du monde. Reveües corrigées suivant les premiere...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ジャン・ヴィレ、1697年)
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は1697年にリヨンのジャン・ヴィレによっても出版された。 【画像】第一部の扉(左)と第二部の扉(右)(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE MAITRE MICHEL NOSTRADAMUS,Dont il y en a trois cents qui n ont jamais été imprimées. Ajoûtées de nouveau par ledit Auteur. A LYON, Chez JEAN VIRET, Ruë Merciere, au Coin de ruë Ferrandiere. M.DC.XCVII. Avec Permission. ミシェル・ノストラダムス師の予言集。前述の著者によって新たに加えられた未刊の300篇を含む。 リヨン、メルシエール通りとフェランディ...
  • ミシェル・ノストラダムスの予言集 (ランドリオ、ルセ)
     18世紀末頃にはリオンのランドリオが度々 『予言集』 の出版に携わった。そのうちルセとだけ組んだものには刊行年の記載がない。 正式名  二巻本であり、それぞれの扉に記載されているのは以下の通りである(*1)。 第一巻 PROPHETIES DE MICHEL NOSTRADAMVS, Dont il y en a trois cens qui n ont iamais esté imprimees ; Trouuees en vne Bibliotecque laissee par l Autheur. NOUVELLE EDITION, D après un Exemplaire trouvé dans la Bibliothèque du célèbre PASCAL. AVEC LA VIE DE L AUTEUR. TOME PREMIER. A RI...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ピエール・リゴー、17世紀初頭)
     リヨンのピエール・リゴーは、17世紀初頭に『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』を少なくとも三度出版した。それらは出版者名の直前についている前置詞 PAR, Par, Chez によって区別される。 【画像】Chez の第一部扉(左)、第二部扉(右)(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS. Dont il y en a trois cens qui n ont encores iamais esté imprimees. Adioustees de nouueau par ledict Autheur. A LYON, PAR PIERRE RIGAVD, en rue Merciere au coing de rue Ferrandiere. Auec Permission. ミシェル・ノスト...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ジャン・ポワイエ、1600年頃)
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は、リヨンのジャン・ポワイエ(未作成)によっても出版された。 【画像】第一部の扉(左)と第二部の扉(右)(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS.Dont il y en a trois cens qui n ont encores iamais esté imprimees. Adioustees de nouueau par ledict Autheur. A LYON, PAR IEAN POYET. ミシェル・ノストラダムス師の予言集前述の著者によって新たに加えられた未刊の300篇を含む リヨンにて、ジャン・ポワイエによる。 第二部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS. Centuries VIII. ...
  • ミシェル・ノストラダムス師の新予言 (1603年)
     『ミシェル・ノストラダムス師の新予言』(Nouuelle Prophetie de M. Michel Nostradamus)は、ノストラダムスの『予言集』の版の一つである。1603年にパリのシルヴェストル・モローが出版 (販売) した。題名はそれ以前に全く用いられなかったもので、それ以後も1650年の再版(偽版?)を除けば全く引き継がれることがなかった。 【画像】1603年版の扉(*1) 正式名 NOVVELLE Prophetie de M. Michel Nostradamus, qui n ont iamais esté veuës, n y imprimees, que en ceste presente annee.DEDIE’ AV ROY. A PARIS, Pour Syluestre Moreau, Libraire. 1603. AVEC P...
  • ジャン=ミシェル・ドヴォー
     ジャン=ミシェル・ドヴォー(Jean-Michel Deveau)は、フランスの歴史学者。ニース大学名誉教授、ユネスコ専門研究員(expert à l UNESCO)。  著書に 『オニスとサントンジュの歴史』クセジュ文庫(Histoire de l Aunis et de la Santonge, Que sais-je?, PUF, 1974) 『黄金と奴隷 17世紀・18世紀のガーナの要塞の歴史』(L Or et les Esclaves. Histoire des forts du Ghana du XVIe au XVIIe siècle, Karthala, 2005) などがある。 ノストラダムス関連  2006年に『化粧品とジャム論』の後半部分を現代式に綴り直し、簡略な用語集をつけた『ノストラダムスのジャム論』を出版した。 ...
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