百詩篇第7巻8番

ノストラダムス wiki : ノストラダムスの大事典内検索 / 「百詩篇第7巻8番」で検索した結果

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  • 百詩篇第7巻82番
    原文 La stratageme simulte sera rare La mort1 en voye rebelle par contree Par le retour du voyage Barbare Exalteront la protestante entree. 異文 (1) mort Mort 1672 (注記)底本は1588Rf で、比較に用いたのは 1589Rg, 1589Me, 1605, 1611A, 1628, 1649Ca, 1649Xa, 1650Le, 1660, 1668, 1672 である。リヨンで出された版などには原則として掲載されていない。上掲の通り、この詩は異文がないに等しい。 日本語訳 憎しみの謀略は稀だろう。 地方による叛乱の途上での死。 バルバロイの旅からの帰還により 彼らはプロテスタントが入るこ...
  • 百詩篇第7巻83番
    原文 Vents1 chaut, conseil, pleurs timidité2, De nuict au lict assailly sans les armes3, D oppression grande4 calamité, L epithalame5 conuerty pleurs larmes. 異文 (1) Vents 1588Rf 1589Rg Vent T.A.Eds. (2) timidité 1588Rf 1589Rg timidité T.A.Eds. (3) armes Armes 1672 (4) grande grand 1672 (5) L epithalame L epithalme 1660 1668P, L Epithalame 1672 (注記)底本は1588Rf で、比較に用いたのは...
  • フィエーゾレ
    ...いるわけではないが、百詩篇第7巻8番と第8巻16番に登場しているFesulanという単語が、フィエーゾレの古代ローマ名ファエスラエに由来すると考えられている。 大きな地図で見る 名前 コメント
  • 百詩篇第7巻34番
    百詩篇第7巻 34番 原文 En grand regret sera la1 gent Gauloise2, Cœur vain, legier3, croira4 temerité5 Pain, sel, ne vin, eaue,6 venim7, ne ceruoise, Plus grand captif8, faim, froit9, necessité. 異文 (1) la là 1611 (2) Gauloise cauloise 1649Xa, gauloise 1800AD 1981EB (3) legier 1557U 1557B 1568 leger T.A.Eds. (4) croira croit à 1557B (5) temerité temeritée 1668 (6) eaue, 1557U 1557B...
  • ローマ
    ...巻78番(未作成) 百詩篇第7巻8番 百詩篇第8巻4番 百詩篇第9巻32番(未作成) 百詩篇第9巻84番 百詩篇第10巻20番 百詩篇第10巻91番 romans百詩篇第9巻67番(未作成) ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • 百詩篇第7巻8番
    原文 Flora1 fuis, fuis le plus2 proche Romain3, Au Fesulan4 sera conflict donné Sang5 espandu6 les7 plus grans8 prins à9 main, Temple ne sexe10 ne sera11 pardonné12. 異文 (1) Flora Florira 1600 1610 1627 1644 1650Ri 1653 1665 1716 (2) plus plur 1627 (3) Romain Romin 1627 (4) Fesulan fesulan 1568 1590Ro 1611B (5) Sang Sans 1600 1610 1716 (6) espandu espandus 1644 1653 (7) les...
  • 百詩篇第7巻44番
    百詩篇第7巻 44番 17世紀にリヨンで追加された詩篇 原文 Alors qu vn Bour1 fort2 bon, Portant en soy les marques de iustice, De son sang lors pourtant3 son nom4 Par fuite iniuste receura son supplice. 異文 (1) Bour bour 1644 1650Le 1650Ri 1668, bourt 1653 1665 (2) fort sera fort 1630Ma, fera fort 1650Le 1650Ri 1668 (3) pourtant portant 1630Ma 1650Le 1650Ri 1668 (4) son nom lon nom 1668 (注記)上記原文の底本は...
  • classe
     いくつかの意味がある。 現代フランス語のclasseと同じ。「階級、クラス」。 ラテン語classis に遡る意味。ラテン語では「階級」以外に「陸軍、艦隊、船団」等の意味もあった。この用法はアナトール・ル・ペルチエ以来、信奉者側、実証側を問わず多くの論者が認めている。 百詩篇第1巻35番に限っては、ギリシャ語のklasis(傷、裂け目)の音訳とされることがある。アナトール・ル・ペルチエ以来、信奉者側では好んで採用されてきた用法だが、実証側では支持されているとはいえない。 登場箇所 百詩篇第1巻9番(未作成) 百詩篇第1巻35番 百詩篇第1巻73番(未作成) 百詩篇第1巻75番(未作成) 百詩篇第1巻77番(未作成) 百詩篇第1巻90番(未作成) 百詩篇第2巻5番 百詩篇第2巻22番 百詩篇第2巻59番 百詩篇第2巻60番 百詩篇第2巻64番 百詩篇第2巻86番(未作成) 百詩篇第2...
  • 百詩篇第7巻43番bis
    1628年頃に登場した百詩篇第7巻43番 原文 Vn Iuste Roy de trois lis gaignera Dessus le Pau vne palme nouuelle, Au mesme temps qu vn chacun marchera Sur le clocher de la Saincte Chapelle. 異文  原文の底本は1628年頃のピエール・デュ・リュオー版である。この詩はその版の中でも特定の伝本にしか載っていない。ほかの版には一切登場しないため、異文が存在しない。 日本語訳 三つの百合の公正なる王は手にするだろう、 ポーの上で新たな棕櫚を。 時同じくして、各自が歩くだろう、 聖なる礼拝堂の鐘楼の上を。 訳について  3、4行目はより正確に訳すなら、「各自が聖なる礼拝堂の鐘楼の上を歩くであろう時と同時...
  • 百詩篇第7巻43番
    1649年に出版された偽1568年版に収録された百詩篇第7巻43番 原文 Lutece en Mars, Senateurs en credit, Par vne nuict Gaule sera troublee, Du grand Croesus1 l Horoscope predit, Par Saturnus, sa puissance exillee. 異文 (1) Croesus Craesus 1672 (注意)原文の底本は1649Xaで、1672との比較しか行っていない。他の主だった版には登場しないためである。 日本語訳 ルテティアはマルスの中にあり、元老たちは信頼されている。 夜にガリアは混乱させられるだろう。 偉大なクロイソスの出生星位図は予言する、 サトゥルヌスによって、彼の権力は追放されることを。 訳について ...
  • 予兆詩第75番
    予兆詩第75番 1561年12月について 原文 D oppression grande calamité, L epithalame convertit1 pleurs larmes. Vents chauds, conseil,2 pœur3 timidité. De nuit au lit assailli sans les armes.(*1) 異文 (1) convertit conuerty 1561LN (2) Vents chauds, conseil, Ventz, chauld conseil, 1561LN (3) pœur pleurs 1561LN (注記)1561LNは初出である『1561年向けの暦』での異文。以降の予言集には収録されなかったので、それ以外の異文はない。ただし、百詩篇第7巻83番としての異文は存在...
  • 百詩篇第7巻43番ter
    百詩篇第7巻 43番 17世紀にリヨンで追加された詩篇 原文 Lors qu on verra les deux licornes1, L vne baissant, l autre2 baissant3, Monde au milieu, plier4 aux bornes S enfuira5 le neueu riant. 異文 (1) licornes licorneg 1650Ri (2) l autre lautre 1653 (3) baissant 1627 abaissant T.A.Eds. (4) plier pilier 1630Ma 1650Le 1650Ri 1668, pillier 1644, piller 1653 1665 (5) S enfuira S en fuira 1650Le 1650Ri 1...
  • 百詩篇第7巻80番
    原文 L Occident1 libre les isles2 Britanniques Le recongneu passer le bas, puis haut Ne content triste Rebel.3 Corss.4 Escotiques Puis rebeller par glus5 par nuict chaud. 異文 (1) L Occident L occident 1660 (2) isles Isles 1605 1628 1649Xa 1649Ca 1650Le 1668 1672 (3) Rebel. Rebel 1605 1649Xa 1672, Rebel, 1660 (4) Corss. corss. 1605 1611A 1628 1649Xa 1649Ca 1650Le 1668A 1672, corr...
  • 予兆詩第72番
    予兆詩第72番 1561年9月について 原文 L Occident libre, les isles Britanniques. Le recongnu passer le bas puis haut. Le content triste, rebel. Corse, Scotiques. Puis rebeller par glas, par nuit chaut.(*1) 異文  この詩は従来の予兆詩集に含まれていなかった。初出である『1561年向けの暦』は断片が現存しているが、この詩が載っていたページは現存していない。そうした事情のため、異文が存在しない。  ただし、百詩篇第7巻80番としての異文なら存在する。それについてはそちらの記事を参照のこと。 校訂  3行目の Corse は、むしろ従来百詩篇第7巻80番で言われてきたように、corss...
  • 予兆詩第74番
    予兆詩第74番 1561年11月について 原文 Par le retour du voyage Barbare Exalteront la protestante entrée. Le stratageme simulte sera rare. La mort en voye, rebelle par contrée. (*1) 異文  初出である『1561年向けの暦』は断片が現存しているが、この詩が載っていたページは現存しておらず、比較できない。また、後の『予言集』にも引き継がれなかったため、異文が存在しない。  ただし、百詩篇第7巻82番としての異文ならごくわずかに存在している。それについては該当記事を参照のこと。 日本語訳 バルバロイの旅からの帰還により 彼らはプロテスタントが入ることを褒め称えるだろう。 憎しみの謀略は稀だろう。 途上での死...
  • 百詩篇第7巻32番
    百詩篇第7巻 32番 原文 Du mont1 Royal naistra d’vne casane2, Qui caue3, comte4 viendra tyranniser, Dresser copie5 de la marche Millane6, Fauene7, Florence d’or gents expuiser8. 異文 (1) mont Mont 1672 (2) casane Casane 1672 (3) caue Duc 1672 (4) comte 1557U 1557B 1568A 1568B 1590Ro compte T.A.Eds.(italic(){sauf} Compte 1672) (5) copie cople 1628, Copie 1672 (6) Millane Mila...
  • pille
     pille は中期フランス語で pillage(略奪)の意味。これはラブレーの作品などにも使用例がある。ほかに butin(略奪品、戦利品)の意味もあった(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻30番 百詩篇第1巻92番 百詩篇第2巻83番(未作成) 百詩篇第5巻30番 百詩篇第7巻10番(未作成) 百詩篇第8巻83番 百詩篇第9巻61番(未作成) 百詩篇第10巻87番(未作成) 予兆詩第20番(旧18番) 予兆詩第22番(旧20番) 予兆詩第38番(旧34番) 予兆詩第139番(旧129番) 名前 コメント
  • 百詩篇第7巻31番
    百詩篇第7巻 31番 原文 De Languedoc1, Guienne2 plus de dix, Mille vouldront les Alpes repasser Grans3 Allobroges marcher contre Brundis Aquin4 Bresse les viendront recasser5. 異文 (1) Languedoc languedoc 1557B (2) Guienne Guienna 1672, Gujenne 1650Le 1716 (3) Grans Grand 1840 (4) Aquin A quin 1649Ca (5) recasser rechasser 1557B 校訂  1行目から2行目にかけて plus de dix mille (一万人以上)でひとまと...
  • 百詩篇第7巻42番bis
    1649年に出版された偽1568年版に収録された百詩篇第7巻42番 原文 Quant1 Innocent tiendra le lieu de Pierre, Le Nirazam2 Cicilien3 (se verra En grands honneurs)4 mais apres il cherra, Dans le bourbier d vne ciuille5 guerre. 異文 (1) Quant Quand 1672 (2) Nirazam Nizaram 1672 (3) Cicilien Sicilian 1672 (4) (se...honneurs) se...honneurs 1672 (5) ciuille Civile 1672 (注意)原文の底本は1649Xaで、1672との比較しか行っていない。他の主...
  • port
     port は現代フランス語では「港、港町」「携帯、郵送料、風采」の意味(どちらも男性名詞)。また、ピレネー山脈の峠を指す言葉でもある(*1)。  DMFにも「港、港町」「携帯、郵送料、風采」に類する語義が載っており、ほぼ同じ使い方がされていたことが分かる。  LAF には「携帯」のほか、「縦列行進」(défilé)、「祝賀パーティ」(partie de certaines cérémonies)、「待遇、信用」(faveur, crédit)、「援助」(aide, secours) などの意味が載っている(*2)。 登場箇所  以下の用例のほとんどで、ノストラダムスは普通に「港」の意味で使用していると見なされている。 百詩篇第1巻18番 百詩篇第1巻30番 百詩篇第1巻37番(未作成) 百詩篇第1巻94番 百詩篇第2巻1番 百詩篇第2巻14番 百詩篇第2巻58番 百...
  • 百詩篇第7巻36番
    百詩篇第7巻 36番 原文 Dieu le ciel1 tout le diuin2 verbe3 à4 l’vnde5, Pourté6 par rouges sept razes7 à Bisance8 Contre9 les oingz10 trois cens de Trebisonde11, Deux loix12 mettront, horreur13, puis credence. 異文 (1) ciel Ciel 1611B 1981EB 1672 (2) diuin Divin 1672 (3) verbe Verbe 1611B 1981EB 1672 1840 (4) à a 1600 1610 1650Ri 1672 (5) vnde 1557U 1557B 1568 onde T.A.Eds.(sauf ...
  • simulte
     simulte ないし simulté は、マリニー・ローズによれば、ラテン語 simultas のフランス語化で「憎悪、敵意」などの意味。ベルナール・シュヴィニャールは語源に触れていないが、全く同じように読んでいる。また、彼は、ノストラダムスが形容詞的にこの単語を使っていることがある点も指摘している(*1)。  テオフィル・ド・ガランシエールが grudge(怨恨、憎しみ)と英訳したり、ブリューノ・プテ=ジラールが rivalité(敵対関係)と現代語訳したりしたことも、類似の認識によるものだろう(*2)。  シュヴィニャールはあわせて「戦い、喧嘩」などの意味も挙げているが、これはエドガー・レオニが古フランス語で「喧嘩」の意味としていることにも対応する(*3)。  かつてアナトール・ル・ペルチエは、ラテン語の simulatio から「欺瞞、悪知恵」と理解し、シャルル...
  • 百詩篇第7巻6番
    百詩篇第7巻 6番 原文 Naples, Palerme1, toute la Secille2, Par main barbare3 sera inhabitee, Corsicque4, Salerne de Sardeigne5 l’isle6, Faim peste, guerre fin de7 maulx intẽptee8. 異文 (1) Palerme Palerne 1600 1610 1627 1644 1650Ri 1653 1665 1716 (2) Secille Secile 1557B, Sicille 1600 1610 1627 1650Ri 1716, Cecile 1605 1611A 1628 1649Xa 1649Ca 1650Le 1668, Cicile 1611B 1981EB, Sicile 1644...
  • 百詩篇第7巻24番
    百詩篇第7巻 24番 原文 L’enseuely1 sortira du tombeau2, Fera de chaines3 lier4 le fort du pont Empoysoné5 auec œufz6 de barbeau7, Grand de Lorraine8 par le Marquis9 du Pont10. 異文 (1) L’enseuely L’enseueuely 1627, L’Ensevely 1672 (2) tombeau tumbeau 1627 1630Ma, Tombeau 1772Ri (3) de chaines de chaisnes 1605 1672 1840, des chaines 1627, de schaines 1650Le (4) lier lie 1600 1610 1627 1...
  • pique
     pique は現代フランス語では女性名詞として「槍、楊枝」「ちょっとした仲たがい、皮肉」など、男性名詞として「(トランプの)スペード」の意味がある。  DMFには「仲たがい、諍い」(brouille) などの意味も載っており、DFEには「討論」(debate)、「不和」(quarrel)、「怨恨」(grudge)などの意味も見られる。  ピエール・ブランダムールはさらに強く「戦争」(guerre)、「攻撃」(attaque)などの意味も与えている(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻28番 百詩篇第3巻7番(未作成) 百詩篇第3巻30番 百詩篇第4巻81番(未作成) 百詩篇第5巻1番 百詩篇第6巻56番(未作成) 百詩篇第7巻37番 百詩篇第8巻11番(未作成) 百詩篇第10巻27番 百詩篇第10巻61番(未作成) 六行詩26番 ...
  • dresser
     現代フランス語では「立てる」「建てる」「従える」などの意味。  16世紀の用法としては、「指導する」「立て直す」などの意味もあった(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻45番(未作成) 百詩篇第1巻57番 百詩篇第1巻77番(未作成) 百詩篇第2巻63番(未作成) 百詩篇第3巻26番(未作成) 百詩篇第3巻43番(未作成) 百詩篇第3巻61番(未作成) 百詩篇第5巻51番(未作成) 百詩篇第5巻69番 百詩篇第6巻12番 百詩篇第6巻79番(未作成) 百詩篇第7巻29番 百詩篇第7巻32番 百詩篇第9巻10番(未作成) 百詩篇第9巻66番(未作成) 予兆詩第15番 予兆詩第38番(旧34番) 予兆詩第148番(旧137番) 名前 ...
  • Scotique
     「スコットランドの」を意味する形容詞、あるいは「スコットランド人」を意味する名詞(*1)。現代フランス語では普通 Eccossais(e) と綴られる。 登場箇所 予兆詩第72番百詩篇第7巻80番 名前 コメント
  • Rebel.
     Rebel. は rebelle(反逆者)、あるいはその関連語の語尾音消失と解釈されるのが一般的である。こうした読み方は、テオフィル・ド・ガランシエールの英訳の中にすでに見ることができる。 登場箇所 予兆詩第72番百詩篇第7巻80番 名前 コメント
  • 予兆詩第73番
    予兆詩第73番(旧65番) 1561年10月について 原文 Gris, blancs noirs, enfumez froquez Seront remis, demis, mis en leurs sieges. Les ravasseurs se trouveront mocquez, Et les Vestales serrées en fortes riegges. (*1) 異文 (1) ravasseurs Ravasseurs 1594JF, ravaisseurs 1605 1649Xa, (2) en fortes fortes 1605 1649Xa (3) riegges rieges 1650Le 1668 (注記)初出である『1561年向けの暦』は断片が現存しているが、この詩が載っていたページは現存しておらず、...
  • 百詩篇第7巻37番
    百詩篇第7巻 37番 原文 Dix enuoyés, chef de nef1 mettre à mort, D’vn aduerty, en classe guerre ouuerte Confusion2 chef, l’vn se picque mord3, Leryn4, stecades5 nefz, cap6 dedans la nerte. 異文 (1) nef nefs 1611B 1981EB, pef 1653 1665 (2) Confusion Confussion 1716 (3) mord mort 1611B 1668P 1981EB (4) Leryn Le ryn HCR (5) stecades Stecades 1672 (6) cap caps 1672 (注記)HCR はヘンリー...
  • ローヌ川
     ローヌ川(le Rhône)は、スイスのアルプス山脈に発し、フランス南東部を流れて地中海に注ぐ河川。全長812 km、うちスイス領は290 km (レマン湖通過分が72 km)。古代ローマ時代の呼称はロダヌス(Rhodanus)。 流域  アルプス山脈から発し、レマン湖に流入したあと、再び流れ出てフランス領内に入る。東から西へと流れた後、リヨンでソーヌ川と合流して南下し、ヴァランス付近でイゼール川、アヴィニョン付近でデュランス川、ボーケール付近でガルドン川(ガール川)などと合流する。河口付近は肥沃な湿地帯カマルグを形成しており、中世以来、農耕・牧畜などが営まれてきた。なお、カマルグは現在では米作地帯として知られるが、これは20世紀以降のことである(*1)。 ノストラダムス関連  プロヴァンス地方に生まれただけでなく、リヨンの出版業者たちとの結びつきもあったノストラダムスに...
  • corss.
     corss. は corsaires(海賊たち)の縮約形と解釈されるのが一般的である。こうした読み方は、テオフィル・ド・ガランシエールの英訳の中にすでに見ることができる。  ただし、この綴りはもともと Corse(コルシカ島)の単なる誤植だった可能性が高い。 登場箇所 百詩篇第7巻80番 関連する記事として予兆詩第72番も参照のこと。 名前 コメント
  • pache
     pache は中期フランス語では「協定、協約」(accord, pacte)の意味で(*1)、DFEにも bargain, contract, accord, capitulation, agreement, couenant (covenant), condition agreed on など、約束やその合意事項を意味する英訳が並んでいる。  マリニー・ローズは古いフランス語で「約定」(convention)、「合意」(accord)の意味で、サヴォワ地方の方言として現存していると述べている(*2)。エドガー・レオニは同じく古フランス語としているが「平和」という語義も加えている(*3)。ピーター・ラメジャラーは、ラテン語のpax(平和)から来た語と見ていた(*4)。  アナトール・ル・ペルチエは、トルコの太守(Pasha)の可能性も示していた。 登場箇所 百詩篇第...
  • assommer
     assommer は現代フランス語では「(牛などを)殺す」「圧倒する」などの意味。中期フランス語の場合、同じ綴りで異なる意味を持つ単語が複数存在していた。 まずは sommeil (眠り)から派生した assommer で、「眠らせる」(assoupir, endormir)、「鈍くする、重くする」(alourdir, appesantir)などの意味があった。 次が somme (合計)から派生した assommer で、「数える」(compter)、「足す」(additionner)などの意味があり、さらに「終わらせる」(mettre fin a, achever)の意味も持っていた。 さらに重荷の意味を持つ語から派生した assommer があり、これは「重荷を負わせる」(charger)、「負わせすぎる」(surcharger)などの意味があり、この語には現代フランス語の ...
  • 百詩篇第5巻8番
    百詩篇第5巻 8番 原文 Sera laissé le feu1 vif, mort2 caché, Dedans les globes3 horrible4 espouuentable5 De nuict6 à7 classe8 cité9 en pouldre lasché10, La11 cité à12 feu, l’ennemy fauorable. 異文 (1) le feu feu 1597 1600 1610 1611 1627 1644 1650Ri 1650Le 1653 1981EB 1665 1668 1716 1840 (2) vif, mort mort vif 1649Ca, vif, mort 1627 1644 1650Ri 1650Le 1668, vif mort 1653 1665 1840 (3) glo...
  • ドール
     ドール (Dole) は、フランス、ジュラ県ドール郡の郡庁所在地。かつてはフランシュ=コンテの首都だった。『コンサイス外国地名事典』第3版では Dôle と綴られているが、市の公式サイトや『ロベール仏和大辞典』では Dole と綴られている。後者に添えられた発音記号はドル (dɔl) だが、同辞典を含め、日本では慣例的に「ドール」と表記される。 概要  フランシュ=コンテの首都であったが、1678年にフランスに併合された時に、中心都市としての地位から陥落した。フランス革命後、ジュラ県が成立すると、その県庁所在地はドールではなくロン=ル=ソーニエとなった。 ノストラダムス関連  『予言集』では以下の詩篇で登場している。 百詩篇第1巻100番 百詩篇第4巻42番(未作成) 百詩篇第5巻82番(未作成) 百詩篇第6巻47番(未作成) 百詩篇第7巻4番(未作成) Goog...
  • ノストラダムス予言の学術的研究による分類
    文学的・歴史学的見地による予言詩の索引  ノストラダムス予言については、文学的・歴史学的に様々な出典が指摘されるようになっている。  このページでは、そうしたノストラダムスが使ったと思われる情報源ごとに、主だった予言を整理しておきたい。  そうした論者の間でも必ずしも解釈が一致したものばかりではないので、ここでは西洋古典、歴史、文学などに造詣が深く、比較的信頼性が高いと思われるピエール・ブランダムール、ロジェ・プレヴォ、ジャン=ポール・クレベール、ピーター・ラメジャラー(転向後)、高田勇・伊藤進らの見解を特に参考にした。 古代ギリシア・ローマ スエトニウス 『ローマ皇帝伝』 百詩篇第1巻100番 「・・・長いあいだ空に灰色の鳥が見られるだろう・・・嘴に青々とした小枝をくわえた姿で。まもなく偉人が死に・・・」 百詩篇第4巻55番 「カラスが煉瓦で組み上げられた塔の上に...
  • 詩百篇第7巻
    第1巻・第2巻・第3巻・第4巻・第5巻・第6巻・第7巻・第8巻・第9巻・第10巻・第11巻・第12巻  ミシェル・ノストラダムス師の予言集の詩百篇第7巻(百詩篇第7巻)は、本来は42篇の四行詩で構成されていた。現在確認できる範囲内では、1557年9月6日版予言集で初めて公刊された。  第8巻以降が本物である場合、第7巻が42番で途切れているのは不自然である。この点は、ミシェル・ショマラやブリューノ・プテ=ジラールが第8巻以降を偽作と判断する根拠にもなっている。  58篇の欠落は、そこに様々な偽作が追加される原因にもなった。補遺篇のうち、42番から44番までの番号を持つものは、いずれも17世紀になって追加されたものである。  72番以降の番号を持つ補遺篇は1561年頃の海賊版で初登場したものだが、本来は1561年向けの予兆詩である。  ノストラダムスの予兆詩...
  • Prophecies on World Events by Nostradamus
     『ノストラダムスによる世界の諸事件に関する予言集』(Prophecies on World Events by Nostradamus)は、スチュワート・ロッブの著書。1961年にニューヨークのライヴライト(Livelight Publishing Co.)から出版された。 【画像】『ノストラダムスによる世界の諸事件に関する予言集』(クリックするとAmazonのページに飛びます) 内容  テーマ別に編成された信奉者的な立場からの解釈書である。  第1章「個人名の予言」は、百詩篇第7巻1番(アシル)、百詩篇第9巻18番(モンモランシーとクレルペーヌ)、百詩篇第9巻34番(ナルボンとソース)、百詩篇第5巻57番(モンゴルフィエ)など、具体的な名前を的中させた予言を集めている。  第2章「日付指定事件の予言」では、百詩篇第6巻54番(1607年)などの年号が明記されて...
  • 百詩篇第7巻2番
    原文 Par Mars ouuert1 Arles ne2 donra guerre, De nuict3 seront les souldartz4 estonnés Noir, blanc5 à l inde6 dissimulés7 en terre, Soubz la faincte8 vmbre9 traistres10 verez11 sonnés12. 異文 (1) ouuert ouuers 1600 1610 1627 1644 1650Ri 1653 1665 1716 1840 (2) ne le 1600 1610 1611 1627 1644 1650Ri 1653 1660 1665 1716 (3) nuict nuicts 1772Ri (4) souldartz 1557U soldats T.A.Eds.(sa...
  • espouvantal
     espouvantal はベルナール・シュヴィニャールによれば「怯えさせる存在」の意味(*1)。他の論者もおおむね同じだが、マリニー・ローズは épouvantail(おぞましい存在)の意味もあるとする。 登場箇所 百詩篇第7巻19番 百詩篇第9巻48番(未作成) 予兆詩第39番(旧35番) 予兆詩第70番(旧63番) 名前 コメント
  • 予兆詩第70番
    予兆詩第70番(旧63番) 1561年7月について 原文 Repris, rendu, espouvanté du mal. Le sang par bas, les faces hideuses. Aux plus scavants l ignare espouvantal. Perte1, haine, horreur, tomber bas la piteuse. (*1) 異文 (1) Perte Porte 1605 1649Xa (注記)初出である『1561年向けの暦』は断片のみ現存しているが、この詩が載っていたページは現存しておらず、比較できない。 百詩篇第7巻78番 Reprins, rendu, espouuenté du mal, Le sang par bas, les faces hideuses Aux plus...
  • イスタンブル
     イスタンブル (Istanbul, イスタンブール) はトルコの首都アンカラをしのぐ同国最大の都市である。イスタンブル州の州都で、ボスポラス海峡の入り口に位置している。ビュザンティオン、ビュザンティウム、コンスタンティノポリス (コンスタンティノープル) など、時代ごとに様々な名前で呼ばれてきた。 歴史  紀元前7世紀に古代ギリシアの都市国家メガラの植民都市として建設された。メガラのビュザスが建設したことからビュザンティオンと名づけられたとも言われる。その後、スパルタ、アテネ、マケドニアなどに領有権が移った。これは交易と軍事の両面で利用価値の高い場所に位置していたためである。  2世紀にローマ帝国の領土となると、ローマ式にビュザンティウムと呼ばれるようになった。4世紀にはここに遷都した皇帝コンスタンティヌスが自らの名前を冠してコンスタンティノポリスと改名した。  ローマ帝国分...
  • frofaim
     意味が確定されているとはいえない語。以下のような可能性が指摘されている。 froid, faim(寒さ、飢え)の誤記と見る。ピーター・ラメジャラーが提案した。実際、この2語は百詩篇第5巻63番(未作成)(froid, faim)、百詩篇第7巻34番(faim, froid)などでも並列的に扱われている。 froment-faim(「小麦の欠乏」を意味する造語)と見る。エドガー・レオニが提示し、ブリューノ・プテ=ジラールも疑問符付きながら一応支持していた。 forfaim と見る。ジャン=ポール・クレベールは、ノストラダムスの同時代人エチエンヌ・パーキエが「飲む」(boire)の強調として forboire という造語を用いていたことを紹介しつつ、forfaim とは「極度の飢え」のことだとする。マリニー・ローズもほぼ同じ見解、forfaim を fort faim の略と見なすミシェ...
  • tradiment
     tradiment について、ピエール・ブランダムールはイタリア語の tradimento に由来する「裏切り」を意味する語としていた(*1)。エドガー・レオニは古フランス語で「裏切り」という意味としていた(*2)。LAF には tradiment は見当たらないが、「裏切り」を意味する tradement という語ならあった(*3)。 登場箇所 百詩篇第1巻68番(未作成) 百詩篇第7巻29番 名前 コメント
  • inhabité
     inhabité は現代フランス語では 「人が住んでいない」 を意味する単語。habité に否定の接頭辞 in- がついているということである。  ところが、ラテン語には 「住む」 を意味する inhabito という動詞があり、中期フランス語にもその意味の inhabiter という動詞があった(*1)。その過去分詞は inhabité となり、「人に住まわれていない」 という現代フランス語とは正反対の意味を導ける。  その結果、DFEのinhabité の訳語には、unhabited とinhabited という正反対の英訳が併記されている。どちらで読むべきかは文脈を踏まえて判断する必要がある。 ノストラダムス関連  『予言集』での登場箇所は以下の3箇所だが、第7巻の2箇所はいずれも「人が住まない」の意味に理解しないと意味が通らない。 百詩篇第1巻63番 百詩...
  • パルマ
     パルマ(Parma)はイタリア北部、エミリア=ロマーニャ州パルマ県の県庁所在地。パルミジャーノ・レッジャーノ(いわゆるパルメザンチーズ)の産地として有名である。フランス語ではパルム(Parme)で、スタンダールの小説『パルムの僧院』でも知られている。 【画像】『パルムの僧院』(上) 岩波文庫 概要  エミリア街道上の交通の要衝に位置したパルマは、紀元前525年頃に建設されたエトルリア人都市に起源を持つとされる。紀元前183年にローマの支配下に入った。中世には「自由都市」となったが、その凋落後は次々と支配者が交代した。1513年に教皇領となったが、ファルネーゼ家出身の教皇パウルス3世によって、1545年からはピエルルイジ・ファルネーゼ(パウルス3世の息子)が支配するパルマ公国となった(~1731年)。  現在はパルミジャーノ・レッジャーノ生産を含む農畜産業のほ...
  • コルシカ島
     コルシカ島 (Còrsica) はフランス南部の島であり、オート・コルス県、コルス・デュ・シュド県の2県を構成する。フランス読みはコルス (Corse)、島民のことは小文字の corse で表すのだが、日本での慣例およびノストラダムスの時代の扱いなどを踏まえて、当「大事典」では (地方行政単位としての呼称を除いて)「コルシカ」 と表記する。 【画像】『コルシカ島の美しい歌』(CD) 概要  面積8,680 km2で、広島県よりやや大きい程度の島である。ポルト湾周辺の切り立った断崖と青い海がおりなす景観は、自然美や地質学的価値が認められてユネスコの世界遺産リストに登録されている。  古代フェニキア時代からの歴史を持ち、14世紀からジェノヴァ領、1768年以降はフランス領となっているが、伝統的にイタリア文化の影響が濃い。古くから農牧畜業が盛んである。  ...
  • Calpre
     Calpre はカルペ (Calpe) の綴りの揺れということで一致している。アナトール・ル・ペルチエもそう読んでいたし、ピエール・ブランダムールら、現代の実証的諸論者の間でも異論がない。  カルペとはジブラルタル海峡にそびえるカルペ山のことで、対岸のアフリカ側のアビラ岩とともに、古代ギリシアにおいて 「ヘラクレスの柱」 と呼ばれていた岩山と考えられている(*1)。転じて、ノストラダムスはジブラルタル海峡の意味で使っていたのだろう。  なぜ綴りを変えたのかよく分からないが、ブランダムールはノストラダムスが 『化粧品とジャム論』 において、菓子のタルト (Tarte) を Tartre と綴っている例が複数あることを指摘している(*2)。  なお、カルペという名の山は、それよりずっと東方、スペインのコスタ・ブランカ (白い海岸) と呼ばれる地方の沿岸部にも存在している(*3)。...
  • cas
     cas は英語の case に当たる語だが、中期フランス語では「事件」(événement)、「事情、機会」(circonstance, occasion)、「状況」(situation)、「物事」(chose)、「事物」(objets)、「衝撃」(coup)、「仮説」(supposition, hypothèse)、「偶発事」(accident, eventualité)、「犯罪」(crime)などの意味があり(*1)、指し示す範囲が広かった。 登場箇所 百詩篇第1巻43番(未作成) 百詩篇第2巻55番(未作成) 百詩篇第2巻76番(未作成) 百詩篇第2巻92番 百詩篇第4巻11番 百詩篇第7巻16番(未作成) 予兆詩第45番(旧41番) 予兆詩第117番(旧107番) ...
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