scene2~UGN~
GM:ではオープニング最後のシーンです!
【シーン3:世界の裏側】(シーンプレイヤー:PC③、PC④)
日本のどこかにある会議室。そこには、3人のオーヴァードが集まっていた。
GM:おふたりとも登場どうぞ
エルミナ:1DX DoubleCross : (1R10[10]) > 4[4] > 4
エルミナ:[ PC3 ] 侵蝕率 : 37 → 41
57:1d10 DoubleCross : (1D10) > 10
57:[ 57 ] 侵蝕率 : 37 → 47
GM:UGN日本中央支部に、キミたちは緊急の呼び出しを受けた。日本支部長・霧谷雄吾じきじきの招集である。
GM:内容はN市で確認されたFHの活動と、それに関する事故で収容されたオーヴァード、門西手鍵助の処遇についてのようだ。
GM:あなたがた二人の眼前には、その“リヴァイアサン”霧谷雄吾が立っている。
この“リヴァイアサン”はいわゆるコードネームである。ダブルクロスのキャラクターのほとんどはこういったコードネームや二つ名を持っている。かっこいい!
霧谷:「……先ほど、N市でバス横転炎上事故が起こりました」
霧谷:「“セラフィム”……天羽理人が別件の調査中、その現場に居合わせておりワーディングエフェクトを確認したという報告がなされています」
霧谷:「そして、現場に急行したUGNの処理班が『門西手鍵助』という学生を保護しました」
エルミナ:「……(資料に目を通している)」
57:「…へえ、リヒトが……」腕を組んで話を聞いている
霧谷:「爆発炎上したバスの中で、ほかの乗客をかばっていたにもかかわらず、彼は無傷だった」
霧谷:「……つまり、”我々と同じ側(オーヴァード)”です」
オーヴァード。レネゲイドウィルスのキャリアーが覚醒した状態である。その保護並びに監視は、UGNの主な仕事の一つだ。
エルミナ:「……ぼそぼそ(57ちゃんちょっと)」
57:「…ん?」(口を抑えて)
エルミナ:「(これ名前何て読むの)」
GM:もっともな疑問である
鍵助:アンドロイドなのに!?
門西手鍵助(もんにして けんすけ)。確かに、初見では正しく読むのが難しい名前だが……
57:「えーと…アモーマサトと……」小声で
悟空:「(そっちじゃねえぞ、この保護したっつうやつの事だ)」
GM:悟空ゥー!
鍵助:ゥー!
57:「(門西手鍵助…?)カ…?カドニシテ・カギスケだろ、分かるぜ」グッジョブポーズ
鍵助:草ぁ
GM:見事に全然読めてない!
鍵助:K.K.と呼んでくれ()
エルミナ:「(ナイスです)なるほど、カギスケという少年がオーヴァードに……(真顔)」
理人:なんで二人して頭悪いロールしてるんですかねえ
GM: いま霧谷さんが声に出して読んだはずなんだよなあ!
霧谷:「……お話、進めさせて頂いても?」
エルミナ:「ええ、どうぞ(毅然)」
理人:資料読んでて聞いてなかったんやろ(白目)
鍵助:本末転倒じゃないか……
57:「…あ、わりぃ!雄吾の兄貴」こっちは話を聞いててもこれである
いきなり経験者二名の悪ノリが挟まったが、GMが話を本題に戻す。
霧谷:「彼は現在、UGN傘下の病院で治療を受けています」
霧谷:「今後の処遇に関しては、N市支部長であるエルミナさん、あなたの管轄になります」
57:おおっ!って感じで支部長の方を見てる
エルミナ:「ふむ……つまり、私には彼のケアと『こちら側』についての説明をする義務がある、ということですね」
UGNは日本各地に支部を持っており、その管轄で発生した案件については基本的に支部の判断に委ねられる。
N市内で覚醒したオーヴァードである鍵助の面倒を見るのは、当然N市の支部長であるエルミナの仕事である。
霧谷:「その通りです。私も、折を見てそちらに向かうつもりですが……」
霧谷:霧谷は隅から隅までびっしり埋められたスケジュール帳に目を通している
エルミナ:「いいえ、霧谷さんもお忙しいでしょう。あとはこちらにお任せを」
霧谷:「すみません、よろしくお願いします」つとめてにこやかな表情で返事をします
57:「…しっかし可哀想なこった、まだ高校生の坊主なのにな」
鍵助:57兄貴…
エルミナ:「あら、命があったのだからよいのではないですか」
霧谷:「覚醒しなければ命はありませんでした。彼も、彼に守られた別の乗客も」
57:「ま、そうだけどよー……生まれつきじゃねー奴の気持ちはよくわからんけど……乗り越えられるためにも俺らがサポートしねーとな」
エルミナ:「ええ、その通りです。それと、例の事故……いえ、『事件』についてもこちらで調査を進めておきましょう」
エルミナ:「まさか、偶然ではないのでしょう?」
霧谷:「ええ……お話が早くて助かります」霧谷の表情が真剣になる
鍵助:かっこいいなあこの会議室…
エルミナ:「件の『チルドレン』は、一時こちらの預かりということでよろしいですか?」
理人:リヒト君のことかー!
理人はUGN所属のオーヴァードの中で「チルドレン」と呼ばれる若年エージェント達の一人だ。
その理由は様々だが、チルドレンは全員、生まれながらのオーヴァードである。
彼らのほとんどは人生の大半をUGNの教育施設で過ごしており、高い戦闘能力を持っている。
霧谷:「天羽さんについては、事件の解決までエルミナさんの指揮下に入れます」
57:「んじゃ俺とリヒトと…その覚醒した坊主で行動する事になるかも、っつーことだな」
エルミナ:「そうですね、その方が話が早いでしょう」エルミナは居住まいを正す。
エルミナ:「さて……“リヴァイアサン”直々の招集ということは、既に看過しがたい何かが起きているのですね?」
霧谷:「……その通りです。このバス事件も、その一端に過ぎないかもしれません」
エルミナ:「現在、そちらで把握できている情報は?」
霧谷:「まずN市内では、現在“ディアボロス”……春日恭二が動いています」
エルミナ:「げっ」
57:「…!!春日だって…?」狼の耳が生えてくる
GM:いい反応
霧谷:「おふたりもよく知っているかと思いますが、歴戦のFH(ファルスハーツ)エージェントです」
エルミナ:「ええ、まあ……好意的な言い方をすればそうですね」
57:「そうさなあ、度々遭遇するがよォ……」
理人:やられ役のイメージしかない 実際どうかは知らんけど
GM:さあ、どうかな…!?
実際、公式刊行書籍での春日恭二の活躍は、このプレイヤーたちの反応からして推して知るべし、である。
しかし、油断ならないエージェントである事もまた事実なのだ。
霧谷:「……くれぐれも油断ないようお願いします」
57:「俺、アイツに勧誘されたことー……ん、そうだな!兄貴が言うなら勿論」
エルミナ:「ええ、それはもちろん。……しかし、それだけではない、といった様子ですね」
霧谷:「ええ、彼に加え、新手のエージェントが計画にかかわっているようです」
霧谷:「コードネームは、“シューラ・ヴァラ”」
霧谷:「UGNとしてもデータのないエージェントで、詳細は明らかになっていませんが……」
エルミナ:「事件と並行して詳しく調査する必要がありそうですね」
霧谷:「よろしくお願いします」
57:「…あー、調査か……」浮かない顔
エルミナ:「57ちゃんは荒事になったら呼ぶからそれまではいい子にしてて頂戴」
57:「テキザイテキショって奴だろ?まっかせてくんなァ!」腕まくり
エルミナ:「と、言う訳で行きますよ、57ちゃん」
57:「へーい、支部長」
エルミナ:「では、私たちはこれから例の少年のところへ行ってきます。N市支部も空前の人手不足でしてね、発症者の対応ができる者が私たちしかいないので」
鍵助:世知辛E
57:「無事解決へと事を運ばせたらァ、俺たちならまあ…1週間も要らんだろうぜ」
エルミナ:「57ちゃん、何のシンドロームに発症してるか確定してないけど、もし少年が暴走したらお願いね」
57:「おうさ、あぁでも手加減は…うん、保証は出来ねえけどな」
鍵助:ヒエ~
エルミナ:「でぇじょうぶだ死んじまってもレネゲイドの力で蘇る」
57:不意打ちィ!
鍵助:言いたいだけだろ!www
GM:草
霧谷:(スルーして)「すみません。日本支部も慢性的な人員不足でして……よろしくお願いします」
エルミナ:「いいえ、お気になさらず。少年が優秀な協力者になることを願いましょう」
霧谷:「ええ。……生まれつきではないものが、うまくこの世界を受け入れてくれることを願いましょう」
エルミナ:「では、失礼」エルミナは椅子からぴょこんと飛び降りる(体重70㎏)と、57に目配せし部屋を後にした。
GM:ドスッ
エルミナ:ズシンズシン
鍵助:重量感
57:「…リードは任せたぜ、支部長さんよ」ちゃりっと首のタグを揺らせ、後を追う
GM:では、57くんのシナリオロイスですが
57:ほいほい!
GM:本来のシナリオロイス、春日恭二は固定ロイスに取っているため、エルミナさんでお願いします
57:OKです!
ロイスには、ハンドアウトから与えられるシナリオロイス、シナリオ進行中に任意で取得するロイス以外のものも存在する。
それが、キャラクターシートに記載されている固定ロイスである。
キャラクターの生い立ちや現在の人間関係など、既に構築されている背景から設定される。
57はこのシナリオ以前に春日恭二からスカウトを受ける形で接触したという過去を持つため、既に彼とのロイスを取得しているのだ。
GM:感情も決めてくださいな
57:〇尽力/脅威かな
GM:了解です、他に特になければシーンエンドで
鍵助:ダブクロはRP楽しいと聞いてたけどほんとに楽しいな!
57:鍵助くん達と合流するのが楽しみや
GM:楽しいで~本領はPCが合流してからやけど
GM:では合流シーン、始めていきましょうか
最終更新:2019年12月30日 01:42