ダブルクロス The 3rd EDITON リプレイ『Crumble Days』 > シーン3

scene3~『真実』との邂逅~



【シーン5:日常と非日常の狭間】(シーンプレイヤー:PC③)

GM:このシーンは全員登場です。登場どうぞー

鍵助:1d10 DoubleCross : (1D10) > 8
鍵助:[ PC1 ] 侵蝕率 : 42 → 50

理人:1d10 DoubleCross : (1D10) > 8
理人:[ PC2 ] 侵蝕率 : 37 → 45

エルミナ:1d10 DoubleCross : (1D10) > 7
エルミナ:[ PC3 ] 侵蝕率 : 41 → 48

57:1d10 DoubleCross : (1D10) > 2
57:[ PC4 ] 侵蝕率 : 47 → 49

57:皆飛ばすなあ
理人:高いねぇ

 PC4以外は、全体的に出目が高い。侵蝕率が高いと良いこともあるのだが……高すぎると最後の最後で困るのだ。

エルミナ:このシーンはNPCがいないようですが、PCがイニシアチブをとって進行していいんですかね?
GM:それでお願いしますー
エルミナ:ちょうしこかせてもらうぜ!
GM:頼んだぜ有能支部長!

 バス事故に巻き込まれた鍵助は、UGN傘下の病院で保護されていた。
 ベッドの上で意識を取り戻した鍵助は、そのそばに見知らぬ人物が3人立っていることに気づく。
 その内の一人……何やら場違いな雰囲気を持つ少女が、目覚めたばかりの鍵助に声をかける。
エルミナ:「どうやら、気が付いたようですね。門西手鍵助くん」
エルミナ:その場に立っていたのは、いささか非現実的な雰囲気を持つ少女だった。
年の頃は10歳前後だろうか。亜麻色の髪、青い瞳、誰がどう見ても日本人ではない。
どこか無機質な表情とゴシック系の服装から、まるで人形の様な印象がある。

鍵助:「ん…?うん…はい…えっと、え?病院の方ですか…?」
エルミナ:「ふむ……暴走する兆候は無さそうですね。一応、二人とも警戒はお願いしますね」
57:「……ん、起きたか?ちょっと遅いお目覚めだな」見舞い品の林檎を齧りながら
GM:見舞い品食ってる!
理人:「問題なさそうだけどね、万が一暴走したら僕が抑えるよ」
57:「おうさ、俺ァ交渉なんて苦手だかんな…そーいうのは支部長に任せるぜ」
エルミナ:「さて……私はエルミナ・リラダンと言います。UGNという組織に所属する者です。まあ、民間の警察機構のようなものと思ってください」
鍵助:「そんな組織聞いたことないけど…」
エルミナ:「彼らは、私の部下です。名前を教えて差し上げて頂戴」
57:「よお!俺は【57】ってんだ、あー…起き抜けで色々混乱してるだろうが、まあ大人しく話を聞くこったな 」芯まで齧りながら
理人:「僕は天羽理人。理に人って書いてマサトと読むんだけど、合わないからリヒトって呼んでくれて構わないよ」

エルミナ:「あの事件の事、そしてあなた自身の事について、お話があってここに来ました」
鍵助:「は、はあ…」
エルミナ:「では、大事な話になるので、心して聞いてください」
鍵助:「…」ごくり

エルミナ:エルミナはチラッと窓の外に目線を走らせた後、すぐに鍵助に向き直る。


エルミナ「あなたの『日常』は失われました。もう、平穏無事な生活に戻ることは出来ません。二度と。」


鍵助:「…」


エルミナ:エルミナは、やや警戒しながら鍵助の反応を観察している。どういう様子かな?
鍵助:取り乱さず聞いとります。言われたことは「なるほどそういうことか」で超速理解していく
GM:おお…ノイマンならではの反応だ

エルミナ:うむ。では、想像より落ち着いた様子に少し安堵します。
エルミナ:エルミナはポケットから携帯端末を取り出して、事故発生直後の現場の映像を再生しながら説明を始めた。
エルミナ:バスには鍵助を含む十数人の乗客が乗っていたこと。その殆どが全治数ヵ月以上の大怪我を負ったということ。
理人:「僕が君を助けた事件だよ。覚えているかい?」
鍵助:「君はあの時の光っていた人…なるほど、日常に戻れないってのは…」
エルミナ:「軽傷で済んだのは、二人だけ。あなたと、そしてあなたの隣の席に座っていた綾瀬真花という学生だけです」
鍵助:「やはり綾瀬は無事だったか…今は病院に?」
エルミナ:「彼女は無事ですよ。意識は失っていましたが、軽い打撲と掠り傷を負っただけです。簡単な治療が済めばすぐにでも退院できるでしょう」
鍵助:「そうですか。それはよかった…」
57:「…想像したより冷静だな。目覚めた力の影響も有るだろうけどよ、大したもんだぜ」頷いて腕を組む
エルミナ:「あの子がその程度のケガで済んだのは、あなたが身を挺して彼女を庇ったからです。おめぇ命知らずだな。……さて、ちょっと失礼」

エルミナ:エルミナは鍵助に近づくとおもむろに腕を掴み、病衣の袖をまくる。その腕には、傷どころかアザひとつ見当たらない。
エルミナ:そして、自分の人差し指と中指を、脈でも測るかのようにそっとその手首に当てる。

エルミナ:「なぜ、あなた自身は無傷なのか」エルミナは指でゆっくりと腕の内側をなぞっていく。
鍵助:「…。」
エルミナ:「あれほどの大事故に合い、さらに他人を庇った上で全くの無傷……自分でもおかしいと思いませんか?」
エルミナ:そのまま、エルミナの手は肩、首を這い、頬に触れた。小さな手だ。
エルミナ:「……こうして直接触れるとよく聞こえますね。あなたの中に目覚めた者の声が」
鍵助:「おかしいこと…それが今、僕の頭の中で起きていることだというのは理解できる」
鍵助:「あなた方もそうなのか?これは世界中で起きていて、それを隠蔽している組織があなた方の所属している組織だと?」
エルミナ:エルミナは手を下ろし、少し体を離した。「それは、これから説明しましょう」

エルミナ:「あなたはレネゲイドと言うウィルスに感染し、体質が大きく変化しています。それが、あなたを助けたのです」
鍵助:「ウイルス、か…」
エルミナ:「……レネゲイドに感染し、覚醒した生物は、超人的な能力を発揮することが可能になります」
エルミナ:「例えば、岩をも砕く怪力。ビルを飛び越える脚力。さらには、体から炎や光を放ち、あまつさえ重力をも操る者すらいる」
エルミナ:「私たちはそういった能力を持つ者を、『人を超えた者(オーヴァード)』と呼んでいます。あなたは『それ』になったのですよ」
理人:「例えばこんな風にね」リヒトは手慰みに黄金の粒子でリスを作って体でアスレチックさせます
鍵助:「すごい……!美しい…」
エルミナ:「彼も、そして私もオーヴァードです。これは手品でも、小細工でもありません。生物としての能力が、レネゲイドによって異常に高まった結果です」
鍵助:「おそらく僕は脳がウィルスによって異常発達したんだな。あの瞬間何をどうすればいいのか、息をするより一瞬早く理解できた」
エルミナ:「典型的な『ノイマン』ですね。異形化や苦痛を伴うシンドロームではなかったことは、幸いでした」
57:「そうさなぁ、人によっちゃ醜くも如何様にもなる…暴走するやつも少なくねえ」狼の耳と大きな尻尾を生やし、ゆるゆると振る
エルミナ:「あなたがあの大事故を切り抜けたのは、超常的な能力が開花した為です。覚えていませんか?あの瞬間の、全能感を」
鍵助:「……全能感を感じなかったといえば嘘になる」

エルミナ:「さて……ここからが本題です」
エルミナ:「レネゲイドは宿主に途方もない力を与える一方で、重大なリスクももたらします。……心を侵すのです」
鍵助:「心を……?心配していたが、僕にはまだ美を感じる程度には理性が残っているようだが。なるほど、『ウィルス』か…」
エルミナ:エルミナは半ば無意識に57のしっぽを弄びながら、言葉をつづける。
GM:もふもふ
エルミナ:「宿主の能力の行使や、強い感情の発露に応じてレネゲイドは活性化します。それは、人間が『理性』や『良心』と呼ぶものを蝕みます」
エルミナ:「ウィルスの侵蝕が極限まで進んだ時、宿主は本能と欲望に支配され、人としての心を失います」
鍵助:「(やはり進行性なんだ。しっぽの彼なら、恐らく獣の姿から戻れなくなる…)」
エルミナ:「……強大な力と異常な生命力を有した生物から理性が取り払われるということがどういうことかは、理解できますね?」
鍵助:「力の暴走…私利私欲のために能力を使う理性のないバケモノ…」
エルミナ:「オーヴァードは導火線に火のついた爆弾も同然の存在です。そして、それを完全に治療する方法は……今のところ、存在していません」
エルミナ:「お分かりですか?私が、『あなたの日常は失われた』と言った意味が」
鍵助:「ああ、最初のその文言で理解したつもりだったが、更なる説明に感謝する」
エルミナ:「結構。この世界には、何万……いえ、何十万体ものオーヴァードがいます。潜在的な感染者も含めれば、その十倍以上」
エルミナ:「しかし、その存在は世間一般には秘匿されています。あなたが今日まで、レネゲイドの存在を一切認知していなかったように」

 エルミナの言うように、PC達オーヴァードは必ずしも世界にとって頼れる隣人と認識されているわけではない。
 普通の人々にとっては怪物に等しい脅威的な存在であり、それ故偏見や迫害の対象にもなってしまう。
 それでも、衝動に耐え日常を護るために戦う……それがダブルクロスのテーマの一つでもある。

鍵助:「それも把握した。そこで気になることは1つだ」
理人:リヒト君は手持無沙汰になって粒子で作った小鳥を57さんの目の前に飛ばします
57:爛々と目を輝かせ、怪我をさせないようにおっかなびっくり触ろうとしている
GM:このシリアスな問答の後ろでめっちゃ微笑ましいやりとり

鍵助:「あなた方はこの世に害を成すか否か?」

エルミナ:「……その質問に正確に回答するのは、難しいですね。ですが、あえて答えるのならば……」
エルミナ:「『私』は私自身の正義を信じています。自らの行いを、世界に恥じるつもりはありません」
GM:かっこいい切り替えしだ…
鍵助:「把握した。門西手鍵助は、全面的にあなた方に協力する」
エルミナ:「……よろしいのですか?私たちは、無知なあなたを謀ろうとする悪の秘密結社かもしれませんよ」
鍵助:「いや、少なくとも脳が伝える限りあなた方が嘘をついている様子はない。なにより…」
鍵助:「そこの57さんの目の輝きを、悪の組織の者だとはどうしても判断できなかった」フフフ
理人:そこには純真無垢に小鳥と戯れる57の姿が
57:「…んだよ、オマエを食っちまう悪ーい狼かもー…なんてからかってやるつもりだったのに」ケンスケくんに向き直って少しきまり悪そうに

エルミナ:「……いいでしょう。あなたが私たちを信じたように、今は私もあなたの誠意を信じることにします」
エルミナ:「しかし、我々の組織の理念くらいは説明しておきましょう」
鍵助:「ありがたい。聞かせて頂く」
エルミナ:「オーヴァードとは、危険な存在です。しかし、外見からは普通の生物との差が分かりません。私も彼らも、そしてあなたも、何もしなければ人間にしかみえないでしょう?」
エルミナ:「隣人がオーヴァードかもしれないと疑い始めたら、中世の魔女狩りの再現になることは想像に難くありません。だから、その存在は隠されているのです。人間社会の混乱を防ぐために。」
エルミナ:「ですが、隠そうと隠すまいとオーヴァードは存在しています。ゆえに、オーヴァードは監視されています。管理、といってもいいですね」
鍵助:「(だろうな…ここまでは想像に難くない)」
エルミナ:「オーヴァードがその力で危険行動を起こさぬ為に。あるいは、理性を失い暴走しないように。そして……実際にそれが『起きてしまった』ときに対処する為に、私たちUGNは存在しています」
エルミナ:「繰り返しますが、オーヴァードは危険な存在です。投獄、ないし抹殺すべきだと唱える人間もいます」
エルミナ:「しかし、ユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワークは、オーヴァードと人間は共存できると考えています」
エルミナ:「UGNは、オーヴァードによって構成されています。私や、57、そして『現在の』あなたのような、理性を保ったオーヴァードによって。」
鍵助:「なるほど…」
エルミナ:「そして、オーヴァードになった人間の基本的人権や、今までに近い生活を送るための支援を行っているのです」
エルミナ:「無論、あなたのこれからの生活も支援させていただくつもりです」
鍵助:「今までに近い?それは…」
エルミナ:「つまり、学生なら学校に通い、級友と親交を温め、勉学に励む」
エルミナ:「ただし……『こちら側』の事情とそれらを両立させるという形で、ですが」
鍵助:「(通える?学校に?高望みしないようにと考えていたが…)」
エルミナ:「改めてお聞きしますが、あなたはUGNに協力する、ということでよろしいのですね?」
鍵助:「ああ、喜んで。VIP待遇のようにすら感じるな」
悟空:「これでちったあオラも楽が出来るな
エルミナ:「失敬」
GM
理人唐突な悟空は草
57発作
鍵助:「(そこだけ理解できないな…)」

エルミナ:「さて、UGNにあなたが関わるにあたって、どうしても説明しておかねばならない別の組織がいます」
エルミナ:「今回の事件を引き起こしたのはFH(ファルスハーツ)と呼ばれる犯罪結社であることが分かっています」
エルミナ:「FHは、オーヴァードの力を使ってテロ行為や犯罪を行い、……まあ、社会秩序を乱す集団です」
理人:「自らの欲望の為に行動する連中だ。中には侵蝕されきった者……ジャームも存在している」
エルミナ:「あなたが巻き込まれたバス事故は、その組織のエージェントによる犯行と考えらえています」
鍵助:「そいつらがバスを…綾瀬を…っ」

 UGNとFHの対立は、ダブルクロスというゲームのシナリオにおいてもっとも基本的なテンプレートの一つである。
 オーヴァードの力を管理し、今ある世界を護ろうとするUGNと、オーヴァードの力を無秩序に振るい、世界の形を変えてしまおうとするFH。
 その信念が衝突する時、無辜の人々が災禍に巻き込まれ、こうして物語が始まるのだ。

エルミナ:「彼らが関与する事件には、必ずオーヴァードが関係しています」
エルミナ:「そして、事件に巻き込まれた人間の中で、あなただけがオーヴァードとして目覚めた。つまり、彼らの狙いはあなたである可能性が非常に高い」
鍵助:「僕のせいか、やっぱり…!クソッ!!」
エルミナ:「……あなたが気に負うことはありません」エルミナは鍵助の手に自分の手を重ねる。
57:「…オーヴァードになるっつーのはそういう事なんだよな、やっぱり」
57:「大きな力を手に入れる代わりに、代償を払う必要があるって訳だ」
鍵助:「感情を高ぶらせる時でも涙を流すべき時でもないことは承知の上だが…!」ズビッ
エルミナ:「……FHは、あなたのような覚醒したばかりのオーヴァードを拉致し、テロ活動の尖兵として育成するということを度々行っています」
エルミナ:「よって、彼らは再びあなたに接触してくると思われます」
鍵助:「ボクはどうすれば?」ズビビ
PC3 :「彼らの真の狙いはまだ判明していません。なので、事故……いえ、『事件』の当事者であるあなたにも、捜査に協力していただきたいのです」
鍵助:「願ってもない、前述の通りだ。ボクは全面的にあなた方に協力する」

 ここまでGMが一切口を出していないにもかかわらず。きわめてスムーズにPC同士の協力関係が成立している。
 協調性のあるプレイヤーたちである。

エルミナ:「……と、言っても、まだあなた自身が積極的に動く必要はありません。自分の置かれた状況を把握する為に時間が必要でしょう」
エルミナ:「あなたは、しばらく今まで通りの生活を送ってください。ただし、先述のFH接触リスクを考慮して、こちらから一人護衛を付けさせていただきます」
鍵助:「それは…予想外だな、いいのか?」
エルミナ:「ええ、もちろん。オーヴァードは日常を送らなくてはならないのです。自らの為にも」

 日常を護る、あるい日常に帰る理由を失ったオーヴァードはジャーム化(暴走)する。
 故に、自身の異能と衝動が日常を破壊する可能性を認識しつつも、その日常にしがみつかなくてはならない。
 矛盾である。

GM日常に完全に戻ることはできないが、日常から離れることもできないのがオーヴァード…
GMゆえにこのゲームのタイトルはダブルクロスというのです
鍵助:うおおエモいなそれ…

エルミナ:「さて、護衛に付いていただくのは私や57では不適切でしょう、ちょっと高校に潜入するには目立ってしまうと思うので。まあそれもおもしれぇだろうけどな
鍵助漏れてる漏れてる
GM:不意打ちで悟空来るのほんとずるい
理人:「僕の出番ってわけだね?」
エルミナ:「ええ、護衛の任は理人くんにお願いしようと思います」エルミナは理人の背中をかるく押します。
57:「歳もちけぇだろうしな、それが一番だろ」尻尾ぱたぱた
エルミナ:「いいこなので、仲良くしてあげてくださいね」
理人:57の周りに飛ばしてた小鳥を回収して鍵助に手をさしだそう
理人:「今日から僕と君でコンビだね。よろしく」
鍵助:「天羽リヒトさんでしたよね。門西手鍵助です、こちらこそよろしく」その手を取ります
エルミナ:「……分かっているかとは思いますが、彼はあなたの監視役も兼ねていますので、その辺りはご承知の上でお願いします」
鍵助:「…はい、承知の上です」
理人:「ま、そんな気にしなくていいよ。取り押さえるのは出来ると思うけどそんなに直接的な破壊力は持ってないしね、僕」
鍵助:「はは、お互い様ですねそこは」
57:「頑張れよォ2人とも、困ったことがありゃ俺とか…支部長にいつでも連絡してこいよ」2人の肩をポンと叩きます
エルミナ:「では……退院の手続きや、学校とご家族への連絡はこちらで済ませておきましょう。それでは、私たちはこれで」
鍵助:「なにからなにまでありがとうございます。心から感謝を」深く一礼する
エルミナ:「いいえ。それに、今、最も大事なことは……あなた自身の心が、現実に向き合うことですから」
57:「んじゃな、カギスケ!覚醒したとはいえ暫く大人しくしてろよ、肉体は治っても精神的なモンも有るだろうしよ」するするとしっぽを引っこめる
鍵助:「いや僕は…ケンスケ…」
GM:57くんとの和むやりとりすき
エルミナ:特に何もなければエージェント二人を連れて退場します
理人:「じゃあね、ケンスケ君。学校で会おうね」
鍵助:「ああ、また。」あーたのし
GM:鍵助くんのノイマンの超人的な頭脳と普通の高校生の感性の間で揺れ動く感じ、非常にいいっすね…
GM:それと、解説ほんとお疲れ様です。エルミナ姉貴の描写力すごいな!(語彙力)
57:すごい解説ぶりだった(こなみ)



理人:部屋出た所で購入判定したいな!「支部長さん、任務で使う装備なんだけど…」
GM:購入判定ええでー!

 購入判定とは、セッション中にアイテムを購入するための判定である。財力や社会的な能力が高いキャラクターほど良いものを買いやすい。

理人:<調達>で判定よな?【社会】4だから4dxで振ればええんかな?

理人:4dx>15 ボルトアクションライフル購入 DoubleCross : (4R10[10]>15) > 8[1,6,7,8] > 8 > 失敗

57:つらみ
鍵助:失敗?
理人:財産ポイントが8あるから7使って成功でええんかな?
GM:財産点を使って達成値を上昇させることもできますねえ。使うなら成功でええでー
理人:じゃあ使って成功で これ以外はほとんど欲しいものないし 

理人:財産P 8→1

鍵助:なるほどこうやって使うのかぁ(財産点0)
GM:高速振動ブレードで使い切ったからね、仕方ないね

 財産Pは、プリプレイ時にあらかじめアイテムを取得(常備化)するために消費しておくこともできる。
 鍵助は『高速振動ブレード』というそこそこ高級な武器を既に買っていたので、シナリオに持ち込める財産Pが無いのだ。
 しかし、PCはどんなに物騒な武器を持っていようとルール上咎められることは無いのだが、つい先ほどまでただの高校生だった鍵助がそんなものを持っているのはいかにも不自然だ。
 そこで、PC3からちょっとしたフォローが入る。

エルミナ:じゃあ次のシーンを予測してちょっと描写を入れておこう。「そうそう、理人くんにはついでにこれも持っていってもらいます」
理人:「おっと、なにかな?」
エルミナ:エルミナは体のどこかに収納していた高速振動ブレードとナイフをスカートの下からぬっと取り出し、理人に手渡します
エルミナ:「次に彼と接触したときに、これを渡しておいてください」
GM:おおーなるほどな!
鍵助:おおっ!これは!!たしかにどこで手に入れるんやって話や
理人:「彼ならこれを使いこなせるってことかな。了解、渡しとくよ」
エルミナ:「遅かれ早かれ、こういったことには慣れていただかないといけませんからね」という訳で私からは以上です
57:さす支部長…
鍵助:入りやすーい
理人:ほぼサブGM
GM:NPCから適当に渡そうかと思ってたんでほんと有難い描写

 こうして、ようやくPC全員が合流した。
 オーヴァードとして目覚めた鍵助にとって、昨日までと異なる日常が始まってゆく……。



PC紹介③エルミナ・リラダン





「あなたは私と踊り続けるのです。永遠に!」




コードネーム:“オロバス”
シンドローム:バロール/ソラリス
年齢:不明
性別:女性型
身長:139cm
体重:70kg
血液型:オイル
星座:乙女座
ワークス/カヴァー:レネゲイドビーイングD/UGN支部長

惑わしの力を使う、機械人形の少女。
とある戦闘用完全義体に宿ったレネゲイドウィルスが意思を持った存在で、一見するとただの少女だがその実態はアンドロイドに近い。
かつてFHに所属していたが、テロ同然の活動を繰り返すことに疑問と嫌悪感を抱くようになり出奔。UGNに保護されたという過去を持つ。
化学物質を操る力と重力を操る力をあわせ持ち、それによって相手の行動を制限・誘導する事に長ける。一方で直接相手を打ち倒す力には乏しい。

振る舞いは丁寧で、一見穏やかだが、本質的には非人間である為か時折不可解な行動をとったり、人間という種に対する傲慢さがにじみ出る事がある。
人間社会への理解も所々疎いところがあるが、それが少女然とした外観と掛け合わさることで捉えどころのない奇妙な印象を他人に与える。
人間の言葉を理解するための教材として「ドラゴンボール」を参考にしたせいで、たまに孫悟空のようになってしまうという奇癖がある。

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最終更新:2020年01月09日 15:50