ファレニア社会主義条約機構

ファレニア社会主義条約機構
基本情報
主な言語 ロフィルナ語
共立英語
本部 サンパレナ共和国
機工都市ファレニア
形態 任意団体
中道社会主義同盟
設立 ファレニア条約
・宇宙新暦4500年


概要

 ファレニア社会主義条約機構(通称:FSTO、社会機構)は、サンパレナ共和国を盟主とする社会主義共同体。
より上位の安全保障枠組みとして、セトルラーム共立連邦主導の共立同盟に加盟し、密接な連携を保つ。
また、イドゥニア星系連合を構成する五大陣営の一つでもある。
旗のモチーフは地、水、火、風の四大元素と雷の上位元素を表し、母なる海と、令咏術を象徴とした異能文化圏であることを示している。

歴史

戦後、新たに独立した小国家群をサンパレナが取り込み、防衛同盟を打ち立てたのが起源である。当機構の前身となる大南洋安全保障条約機構は、社会民主主義を基盤とする地域同盟として長らく存続した。しかし、共立公暦591年。転移者星間戦争におけるロフィルナ王国軍の戦争犯罪が露見すると、サンパレナ率いる時の条約機構はコックス政権に対するイドゥニア星系連合の制裁を支持。包囲網形成の音頭を取るセトルラーム共立連邦に追従し、同600年、陣営ごと共立同盟に加わる流れとなった。これにより、広域同盟としての存在意義を低下させた当機構は、新時代における独自の地域構想を打ち立て、ファレニア社会主義条約機構の成立を迎えたのである。以降は平和維持活動を主軸とする積極協調路線へと転じ、国際社会との密接な軍事連携を強めた。


正規構成国

 星間機構末期の時代にツォルマリア人将校が建国した。軍事独裁制を経て民主化するも、戦う社会主義による独自の監視社会を形成している。
サンパレナ以前は旧ヨガ―ラニア帝国の本拠地として栄えていたが、星間機構の侵略を受け、解体された歴史を持つ。

 海を隔てた東にサンパレナと接する。共和制国家。北ゼルギリア島西方の玄関口。長大な山々と草原が広がっており、風の国とも呼ばれる。

 赤き草原と彩り豊かな森が広がる。共和制国家。古典古代より続く自然崇拝の歴史から国全体が公園区域となって久しい。
昔ながらの伝統を維持しつつ、IT産業の発展に努めるなど新旧入り交じった独特の社会を形成した。

 南セルギリアにおいて最大の領土面積を有する。共和制国家。水の都と呼ばれる首都を中心に人工の川が行き渡っており、水産業が盛ん。

 周辺国と比較してサイバーパンクな街並みが広がる。共和制国家。国主導の性風俗産業が盛んで、サロン業の発展にも力を注いだ。

 過去の連合帝国による圧政から、陸海戦力の増強に余念がない。共和制国家。天然の要塞とも謳われる雄大な山々の中に主要都市が点在する。

 周辺諸国とともに地域協力体制を固める。4つの島からなる民主国家。火の国の異名に相応しく、大量の熱源を活かした独自の重化学産業を発展させた。
かつては南方世界の七割を占める超大国であったが、星間機構の侵略を受け、解体。唯一、取り戻せた現在の主権領域(旧植民地)をもって復活宣言に至った歴史がある。

 中レナムス海域において最大の工業力を持つ。連邦共和制国家。最新技術を積極的に輸入し、多くの外資系企業を定着させた。

 今はロフィルナ領となって久しい北の島(ティラノーザ)に起源を持つ。立憲君主制国家。同島からの命令が途絶えて以降は、民主的な選挙を経て構成される大総督府の統治を固めた。
先住部族による儀式アーツを始め、令咏術に関連する音楽作曲など様々なサブカル文化が根付いている。
FSTO唯一の非民主国。軍事政権による統治が続いており、本来なら批准の要件を満たさない。しかし、近年稀に見る政情安定(社会主義+αの改革)を見込まれ、特例的な正規加盟を果たした。

オブザーバー

聖アードリアス首長国連盟(相互不可侵協定)
 原始主義と力を両立した。大自然魔法立国。建国当初からの鎖国を貫いており、未だ正規加盟に至ってないが相互理解のための外交窓口と相互不可侵を保っている。

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国際組織
最終更新:2024年11月24日 22:31