レイヤーエフェクト
カラーキー設定
Color Key / カラーキー設定の解説:
レイヤーにカラーキーを設定します。
レイヤーエフェクトの機能ではありますが、挙動としては「特定のカラーに対して反応するトリガーをレイヤーに埋め込む」といったものであり、実際の使用例としては「カラーキーとして設定したカラーだけを一時的に表示/非表示する」という限定的なものとなります。
- レイヤーエフェクトなのでレイヤー内にピクセルがペイントされていなければ何も起こらない
- 1枚のレイヤー内に複数のカラーが存在していないと事実上無意味
- カラーキーをレイヤーエフェクトとして追加した際にデフォルトでキーとして設定されるカラーが「#00FF00/R0:G255:B0」であることから察するに、公式はクロマキー重ね合わせのようなシチュエーションで手早くピクセルエッジを確認できるような使用法を想定してこの機能を用意したのかもしれない。
- 最近の主流だとブルーバック=グリーンスクリーンを指すため
- ものすごく地味な機能だが、応用することでPixelmashの「レイヤー内にピクセルがペイントされていなければほとんどのエフェクトが生じない」大原則を突破することができる。
- このColorKeyエフェクトを使うことで、「ペイントされているのにペイントされていないように見せるので、ピクセルが存在しないのにエフェクトを使用することができる」という状態を擬似的につくりだせるため
- NoiseやParticleといった、下のレイヤー内容に依存しない任意の範囲にエフェクトをかけたいシチュエーションが生じたときにはこのColorKeyが役に立つ。
具体的にはキーカラーとToleranceスライダーを用いて許容値の差でペイント内容の表示を部分的にオンオフ切り替える使用方法となる。
- 普通に好きなカラーを、複数のカラーをキーカラーとしてレイヤーに設定・埋め込むことができる。
- その場合、スライダーを左→右に移動させるほど許容値幅が大きくなるので、非表示対象カラーが段階的に増えていく(画面上から段階的に消えていく)ような挙動に。
ピクセル自体のペイント情報はもちろん残っているが、これを有効にしているとグリッドフィールド・プレビューウィンドウ上のピクセルが非表示になるので、確認時だけ非表示を有効にしてすぐ無効に戻すような使い方をしないと、うっかり事故につながりそうな気がする。
最終更新:2022年05月20日 01:32