レイヤーエフェクト
グロー効果

Glow /「発光」エフェクトの解説:


レイヤー内に存在しているピクセルに発光エフェクトを追加します。発光エフェクトはペイント形状の輪郭にそって放射状に描画されます。
  • レイヤーエフェクトなのでレイヤー内にピクセルがペイントされていなければ何も起こらない
  • 輪郭に沿って発光が追加されるのでペイントした形状に中抜き(空洞)があれば、内側の輪郭にも発光がかかる。

グロウの項目・設定方法
エフェクトをかけたいレイヤーを選択している状態でレイヤータブ内「Add Effect」ボタンを押し、ドロップダウンリストから「Glow」を選ぶと設定パネルが追加される。

  • 効果オンオフ切り替えスイッチ:レイヤーエフェクト共通の機能。設定を保持したままエフェクトのオンオフを切り替えることができる。

  • レイヤーエフェクトの削除:こちらも共通の機能。外見は「閉じるボタン」のそれだが、これを押した瞬間に確認も警告もなしに管理パネルから削除されるので十分に注意を(削除した直後なら「Undo」で復活させることができる)。

  • グロウカラー:「放射される発光色」の色を設定できる。初期カラーはなぜかオレンジ(R255:G127:B0)。やはりみんながお月さまやお日様やお星さまを真っ先に描くと想定しているのだろうか。
    • 設定できるグロウカラーは1色のみ。
    • TIPS)Pixelmashのユニークな点として、レイヤーパネル内の中で何重にも同じレイヤーエフェクトをかけられる仕様があるので、それを活用すればダブルグロウの1段目と2段目で別々の発光色を設定すること自体はできる。

  • Pixel Radius:発光する光の半径というか距離というか大きさ(実質的には厚み)をピクセル単位で設定できる。カッチリと指定したピクセル幅で描写してくれるので、先に描画してある内容に後から数値で合わせることも楽なのはPixelmashのいいところ。

  • Divisions:発光表現の段階描写・分割レベルをスライダーで設定できる。上の"Pixel Radius"で設定した数値分の分割表現が可能になる。数値が大きいほど、発光グラデーションの段階が細かく分割される。
    • "PixelRadius"を8に設定すると、Divisonsスライダーの右端が1、左端が8分割というように連動してくれる。

  • Opasity:発光エフェクトの透明度をスライダーで設定できる。

  • Falloff:発光表現に勢いの変化をスライダー操作でつけることができる。
    • フォールオフとは「減衰・先細り」のこと。放射光にイージングを設定できると言うべきか。
      • とくに設定しないとき(スライダーが中心位置)は光のグラデーションが均一・等間隔に広がるが、Falloffスライダーを左に寄せると内側から明るく強めの光が維持されて広がりつづけ(減衰しない)、スライダーを右によせると一番内側だけが強く輝いてあとは弱い光がぼわーんと広がる(すぐ減衰する)ような感じになる。



  • Style:発光を内側にするか外側にするかを選択できる。
    • Outer:ペイントした本体(光らせたい物体)の外周・輪郭から光が外へ向かって広がるような仕上がりになる。普通はこれ。
    • Inner:ペイントした本体のボディ内部に発光が浸食するような仕上がりになる。



発光エフェクトの適用例





グロウエフェクトの初期設定を見ていたら「梵字を描くのです」と公式から言われてるような気がしてきたので(どう考えてもオレンジのせい)、そのまんま書いてみました。ええと、Pixelmashについて簡潔に一言で表せる、『うーん』と読む梵字です。



お空を描いて・・・

別レイヤーに円ツールで太陽を描いて・・・

太陽のレイヤーに「Glow」をかけたら・・・デフォルト設定のまま(さすがに色は変えた)でも一発で馴染むのであった




最終更新:2022年05月17日 19:32