レイヤーエフェクト
ノイズ効果
Noise / 「ノイズ」の解説:
ペイントされたピクセルに対してノイズ状のランダムなパターンを上書きすることで、ピクセルアートにデジタルノイズ調の風合いを加えます。
- ピクセルアートにおいてとても効果的な演出となるノイズ効果を簡単につけることができる。操作・設定も簡単シンプル。
- しかし悲しいことにノイズの粒子サイズは設定できないため、ノイズのサイズはレイヤーのキャンバスサイズ/解像度に完全に依存する。
- また、ノイズの種類も単純なブロックノイズ一種類(しかも生成ルーチンは固定)なので、現状では本当に簡単な雰囲気の演出にしか使えない。
- Pixelmashのエフェクトレイヤー共通の仕様として、「存在するピクセルに対してエフェクトを適用する」という縛りがあるため、やはりこのノイズエフェクトもすでに描画されている箇所がないとノイズが乗らないので注意
- どうしても透過部分の領域にノイズを載せたいのであれば、任意の単色(白とか)で塗りつぶしたフィールドを新しいレイヤーで作成し、そのレイヤーにNoiseとColorKeyのエフェクトをセットで適用し、ColorKey側の設定項目でキーカラーとして先程塗りつぶした色を指定すれば、ノイズ以外の部分を力技で透過処理することができる(実質ノイズだけが散っていて残りは透明なので好きなレイヤーの上に重ねることができる)
<ノイズの項目・設定方法>
エフェクトをかけたいレイヤーを選択している状態でレイヤータブ内「Add Effect」ボタンを押し、ドロップダウンリストから「Noise」を選ぶと設定項目がレイヤータブ内に追加される。
<共通のレイヤーエフェクト操作>
効果オンオフ切り替えスイッチ:レイヤーエフェクト共通の機能。設定を保持したままエフェクトのオンオフを切り替えることができる。
レイヤーエフェクトの削除:こちらも共通の機能。外見は「閉じるボタン」のそれだが、これを押した瞬間に確認も警告もなしに管理パネルから削除されるので十分に注意を(削除した直後なら「Undo」で復活させることができる)。
ノイズカラーの追加/削除/編集:
- ノイズとして現れるピクセルの色を設定する。
- ここで設定したカラーが等しい割合でノイズに使用されるので、以下のような応用が利く
- 黒:元画像に黒いノイズがのる(単色ノイズ)
- 赤青:元画像にのるノイズが赤50%青50%の比率になる
- 赤青青青:ノイズが赤25%青75%の比率になる
- 好きなだけノイズカラーを追加できるので、多くのカラーを用いてノイズ自体をピクセルアートとして利用することもできる
Density:「ノイズ密度」スライダでノイズの量・密度を増減できる。
Mix:「ノイズ透明度」元画像とノイズの掛け合わせ具合を調整できるが、やっていることは実質的にノイズの透明度を調整することである。
<ノイズの適用例:多色ノイズによるノイズ密度の設定値比較>
こういう臨場感のある通信ノイズは1枚ごとにフレームの内容をピクセルで手描きして用意させないと実現できない
最終更新:2022年05月20日 18:00