概要
大アキツ皇国の首相。2029年に首相に就任し、激動する国際情勢の中でダートやアルダンに負けず、挙国一致体制を貫くウマムスタン連合共和国を見習い、新体制運動を起こし全ての政党を自発的に解散・合流させ親政扶翼会を立ち上げる。
国家公務員総合職試験を首席合格し、警察庁に入庁後、警備局のキャリア組として出世を重ねるも、突如組織図から名を抹消され『チヨダ』あるいは『サクラ』の理事官になる。(39-136)警察庁時代は上司も同僚も部下もトップに至る過程で蹴落とすべきライバルと見なし、狡猾に大多数の人間を出世レースから脱落させたと噂される。(39-144)その後、「まことの友」になりえる者を求めて防衛省情報局に局長として出向、局員の南坂や当時独立空挺旅団長だったヤエノムテキらと共に琉球での核兵器を巡る在アキツダート軍との暗闘、北方海域において事故で沈んだ自衛軍潜水艦を引き上げたウマシアとの死闘、北緯38度線を超えての北和寧指導部中枢への潜入工作に失敗した情報局工作員の回収任務など様々な死線を共に潜り抜けた。(39-78)それもあってパラノイアを発症してからも『血は水よりも濃い』(かつて共に血を流した仲間が最も信用に値するの意)としてかつての身内(情報局)には深い信頼を寄せている。
権力の座に就くまでは人懐っこいワンコで愛想を振りまき、地方創生などの政策を唱えて中間層への支持を広げていた。与野党分裂で何も決まらない政治に嫌気がさした国民が、新体制運動を起こした比較的ましそうな政治家(109-32)として強権を与え、トップに立った瞬間、豹変(それまで隠していた野心を剥き出しに)した(109-38)
主な身分
- 大アキツ皇国首相(2029~)
- 親政扶翼会総裁(2029~)二期目
- 枢密院議長(2032~)(世界線変動前)
作中の動向
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作中人物との関係
ヤエノムテキ
閣僚(官房長官)。
防衛省情報局の局長時代に、共に幾つもの死線を潜った仲であり、深い信頼を置いている。
防衛省情報局の局長時代に、共に幾つもの死線を潜った仲であり、深い信頼を置いている。
南坂
防衛省情報局の局長時代の部下。
【M資金】送金のためにアキツ側の代表者としてウマムスタンとの折衝に送る。
【M資金】送金のためにアキツ側の代表者としてウマムスタンとの折衝に送る。
ディクタストライカ
閣僚(財務大臣)
チヨノオーと自衛軍の大型空母建造の要望を突っぱね、離島防衛を念頭に置いた航空機運用も出来る強襲揚陸艦の建造を進める。(15-153)
元野党議員粛清の後に登場したため以前から閣僚だったかは不明だが、権力の座に就いた途端に豹変したサクラチヨノオーを支えていることから政権獲得以前からの協力者の可能性が高い。
現アキツ皇后の外戚の可能性があり、サクラチヨノオーと共謀して皇国復活を企んだ皇室派の可能性がある。
チヨノオーと自衛軍の大型空母建造の要望を突っぱね、離島防衛を念頭に置いた航空機運用も出来る強襲揚陸艦の建造を進める。(15-153)
元野党議員粛清の後に登場したため以前から閣僚だったかは不明だが、権力の座に就いた途端に豹変したサクラチヨノオーを支えていることから政権獲得以前からの協力者の可能性が高い。
現アキツ皇后の外戚の可能性があり、サクラチヨノオーと共謀して皇国復活を企んだ皇室派の可能性がある。
マルゼンスキー
友好国の政府高官。
何故か結構好かれているらしい。(39-89)
何故か結構好かれているらしい。(39-89)