ディクタストライカ - ウマムスタン連合共和国大統領府史料編纂局

概要

チヨノオー政権の財務大臣であり、彼女の政権を財務面から支える番頭的立場。
主な仕事は軍拡に情熱を燃やす総裁と自衛軍幹部を締め上げて、現実的な計画に修正すること（15-153）。

一見、しまり屋のような印象を受けるが親政扶翼会の公約であった空母建造を含む軍拡と核実験・核兵器配備は行っており、どちらかというと総裁に協力的な立場である。
なお、財政再建は荼毘に付したよ（13-192）。

主な身分

• 大アキツ皇国財務大臣

作中の動向

...

（13-179~192）で語られたアキツの空母建造計画について説明する役として初登場（15-153）。
前級の22/24DDHに比べて、離島防衛を念頭に置いた設計をしており、空母というより航空機が運用できる強襲揚陸艦ともいうべき艦となっている。
建造予定数は前級と同じく2隻、満載排水量は5万ｔと総裁や自衛軍幹部の希望より控えめとなったが、そもそも自衛軍はこれほどの大型艦を運用したノウハウがなく、ジェット機運用を前提とした設計の空母を国内で造船したこともないことを考えれば、実験艦的役割の大きい新型空母を二隻も作ったのはかなりの大盤振る舞いである。
また、大前提として空母建造計画が縮小されたのはF-3(ASF-X 震電II)、MQ-90などの新型機・新装備の配備、装甲騎兵を装備した部隊の新設（10-136）、巡航ミサイル潜水艦やミニイージスの実用化（10-137）などに加えて、備蓄弾薬量の増加、隊員の練度を上げるための実弾訓練の増加など（15-157）既に自衛軍が大幅に予算を食っていたのが主な原因である。ちなみに核兵器も作った（13-192）。
なお、ここまでやってもアキツはウマシア改め、新ウマエトと極東に経済特区（15-106）を作ったり、第二次アキツ列島改造論（15-128）を立ち上げ、インフラ投資を加速させたりしていることから、緊縮財政から積極財政への転換が行われたと思われる。財政再建は？
その後、ESDOでの宇宙開発特需や、アンドロイド産業への投資によってアンドロイド産業でダートに次ぐ地位を築くことに成功した（18-152）ことからマンパワーや景気の維持に成功するなど、幸運に恵まれ財政面は安定している模様（39-96）。

作中人物との関係

サクラチヨノオー

自国の首相兼親政扶翼会総裁。
アキツを強い国に再建しようとする彼女に協力しつつ、少し目を離すと放漫財政になりかけるのを官房長官とともにブレーキをかけている。
世界線変動前は2032年11月（20-17）に復活した枢密院議長も兼任した（19-84）。
権力の座に就いた途端豹変した（109-38）彼女を支えていること、下記のステイゴールド皇后との関係性から「防衛省出身（39-136）のチヨノオーが軍拡を企んでいるのに気づき、協力する見返りとして皇国復活を公約に組み込ませた皇室派」の可能性が存在する。（編集者妄想）つまりディクタストライカは烏丸文麿ポジ？

ヤエノムテキ

同じチヨノオー政権の閣僚。官房長官。
アキツの皇主以外では総裁に首輪をつけられる数少ない人物のため、協力体制にあるとおもわれる。

ステイゴールド

アキツ皇后。
実馬は叔父-甥（ステイゴールドの母がディクタストライカのモデルのサッカーボーイの全妹）の関係であり、ディクタストライカも外戚の可能性がある？