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三國志11攻略wiki

最凶武将伝 反骨演義3

最終更新:2011年05月08日 02:01

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だれでも歓迎! 編集
クリア条件
全技巧習得
統率+武力+知力=271以上、能力総合値418以上&全適性S

 第9話『覇王VS神将!武の頂上決戦!』

 260年2月、江陵を落とした事で大将軍となった俺は、一度陛下に謁見する為に長安に移動した。
 そしてそこで懐かしい顔と再会する。
陳式「おお、大将のご到着かって、暫く見ない内にまた変わったな。大将軍の貫禄ってやつか?」
魏延「統94武96知92政71魅66の貫禄だ」
陳式「育ったもんだな……統+武は趙雲殿を超えて、関羽殿に次ぐ2位か」
魏延「統+武+知じゃ既にトップだ。そう言うお前も、ついに兵器適性Sになった様だな」
陳式「暇な時も石投げてるからな……おかげさんで、武力も75まで上がったぜ」
魏延「頼もしい限りよ。いい機会だ。長安の軍備が整うまでに、武力・中でもやっとくか?」
陳式「おおっ、俺もついに武力80の大台か!」
魏延「武威からの部隊が戻り次第、洛陽を攻める。準備をしておけ」
 西涼より先に長安を奪い内政を始めた事で、長安の復興は大分進んでいた。
 しかし急に領地が広がった為、そろそろ内政が追いつかなくなってきている。
 そこで、涼州3都市はもう治安だけ上げて放置しておく事にした。
 今後は戦略上の防衛拠点以外、放置でよかろう。
 余ってる奴等を送って委任すればいいと思うかもしれんが、勝手に兵舎やら鍛冶やら作られたあげく、異民族が現れる可能性を考えると、とてもじゃないが任せられん。
 委任すると、敵国の時より更に馬鹿になると思うのは俺だけだろうか?
 特に治安は放置し過ぎだろ……敵国でも大体90はキープしてると言うのに。
 ちなみに、我が軍の兵舎と鍛冶は漢中と成都のみ、厩舎は成都、工房は漢中のみである。
 造船所は既に永安にあるが、今後の大攻勢を見越し江陵でも増産する予定。
 基本的に軍事物資はなるべく一都市で集中して生産し、それを輸送で配るのが俺のやり方だ。
 その分都市や農場を建て、少しでも収入を増やす。
 それをここまで徹底してきたおかげか、既に益州だけで全軍を維持出来る程度の収入は確保出来ていた。以後内政は行動力が余ったらで良かろう。

 3月、長安から俺自ら率いる8万の軍勢で、10万以上の兵力の洛陽を攻める。
孫策「ついに関羽軍との決戦、つっても、関羽が居るのは許昌で、洛陽には息子の関興ぐれえしか骨の有りそうな奴は居ねえな」
周瑜「孫策、油断は禁物だ。太守はあの袁紹、軍師に鍾会がつき、何より堅固な洛陽に10万を超える兵が居るのだからな」
司馬昭「まあ、どう考えてもあの二人が噛み合う事は無いんで、心配無用かと。
それより父上、洛陽の実家(在野)に居られる母上と、ようやく再会出来ますね」
司馬懿「……」
司馬昭「父上?」
司馬懿「いやっ、うむ、そうだな……」
陳式「実は嫁さんと会いたく無いとか?」
司馬懿「バッ、馬鹿者!何を馬鹿な事を言っておる!それより魏延殿、ここはどう攻める?」
魏延「決まっている。堅牢さや兵の多さに胡坐をかく凡愚共は、その権威ごと粉砕してくれる」

 ~洛陽城内~
関興「袁紹殿、魏延軍は既に函谷関を越え、関前に部隊を展開させた模様。急ぎ迎撃の準備を」
袁紹「ふん、関を越えたからと言って、まだ洛陽内に侵入してきたわけではないのだ。焦らずともよい」
関興「しかし、既に敵の投石によって内政施設の一部に被害が出ています。見過す訳には……」
袁紹「それこそ敵の誘いだと言う事が判らんとは、これだから下賤の者は……この洛陽には金も兵糧も十二分に蓄えておる。多少の施設の被害なぞ捨ておけい」
鐘会「では、ここは英才教育を受けてきた私が、とっておきの策を披露してあげてもいいですよ」
袁紹「ほう、ならば『名族』であるこの私が、その策とやらを聞いてやってもよいぞ」
関興(こいつら本当はアホだろ……)
鐘会「とりあえず、私に兵権を全て委ねて下さい。後は私が指揮して、賊共を撃退しておきますから」
袁紹「どういう意味だ小僧!?この袁本初より、貴様の方が戦が巧いとでも言うのか!?」
鐘会「当然でしょう?ああ、名族の方はお得意の徴兵でもしてて下さいよ。私が使ってあげますから」
関興(確かに理にかなっている……)
袁紹「ぐぬぬぬ、貴様ぁ!!ぬう!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオォォォォォォォォォォン!!
袁紹「何だこの揺れは!?地震か!?」
鐘会「ふっ、今作に地震災害はありませんよ。名族の教育で習いませんでしたか?」
袁紹「それくらい知っておるわ!揺れの正体は何だと訊いておるのだ!?」
関興「どうやら業火球2連……それも火神・周瑜の物のようです。今ので耐久を半分以上削られました」
袁紹「な、何ぃ!?次にまた食らったら、城が落ちてしまうではないか!!」
鐘会「ほ、ほう、どうやら敵にも、それなりに英才教育を受けてきた者が居る様ですね」
ドッゴォォォォォォン!!
袁紹「こ、今度は何だ!?」
関興「敵の投石です!ま、まさか奴等、このまま一気に城を落とす気では!?」
袁紹「なっ……!!」
鐘会「おのれ、正攻法では勝てぬからと言って、そこまでして私に勝ちたいか!?」
 投石の轟音と負け犬の遠吠えが木霊する。
 5月、業火球と投石により、洛陽は10万の兵を抱えながら1ターンで陥落した。
 この勝利より、関羽軍との戦いはほぼ大勢が決したと言える。


 6月、漢中からの呂布と賈詡の部隊により、関羽領・上庸も陥落。
 顔良、郭嘉等かなり優秀な面子が揃っていたが、襄陽の羊祜との戦で兵力は3万に満たず、呂布と知力100になった神算・賈詡に蹴散らされる。


 8月、襄陽の羊祜を曹操の部隊が亡ぼす。
 江陵攻略時から永安側に囮部隊を出していた為、ほとんど抵抗も無かった。
 羊祜軍は能力研究で槍神や工神が出ており、何気に神持ちが多数加わる。
 また、精妙持ちの羊祜・陸抗加入により、技巧P稼ぎが更に楽に。


 その後、暫く虎牢関での洛陽の防衛や、捕虜の登用等に追われ年を越す。


 261年3月、上庸の呂布隊が関羽領・宛を落とす。
 北からの囮に兵を割かせ、南から攻略。


 同月、許昌の関羽殿との最終決戦に望む。
 真っ向勝負だが隘路で負けるはずも無く、森からの乱突と計略で無力化し、投石と射手持ち強弩で圧倒。
 そして、
魏延「関羽殿、武神と名高き貴殿なら、この俺を討てますかな?」
関羽「よくぞここまで来た魏延!ならば、刃にて存分に語り合おうぞ!!」
 実は一度断られたが、ニ度目で関羽殿と一騎打ちに持ち込む。
 防御重視の上からガリガリ削られ冷やりとしたが、13合目からの気合→暗器→偽退→必殺のラッシュで何とか勝利した。
 解放後、7月に許昌は落ち、関羽軍は滅びた。
 開発した事を忘れて霹靂に自軍を巻き込む凡ミスを犯すも、他に損害無し。
 普段は霹靂使わない主義だからな……。


 9月、洛陽を狙っていた鄧艾領の陳留を落とす。
 鄧艾は河北を統一し濮陽・北海も擁しており、陳留を取るとお約束の様に鄴・濮陽さらに平原から大軍を出して来た為、暫く防衛に追われる。
 官渡は上陸を塞ぐのは容易いが、海上から多数の部隊で削られるのが鬱陶しい。


 11月、徐晃、関平等元関羽軍の面子で、新野の孫権を亡ぼす。
 新野は江夏の孫堅から猛攻を受け死に体であった為、優秀な武将が四散する事を嫌い割り込ませた。
 すると、示し合わせた様に孫権軍・孫堅軍双方から攻撃され、4000近い損害が出る。
 孫堅軍の兵器隊や、壊滅寸前の孫権軍の弩兵より戟兵の徐晃を狙って来た事から、どうやら敵部隊は最優先でプレイヤーを狙ってくる模様。


 同月、曹操の部隊が孫の曹叡領・武陵を落とす。
 曹叡には劉備殿を亡ぼしてくれる事を密かに期待していたのだが、背後の我が軍を警戒してか動く気配が無かったので、直接荊南攻略に乗り出す事に。


 12月、ついに俺は王位に登り詰め、五虎将イベントが起こる。
陳式「ふっふっふっ、ついに俺が五虎将になる日が来たか」
魏延「選んでやりたいのはやまやまだが、お前武力90無いだろ」
陳式「言ってみただけだ……」
魏延「真面目に、五虎将くらい任意のタイミングで決めさせて欲しいんだがな。起きてしまった物は仕方あるまい。今回は諦めろ」
陳式「今回はって事は、いつか俺も五虎将になれる日が!?」
魏延「暇なら」
陳式「暇ならって、やる気ねえだろ……で、誰を選ぶんだ?」
魏延「そうだな。まず選ばないと暴れそうな呂布と、古参の龐徳は確定だな。後は能力上昇を期待して孫策、高順、そして魏延でよかろう」
陳式「……って、お前入ってるよ!」
魏延「冗談だ。残る一人は呂玲綺が妥当か」
陳式「……」
魏延「ち、違う!許褚と典韋はもう放っておいても武力100になるし、兵器適性もSだ。どうせ兵器隊だし、経験値をやるのは勿体無いだろ?他の奴等はそもそも功績か武力が足りんしな」
陳式「いや、別にいいけど。てか、そろそろ目ぼしい技巧も取った事だし、婚姻とかも考えたらどうだ?」
魏延「何だ、お前嫁が欲しかったのか。それならそうと言ってくれ」
陳式「いや、お前に勧めてるんだが……って、いいのか!?是非よろしく頼む!!」
魏延「では、次から選んでくれ。a.劉氏 b.蔡氏 c.王異 d.孫魯班 さあ、誰にする?」
陳式「みんな婆さんじゃねえか!!」
魏延「魯班はお前よか年下だろ。母親はあの練師だし、よく見るとそれなりに美人だぞ」
陳式「いや、母親はともかく、娘は勘弁してくれ……他にもいるだろ?鮑三娘とか」
魏延「奴とは他人の様な気がせんから駄目だ。初めて出会った時、どこか懐かしい感じがしたのだ」
陳式「それ、鮑三娘が連戦持ちなだけだろ……他は……蔡琰とか辛憲英くらいか……」
魏延「嫌か?」
陳式「才女の方々はちょっとな……」
 今更婚姻や義兄弟のメリットもあまりないので、この話は見送られる。
 まあ、何だ。孫権の様に正妻は立てない方向で、脳内処理しておけばよかろう。




 第10話『火神繚乱!封神の計』

 262年。ついに王にまでなった俺は、また暫く自己鍛錬に励む事にした。
 霹靂を用いる事で戦法失敗のロスも無くなり、陸抗&羊祜の精妙コンビの加入により得られる技巧Pは2倍!
 これで技巧フルコンプと能力アップでもラストスパートをかけるとしよう。

 その一方、奪った陳留、許昌、新野が敵の攻撃に晒され、領土拡大には黄色信号が灯っていた。
 我が軍の総兵力は25万に満たず、それが南北に間延びした非常に危険な状況にある。
 それに対し、河北8都市の鄧艾、江東7都市の孫堅は倍の約50万、荊南3都市の曹叡ですら16万の兵を抱えている。
 本来なら、事前の外交工作によって敵を限定し、各個撃破していく事がセオリーだろう。
 だが、超級の外交は面倒……いや、反骨の象徴たるこの俺が、土下座外交とか有り得ん。
 四面楚歌にあって尚それらを圧倒してこそ、真の最強、真の覇王と言う物だ。



 <<対北方方面軍>>
 北方進出の橋頭堡である陳留は、攻略直後から鄧艾軍の鄴・平原からの約10万の水軍と、濮陽から陸路で4万の計14万の大軍勢による南北挟撃にあい、守勢に回らざるを得ないでいた。
 さすがは名将鄧艾。我が軍に黄河を渡らせれば、そこで大勢が決する事を解っているのだろう。
 しかし面倒だな……ここは時間をかけてでも漢中で増兵した部隊を長安から渡河させ、西から晋陽の背後を衝くべきか?
 などと思案していると、ある二つの吉報が届いた。
 一つは寿春・小沛の孫堅軍が動き、陳留領で鄧艾軍と潰し合いをはじめた事。
 そしてもう一つは、官渡港にて張角の捕獲に成功した事だ。

 ~陳留~
孫策「ありゃあ程晋じゃねえか!俺達の救援に来てくれたのか!って、単に親父達もここを狙ってるだけだよな。どうせなら、親父と直接戦ってみてえぜ!」
周瑜「孫策、残念だがその願いは叶わぬようだ。魏延殿から我らに出撃命令が下った。『水軍で出ろ。てか、官渡を死守せよ!』だそうだ」
孫策「奴らはいくら撃退しても次から次へとわいてきやがるからな。まあ、そういう事なら仕方ねえ。俺達の水軍で、出所からぶっ潰してやるぜ!」
周瑜「油断は禁物だ。我々程水軍に長けた者は居ないとは言え、敵の数は多い。水上でそれらを相手するからには、相応の被害を覚悟せねばなるまい」
賈詡「まっ、それでも張角をみすみす解放するよりマシって判断でしょうな」
司馬懿「加えて、鄴と濮陽どちらの兵舎も河から投石で狙える位置に在る。制河権を掌握する事は、その二都市を無力化する事にも繋がろう」

 敵の水軍は港での棺桶と、地上からの投石&弩の砲撃で撃破する予定だったが、港で張角を捕縛したのを機に水上での迎撃に移行。
 南からの攻勢は、濮陽の鄧艾軍は2万程度、孫堅軍は寿春を許昌からの囮で牽制、小沛は手薄になった所を背後の“奴”から攻められ、ほぼ止んだと見ていい。
 そこでこの機を逃さず、陳留の守備に1万程を残し、元孫策軍を中核とした6万の軍勢で敵の攻勢を迎撃しつつ、そのまま鄴攻略に乗り出す。
 例の如く鄴と平原からダラダラと増援が現れ、チョコチョコと削られていくのが鬱陶しい。
 それらを蹴散らし、作戦通り鄴の兵舎を破壊して打ち止めにすると、白馬港付近で平原からの部隊を撃破しつつ兵器隊と周瑜率いる火計隊が上陸。
 7月。水計&業火球……で速攻落とそうとしたが、城に踏破持ち王頎が居た為、やむなく投石と火計で鄴を陥落させた。

 ~鄴~
賈詡「(ニヤニヤ)いや~、(どや顔で放った)業火球が効かなかった時には少しヒヤッとしましたが、無事鄴を落とせて何よりですな」
周瑜「……」
孫策「そういや鄧艾のとこにも踏破持ちが居たんだったな。うっかりしてたぜ。まあ、始めから捕縛持ちの兵器隊で〆る予定だったんだ。あんま気にすんなよ」
太史慈「敵の守備は1部隊のみで、上陸後の損害も無かった事だしな」
丁奉「しかし、黄河での戦いでは3000人以上の尊い犠牲が出てしまいました。官渡防衛時と合わせれば、犠牲者の数は6000人は下らぬでしょう」
賈詡「まっ、敵さんはその30倍は被害が出てますけどね。それに、下手に密集した所に落雷でも食らえば桁が一つ増えますから、悪くない判断だったと思いますよ」
孫策「死んでいった奴らの為にも、凹んでる暇はねえぜ周瑜」
周瑜「そうだな。丁奉、君は作戦通り水軍で白馬の守備と、濮陽の兵舎の破壊に向かってくれ」
丁奉「お任せ下さい!」
周瑜「次に今後の戦略だが、晋陽に対しては曹昂殿が廟探索を兼ねて陽動を行ってくれている。そこで、鄴の守備に1000人程を残し……」
賈詡「おっと、軍議の途中だが急報だ。どうやら平原から鄧艾自ら兵15000を率いてやってくるらしい」
周瑜「そうか。ならば今度こそ私の真の力をお見せしよう」

 ~鄴・平原間渡~
鄧艾「もうじき北から多数の兵と輸送物資が届くはずだ。それまで、何としてもここで時を稼がねば」
兵士「将軍、敵部隊が前方に火球を並べております!」
鄧艾「何!?いかん!!全軍退……」

 ボォン!!!

 火神の面目躍如。周瑜の業火球により、破裂音と共に鄧艾隊は焼失した。
 9月。河北の雄・鄧艾爆死。
 そしてこれを境に、鄧艾軍は事実上瓦解する。
 息子の鄧忠ではなく、丁原が勢力を継承した事に不満を持つ者が続出。
 曹彰等多くの将が下野し、夏侯覇をはじめ数人がこちらの引き抜きに応じた。
 また、丁奉隊の度重なる兵舎破壊により丁原の篭る濮陽も完全に沈黙する。

 ~鄴~
孫策「どうやら勝負はついちまったか……?おっと、敵の輸送隊6万が平原に向かってるんだったな」
太史慈「あれが城に到達すれば、また鄴や官渡を狙われかねん。孫策殿、ここは俺が急行し輸送隊を足止めするゆえ、その間に平原を落としてはどうか?」
周瑜「そう慌てる事は無い。あの輸送隊は第ニ軍団所属だ。一軍所属の平原に運び入れたとしても、それが出てくるのに1ターンの間が有る。ならば、その間に平原を落としてしまえばよいのだ」
賈詡「平原には天敵の踏破持ちも居ない様ですからね」
周瑜「……(このジジイ、いつか燃やす)」

 周瑜兵1と1部隊1000程の余っていた築城持ちで編成された火罠設置騎兵隊の計2001人が出撃。
 彼らは平原手前で待機し、輸送隊が入城後に業火球2を設置し周瑜が着火!
 10月。兵数9万以上の平原は、2001人の手によって陥落した。
 その直ぐ後から鄴のほぼ全軍5万を平原に輸送し、南皮と“奴”の領地北海の動向に備える。

 ~平原~
周瑜「諸葛亮……北海には5万の兵が居るのに動かぬか」
賈詡「どうやら高唐港を取らずに居る事で、隣接してはいない判定の様ですな。まっ、狙い通りですが」
周瑜「では、念の為に守備に1万の兵を割き、残る4万で南皮・薊・北平・襄平を一気に落とすぞ!」
孫策「なるほど。諸葛亮が動く前に速攻で河北を平定しちまおうってんだな!でもよ、晋陽が抜けてねえか?」
周瑜「そこへは魏延殿が別働隊を派遣してくれるそうだ」
賈詡「晋陽には踏破持ちも居ますからね」
周瑜「……彼の地には“武力95”“兵器S”にして“工神”を持つ“あの男”を向かわせるそうだ」
孫策「そいつは強そうだな!でもよ、そんな奴居たか……?」
賈詡「“隠し玉”にして“最終兵器”って感じらしい。まっ、本人談だがね」
太史慈「誰であろうと魏延殿の人選なら問題有るまい。それより軍師殿、ここの守備には誰が?遠征中に北海の軍が動いた場合、最悪1万のみで防ぐ事になろう」
???「ご心配には及びませんよ」
太史慈「誰だ!?」
鍾会「これより平原の守備は、この“英才”鍾士季に一任されました。まあ、私が守るんだ。例え諸葛亮が10万の兵で来ようと、平原が落ちる事はありませんよ」
諸葛恪「この諸葛元遜が居れば、如何に叔父貴と言えど手が出せますまい」
張角「天意に逆らう愚者どもに、この張角が天の裁きを与えようぞ!!」
一同「…………」
孫策(おいおい、何か色んな意味でスゲエ奴らが来ちまったぞ!大丈夫かよ?色んな意味で)
周瑜(しかし、寡兵で守るにはこれ以上無い者達ではある……背中を預けるのが些か不安ではあるが……)
太史慈(魏延殿の人選だ。問題は無い……と信じたいが……)
李厳「ちなみに新太守は私だ。あまり新入りが独断専攻せぬようにな」
鍾会「ちっ……」
孫策「おおっ、古参格の李厳じゃねえか!あんたが居るなら安心だぜ!」
賈詡(いや、こいつはこいつで輸送を任すのは少々不安だがね……)
李厳「周瑜殿、司馬懿殿から伝言だ。『“封神台”の完成は間近だ。存分に燃やせ』との事」
周瑜「封神……そうか!なるほど。それはありがたい」
孫策「一体何の事だ?そんな施設あったか?」
鍾会「ふっ、何なら、英才の私が説明してあげてもいいですよ?」
周瑜「“封神台”とは、奇書『封神演義』において戦いに敗れ死んだ仙人の魂が封印される場所の事だ」
鍾会「今、私が説明しようと思っていたのに!」
孫策「いや、待てよ。これは三国志であって、封神演義じゃねえだろ?それと何の関係が有るんだ?」
周瑜「だから、それは例えに過ぎないのだ孫策。ここで言う封神台とは、濮陽の事だ」
太史慈「濮陽が……?すまない。俺にもさっぱりだ」
賈詡「まっ、大雑把に言えば、魏延殿に陽平関でやられた事の応用ですよ」
孫策「陽平関でやれた事って言ったら……アレか!!アレを都市で出来んのかよ!?」
鍾会「落とされた拠点に所属していた者は、強制的に君主が居る拠点の所属になりそこに戻る。そして、仮にその拠点が敵部隊に隣接されていたら、そこからの出る事は叶わない。その様を例えた訳ですよ」
諸葛恪「敵は愚かですが、前線や開発中の都市には多く将を割り振る傾向にあります。逆に言えば、前線に集中している将を一網打尽に出来れば、相手の戦力を大幅に割ける。それが捕縛の強みです」
周瑜「だが、残念ながら火球には捕縛が適用されん。そこで考案されたのが、捕縛出来ないまでも敵君主の拠点を包囲する事で将を封殺する策と言う訳だ」
孫策「つまり何だ。いちいち捕縛持ちで落とす必要はもうねえから、お前が何の躊躇もなく火球をぶっ放せるって事か!やったな周瑜!!」

 丁奉が濮陽の兵舎を破壊し続け、兵力が8000を切ったのを確認した所で廖化を輸送隊兵1で投入。
 迎撃隊も出ず無事城に取り付き、ここに“封神台”は完成した。
 火神・周瑜に最早死角は無い。
 後は如何に火球を城の周囲に設置し、周瑜に着火させるかだけの戦いになる。
 263年1月。南皮が落ち多くの将が封神台に飛ばされた。
 そして新たに増設した部隊を向かわせた晋陽でも……。

 ~晋陽~
呂玲綺「迎撃部隊は片付いたわ。後はお願い“エースさん”」
エース「我が一撃に戦慄せよ!!これが“工神”の力だ~~~!!」

 3月。玲綺、張任、そして武力・高の修行により真のエースとなった陳式によって晋陽も陥落する。

呂玲綺「……見違えた物ね。エースとはただの冗談で、魏延様の腰巾着だと思っていたけど……」
陳式「何だと!?……いや、まあ、俺もまさか本気で武力・高を全部つぎ込んだあげく、廟で工神にしてくれるとは思ってなかったが……どうしよう?俺、黄忠殿とか超えちゃったよ!」
呂玲綺「知らないわ。それより、ここに兵を遊ばせておく訳にはいかない。城を落としたのなら、さっさと戻るわよ」
陳式「ちょっ、こっちは兵器隊なんだから置いてくなよ!おい!妬いてんのか!?」

 前線都市が相次いで落ちた事で丁原軍の大半の将が濮陽に集められ封殺、残る北方三都市には各3~4人しか居らず、どれだけ兵を溜めていようと無意味となった。
 同3月には薊、5月には北平、そして8月に襄平が相次いで落ち、最後にほとんど兵の残っていない濮陽を落として丁原を滅ぼした。


 第11話『子龍来来!長坂の悪夢再び!?』

 <<対南方方面軍>>

 孫堅軍の意識が大陸中央部に向いている所為か、本来激戦地の一つである江陵は至って平穏であった。
 おかげで荊南平定はさほど苦もなく進める……かに思えたのだが、元曹操軍に甘寧・呂蒙(+槍神持ち)を加え万全の布陣の我が軍の前に、“あの男”が立ち塞がる。

 ~武陵~
曹操「これより荊南平定最大の山場である、零陵に籠もる劉備を討つ!こちらの兵力は6万。対して敵の兵力はおよそ4万。兵力ではこちらが上、加えて関羽・張飛は居らぬとは言え、いまだ趙雲や黄忠と言った精鋭を擁しておる。一筋縄ではいかんだろう」
曹仁「殿、ここは南蛮方面からの囮によって敵を釣り出す策を用いましょう。幸い、廟探索の為の部隊が近くまで来ているはずです」
曹操「魏延軍恒例の陽動か。確かに囮によって趙雲等を釣り出し城から引き離してやれば、労せず城は落とせよう。だが、今回その策は用いぬ」
曹仁「むう、何故です?」
曹操「それはだな……作者の凡ミスでその部隊は既に撃破されてしまったからだ!!」 
曹仁「なんと!!」
程昱「実は武陵攻めと並行して零陵攻略の下準備は始めておったのだが、敵の移動距離を読み間違え(3マス以内へ接近されて混乱)追いつかれてしまったらしい」
曹操「今から囮を出すとなると、出兵は数ヶ月先になろう。その間に元仲(曹叡)の狙いがこちらに向く可能性も有る。ゆえに此度は拙速を尊び、このまま攻め入ろうと思う」
甘寧「てこたぁ、ガチか?面白え。腕が鳴るぜ!」
呂蒙「待たれよ!我が軍も精鋭とは言え、何ら策も無く劉備軍とぶつかれば、こちらもただでは済まん。ここは南部に広がる森をうまく使い、敵の主力である騎兵と弩兵を無力化してはどうか?」
曹操「よくぞ申した呂蒙!まさしくわしも同じ考えよ。まずは南西の森から進軍し、零陵の山間で劉備軍を迎え撃つ!」

 ついに零陵の劉備殿と戦わねばならぬ時が来た。
 武陵と零陵の境に有る森に布陣し、例の如く軍楽台と石壁を盾に弩と投石で削っていく。
 さすがの趙雲殿や黄忠のじじいもこれには成す術なく、無傷で第一波の撃破に成功する。
 その後、我が軍は単発で出てくる部隊をあしらいつつ零陵北の森に向かい、ここに陣を移した。
 最早城は目と鼻の先。
 次に出てくる部隊を足止めしたら、攻城に移る予定……だったのだが、ここで予想外の事態が起きる。
 桂陽の曹叡軍もまた、弱体した零陵を狙い進軍して来ていたのだ。

曹操「何?あの東から現れた騎馬隊の将は子丹(曹真)か!」
程昱「後続には陸遜や孫礼等も続いておるようです。その数5部隊約3万。しかし厄介な時に現れてくれましたな。このまま城攻めを行えば、曹叡殿の軍とも戦う羽目になりますぞ」
呂蒙「だが、このまま指をくわえて見ていても、いたずらに時を無駄にするだけだ。幸い曹真隊以外はまだ東にある渡を渡りきってはおらん。ここはこちらも騎兵を急行させ、渡を封鎖してはどうか?」
曹操「それしかあるまいか……いや、待て。零陵の城門が開く。敵が出てくるぞ!」

趙雲「行くぞ!!何としてでも我等で敵を食い止めるのだ!!」

曹操「趙雲め、やはりここで来おったか!全軍、施設の背後に隠れよ!趙雲の騎馬隊が来るぞ!」
甘寧「いや……何か東の方に行っちまったぞ……」
程昱「どうやら渡の先に居た曹叡軍の方に向かった様ですな。こちらの施設よりはあちらの部隊を攻撃目標として優先すると言う事でしょうか」
曹仁「殿、これは好機やもしれません。如何に趙雲とて多勢に無勢、勝つ事は無いでしょうが十分に時を稼いでくれるでしょう。その隙に、我が軍は城の北西側から攻城を開始するのです」
曹操「うむ。ならば曹仁は虎豹騎を率いて施設による渡の封鎖に向かえ!但し、くれぐれも趙雲の攻撃が届く範囲には入るなよ」
曹仁「お任せを!」
曹操「曹真はわしが足止めしておく。他の者は攻城を開始せよ!」

 こうして、趙雲殿が曹叡軍と潰し合っている内に、我が軍は攻城を開始した。
 敵に回すと最も厄介な将をやり過ごせ、曹叡軍の足止めまでしてくれるのだからこれはついている。
 そう思いほくそ笑んでいたのだが……次の瞬間、俺の顔面は蒼白となる。
 なんと趙雲が僅か1ターンで戻って来たのだ。

趙雲「趙子龍見参!!魏延軍よ、これ以上はやらせん!!」
曹操「何!?包囲されていたはずの趙雲が戻ってきただと!?一体どういう事だ!?曹仁がしくじったか!?」
程昱「……どうやら、曹叡軍の孫礼が孫堅軍に寝返り退却を始め、それを陸遜等が追撃に向かい零陵領から出た為に趙雲の攻撃対象から外れたようですな」
曹操「くっ、予想外にも程があろう!!ええい、呂蒙、手筈通り乱突で足止めせい!」
呂蒙「敵城を挟んでいるゆえ、位置的に我が隊では届かん!まさか、こうも早く趙雲が戻って来るとは……!」
曹操「おのれ……一度引こうにも兵器隊をすぐさま元の森に避難させる事は出来んし、ここで攻城の手を緩めれば、更に敵部隊が迎撃に出てくるやもしれん。どちらにしても、被害は免れぬか……」
曹仁「殿、ここは自分と(曹)純が決死の覚悟で突進し、趙雲隊を食い止めますゆえ、その間に城を!」
曹操「いかん!!そんな事をして趙雲を轢き殺したらどうする!?やるなら騎射にせよ!!」
曹仁「いや……しかし……」
典韋「また殿の悪い癖が出たな……」
許褚「曹操様、そんな悠長な事言ってる場合じゃないだよ」
程昱「そもそも、曹操殿はもう君主じゃないのですぞ!」
曹操「ええい、黙れ!考えてもみよ。もし騎兵戦法を使い、一騎打ちが発生したらどうする?曹仁達では束になっても趙雲には勝てぬのだぞ!」
曹仁「ぐぬっ……」
甘寧「ひでえなおい……そりゃまあ、事実だけどよ」

 戦法失敗もあるし無難に騎射で削るに留めたのだが、これも失敗だったのやもしれん。
 趙雲は間近の曹仁でも、壊滅寸前の曹真でもなく、城の中を通り反対に居た兵器隊を狙って突進して来たのだ。

典韋「うおっ!?こっちに来やがった!!なんつう攻撃だ!!」
程昱「敵城近くでこちらのzocは不十分ゆえ、その穴を通ってきたようですな」
曹操「最も防御が低く反撃も出来ない典韋の投石隊を狙うとは……どこまでも小癪な」
呂蒙「いや、むしろ典韋隊だからこそ、将が討たれる最悪の事態を回避出来たとも考えられる。そしてこの距離なら、我が隊の攻撃範囲内だ!」
甘寧「イッチョかましてやれオッサン!」

 ぷしゅ~(乱突失敗)

一同「おおいっ!!!」
呂蒙「くっ、面目ない……!!」
程昱「ふむ……槍隊をぶつける前に投石隊で削るべきでしたな」
甘寧「それを先に言えよ!ぶつけた後じゃ、霹靂におっさんの部隊を巻き込んじまうだろ!」
満寵「ならばここは、我隊の火矢で……」
曹操「火矢もいかんぞ!!趙雲が焼け死んだらどうする!?」
満寵「……」
曹仁「ここまで来たら、意地でも生け捕る気だな……」
甘寧「うちの大将(孫権)も酒飲むとかなり性質が悪かったが、シラフでやられちゃたまったもんじゃねえな。しかしどうすんだよ?」
曹操「こうなったら止むを得ん。典韋、もう一度趙雲の攻撃に耐えよ!!」
典韋「マジッスか!?」

 普段は使わない霹靂の不便さに歯噛みしつつ、再度典韋隊を盾に。
 趙雲隊は既に2千を切ってるのだが、それでも4桁に届きそうな被害が出る。
 次のターンで何とか趙雲隊を撃破し、262年7月、零陵を落とし劉備殿を滅ぼす。
 趙雲だけに3千を討たれ、それ以上に色々と精神的ダメージを負った戦いであった。
 囮を使えておれば……。

 その後、裏切った孫礼隊を潰して再び零陵に向かってきた曹叡軍を破り、陸遜等を捕縛。
 また、手薄だった武陵も長沙からの2部隊に攻められたが、江陵から港経由のピストン輸送で兵を送り、無事撃退。
 逆に劉備軍の人材登用が済み次第反撃に転じ、12月に桂陽、263年3月に長沙を落とし荊南平定。
 残る曹叡領・柴桑は長沙の東から陸路を進軍して敵を釣り出し、その間に江陵からの別働隊を西から上陸させて内政施設を全て破壊、迎撃部隊も壊滅させて6月に柴桑を落とし曹叡を滅ぼした。




 第12話『生ける文長、生ける孔明を走らす』

 <<対東方方面軍>>

 孫堅と孫権との親子対決に割って入り、新野を奪った元関羽軍を中核とした中央軍だったが、孫堅は引き続き江夏から新野に、そして汝南から手薄になった許昌へと攻め寄せてきていた。
 それに対し、まず許昌の東から輸送隊を出し、汝南領に陽動をかけ後続が出るのを止める。
 南から来ていた部隊は高台からの攻撃で余裕で撃破。
 一方、新野でも隘路を抜けて来ていた部隊を撃退後、隘路に居る部隊に対し火球や投石で攻撃。
 敵の弩兵や井蘭を潰した後あえて少数になった敵を残し、石壁で蓋をして軍楽台を叩かせておく。
 そして守備に弩兵5000を残し、新野を攻略した5万の兵で手薄になった汝南を攻めた。
 262年3月、汝南陥落。
 その際、捕虜の中に“あの男”の顔があった。

 ~汝南~
馬岱「ありゃ、誰かと思えば楊儀じゃないの。久しぶりだね」
楊儀「馬岱か……魏延に降ったと聞いたが、本当だったか」
馬岱「おかげさんでね。それで、あんたはどうする?なんなら逃がしてあげようか?」
楊儀「よいのか!?」
馬岱「魏延殿も『あえて泳がし、最後まで敵として戦い合うのも一興』とか言ってたし」
楊儀「ふん、ならば魏延に伝えよ。『その驕慢が、いつか貴様の身を滅ぼす』とな!」
馬岱「だよねえ。さあ、後ろを向いて。縄を解いてあげるよ」
楊儀「早くしてくれ。縄目がきつくてかなわん」
馬岱「んじゃ、手早くスパッといこうか」

 ザシュッ!!

 ついにこの地で仇敵である楊儀を討った。
 生かしておく線も考えたが、孫堅軍とは今後も直接対決は無さそうなので盛り上がらないと判断。
 と言うか、正直もう眼中に無く、城を落とすまで存在に気がつかなかった。
 こんな小物より、俺の眼前には既に“奴”が居るのだから。
 小沛の孫堅軍が我が陳留を攻めた隙をつき、諸葛亮軍が小沛を攻め取ったのだ。
 これでようやく“奴”の領地と接っする事が出来た。
 一時期は残り一国、滅亡寸前までいっていただけに、むしろよく粘ってくれたと言えよう。
 まあ、完全に俺が周囲の敵を駆逐したおかげだが……。
 直接対決の時は近い。

 8月。汝南の兵を進め、陳留攻めで寡兵になっていた寿春を攻め落とす。
 9月。禅譲を受け、俺はついに皇帝となる。
 それを祝うかのように鄴では銅雀が発見され、民は金と兵糧を提供してきた。
 だがそれを引き金に、今回のプレイ史上最大の大戦が勃発する。
 孫堅領の建業、呉、廬江、江夏、そして小沛の諸葛亮軍の総勢20万を超える軍が寿春に攻め寄せて来たのだ。
 寿春の兵は、許昌の守備についていた兵を加えても7万。
 約3倍の敵を前に我が軍がとった策は……前月に劉備勢を滅ぼし解禁になった関張趙馬黄の蜀の五虎将大集結だった!
 更に関索の疾走、張遼と顔良の威風霹靂、廟で神算にした荀彧の撹乱、関平と呉懿が援護しまくり、とどめに郭嘉+荀攸+張宝が天の裁きで賊軍を焼き払う。
 まったく容赦も自重もしない我が軍の圧倒的過ぎる火力の前に20万の兵は四散し、この戦は皇帝の威光を天下に示す格好の場となっただけであった。
 ちなみにこの時小技もちょっと使用している。
 寿春の間道に輸送隊500を向かわせ、江夏領の間道上に放置。
 当然孫堅軍は迎撃に出てくるが、難所行軍が無いと間道上の部隊には何も出来ず、兵糧が切れて帰っていく。
 これで何かと面倒な江夏は無力化した事となり、周囲の都市の安全は保障された。

 263年4月。諸葛亮領の小沛を落とす。
 寿春から数部隊を出して守備隊を陽動、足止めし、その間に事前に無力化した濮陽の浅瀬から騎兵と投石隊が侵入、奴が不在であった事もあってか小沛はあっさり陥落した。
 そして、この地で封禅を行っている最中、『諸葛亮襲来』の一報が入る。

 ~小沛~
魏延「ふっ、ついにこの時が来たか。奴が来たとなれば俺(朕はキャラじゃない)自ら出ねばなるまい。全軍、出撃するぞ!」
司馬懿「ん?陛下、お待ちを。向かってくる敵軍の中に諸葛亮の姿が見えませんが……」
魏延「何……!?どういう事だ?……奴のこと、何かの策か?」
司馬懿「どうでしょうか……まさか陛下に恐れをなした訳では……?」
魏延「『生ける文長、生ける孔明を走らす』か」
馬謖「ふん、うまい事を言ったつもりか!きさまの相手なぞ、私達で十分だと言うまでの事!」
魏延「そうか。ならば帰って師に伝えよ……覇王となった我が乱突の味をな!!」

 諸葛亮自ら下邳から4部隊3万の軍で小沛を狙って来たのだが、俺が出撃すると何故か諸葛亮は退却してしまった。
 兵糧も200日分所持していたから守備隊でも無いと思うが……相変わらず奴の考えは俺には理解出来ん。
 残りの3部隊を一蹴し馬謖等を捕虜にしたが、弱過ぎて話しにならんので解放してやる。
 その後も諸葛亮はちょこちょこと軍を出してきたが、ついに奴自ら出てくる事は無かった。
 代わりにこちらからは黄忠・厳顔の爺コンビを北海に向け出撃させ、北海領の森の切れ目に軍楽台と石壁を建設。
 北海に対しての牽制と後の攻略の為の布石を打っておいた。

 6月、防戦からそのまま押し返す形で廬江を落とす。
 同月、既に死に体だった江夏にとどめをさし、荊州制覇。
 その後、柴桑から曹操隊を10万を虎林港に向け出撃させる。

 ~建業~
黄蓋「魏延軍め、ついにここまで来おったか。だが、この地はわしの命に代えても守ってみせる!」
孫翊「将軍、上陸した敵軍は北上せず、何やら東に向かっている様だが……」
黄蓋「何ですと!?しもうた!!敵の狙いは始めから建業ではなく、手薄な会稽であったか!!」

 ゴゴゴ……

孫翊「遠雷か……不吉な……」
黄蓋「いや……あれはまさか……魏延軍が起こした物では!!」
孫翊「何と!?」

 そのまさかだった。
 曹操隊10万を迎撃すべく建業の兵が出払ったのを見計らい、廬江から出した水軍で建業を攻めたのだ。
 建業を攻めると見せて会稽を攻め、その動き自体を囮に建業の隙を衝く。
 この二重に虚をついた作戦の前に、6万の兵が篭る堅牢な建業はただの空城と化した。
 11月、戦う事無く落雷と船からの投石で建業陥落。迎撃に出ていた兵は呉に退却する。
 12月、曹操隊が会稽を落とす。
 同部隊はそのまま転進して北上、呉領に進行し南の森に布陣。
 呉の兵力は建業の兵が加わり7万を超えていたが、内政施設や石壁を盾にした曹操隊の強弩や投石の前に成す術なく兵を減らしていく。

 ~呉~

孫堅「まさか自軍の内政施設まで利用されようとは……敵ながら見事な用兵よ」
黄蓋「殿、張飛等が率いる建業からの軍がこちらに向かっており、既に曲阿港が落とされた模様。その数5万」
孫堅「もはやここまでか……」

 264年3月、南北挟撃により呉が陥落し江東の虎・孫堅が滅ぶ。
 同月、全技巧研究完了。
 能力値および全適性Sも既に達成している。
 全ての条件を満たし、ついに諸葛亮との決着をつける時がきた。

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