香辛竜ペッパードラゴン
[解説]
北はカナド地方、南は南米大陸まで、非常に広い地域に生息している大型種に分類される地竜。
這いつくばった首の長いトカゲのような見た目で、その背にはとある植物を盛大に茂らせている。
父、母親、子供3〜5匹の家族単位で生活し、幼体の体長は2〜3m、成体になると10〜15mほど。卵生。
四足歩行で匍匐前進のように低く移動し、その移動速度は遅い。
父、母親、子供3〜5匹の家族単位で生活し、幼体の体長は2〜3m、成体になると10〜15mほど。卵生。
四足歩行で匍匐前進のように低く移動し、その移動速度は遅い。
異なる香辛料が成る個体同士が番いになった場合、その子供にはどちらかの香辛料が引き継がれる。
また、生息域で香辛料が異なるわけではないが、生育しやすい種類は分かれているようだ。
また、生息域で香辛料が異なるわけではないが、生育しやすい種類は分かれているようだ。
食性は草食で大変大人しく、人が近づいても気にも止めずに草を食んでいるようにおおらかな性格をしている。
皮膚は極めて強靭な強化ゴムのようにしなやかで硬く、ザウラントの爪や牙ですら容易には通さない。
また、長い首を活かして自分の背中の香辛料を一定量食べ、体内でその成分を抽出してブレスとして吐き出す事が出来る。
これは襲われた時の自衛用で、香辛料の成分で感覚器をやられた外敵に太くて強靭な尻尾による一撃を加えて撃退する。
また、長い首を活かして自分の背中の香辛料を一定量食べ、体内でその成分を抽出してブレスとして吐き出す事が出来る。
これは襲われた時の自衛用で、香辛料の成分で感覚器をやられた外敵に太くて強靭な尻尾による一撃を加えて撃退する。
ちなみに肉は硬くて不味くて食えたものではないので、よほどの飢餓にでもならない限り、他の魔獣もこの地竜を襲ったりしない。
またカナド地方ではペッパードラゴンを決して殺さず、その背の香辛料を分けてもらっている。
もしもペッパードラゴンの死体を見つけた場合には強靭な皮を剥ぎ取り、皮素材として活用している。
またカナド地方ではペッパードラゴンを決して殺さず、その背の香辛料を分けてもらっている。
もしもペッパードラゴンの死体を見つけた場合には強靭な皮を剥ぎ取り、皮素材として活用している。
種類
○ブラックペッパー種・ホワイトペッパー種
一番よく見かけるタイプで普通に黒胡椒、白胡椒が成る。ブラックペッパーは皮膚が黒っぽく、ホワイトペッパーは明るい灰色をしている。
やはり大人しく、自衛以外で戦闘行動をとる事はほぼ無い。
一番よく見かけるタイプで普通に黒胡椒、白胡椒が成る。ブラックペッパーは皮膚が黒っぽく、ホワイトペッパーは明るい灰色をしている。
やはり大人しく、自衛以外で戦闘行動をとる事はほぼ無い。
○レッドペッパー種
南米大陸から同盟南部にかけて生息するタイプ。
それでも上記のブラック・ホワイトと同程度の数が生息している。
皮膚は赤い色をしており、この種に成るレッドペッパーはとても辛い。稀にどぎつい紅色をした、通称『クリムゾン』と呼ばれる激辛香辛料が成るタイプが産まれる事がある。このタイプは香辛料の成分のせいか、攻撃的で割と危険である。
南米大陸から同盟南部にかけて生息するタイプ。
それでも上記のブラック・ホワイトと同程度の数が生息している。
皮膚は赤い色をしており、この種に成るレッドペッパーはとても辛い。稀にどぎつい紅色をした、通称『クリムゾン』と呼ばれる激辛香辛料が成るタイプが産まれる事がある。このタイプは香辛料の成分のせいか、攻撃的で割と危険である。
○山椒種
カナド地方で多く見かけるタイプ。
青色の皮膚をしており、水辺によく集まってるところが目撃されている。
カナド地方ではこの種が他の種よりも抜きん出て多い為、他の香辛料が手に入りにくいようだ。
逆にこの種はカナド地方より南ではあまり見かけない。
カナド地方で多く見かけるタイプ。
青色の皮膚をしており、水辺によく集まってるところが目撃されている。
カナド地方ではこの種が他の種よりも抜きん出て多い為、他の香辛料が手に入りにくいようだ。
逆にこの種はカナド地方より南ではあまり見かけない。