蒸気従機(スチーム・サーヴァント)

[解説]
蒸気従機は下記のような特徴を持つ
- 魔力収縮筋と蒸気シリンダーの二つの駆動系を持つ。
- 蒸気シリンダーを稼働させるため、魔導炉に蒸気機関を補助機関として搭載した蒸気魔導炉を採用している。
- 蒸気機関には魔石と液体エーテルがセットになった専用カートリッジを用いる。(カートリッジの稼働限界時間は4時間。)
- 蒸気シリンダーと魔力収縮筋で動かす場所を分ける事で過熱を防いでいる。脚部は蒸気シリンダー、腕部は魔力収縮筋で動く。
- 二種の駆動系を採用したことで蒸気従機はパワフルな機体になったが、機動力は従機並。
開発経緯
4:その方法は、集められた熱量ではたいした出力が出なかった(当時の魔導技術の限界で、排熱を有効に集められなかった)ため、失敗におわる。その他に考案された手法も、技術不足により失敗し、計画は行き詰まる。
7:聖華暦605年、排熱再利用機の試作機を、そのまま改造して第1号の蒸気従機が完成。
8:聖華暦607年、構造を整理した、先行量産型の蒸気従兵が完成。人間族もしくは人型に近い亜人の操手が選抜され、実験部隊が結成される。
9:聖華暦608年、機装兵にもこの構造を応用できないか、との案が持ち上がる。しかし同盟で機装兵を開発できるところは無く(リャグーシカⅠ型など、国の上層部の多くからも獣機と認識されている機装兵もどきしかなかった)、今の段階で論じるのは意味が無いと、あっさり否決される。
10:聖華暦610年、第三次聖帝戦争が勃発
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