艦船 - 聖華世界 @ wiki

艦船

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［解説］

移動司令部、機兵運搬、砲撃支援艦の役割を担う大型陸戦艇。

初の実戦投入は聖華暦321年、第二次聖帝戦争初期。

聖華暦600年以降はホバー系式の船が主流になり、それ以前は履帯方式の駆動系が採用されていた。

陸上艦の始まり

帝国貴族ラズール公爵家が聖王国との戦が近いことを悟り、北進征伐失敗を踏まえ、堅牢な装甲及び魔導障壁、強力な魔導砲を備え、機兵を複数輸送でき尚且つ移動し前線に陣を構築する兵器が必要であると提唱し風力船をベースに建造させたのが始まりである。

第二次聖帝戦争勃発後、陸上艦はモードゥナ会戦に投入され帝国側を勝利に導いた。
移動拠点の重要性を思い知った聖王国でも陸上艦の開発が始まり、大戦中期には聖王国陣営からも陸上艦が出現するようになる。

当時はまだ呼称が定まっておらず、さながら陸上の城とも言える風貌から移動城塞とも呼ばれていた。

陸上艦の変遷

陸上艦と呼称されるようになったのは600年頃で、当時の形状が海に浮かぶ船のような形に酷似していたことから、正式にそう呼ばれるようになった。

500年まで陸上戦艦の運用方法は移動する城塞としての意味合いが強く後方に陣を構えそこに展開した機兵部隊が戦に赴くことが想定されていたが、艦同士の戦いを全く想定していなかった。

聖華暦580年、後に第三次聖帝戦争を引き起こす大きな要因となった、ラマー平原の戦いで初の陸上戦艦同士の戦いが発生した。

当時帝国の艦は履帯方式の寸胴で機動力が皆無であり単独での運用を考えられていたが、対する聖王国の艦はホバー方式を採用し艦同士連携し、艦砲射撃による敵艦撃破する運用が考えられていた。

戦績は惨憺たるもので、投入された帝国側の陸上戦艦はほぼ壊滅し、聖王国側の損害は一隻のみという結果で聖王国側の勝利に終わり、味をしめた聖王国は陸上艦の増産を行い、帝国は聖王国の戦術ドクトリンを根底から覆すべく第五世代機兵の開発に着手した。

陸上艦の種類

陸上戦艦
陸上巡航艦
陸上駆逐艦
陸上輸送艦
強襲揚陸艦
機兵母艦
補給艦
ドック艦
工作艦
機動揚陸艇
都市間連絡船

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［関連項目］

艦隊戦
艦船搭載用多重炉心大型魔導炉

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