魔装兵
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魔法による支援を担う機兵のカテゴリー。
魔法の増幅のため、ブラッドグレイル用いた魔導杖や、機体各部に備えられたオーブを装備しているほか、スフィア(魔導制御回路)には、高度な魔法変換機構が搭載されている。
魔法の増幅のため、ブラッドグレイル用いた魔導杖や、機体各部に備えられたオーブを装備しているほか、スフィア(魔導制御回路)には、高度な魔法変換機構が搭載されている。
魔装兵の性質にもよるが、基本的には術者の魔法を機兵規模に変換し魔法現象を発現させるという構造であるため、同じ機体であれば操手が高位の術者であるほど魔法の威力は高くなる。
また、魔装兵による魔法投射は一般に法撃と呼ばれるが、その威力は弾丸式の魔導砲とは比べ物にならず、機兵の装甲すら破壊可能である。
また、魔装兵による魔法投射は一般に法撃と呼ばれるが、その威力は弾丸式の魔導砲とは比べ物にならず、機兵の装甲すら破壊可能である。
[狭義の魔装兵と広義の魔装兵]
本来、魔装兵とは、文字通り「魔法を使用できる機兵」というカテゴリーだとされていた。
世界初の量産魔装兵 バルダ・サダンが開発された時代には、そもそも魔法を行使することができる機兵は、その為に特別な改造を施し、ワンオフに限りなく近い形で建造された「魔法の行使に特化した機兵」すなわち「魔装兵」のみであったのだ。
しかし、時代の流れ、技術の進歩により「魔法を主力とはしないものの、下位〜中位程度の魔法であれば発動可能な機装兵」などが登場しはじめたことで、その意味合いが変化が起こることになる。つまり「限定的ながら魔法の使える機装兵ははたして「魔装兵」なのか」という用語の上での混乱が生じたのだ。
この混乱は聖華暦800年代において第七世代機兵の登場によって「魔装兵」と「機装兵」というカテゴリーの違いによる性能差がさらに曖昧になったことで、より一層深まることになる。
このため、現在「魔装兵」と呼ばれている機体は大まかに分けて、厳格な定義に基づく「狭義の魔装兵」とそれ以外の「広義の魔装兵」2つが混在している状態だといえる。
世界初の量産魔装兵 バルダ・サダンが開発された時代には、そもそも魔法を行使することができる機兵は、その為に特別な改造を施し、ワンオフに限りなく近い形で建造された「魔法の行使に特化した機兵」すなわち「魔装兵」のみであったのだ。
しかし、時代の流れ、技術の進歩により「魔法を主力とはしないものの、下位〜中位程度の魔法であれば発動可能な機装兵」などが登場しはじめたことで、その意味合いが変化が起こることになる。つまり「限定的ながら魔法の使える機装兵ははたして「魔装兵」なのか」という用語の上での混乱が生じたのだ。
この混乱は聖華暦800年代において第七世代機兵の登場によって「魔装兵」と「機装兵」というカテゴリーの違いによる性能差がさらに曖昧になったことで、より一層深まることになる。
このため、現在「魔装兵」と呼ばれている機体は大まかに分けて、厳格な定義に基づく「狭義の魔装兵」とそれ以外の「広義の魔装兵」2つが混在している状態だといえる。
[狭義の魔装兵]
「魔装兵」というカテゴリー本来の意味により近い「専用の機体でなければ扱えないような大規模な魔法を放つ為に特化した機兵」のことで、通常の機装兵では使用不可能な上位の魔法や極めて規模の大きな魔法を行使することが可能な魔装兵が該当する。
このタイプに属している魔装兵のほとんどが純魔法行使型の魔装兵であり、強大な魔法の行使を可能としている一方で、その代償として、機動性や構造の脆弱性、スフィアへの負荷による運動性能の低下など様々な難点を抱えていることが多い。そのため、近接戦闘を苦手としている機体が大半である。
「魔装兵」というカテゴリー本来の意味により近い「専用の機体でなければ扱えないような大規模な魔法を放つ為に特化した機兵」のことで、通常の機装兵では使用不可能な上位の魔法や極めて規模の大きな魔法を行使することが可能な魔装兵が該当する。
このタイプに属している魔装兵のほとんどが純魔法行使型の魔装兵であり、強大な魔法の行使を可能としている一方で、その代償として、機動性や構造の脆弱性、スフィアへの負荷による運動性能の低下など様々な難点を抱えていることが多い。そのため、近接戦闘を苦手としている機体が大半である。
例外的に暗黒魔法、暗黒闘技の行使に特化した暗黒騎士専用の機兵は近接戦闘にも優れる場合がほとんどだが、暗黒魔法、暗黒闘技の行使に対応している時点でかなり特異な構造であるのは間違いないため、そもそも既存の魔法とは扱いが異なるものではあるが、こちらの魔装兵に該当している。
なお、このような「狭義の魔装兵」に該当する場合は、例外なく「魔装兵」と呼ばれることになる。
[広義の魔装兵]
「魔装兵」というカテゴリー、本来の意味からは厳密には外れるものの便宜上、魔装兵と呼ばれる装兵のことで、魔法剣士型の魔装兵はこちらに該当することが多い。
また、N型レギオンなどの基本的には機装兵に分類される機体もオプション装備として魔導杖を装備している場合などには、その状態を指して便宜上魔装兵と呼ばれることもある。
「魔装兵」というカテゴリー、本来の意味からは厳密には外れるものの便宜上、魔装兵と呼ばれる装兵のことで、魔法剣士型の魔装兵はこちらに該当することが多い。
また、N型レギオンなどの基本的には機装兵に分類される機体もオプション装備として魔導杖を装備している場合などには、その状態を指して便宜上魔装兵と呼ばれることもある。
この「広義の魔装兵」は、その装兵の「主武装が魔法によるものか否か」で判断されることがほとんどである。
とはいえ、その使い分けに明確なルールは存在しておらず、先の例にも挙げた魔法剣士型の魔装兵などは、逆に機装兵と呼ばれる例も存在している。例えば、自由都市同盟軍の技術士官、ダライアス・アームストロング氏の開発したウォンド・スペーアなどは、魔法剣士型の魔装兵に非常に近しい構造を持ちながらも、機装兵 スペーアをウォルに対応させた機兵という側面が強いためか、機装兵とされている。
とはいえ、その使い分けに明確なルールは存在しておらず、先の例にも挙げた魔法剣士型の魔装兵などは、逆に機装兵と呼ばれる例も存在している。例えば、自由都市同盟軍の技術士官、ダライアス・アームストロング氏の開発したウォンド・スペーアなどは、魔法剣士型の魔装兵に非常に近しい構造を持ちながらも、機装兵 スペーアをウォルに対応させた機兵という側面が強いためか、機装兵とされている。
また、クルセイダーが用いる機兵などは、高度なカスタムが施された高級機やオーダーメイドで作りあげられた専用機である場合がほとんどであるため、基本的にはどの機体も光魔法、聖剣技に対応可能なスペックを誇る機兵ではある。とはいえ、暗黒騎士専用の機兵のように特異な構造のものというわけではなく、あくまで「高性能化によって、魔法にも対応した機兵」であるため基本的には「広義の魔装兵」に属している。
そのため、クルセイダーの用いる機兵に関しては、一律に魔装兵と呼ばれるわけではなく、機装兵として扱われるケースも多い。
そのため、クルセイダーの用いる機兵に関しては、一律に魔装兵と呼ばれるわけではなく、機装兵として扱われるケースも多い。
[各国の特徴]
最も魔装兵の研究が進んでいる国はカーライル王朝・聖王国で、様々なタイプの魔装兵が存在しているが、主流は純魔法行使型の魔装兵である。
一方のアルカディア帝国では前線で戦う魔法剣士型の魔装兵を運用する事が多い。
自由都市同盟の魔装兵はやや毛色が異なり、魔法放射型の魔導砲を用いた魔装兵が多い。
なお、カナド地方においては、魔装兵を扱う部族は極めて少ない。
一方のアルカディア帝国では前線で戦う魔法剣士型の魔装兵を運用する事が多い。
自由都市同盟の魔装兵はやや毛色が異なり、魔法放射型の魔導砲を用いた魔装兵が多い。
なお、カナド地方においては、魔装兵を扱う部族は極めて少ない。
[200~300年代]
[400年代]
- アルカディア帝国魔装兵
- 聖王国魔装兵
- ゼスキア王国魔装兵
- その他組織魔装兵
- 陣営なしの魔装兵
[500年代]
- アルカディア帝国魔装兵
- 聖王国魔装兵
- ゼスキア王国魔装兵
- その他組織魔装兵
- 陣営なしの魔装兵
[600~700年代]
- アルカディア帝国魔装兵
- 聖王国魔装兵
- 自由都市同盟魔装兵
[800年代]
- アルカディア帝国魔装兵
- 聖王国魔装兵
- 自由都市同盟魔装兵
- その他組織魔装兵