潜水艦
[解説]
聖華暦830年代においては自由都市同盟の都市同盟軍は都市同盟海軍第1艦隊と、そしてノルド王国軍しか保有していない、海中に潜ることができる艦艇。発祥はノルド王国であるが、後の技術発展により聖華暦830年現在では都市同盟軍の艦の方が性能では凌駕している。
聖華暦619~632年の海賊戦争時に、ノルド王国軍がこの艦種を多用した。深海(と言ってもそこまで深いわけではないが)から急速浮上し奇襲攻撃、多数の獣装機『サブロック』や重機兵『アルフォ』、機装兵『アイリーン』をばら撒く潜水艦に、都市同盟海軍は苦戦する。この結果、水中対応型の爆雷などの開発に弾みがかかったのだが。
海賊戦争末期においては都市同盟海軍も潜水艦を開発し、同じ戦法で仕返しをしている。当時ノルド王国軍水上艦艇には技術的偏りから水中用爆雷が搭載されておらず、かつて自分たちがやった戦術で痛い目に遭っている。
海賊戦争末期においては都市同盟海軍も潜水艦を開発し、同じ戦法で仕返しをしている。当時ノルド王国軍水上艦艇には技術的偏りから水中用爆雷が搭載されておらず、かつて自分たちがやった戦術で痛い目に遭っている。
なお潜水艦の動力系にはこの時代の一般的艦艇と同様に、艦船搭載用多重炉心大型魔導炉が搭載されている。魔導炉はエネルギーを創り出すために酸素を必要としないため、潜水艦にはもってこいの動力機関であった。
ちなみに都市同盟海軍の潜水艦は、旧人類たちの潜水艦の技術、すなわち禁忌の科学技術を転用しているとの噂がある。そうでなくば、あっという間にノルド王国の潜水艦技術を追い抜き追い越してしまった理由が説明できないと言うのだが……。
ちなみに都市同盟海軍の潜水艦は、旧人類たちの潜水艦の技術、すなわち禁忌の科学技術を転用しているとの噂がある。そうでなくば、あっという間にノルド王国の潜水艦技術を追い抜き追い越してしまった理由が説明できないと言うのだが……。