グリッター・ローチ - 聖華世界 @ wiki

グリッター・ローチ

ゴキブリが魔素に適応して変化した魔獣であるマナ・ローチの亜種。
大きさはマナ・ローチより多少大きくなった程である。

体内で液体エーテルに近い物を生成しており、腹部に溜め込んでいる。そのため腹部はやや肥大化しており、その部分はブヨブヨとしている。
また全身に液体が染みており、節々が発光している。
マナ・ローチはその肉が食用になることも知られており、グリッター・ローチも同様ではあるが、その味はやや苦く、ビチャビチャしているという。

体内で液体エーテルと同等の液体を生成しているということから、資源目的に冒険者に頻繁に捕獲依頼が発行されている。
しかしグリッター・ローチは大きく傷付くと破裂し体液をまき散らす為、依頼達成の為にはなるべく無傷で捕獲し、複数体持ち帰る必要がある。

定番の捕獲方法としては、マナ・ローチと比較して体内に液体エーテルを溜めている事で動きが鈍化しているため、背後から忍び寄り両手で抱き上げた後、頭部に打撃を与えるのが最も安定するとされている。
捕獲を一人で行っている場合は抱き上げる事で両手が塞がってしまうため、頭部に打撃を与えるのに最も効率が良いとされているのは、金属製の頭装備による頭突きである。

魔獣としての脅威度は大したことはなく、初心者向けの依頼とされているが、巨大なゴキブリを原型を留めたまま持ち帰るという内容に嫌悪感を感じて避けられることが多い。