ワンダリング・カクトゥス
[解説]
触手状の足を動かして徘徊するサボテン、としか形容出来ない植物型の小型魔獣。
大きさは30cm程度から最大4mくらいまで、だいたい1〜2mのものが大半。
大きさは30cm程度から最大4mくらいまで、だいたい1〜2mのものが大半。
砂漠や荒地を複数の個体で水場を求めてあてど無く彷徨っている姿をよく目撃されている。
生物の死体に纏わりついて養分を吸収していたりもする。
攻撃的な性質は無く、ただ繁殖する為に水場を巡って移動している。
生物の死体に纏わりついて養分を吸収していたりもする。
攻撃的な性質は無く、ただ繁殖する為に水場を巡って移動している。
果肉は食用に出来、肉厚で瑞々しくほのかに甘く、砂漠や荒地ではその果肉を食料とする魔獣も多い。
ただし、表面に生えている棘は鉄よりも硬く、また遅効性で致死性の高い神経毒を分泌しており、その毒で死ぬ魔獣も多い。
なお死んだ魔獣はコイツらの養分となる。
ただし、表面に生えている棘は鉄よりも硬く、また遅効性で致死性の高い神経毒を分泌しており、その毒で死ぬ魔獣も多い。
なお死んだ魔獣はコイツらの養分となる。
神経毒の採取方法
この魔獣の持つ神経毒は針と毒腺が直結した形で果肉の下に埋もれており、他の針に気をつけながらスプーンなどで針の周りを穿れば簡単に除去する事が可能である。
この方法で比較的簡単に果肉を得る事が出来るのだが、その逆に神経毒を針と毒腺ごと得る事も可能なのである。