Mutant Massacreミュータント・マサカー

(クロスオーバー、マーベル)

期間: Uncanny X-Men Vol 1 #210 (1986年10月)~Uncanny X-Men Vol 1 #213 (1987年1月)

概要

"Uncanny X-MEN"、"X-FACTOR"、”New Mutants" ,”Thor", ”Power Pack"の五誌にまたがるクロスオーバー。
主要なストーリーはニューヨークの地下に住むモーロックスを、ミスターシニスター配下のマローダーズが虐殺するというもので、その阻止にX-MENX-Factorがのりだし、ニューミュータンツソーパワー・パックがそれに協力する。

掲載誌

Uncanny X-Men #210
X-Factor #9
Uncanny X-Men #211
X-Factor #10
New Mutants #46
Thor #373
Power Pack #27
Uncanny X-Men #212
Thor #374
X-Factor #11
Uncanny X-Men #213

冒頭

スカルプハンター以下のマローダーズ(→メンバーは、マローダーズ第一期を参照)が登場(マリスは別動、セイバートゥースは加勢)。ニューヨークの地下に隠れ住んでいたミュータント、モーロックスを虐殺する。
最初にモーロックスの男女を襲い、男性を殺害。女性がモーロックスの居所に逃げ帰るのを追って、殺戮を開始する。

ヒーローの各チームのメンバーの状態および結果





  • モーロックスのトンネル内で大量の死者が出たことを知り、浄化のために火を放ったが、トンネル内にいたX-Factorを火に巻き込んでしまう。

結末

モーロックスが大量死。画面には出ないが、100人以上死んだらしい。
X-MENナイトクロウラーコロッサスキティ・プライドの三人が重傷を負う。
X-Factorは、エンジェルが翼を失う重傷を負う。
アポカリプスが四騎士の候補として、モーロックスのプラーグとエンジェルを獲得。
ミュータントのアーチーがミュータントのリーチと出会い、友人になる。この時はカリバンが仲間だった。

後への影響

1.ミスターシニスター
本クロスオーバーでは、ミスターシニスターへの言及はあるが、姿は一度も出ていない。また本作品中ではミスターシニスターの意図-なぜマローダーズを組織して、虐殺を行わせたか-について述べておらず、ひたすら虐殺が続くという内容になっている。途中でセイバートゥースが「シニスターはワイルドカードを許さないゲームをしている」と語っているが、遺伝子プールの「洗浄」ということが分かった。

2.アポカリプス
アポカリプスは虐殺の現場に乗り込んでいき、モーロックスのプラーグというミュータントを、四騎士の「疫病」(Pestilence)として、またエンジェル(ウォーレン・ワシントン3世)を四騎士の「死」(Death)としてスカウトする。エンジェルはミュータント・マサカーで翼を切断する必要があるほどの重傷を負っており、アポカリプスが人造の翼を与えることで、デスになり、さらに後にアークエンジェルとなる。

3.ガンビットマロウ
ミスターシニスターガンビットの関係で言及されるのが、ミュータント・マサカー。ガンビットミスターシニスターに超能力の安定を行ってもらった代わりに、マローダーズの招集に関わる。後にマローダーズが虐殺をおこなった現場に行き、何とか食い止めようとしたができず、その場にいた子供-のちのマロウ-を連れて逃げたことになっている。これはガンビットの後ろ暗い秘密であり、ローグと親密になれない理由である(ローグは記憶を吸収し、読み取ることができる)。後にガンビット本人がミスターシニスターに強化され、マローダーズに参加することになった。



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最終更新:2018年08月10日 14:17