No.64-7 日産 アリア |
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メーカー |
日産 |
販売時期 |
2021年3月~2023年5月 |
スケール |
1/66 |
アクション |
サスペンション |
前車種 |
フェラーリ 488 GTB※未作成 |
次車種 |
トヨタ ヴォクシー※未作成 |
備考 |
初回特別仕様あり |
目次
概要
- 日産自動車では初となるSUVの電気自動車として2020年7月に発売された。近未来を感じるデザインと『e-4ORCE』などの最新技術を取り入れていることが特徴。
- 外観のデザインは、『スリーク(なめらかさ)』、『シック(落ち着き)』、『シームレス(継ぎ目のなさ)』をコンセプトにして設計された。フロントのグリル部分は、エンジンルーム内の冷却が不要になることからスモーク調のパネルで覆われている。また、パネル部分の奥は日本の組子細工のようなデザインがされており、内部にはプロパイロットなど安全技術のセンサー類が組み込まれている。ボディラインは、クーペのように低く滑らかなものとなっており、空気抵抗を感じさせないものになっている。また、リアのライトについても一直線で途切れないデザインとなっている。
- 内装部分は、日本語の『間』をコンセプトとして非常にシンプルな設計となった。また、空調設備の位置を変更しており、それによって広々とした室内空間を実現している。加えて、本車のダッシュボードには物理的なスイッチが存在せず、わずかに操作感覚があるように振動するハプティクススイッチとなっている。
- 走行技術には、新たに開発された4輪駆動システム『e-4ORCE』が採用された。前後に置かれた4基のモーターが作動し、加減速時における車体の動きを抑えることを実現している。これにより、運転者はどんな天候でも安心して運転できるようになっている。また、『プロパイロット2.0』など最新の運転支援技術が多く採用されている。車両に搭載されたカメラやレーダー、物体を探知するソナーが周囲の状況を検知し、さらにナビや地図データを用いて道路の状況を把握する仕組みとなっている。これにより、手を離した状態でも運転できる『ハンズオフ走行』を実現している。
- 市販車に先行し、2019年10月に『アリア コンセプト』という名称のコンセプトカーが同年の東京モーターショーで発表された。大まかなデザインは変わらないものの、フロント周りや充電口など細部が市販車と異なっている。
- トミカでは、発売された翌年の2021年3月に登場した。こちらも大まかなデザインは市販車と変わりはないが、フロント周りはコンセプトカーに準じたものとなっている。また、ホイールはウルス※未作成同様大径のワイドホイールが採用されている。
- 余談だが、箱のイラストは上記のコンセプトカーのものとなっている。また、2021年発売にもかかわらず、金型の製作年はコンセプトカーが発表された2019年となっている。
バリエーションの解説
- 通常品のボディカラーは明るい銅色。元ネタは『暁 -アカツキ-』と呼ばれるサンライズカッパーとミッドナイトブラックのツートーンカラーだと考えられる。
- 初回特別仕様のボディカラーは銀色と黒色のツートーンカラー。元ネタはブリリアントシルバーとミッドナイトブラックのツートーンカラーだと考えられる。
- 2022年7月には、日産オンラインショップで新たに2色のボディカラーをまとったトミカが発売された。価格はいずれも900円(税込)。
- 前者はバーガンディーとミッドナイトブラックのツートーンカラー、後者はR35型GT-R※未作成などに使われているミッドナイトパープルが採用されている。
- なお、前者の組み合わせは限定車として発売された『limited』のボディカラーに採用されている。また、後者はR34型スカイラインGT-R※未作成のものよりも緑に近い発色となっている。
- 2023年の東京オートサロンでも少量が販売された。
ギャラリー
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通常品 |
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初回特別仕様 |
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日産自動車特注(バーガンディ・ミッドナイトブラック) |
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日産自動車特注(ミッドナイトパープル) |
関連車種
- ルノー メガーヌ E-TECH - 本車と共通のシャーシを持つルノーのクロスオーバー車(未トミカ化)。日本未発売。
外部リンク
参考文献
- 日産自動車 新時代の100%電気自動車「日産 アリア」を発表 (2023年1月31日閲覧)
- 日産、第46回東京モーターショー2019で「ニッサン アリア コンセプト」を世界初公開 (2023年1月31日閲覧)
- 日産「アリア」、日本専用の予約注文限定車「日産アリア limited」を発表 併せて、予約注文を開始 (2023年1月31日閲覧)