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ライリー・アンダーセン

名前:Riley Andersen
デビュー:『インサイド・ヘッド』(2015年)

概要

『インサイド・ヘッド』シリーズの主要人物であり主な舞台となる女の子。誕生日は推定2003年1月22日であり、2014年が舞台の『インサイド・ヘッド』では11歳、『「インサイド・ヘッド」の世界より:ライリーの夢の製作スタジオ』では12歳、『インサイド・ヘッド2』では13歳。

11歳まではミネソタ州*で楽しく暮らしていたが、サンフランシスコ*に引っ越すことになり様々な感情を経験することになる。出身地は彼女の部屋のイーデン・プレーリー・ドッグスのポスターからミネアポリス郊外のイーデン・プレーリーであると考えられている。実際のイーデン・プレーリー高校のマスコットは鷲である。ピート・ドクター監督もミネソタ出身。

彼女の主な感情はヨロコビで、カナシミ、ビビリ、ムカムカ、イカリが共存している。思春期になるとシンパイ、イイナー、ハズカシ、ダリィが、後に活躍することとなるナツカシが加わる。

彼女の行動は感情たちにコントロールされており、基本的には明るく正直でおちゃめな性格。髪は暗めの金髪で、瞳は青。鼻の周りにはそばかすがある。

文武両道であり、学校の成績は優秀。アイスホッケーが好きで地域のチームに所属している。ミネソタではプレーリードッグス*、サンフランシスコではフォグホーンズに所属。『インサイド・ヘッド2』ではファイアーホークスに所属できるかがライリーの物語の主軸となる。

苦手な食べ物はブロッコリー(通常版)で、『インサイド・ヘッド』の日本版ではピーマンに変更されている。ただし、『インサイド・ヘッド2』の日本版ではブロッコリーに統一されている。

苗字のアンダーセンは媒体によってはアンダーソンと記されていることもあり安定しない。

両利きで、食事は右利き、お絵描きやホッケーなどの作業は左手を使用している。

ライリーの感情たちは様々な性別が混在している。キャラクターとしての多様性を持たせるための処置であり、ライリー以外の人たちの感情は見分けやすくするために性別を統一する方針になったという。ライリーの感情たちは他のキャラクターの感情たちと比べて、服装や髪型が多彩である。

1作目ではケイトリン・ディアスが声を担当したが、収録中に変声期を迎えたため途中から意図的に高い声を出す必要に迫られた。クライマックスの「前の家が恋しい」と打ち明ける場面の収録中、彼女は実際に涙を流していた。2作目ではケンジントン・トールマンに引き継がれた。

幼少期の泣き声は、同じピート・ドクター監督作品『モンスターズ・インク』(2001年)のブーの声を再利用したもの。

ピート・ドクターの娘エリー・ドクター*がモデルとなっている。エリーは幼い頃は活発でお茶目だったが、成長するにつれて静かで内向的な性格になっていったという。

イースターエッグとして知られる「A113」は、ライリーが家出する際に初めてスマホを取り出す場面の壁のそばに黒いスプレーでA113と描かれている。

スウェーデン語吹替版ではジェニーという名前に変更されている。

ライリーの頭の中には広大な世界が広がっており、物語の主な舞台となる。詳細は「構成」の項のリンク先を参照。

構成

感情の司令部

ライリーの感情の中心部であり、ヨロコビ、カナシミ、ビビリ、ムカムカ、イカリ(後にシンパイ、イイナー、ハズカシ、ダリィ、ナツカシも加わる)がコンソールを操作しライリーをコントロールしている。ライリーの思い出は感情と結びつき、思い出ボールとして形成される。

性格の島

ライリーの中核記憶によって形成された、彼女のさまざまな性格面を具現化した島。ライリーがその島に結びつく行動をすると島が活動する。

思い出の保管場所

大量の思い出ボールが保管されている保管庫で、人間の長期記憶にあたる器官。「記憶の保管庫」とも呼ばれる。記憶消し係のボビーとポーラが定期的に棚卸をしており、不要な記憶を処分している。

イマジネーションランド

ライリーが想像したあらゆるものが構築される空想の国。

夢の製作スタジオ

ライリーが寝ている間に観る夢の映像が制作される場所。夢監督たちが主導となり、俳優たちの演技をフィルタでリアルに映し、生放送のスタイルでライリーに届く。ドリーム・プロダクションとも。

潜在意識

ライリーが恐れているものが閉じ込められている領域。

抽象思考

中に入ったものをインプットにして、理解しやすいようにシンプルな抽象概念に変換される場所。

考えの列車

感情の司令部と、ライリーの頭の中の様々な器官を繋ぐ列車。思考や空想、記憶などの運搬を担う。ライリーが考えを巡らせている時に稼働しており、彼女が寝ている間は停止している。

思い出のゴミ捨て場

司令部の周囲に広がる深淵で、色褪せた記憶が行き着き、やがて完全に忘れ去られる場所。

皮肉の裂け目

裂け目を挟んで片側からかけた言葉が皮肉な言葉に変換された反対側に届くという不思議なエリア。

信念の泉

ライリーの心の最深部にある場所で、司令部の基盤と繋がっている。ライリーの中核記憶や信念、とりわけ「自分とは何か」という自己認識が保存されており、ジブンラシサの花を形成する場所でもある。

秘密の保管庫

ライリーの深淵にある秘密を保管している。ライリーが昔好きだったが今は恥ずかしくて封印しているキャラクターや、決して知られてはいけないクライヒミツが閉じ込められている。

意識の川

長期記憶(思い出の保管場所)を横切る小川。ライリーが味わっているものや欲しているものが浮かんでいる。

記憶の外れ

ライリーが今は忘れておきたい記憶でできた山がある暗い場所。

エピソード

インサイド・ヘッド

ミネソタ州*に住む11歳の女の子ライリー・アンダーセンはパパのビル・アンダーセン、ママのジル・アンダーセンとともにサンフランシスコ*に引っ越すことになった。狭い家、嫌いな具のピザ専門店、予定通りに来ない引越しのトラックなど、引っ越しの印象は最悪だった。

ライリーの5つの感情(ヨロコビ、カナシミ、ビビリ、ムカムカ、イカリ)は彼女の引っ越しを楽しいものにしようと感情の司令部で奮闘するが、カナシミは学校初日の自己紹介でライリーに悲しい思いをさせ、この日を悲しい思い出にしてしまう。ヨロコビとカナシミは揉み合ううちに感情の司令部から遠くに飛ばされてしまう。取り残されたイカリ、ムカムカ、ビビリはヨロコビの代わりにライリーの両親との会話に応じるが、ライリーの態度は悪くなりパパに叱られてしまう。ユーモアを失ったライリーの性格の島のひとつであるおふざけの島が崩壊した。

イカリ、ムカムカ、ビビリは今度はライリーのミネソタの親友メグとのビデオ通話をコントロールしようとするが、ライリーの代わりの新しい友達との話を楽しそうにするメグに苛立ったイカリがライリーを怒らせてしまい、友情の島も崩壊する。さらに三人はライリーの幸せのためにはミネソタに家出するしかないという結論に至る。切符のためにライリーはママの財布からクレジットカードを抜き取り、彼女の正直の島も崩壊する。

感情の司令部にヨロコビとカナシミが舞い戻ると、家出をやめたライリーは両親のもとへ帰り、カナシミの力で両親に本心を打ち明けた。家族の島は再生し、カナシミは今まで以上に役割を与えてもらえるようになった。しかしライリーは思春期を迎え、彼女の感情操作のパネルはより複雑になるのであった。

ライリーの初デート?

ライリーが友達とスケートに行くことになる。男の子のジョーダンが迎えに来たため、ビルとジルはライリーの初デートなのではないかと動揺し、ジルが様子を伺いに来た。ライリーは疑惑を必死に否定し、ジョーダンとともに他の友だちも待つ待ち合わせ場所へと向かっていった。

「インサイド・ヘッド」の世界より:ライリーの夢の製作スタジオ

学校で開かれるダンスパーティーを控え、参加するかどうかや当日の服装に悩むライリー。母親のジル・アンダーセンから若い頃に着ていたドレスを勧められるが気乗りせず、親友のグレイス・シェからはダンスのために新しい服を用意した話を聞く。

一方、夢の製作スタジオではライリーの成長に合わせた夢を作るための体制刷新が行われる。ポーラ・パーシモンの子供っぽい夢はライリーに響かなくなっていたが、ジャネル・ジョンソンが作った夢をきっかけに母親のドレスを着たくないという自分の気持ちを伝える。

その後、ポーラとゼニがカナダ人のボーイフレンドを起用した恋愛ものの夢を見る。夢は気に入ったものの、続編では二人の競争によって大量のボーイフレンドが登場し、ライリーは初めて夢遊病を起こして階段から落ちそうになる。

最後の夜にはダンスパーティーを題材とした不安な悪夢を見るが、夢の途中で自分が眠っていることに気付き、明晰夢を見るようになる。自分で夢を自由に変えて楽しんだことで自信を得て、翌日にはブリー・ヤング、グレイスとともにダンスパーティーへ向かう。

インサイド・ヘッド2

13歳。親友のグレイス・シェ、ブリー・ヤングとともに所属するフォグホーンズを優勝へ導き、ロバーツコーチから3日間のホッケーキャンプへ招かれる。キャンプで成果を挙げ、高校のファイアーホークスに入ることを期待するが、道中でグレイスとブリーが自分とは別の高校へ進学すると知らされる。

キャンプで憧れのファイアーホークス主将ヴァル・オルティスと出会う。親友たちとの時間を楽しもうとする一方、高校生活でひとりにならないようヴァルたちに認められたい気持ちが強くなり、次第に親友よりヴァルのグループを優先する。早朝からひとりで練習するなどホッケーに打ち込み、ヴァルから努力を認められる。

ヴァルたちと過ごす中で、好きなバンドを子供っぽいと思われることを恐れて本心と違うことを言い、グレイスとブリーにも皮肉な態度を取るようになる。さらに自分がファイアーホークスに入れるのか知ろうとして夜中にコーチの部屋へ忍び込み、ノートを盗み見る。そこに自分が「まだ準備できていない」と評価されていることを知って強い不安を抱く。

最終日の試合では自分を証明しようと無理なプレーを続け、味方のダニからパックを奪って得点するなど周囲を顧みなくなる。さらにグレイスを突き飛ばしてペナルティを受け、自分への不安に押し潰されてパニックに陥る。

落ち着きを取り戻すとグレイスとブリーに、自分だけ別の高校へ行くことが怖かったと打ち明け、それまでの行いを謝罪する。二人と和解した後は結果を気にすることなく純粋にホッケーを楽しんで試合へ戻る。その後もグレイス、ブリーとの友情を保ちながらヴァルやファイアーホークスの選手たちとも親しくなり、ファイアーホークスに関する連絡をスマートフォンで確認して笑顔を見せる。

キャンプから帰宅すると、母親のジル・アンダーセンから感想を尋ねられるが、さまざまな出来事を説明する代わりに「よかった」とだけ答える。

登場作品

2010年代



声

12~14歳



幼少期



ティーン


タグ:

キャラクター
最終更新:2026年10月07日 22:56