バブルマン

「みんな爆発しちゃえプクー!!」

【名前】 バブルマン
【読み方】 ばぶるまん
【分類】 ネットナビ
オペレーター なし
【属性】 水属性
【所属】 WWW
【登場作品】 3
【基本装備】 バブルパレード
ナビチップ バブルマン(チップ)
【アニメ版CV】 芝原チヤコ

【詳細】

WWWに所属する自立型ネットナビ
一人称は「ク」で、語尾に「プー」や「プク」を付けて喋る。

起爆性の泡が出るように改造した最新型の食器洗浄機「バブルウォッシュ」を全国に配り、暴走させる事件を引き起こす。
臆病かつ狡猾な性格であり、ロックマンを相手にしてもすぐには戦おうとはせず、普通のネットナビが通れないような細い道を逃げ回る、道を「バブルドア」で塞ぐ、ブレイクニードルを部下のプクプク親衛隊に渡して逃走させるなど、多様な手段を使って爆発までの時間を稼いだ。
自分の部下がやられ、袋小路に追い詰められたことでようやく戦闘を行うものの、ロックマンには敵わず敗北。
なおも逃走しようとしたところをブルースに斬られデリートされた。

オペレーターを持たない自立型であることで他のナビ達からいじめられており、今回の事件は自分をいじめたナビを見返すことと、ワイリーに褒めてもらうために単独で引き起こしたものだった。
だが砂山ノボル曰く、「勝手な暴走によりワイリーは褒めるどころか、相当機嫌が悪くなってしまった」らしい。
同じ自立型ネットナビであるドリルマンを兄と慕っており、仲が良かったらしく、プロト入手後もドリルマンが撤退せずにロックマンに挑んだのもバブルマンの敵討ちのためである。

最終決戦時にはDr.ワイリーの手により強化されて復活。泡を吐き出すタイプの無人戦車を操って熱斗達を攻撃し、プラグインしてきたロックマンと再度戦闘を行うも、やはり敵わずにデリートされる。

【戦闘において】

設定上は弱いナビだがゲーム的には『3』の中でも屈指の強ボスで、兄貴分であるドリルマン共々WWWの自立型ネットナビとしての強さを見せつけた。

「常にエリア最後列に居座る」「ロックマンと横列を合わせようとしない」「相手エリア中央に穴パネル、その上のパネルに岩が配置されている」など、臆病な性格を反映したかのような状況で戦う。
負けて亡霊ナビとなった後はさらに用心深くなったのか、なんと「ロックマンの最大HPが1/4以下まで弱っていないとエンカウントしない」という迷惑極まりない条件が付いている。
こちらではフィールド上の岩が無くなった代わりにロックマン側のエリア中央にも穴パネルができたため、初戦とはまた違った戦いにくさがある。

ちなみに、バブルマン戦の前にスタイルチェンジのイベントが挟まるので、さっそくチャージショットを使いたくなるが、木属性のウッドと電気属性のエレキは極めて当てにくく、炎属性のヒートは弱点属性のため、スタイルチェンジの恩恵を感じにくい。
むしろ岩の後ろに誘爆できる水属性のアクアが一番有効という、なんとも釈然としない展開となる。

【使用技】

バブルパレード
バブルマン側のエリア中央にある穴パネルから出現する水属性の泡。最大で3個まで出現する。
HP1ですぐ破壊できるが、射撃系攻撃の邪魔となりやすい。
中にときどき「さかなミサイル」か「機雷」が入っている。
  • さかなミサイル:泡が破壊されると横にまっすぐ飛んでいく攻撃、水属性をもつ
  • 機雷:ロックマンと隣接すると十字に無属性の爆風を起こす
    この攻撃に限りバブルパレードの耐久値が高く、阻止しにくい
実はバブルパレードは置物判定なので、エレキスタイルならばライトニング系で大ダメージを狙える。

シオマネキ
ラットン系のようにロックマンを追尾する、水属性のカニを投げる。
バブルパレードとの波状攻撃で回避がしにくい。
本家ラットンと違いロックマン側のエリア最前列に着地してから動きだすため、自前の穴パネルや岩に軌道を阻害されない嫌らしい攻撃である。

アクアシュート
バブルマンのHPが少なくなると使用しだす攻撃。
水中銃から銛を連射する。

バブルラップ
同じくHPが少なくなると使用。
脆い代わりにすぐ再生する泡のバリアを張る。

ロックマンの攻撃を徹底的に妨害して、自身は逃げながら安全に攻撃をしてくるという、実に嫌らしい戦法の相手。
このような強さのため、シークレットエリアのタイムアタックでもやはり壁となりやすい1体。HPが800と低めなのがまだ救い。
おすすめの予備フォルダは「ミナライフォルダ」。
岩を飛ばして攻撃にできるエアシュート、岩で誘爆に巻き込めるP.Aのヒートスプレッドバブルスプレッド、隠れているバブルマンにも当たるランダムメテオと、相性が良くかつ攻撃力の高いチップが多い。

【アニメ版】

アニメ版ではダークロイドとして登場。
悪役側の準レギュラーになっており、性格がかなりコミカルかつ丸くなっている。
根っからの悪ではなく、同じ水属性のアイスマンアクアマンと遊ぶ事もあった。
また、アクアマンのオペレーターの為に電脳サイダーを販売してお金稼ぎをするという一面も(アクアマンの発言を見る限り、売上金はアクアマンに還元されてる模様)。

一応ダークチップは複数入手していたのだが、使用せずに保管していたために他のダークロイドに強奪されてしまい一度も使用する事はなかった。
そのおかげで他のダークロイドの様に悲惨な末路を辿る事はなく、ただ1人だけのシェードマン直属の部下というようなポジションに収まっている。
失敗することも多いものの、唯一忠誠心を持って仕えている事からシェードマンの方も憎からず思っていたようで側に居ることを許していた。

ダークロイドはほとんどがデリートされたが、こうしたポジションだった為に唯一生き延びている。

『BEAST+』で成り行きでお店のショーウインドゥに飾られたのがアニメ版最後の登場で、その後の消息は不明。
コピーロイドや本人のデータの寿命が尽きるまで、今もなおダークロイド復興を夢見て商売チャレンジしているのだろうか。

【漫画版】

漫画版は悪役というポジションも無くなっており、ただの野良ネットナビという扱い。
アクアマンを弟分としており、ともに行動している。

インターネット上を放浪しているためか事情通で、ロックマンにネビュラの情報提供をするなど味方寄りの立場になっている。

【元ネタ】

元ネタは本家『ロックマン2』に登場する同名のロボット。
ダイバーというコンセプトは同じだが、潜水具のメインカラーや各所のデザインは大きく変わっている。
また、本家が元ネタのナビとしては珍しく、頭身が下がり子供っぽい見た目になっている。

【関連項目】

『エグゼ3』シナリオボス
フラッシュマンビーストマン→バブルマン→デザートマンプラントマンフレイムマンドリルマン

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最終更新:2025年03月06日 19:53