ライディング・デュエル(らいでぃんぐでゅえる)
――ライディング・デュエル・・・それはスピードの世界で進化したデュエル。
そこに命を懸ける伝説の痣を持つ者たちを、人々は5D'sと呼んだ。
そこに命を懸ける伝説の痣を持つ者たちを、人々は5D'sと呼んだ。
(※割と呼ばれてる)
遊戯王5D'sの世界で行われている決闘スタイル。
バイク型次世代決闘盤「D・ホイール」に乗り、フィールド魔法《スピード・ワールド》または《スピード・ワールド2》を発動してデュエルする。
スピードカウンター(SPC)の累積数に応じて「Sp(スピードスペル)」というライディング・デュエル専用に開発された魔法カードを使用でき、通常の魔法カードを使用すると2000ポイントのダメージを受ける(*1)。
バイク型次世代決闘盤「D・ホイール」に乗り、フィールド魔法《スピード・ワールド》または《スピード・ワールド2》を発動してデュエルする。
スピードカウンター(SPC)の累積数に応じて「Sp(スピードスペル)」というライディング・デュエル専用に開発された魔法カードを使用でき、通常の魔法カードを使用すると2000ポイントのダメージを受ける(*1)。
このスタイルでデュエルするものは「D・ホイーラー」と呼ばれる。
従来のデュエルはスタンディング・デュエルと呼ばれて存続している。
従来のデュエルはスタンディング・デュエルと呼ばれて存続している。
ライディング・デュエルを行うためのD・ホイールにはオートパイロットモードとマニュアルモードがあり、マニュアルの場合は第一コーナーをとった走者が先攻である。
地縛神のようにモンスターが実体化する場合、召喚だけで周囲の地盤が崩落したり、攻撃や効果でビルが崩壊したりなど、その存在が対戦相手に致命傷を与える可能性がある。
ダークシグナー編序盤まではオートパイロットモードが普通だったが、クロウは遊星と鬼柳との戦いでこの光景を目撃していたため、数値でのダメージを覚悟しながらも、マニュアルモードにすることで地縛神の実体攻撃をかわそうと考えていた。
実際この作戦は上手くいき、《地縛神 Chacu Challhua》のリアルダイレクトアタックの回避に成功している。以降ほぼ全てのライディング・デュエルがマニュアルモードで行われている。
地縛神のようにモンスターが実体化する場合、召喚だけで周囲の地盤が崩落したり、攻撃や効果でビルが崩壊したりなど、その存在が対戦相手に致命傷を与える可能性がある。
ダークシグナー編序盤まではオートパイロットモードが普通だったが、クロウは遊星と鬼柳との戦いでこの光景を目撃していたため、数値でのダメージを覚悟しながらも、マニュアルモードにすることで地縛神の実体攻撃をかわそうと考えていた。
実際この作戦は上手くいき、《地縛神 Chacu Challhua》のリアルダイレクトアタックの回避に成功している。以降ほぼ全てのライディング・デュエルがマニュアルモードで行われている。
当初、手札にやたら罠カードが多かったり、作中で重要視されているにもかかわらずSPCの存在意義が視聴者にまったく伝わらなかったり、スリルを求めるはずがオートパイロットがデフォルトだったりと、多くの矛盾を抱えていた(*2)。
しかしWRGP編からは、使われるフィールド魔法が《スピード・ワールド2》に変化。
SPCを減らす事でスピードワールドの持つ効果が発動できるようになり、さらにこのカードに準じたルールが制定されているWRGP(ワールドライディングデュエルグランプリ)では、周回遅れがSPCに差をつける仕様、オートパイロットが禁止などの様々な新ルールが加えられた。
しかしWRGP編からは、使われるフィールド魔法が《スピード・ワールド2》に変化。
SPCを減らす事でスピードワールドの持つ効果が発動できるようになり、さらにこのカードに準じたルールが制定されているWRGP(ワールドライディングデュエルグランプリ)では、周回遅れがSPCに差をつける仕様、オートパイロットが禁止などの様々な新ルールが加えられた。
なお、WRGP編以降も、オートパイロットを起動させた状態でライディング・デュエルを行うことはできる。
このライディング・デュエルの発展形として、選ばれしDホイールのみが行えるフライングデュエルが存在するが、現在のところこの形式が可能なのは自力でDホイールを飛翔させる事が出来る遊星のみである。
もっとも、求められるライディングテクニックから考えて、よしんば飛行できるDホイールが多数あったとしても実際に出来るものが何名いるかは未知数である。
もっとも、求められるライディングテクニックから考えて、よしんば飛行できるDホイールが多数あったとしても実際に出来るものが何名いるかは未知数である。
最初こそ不評であったライディング・デュエルだったが、回を増すごとに支持者は増え、今では「普通のデュエルでは物足りない」と語る者も少なくない。
なお狭霧さん曰く「通常のライディング・デュエルでは絶対に事故は起きない。」とのこと。その通常のライディング・デュエルがさっぱり無いが、
またジャック曰くD・ホイールをぶつけたり蹴ったりするリアルダイレクトアタックは「ライディング・デュエルではよくあること。」らしい。
・・・・・・。本当に通常のライディング・デュエルで事故は起きませんよね?
またジャック曰くD・ホイールをぶつけたり蹴ったりするリアルダイレクトアタックは「ライディング・デュエルではよくあること。」らしい。
・・・・・・。本当に通常のライディング・デュエルで事故は起きませんよね?
余談だが、記憶編において王様とバクラが繰り広げた、馬に乗って疾走しながらの決闘(ディアハ)は、今にして思えばライディング・デュエルそのものであり、その為「元祖ライディング・デュエル」「古代のライディング・デュエル」などと呼ばれることがある。
直接の関係はないにしろ、疾走しながらモンスター同士を闘わせる、という行為が原作で既に行われていたのは紛れもない事実なので、あながち間違いでもないのかもしれない。
そして漫画版の5D'sでは、馬に乗った状態でデュエルディスクを使用してライディング・デュエルするD・ホイーラーが実際に登場した。
直接の関係はないにしろ、疾走しながらモンスター同士を闘わせる、という行為が原作で既に行われていたのは紛れもない事実なので、あながち間違いでもないのかもしれない。
そして漫画版の5D'sでは、馬に乗った状態でデュエルディスクを使用してライディング・デュエルするD・ホイーラーが実際に登場した。
アニメDMオリジナルエピソードのドーマ編に於いても、舞がバイクに乗りながら周囲のライダーを《ハーピィ・レディ》シリーズの投擲によって蹴散らしたりなどしており、この辺りで「バイクに乗るカードゲーム」の原型は完成していたと考えることもできる。
この他GXでも異世界編でライダー軍団とデュエルしたりと、GXの時代にもライディング・デュエルの基底となったであろう描写を垣間見ることが出来る。
遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース3のシンクロ召喚のチュートリアルにおいて、三沢大地が自転車でデュエルする「サイクリング・デュエル」を提唱しており、これをもってして彼がライディング・デュエルの発案者ではないかという説もある。
この他GXでも異世界編でライダー軍団とデュエルしたりと、GXの時代にもライディング・デュエルの基底となったであろう描写を垣間見ることが出来る。
遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース3のシンクロ召喚のチュートリアルにおいて、三沢大地が自転車でデュエルする「サイクリング・デュエル」を提唱しており、これをもってして彼がライディング・デュエルの発案者ではないかという説もある。
何故かタッグフォースシリーズでは全くライディング・デュエルを行うことができないが、DS作品では5D'sシリーズの3作全てで採用されており、'10と'11では《スピード・ワールド2》が使用される。
アニメを再現したオリジナルカードの他、《Sp-サイクロン》等、既存のカードをスピードスペルにしたものも登場する。
アニメとは異なり先攻1ターン目にもスピードカウンターが乗る。
また《スピード・ワールド2》の効果発動に「手札のスピードスペルを見せる」という条件が加わっており、4つ取り除いた際の効果は手札のSpの数に関わらず800ポイントとなる。
ちなみに、デュエルを行わないD-ホイールレースも存在する。
アニメを再現したオリジナルカードの他、《Sp-サイクロン》等、既存のカードをスピードスペルにしたものも登場する。
アニメとは異なり先攻1ターン目にもスピードカウンターが乗る。
また《スピード・ワールド2》の効果発動に「手札のスピードスペルを見せる」という条件が加わっており、4つ取り除いた際の効果は手札のSpの数に関わらず800ポイントとなる。
ちなみに、デュエルを行わないD-ホイールレースも存在する。
漫画版
「決闘疾走」と表記し、これで「ライディング・デュエル」と読む。
ほとんどのD・ホイーラーがあろうことかノーヘルで行っており、専用のフィールド魔法《スピード・ワールド》は存在せず、普通の魔法カードをペナルティなしで使用でき、スピードカウンターではなく「フィール」(後述)が決闘の重要な要素となる。
またアニメでは転落・事故を起こした場合試合そのものが中断されるが(*3)、漫画版の世界では転倒したりD・ホイールが停止した場合は即座に敗北となる。
ほとんどのD・ホイーラーがあろうことかノーヘルで行っており、専用のフィールド魔法《スピード・ワールド》は存在せず、普通の魔法カードをペナルティなしで使用でき、スピードカウンターではなく「フィール」(後述)が決闘の重要な要素となる。
またアニメでは転落・事故を起こした場合試合そのものが中断されるが(*3)、漫画版の世界では転倒したりD・ホイールが停止した場合は即座に敗北となる。
フィール
かつて海馬コーポレーションによって開発された「立体映像(ソリッド・ヴィジョン)」を基に、D・ホイールの搭載に際して相乗効果が発生するよう新たに開発した立体映像投影システム、「仮想立体感触(バーチャル・ソリッド・フィール)」の略称。
ソリッド・ヴィジョンが映像の投影や音声の再生のみだったのに対し、こちらはダメージを与えるときに衝撃波を放つなど、体感に影響する要素が加わっている。
D・ホイールの加速や、その加速のタイミング、決闘者の気迫、精神力などによってフィールは高まり、音量や衝撃もより大きなものになる。それこそ状況次第では対戦相手を吹き飛ばすほどの衝撃を与えることも出来る。はっきり言うともうデュエルじゃない。
ソリッド・ヴィジョンが映像の投影や音声の再生のみだったのに対し、こちらはダメージを与えるときに衝撃波を放つなど、体感に影響する要素が加わっている。
D・ホイールの加速や、その加速のタイミング、決闘者の気迫、精神力などによってフィールは高まり、音量や衝撃もより大きなものになる。それこそ状況次第では対戦相手を吹き飛ばすほどの衝撃を与えることも出来る。はっきり言うともうデュエルじゃない。
……という説明がなされたのはあろうことか漫画5D's第8話であり、読者はこの意味不明の呪文と長いこと(月刊誌なので実質半年以上)付き合わなければならないという苦痛を背負っていた。
遊戯王ARC-V
(※呼びません)
シンクロ次元からの使者ユーゴが3年半以上ぶりにライディングデュエルを披露。
…したのだが、公園でスタンディングデュエルしている相手(ユーヤとユート)の周りを独りでグルグル走り回りながらデュエルするという、非常にシュールな絵面になっていた。
この時遊矢は「バイクに乗ったままデュエルだって!?」「あのバイクが、デュエルディスクなのか……!?」と驚いていた。
が、そんなツッコミは、ゴッズ本編でライディング・デュエルを見て腹筋を鍛えられていたゴッズ視聴者からすればゴッズ放送当初(6年半)も前に通った道であり、彼らからは「何を今更」「バイクでデュエルは常識」と言われてしまった。
…したのだが、公園でスタンディングデュエルしている相手(ユーヤとユート)の周りを独りでグルグル走り回りながらデュエルするという、非常にシュールな絵面になっていた。
この時遊矢は「バイクに乗ったままデュエルだって!?」「あのバイクが、デュエルディスクなのか……!?」と驚いていた。
が、そんなツッコミは、ゴッズ本編でライディング・デュエルを見
相手がスタンディングなのにユーゴはバイクに乗り続けていたことから、「ユーゴのD・ホイールはデュエルディスクを分離できないのでは?」と思われていたが、2015年2月に発売された「クロスオーバー・ソウルズ」のポスターとCMでは左腕にデュエルディスクを装着したユーゴの姿が描かれており、ユーゴのD・ホイールはハイブリッド型で、今後アニメ本編でスタンディングデュエルをするようなことを示唆された。
そうなると公園をグルグル走り回っていた理由がなおさら謎である。
ユーリ戦では廃屋が狭かったこともあってか、Dホイールを止めてデュエルディスクだけを起動させてデュエルをした。
普通に考えてそっちの方が自然である。
そうなると公園をグルグル走り回っていた理由がなおさら謎である。
ユーリ戦では廃屋が狭かったこともあってか、Dホイールを止めてデュエルディスクだけを起動させてデュエルをした。
普通に考えてそっちの方が自然である。
対ユート戦では単にバイクに乗りながらデュエルしていただけだが、シンクロ次元ではフィールド魔法《スピード・ワールド-ネオ》を使用した本格的なライディング・デュエルが登場。
ただし特徴的なルールは消滅し、最初からフィールド魔法がお互いのフィールドに張られているだけである。
ただし特徴的なルールは消滅し、最初からフィールド魔法がお互いのフィールドに張られているだけである。
本来なら免許が必要なのだが、一応オートパイロットなので無免許でも大丈夫なようであるが・・・